2010/11/17
日刊移動体通信ニュースM Vol.1620/09.12.25
http://twitter.com/robomedia Daily Mobile@ News http://d.hatena.ne.jp/webpress/ ┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓ ┃日┃刊┃移┃動┃体┃通┃信┃ニ┃ュ┃ー┃ス┃M┃ 17 Nov.2010 ┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┛ Vol.1621/12 発行:Webプレス社 [お知らせ] ■長らく休刊していましたが、いよいよ復刊へ向けての試行錯誤を開始します。 日刊を称するものの、しばらくは週刊を目指して不定期刊にしたいと思いま す。 ◆◆ケイ・オプティコム、ネットワーク型デジタルサイネージ事業参入へ 来年度にも事業化 15年の市場規模900億円を予測◆◆ 通信会社が自社の高速通信ネットワークを利用したデジタルサイネージ事業 に参入するケースが増えている。関西電力100%出資のケイ・オプティコム (大阪市北区中之島3、藤野隆雄社長)も、固定からモバイルまで多様な自社 のネットワーク環境を活かしたデジタルサイネージ事業への参入に向けた実証 実験を開始した。回線から配信システム、端末までデジタルサイネージ環境を ひとまとめにしたソリューションサービスを提供するのがねらいだ。自ら運営 する光回線を使った放送eo光チャンネルの番組コンテンツの配信も考えられ るなど、2015年には約1260億円にまで拡大すると予想されている市場 の一角を占めたいといった思惑がみられる。 ケイ・オプティコムは、2010年9月、デジタルサイネージ事業の参 入に向け、中之島ダイビル(大阪市北区中之島3)の1階の北側玄関と南側玄 関に、縦1936×幅863×奥行き776mmの高輝度46インチ縦型ディス プレイの端末を、それぞれ1台ずつ設置して、実証実験を始めている。11年3 月末までの予定だ。 実験では、ケイ・オプティコムのネットワークと配信システム、デジタルサ イネージ端末との連携によって、システム稼動やWebからのコンテンツ投稿 などの使用感やディスプレイ、コンテンツの視認性、顔認識技術を利用した視 認効果測定などを試す。 期間中は、天気予報や占いなどの身近な情報のほか、ビル内テナント17店舗 のうち協力テナントのショップ情報や、中之島ダイビル情報などのコンテンツ を配信する。 この実験の成果を踏まえて同社は、今後、自治体や商店街、オフィスビル、 商業施設、大学など、異なる環境で実証実験を展開して、来年度以降に事業化 に踏み出すとしている。 また、日々の暮らしに役立つ情報を提供することで「生活者の暮らしや街の 活性化をアシストする<生活アシスト・サイネージ>への展開についても、そ の可能性を検討する」としている。 ◆拡大するネットワーク型デジタルサイネージ◆ 同社がデジタルサイネージ事業への参入を目指している背景には、ネットワ ーク型のデジタルサイネージ市場が、15(平成27)年には、08(平成20)年に 比べ約4倍の900億円近くの規模にまで拡大すると予測(富士キメラ総研) されており、その成長性に注目したことによる。 ケイ・オプティコムは、光ファイバーネットワークを中心とした情報通信サ ービスを提供するなど、すでに高速大容量のネットワークを整備している。 実証実験では、それらを利用して関西地域の活性化とさまざまなビジネスシ ーンに貢献するといった「ビジネスアシスト・サイネージ」をコンセプトに、 法人向けにプラットフォーム提供型のデジタルサイネージの事業化の可能性を 検証する。 ービスとして提供していく予定だ。 実験ではまた、デジタルサイネージの新たな活用を提案するサービスについ ても検討するという。 ◆数多い先進企業◆ 実はネットワーク型デジタルサイネージには、すでに多くの企業が参入して いる。 丸紅と日本電信電話(NTT)、ピーディーシー(PDC)、ニューフォリ ア(東京都渋谷区、多田周平社長)は、10年1月から、屋外や店頭などのディ スプレイに情報発信するデジタルサイネージの導入・運用のコストや作業の低 減を目的に、共同でサービスをパッケージ化し、NTTグループのデジタルサ イネージソリューションの統一ブランド「ひかりサイネージ」として、グルー プ各社を窓口にした販売を始めている。 NTTでは、ネットワーク接続されたデジタルサイネージを普及・拡大させ ることで、将来はどこにいても人々が必要なタイミングで必要な情報を効率的 に入手できる「情報流通の新たな社会インフラにできる」としている。 通信会社ではまた、KDDIとNECが、09年11月から今年1月まで、顧客 満足度の向上やデジタルサイネージの活用方法を探るために、auショップ池 袋東口とauショップ光が丘IMAで、デジタルサイネージを活用した実験を 行っている。 