山本たかしの国会日誌 蝸牛のつぶやき RSSを登録する

山本たかし(参議院議員・民主党・比例区選出)が、年金・医療・介護などの社会保障制度や厚労省関係事案を中心に、国会活動や政治の動きをお伝えしています。ちいさな角と槍を出して、巨体と戦う「かたつむり」の「つぶやき」を聞いてください。

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2008/05/23

【山本たかし 蝸牛のつぶやき】2008年5月23日(金)

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◆あの日から2年が経ちました

山本が、参議院本会議で自分ががんであることを公表し、「がん対策基本法」の
成立を訴えたのが2年前の昨日、5月22日でした。国会議員ががんを告白する
異例の出来事としてマスコミが大きく報道し、以後、多くの取材をこなしながら、
6月16日の会期末まで、基本法の附帯決議に取り組む日々であったことを思い
起こしています。

あの頃は、夜遅くまでパソコンに向かい、私の方が先に休んでいました。休薬
期間中だったので、副作用はなかったのですが、その分、胸のがんが大きく
なっていき、咳込みが激しく、便秘にも苦しんでいました。

「健康だったらもっと仕事ができるのに。でも、こんな身体だからみんな協力
して自殺予防法案の成立にも協力してくれるんだよね。そうでなかったら、
絶対に今国会では通らない」と話していました。がん患者の国会議員として
自分だからこそやれる仕事、やらねばならない仕事を自覚し、がん対策基本法と
自殺対策基本法の「いのちの2法案」に、懸命に取り組んでいた姿が目に焼き
ついています。

◆「バトンは引き継がれています」と

マスコミの取材に対し、「がんは、ぽっくり死ぬのとは違って時間に余裕が
ある病気」と何度も語っています。兄が8歳のとき交通事故で他界し、まともに
お別れができなかったその寂しさを50年以上も胸に宿してきた人でした。
ですから、がん宣告を受けて、身の回りの整理ができたこと、親しい人たちと
お別れができることを幸運と考えていました。

そして、私も、闘病の辛さ、苦しさ、悲しみの中にも、最後の最後まで山本に
付き添い、寄り添い、看取ることができたことは幸運だったと思います。

きのうの5月22日、亡くなってちょうど5ヵ月後、そして、がん対策基本法の
成立を呼びかけて丁度2年目、山本のお骨をお墓に納めました。「多くの方に、
バトンが引き継がれていますからゆっくりと休んでください」と。山本ゆき

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