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2008/01/31

Cosmy/子供ステーション No.37

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 Cosmy☆コズミィ/子供ステーション  No.37    2007.01.31
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恩師


講座で学校を巡っていますと、待ち時間などに校長室や職員室に呼ばれ、
様々なお話しが飛び交うことになります。

この冬にかけて、私が生まれ育った街の教育委員会から、11校の
小学校で理科特別授業をしてくれないか、との依頼を受けました。
すでにこれ以外にも多数の学校授業を個人で依頼されていたので、
サラリーマンの傍らで短期間に11校も追加で回るのはキツイ!
…さすがにそう感じましたが、依頼主の熱い思いと、故郷の街に何か
してあげるチャンスなんて滅多にないから、という(甘い)考えで、
引き受けることにしました。

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依頼内容は様々です。学校の先生ではない人間が授業するのですから、
せっかくだからなかなか授業で取り上げない内容を、という思いが、
先生方にも私自身にもありました。

本格的な草木染めや紙すき、虫眼鏡を使って写真が撮れるカメラや
立体メガネの工作など、かなり趣向を凝らした内容を実施しました。
具体的な理屈は小学生では難しいくらいですが、なによりまず体験が
大切です。「面白い!」「すごい!」とさえ感じてくれれば、理屈は
そのあとから幾らでも自分で追究をしてくれるのが、こども達の
すてきなところですね。そんな出発点となる体験をたくさん用意して
あげられるように、いろいろ試行錯誤しています。

いままで自分が何度も実践した内容の講座であっても、私はひとつでも
ふたつでも「新しい試み」を取り入れるようにしています。そうして
自分自身が怠けないよう、こども達と一緒に勉強するようにしている
のです。こんな気持ちは授業ににじみ出てきますから、それが授業内容
そのものよりも効いてくるような気がするのです。この心構えをキープ
するのはかなり大変なことですが、なんとかがんばり続けています。

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ところでお話しは最初に戻ります。
今回の故郷での特別授業の前後、控えの時間に校長室や職員室で
必ずと言って良いほど出た話が、私の出身校やそこの先生のお話し。
生まれ故郷ですから、「誰先生に教わったの?」と質問されるのです。

私が現役小学生や中学生時代に教わった先生なら、もうかなりいい
お歳のはずで、既に定年退職されたり、現役最後の校長、教頭だったり、
あるいは残念ながらもうお亡くなりになった先生もいらっしゃいます。
そうした私の恩師達は、訪問校の先生方にとって同郷で関わった
「仲間の先生」であるので、「あぁ、○○先生に教わったんだね」
などと懐かしく思い出してくださるのです。

その先生にまつわるエピソードとか、今はどこどこの学校でこんなこと
してますよ、とか、あの先生は熱血漢だったよね、とか、思い出話に
花が咲きます。そして印象深いのは、そうした恩師の先生方から教わった
様々なことが、いま自分の活動を支えているんだなぁ、と感じることです。


私はあえて教師の道は選びませんでした。ただ、こども達のために何か
してあげたいという思いは大学の頃からずっと続いていて、いまの
「外部講師」のような活動に結びついています。どうしてこんな思いに
至ったのか考え直してみると、それは「恩師が魅せてくれた人生」に
尽きると思います。

失礼ながら、授業内容はあまりよく覚えていません。でも、先生の
「授業以外での教え」とか「生き様」はとてもよく覚えています。
何人もの先生が人間として「面白さを作り出す努力」「時に真剣さも必要」
「時間のかかる追究を面倒くさがらない」「自分だけでなく人に優しく」
というような幾つものキーワードを私自身の心に残してくれています。
それは言葉の上で教わったわけでなく、先生方の態度や生活ぶりを通して
見えていたことなんです。それが確実に自分の人生の肥やしとなり、
今また次の世代に(自分を通して)受け継がれていくのですね。

まさに恩師と呼べる方々でした。
自分もそんな方々に近づけるように歩みたいな…
今回の学校訪問を通して、何度もそんな思いにかられました。

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私の小学校の頃はひとクラスの人数がかなり増加傾向にあった時代でした。
現在はどの学校に行っても「子供が減ってしまって…」と伺います。
また、都市部では逆に極端に増えて困っている学校もあり、ほんとうに
両極端だなぁと感じます。

無論、こども達の本質は変わってないでしょう。
飽きっぽく、すぐ自己主張してケンカっぱやい…といった傾向がある
ようですが、それは本質ではなく、多分、親や先生方、社会の質の
変化から後天的にもたらされた結果だと思います。

時代ごとに教育方法は変わっていくのでしょうが、私が恩師から
いただいた「なにか大切なもの」は、きっと変えてしまってはいけない
ようなことだと思います。テストでよい点を取るだけの勉強に時間を浪費
させるのでなく、もっと人間のありかたそのものを、こども達と一緒に
見つけていきたいと願っています。

                        (みゃお)

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   発行:Cosmy☆コズミィ 
    宇宙・地球・人間を考えるメールマガジン
     ◎星空セラピー<21410> ◎子供ステーション<21419>
     ◎恋愛を見つめて<21418> ◎生命の泉<23813>
     ☆バックナンバー http://homepage1.nifty.com/cosmy/
     ☆姉妹サイト ほんのり光房
      http://www.asahi-net.or.jp/〜hw9a-kbnw/hikari/honnori.html
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