2006/07/31
Cosmy/子供ステーション No.34
★=============================== Cosmy☆コズミィ/子供ステーション No.34 2006.07.31 ===============================★ 夏休みの宿題 こども達はもう夏休みを迎えたらしく、山や海、街角や娯楽・スポーツ施設 など至るところで毎日楽しくはしゃぎ回っているようですね。「社会人」を しなくてはならないオトナからみたら羨ましい限り。 当然ながら、こども達には宿題が課せられているのでしょう。 それを夏休みの最初に終わらすか、最後まで取っておくか、はたまた毎日 こつこつと成し遂げるのかは、本人と、先生と、そして保護者のせめぎ合い と言ったところでしょうか。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 自分が自然科学文化系の施設に勤めている都合上、こども達から夏休みの 宿題の相談を受けることがしばしばあります。専門家にインタビューする タイプの調査研究が宿題にあるようで、夏休み初日から何人も対応しました。 本人たちが何を聞きたいのか分からないまま、ノートに書かれた質問を読み 上げる子もいるようでした。慣れてない、つまり、先生や親以外の、見ず 知らずの大人と会話をする機会は案外少ない、といったところでしょうか。 また気軽に「答え」を求められることが多いのも気になります。答えないと こども本人どころか、一緒に来ている親が怒ったりします。「それでも専門家 なのか」と。いやいや、私たちにとっては、むしろ答えを言ってしまうほうが ずっと簡単なのです。「わざと」そうしないで面倒な回り道をこどもと一緒 に歩く方が何倍も時間がかかります。なぜそんなことをするのか、それを 大人にも、こどもにも、分かっていただきたいなぁと考えます。 それに、何かを教えてもらうような会話が成立する前提には、お互いに守る べき礼儀がありますね。それが上手にできる子、上手くできない子…様々です。 例えば「ため口」で会話を進めようとする子が非常に多いのです。自分の質問 に答えてくれて当然…そういった乱暴な態度が、親にも子にも認められます。 はたして、それが人から教わるときに取るべき態度でしょうか?疑問です。 (似たことは大人同士でもありますね。駅員さんや添乗員さんに横柄な態度を 取る方や、店員さんに対して本当に“神様”になってるお客さんとか、家族だ からと過剰に横柄な方とか…) 単に情報交換をするのが「コミュニケーション」ではない、対等な人間同士で あっても互いに尊敬し合うことが大切だ…そういったことを学ぶチャンスと しても、こういう会話は「宿題」以上に大事な機会だなぁ、と思いました。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ちょっと大きめのホームセンターなどへ行きますと、夏休み宿題応援コーナー が設置されています。土日は親子で大にぎわい。どれどれと自分もコーナーを のぞくと、あるわあるわ魅力的な内容のキットがたくさん。すぐにでもやって みたくなるようなものがお手ごろ価格で売られています。 我が子が可愛い親、あるいは教育に手を抜きたい(手を出せない?)親に とっても、そのようなキットは手軽なのでしょう。山ほど売られていると いうことは、山ほど買って行かれる方がいるということ。 ほとんど材料や道具が売られていない時代に育った自分などは、なんて便利な 世の中になったのだろうと思ってしまいます。また、苦労して身の回りにある 物だけで工夫したこと、いろいろな人に頭を下げて材料をもらったことなどが、 安価なキットでは到底手に入らない「経験」なのだなあ、などとも思います。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 物が簡単に手に入ると言うことが、その子のマイナスにならないように… 答えが簡単に手に入ると言うことが、その子のマイナスにならないように… 私たち大人は、上手に現状を活かして、こどもに向き合う必要がありそう ですね。 それが私たちの「永遠にサボれない」宿題ですから。 (みゃお) ★========================= 発行:Cosmy☆コズミィ 宇宙・地球・人間を考えるメールマガジン ◎星空セラピー<21410> ◎子供ステーション<21419> ◎恋愛を見つめて<21418> ◎生命の泉<23813> ☆バックナンバー http://homepage1.nifty.com/cosmy/ ☆姉妹サイト ほんのり光房 http://www.asahi-net.or.jp/〜hw9a-kbnw/hikari/honnori.html ==========================★