実験ではNECのデジタルサイネージシステム「PaneIDirecto r」を使って、auショップ店内に店内向けと店外向けのデジタルサイネージ 端末をそれぞれ1台ずつ設置した。それぞれのデジタルサイネージ端末にはカ メラを設置し、何人の人が見たかなど効果測定を行った。 店内向けデジタルサイネージ端末には,au携帯電話のサービスやコンテン ツ情報、飲食店情報検索サイト「ぐるなび」のコンテンツを表示した。 店外向けデジタルサイネージ端末には、au携帯電話やKDDIのサービス、 生活情報を表示した。 また凸版印刷は、次世代ネットワーク型デジタルサイネージ端末を開発し、 09年から販売、設置し、コンテンツ配信サービスに乗り出しているという。 同社が開発した端末は、広帯域な無線ネットワークを活用することで、リア ルタイムにより大容量かつ高精細なコンテンツの配信を実現するもので、イン タラクティブ機能を備えているという。 ◆市場規模15年に約1260億円規模◆ マーケティングとコンサルテーションの富士キメラ総研(東京都中央区日本 橋小伝馬町、田中一志社長)によると、デジタルサイネージ関連のコンテンツ 制作と配信サービス、広告市場は伸張しており、15年には約1260億円にま で拡大するという。 同社がまとめたデジタルサイネージ市場は、08年の国内市場は約599億8 千万円の規模であった。これはデジタルサイネージ向けのディスプレイやシス テムの低価格化することで、幅広い分野で導入されるようになり、活用が広が っていることが、市場を拡大させている背景にあるようだ。 反面、機器やシステムの低価格化はシステム販売や構築市場での金額ベース の伸びを鈍化させることにつながり、参入各社は導入後のビジネスとしてコン テンツ制作や配信サービス、デジタルサイネージを活用した広告ビジネスの提 案・販売を強化しようとしているようだ。 09年の市場規模は、前年度ほぼ横ばいの約602億7千万円が見込まれてい る。 しかし、同年以降は、国内景気の低迷などによりシステム販売・構築市場は、 金額ベースでは前年比で減少するものの、コンテンツ制作と配信サービス、広 告市場は、導入数・配信委託数の増加と広告媒体数の増加・認知度向上なども あって、増加傾向で推移し、市場規模は12年に約830億円、15年には約12 60億円規模にまで拡大するものと予測している。 ◆期待の広告市場◆ 拡大が見込まれるデジタルサイネージの中にあって、最も伸びが期待される のは広告市場だと言われている。 富士キメラ総研は、デジタルサイネージを活用した広告ビジネスモデルとし て、運営形態によって、大きく3タイプに分類されるという。 そのひとつは、同一企業がメディアオーナーでありロケーションオーナーで もあり、本業の事業拠点内での運営をするもの。これは設置場所確保が比較的 容易であるうえに、既存取引先からの広告出稿が期待されるといった特徴を挙 げている。 次に、メディアオーナーとロケーションオーナーが異なる企業で、ロケーシ ョンオーナーも広告ビジネスに関与しているタイプ。 これも設置場所確保が比較的容易であるが、イニシャルコストが抑えられる ものの、収入も抑えられるとしている。広告出稿は、ロケーションオーナーの 既存取引先から期待したいとしている。 3番目のタイプは、メディアオーナーとロケーションオーナーが異なる企業 で、ロケーションオーナーは広告ビジネスに関与していないメディアオーナー 単独のビジネス。 この場合、広告収入はメディアオーナーの収益になるが、ロケーションオー ナーに設置依頼を行なうと同時に、場所代や電気代などのコストをメディアオ ーナーが負担しなければならない。このため負担コストが大きく、黒字化まで の期間が長くなるのがネックだ。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃「作る・造る・創る」を拡げる「ロボットの素・プチロボシリーズ」 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ アイデアが湧いたら両面テープでペタペタ組立てるお気軽キット「プチロボ改」 ものづくり+プログラミング教材として高校での採用実績多数「プチロボMS5」 本格二足歩行ロボットをベースにタチコマ改造でも大盛り上がり「プチロボX」 更に18軸制御にまで対応した新ソフト「WondeRoid MotionMaker」も配布開始! 雑誌記事、YouTube動画他、各メディアで情報発信中! >> http://keic.jp/wr/ 西日本最大の電気街 PR↓↓↓↓↓ →→→→→ 大阪・日本橋でんでんタウン http://www.denden-town.or.jp/ ──────────────────────────────────── 発行元:Webプレス社 〒530-0047 大阪市北区西天満4-11-23 満電ビル3階 (株)エムビジュアル内



