2009/10/23
「億の近道」 2009/10/23
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 投資情報メールマガジン 2009/10/23 イ意 の 近 道 -プロが導く「億」資産への近道- 週5回発行 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 【ご挨拶】 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目 指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」 の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう! ★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★ =================================== -本日の目次- (本日の担当:村田雅志) ◆コラム「グローバル投資のポイント(157)」:村田 雅志 =================================== ◆コラム「グローバル投資のポイント(157)」 ■過度に悲観する必要はない設備投資額の減価償却費割れ■ 10月23日付の日本経済新聞は、09年上半期の設備投資額が減価償却費 を下回ったと報じています。記事によると、設備投資が減価償却費を下回った のは、02年上期、03年上期に続き、半期ベースでは3度目だそうです。 減価償却費とは、長期間にわたって使用される設備に要した総額を、設備が 使用できる期間にわたって配分する際に発生する費用です。たとえば10年使 える設備を2千万円で購入すると、毎年計上される減価償却費は(原則)20 0万円となります。 設備投資額が減価償却費を下回ることは、以前に設備投資した額よりも、現 在の設備投資額の方が少ないことになり、設備投資総額が目減りすることを意 味します。一般的に設備投資は、企業の生産性に大きく左右するものと考えら れています。このため、設備投資総額が目減りすることは、日本の企業の生産 性、ひいては日本経済の成長性が低下する、と考えることも可能です。日本経 済新聞の記事も、エコノミストや大学教授のコメントを挿入しながら、設備投 資の目減りによる悪影響を懸念するトーンになっています。 ただ、日本経済新聞が記事を作成するために利用した統計の性質を考えると、 記事にて指摘された「設備投資額が減価償却額を下回る」という事実は、それ ほど大きく悲観視する必要もない気がします。 日本経済新聞が記事を作成するために利用した統計は、財務省が発表する法 人企業統計と呼ばれるものです。法人企業統計は、資本金1千万円以上の企業 約3万社を対象に、企業の財務諸表を四半期ごとに調査するものです。 先ほどご説明したように、減価償却費は、過去の設備投資額によって決まる ため、設備投資に要した単位あたり費用(物価)も過去のものといえます。一 方、現在の設備投資は、(当然のことですが)現在の物価が適用されます。 日本銀行が発表する企業物価指数を見ると、資本財の物価は1985年をピ ークに低下傾向にあります。今から10年前に該当する1999年と2009 年とを比較すると、資本財物価は約2割も低下もしています。このため、実質 的に同じ規模(数)の設備投資をしたとしても、物価が低下している分、設備 投資総額は過去に比べて低下することになります。 日本経済にとって、設備投資の拡大は、長らくの間、経済成長のエンジンと して機能してきました。こうした図式が頭にあると、たとえ物価が下がったと しても、設備投資が低下することに危機感を頂くのは無理もないことですし、 ましてや減価償却費を下回ることに懸念を示すのも無理はないことかもしれま せん。 しかし、日本経済が、デフレ傾向にある中、多額の設備を必要とする製造業 から、軽微な設備でも事業が可能なサービス業へシフトすることも考えると、 今後も日本の設備投資額が、減価償却費を下回ることは十分ありえます。過去 のスキームを前提に、設備投資の低下を嘆くことよりも、新しい日本経済に資 する設備投資のあり方を考えるほうが、我々にとって、より生産的な気もしま す。 村田雅志(むらた・まさし) (FXCMジャパン・チーフエコノミスト) <筆者について> 三和総合研究所、三和銀行にて産業機械アナリスト、 UFJ総合研究所にてエコノミストとして活動後、 2004年にGCIアセットマネジメント入社。 2005年9月にGCIキャピタル・チーフエコノミスト。 2009年4月より専修大学客員教授。 2009年6月より現職。 このコラムはいかがでしたか?面白かった・役に立ったと思った方は 是非ワンクリックをお願いいたします! http://clap.mag2.com/vouruhalia クリックだけでも結構ですし、コメントをいただけるともっと嬉しいです! [PR]───────────────────────────────── ■スプレッドをインターバンク環境に近づけた「TSタイト」がスタート!■ 【究極の取引条件】 業界屈指の低スプレッド 主要通貨において「トレーディングステーション」 におけるスプレッドの 約1/2! 米ドル円(USD/JPY) 平均 約0.7 ポンド円(GBP/JPY) 平均 約3.3 ※インターバンクの実勢により変動し想定より広がる場合があります。 ※スプレッドはテスト環境における平均値 取引単位: 10万通貨単位(100K)の整数倍 取引手数料: 10万通貨あたり往復630円(税込) ↓↓今すぐチェック!!↓↓ https://www.fxcm.co.jp/service/tight.html (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し ては御自身の責任と判断で願います。) =================================== 【石川臨太郎の有料メルマガ、好評配信中!】 億の近道(NPO法人イノベーターズ・フォーラム)では、火曜日執筆者の 石川臨太郎氏の有料メールマガジンを好評配信中です。 パフォーマンス表更新しました!! 研究銘柄として取り上げた40銘柄中32銘柄が上昇。 最高は、182.6%(配当・優待含む)上昇。 詳しくは10/1現在のパフォーマンスをご参照下さい。 有料メルマガ詳細は以下のページを参照下さい。 http://www.iforum.jp/magazine.htm 過去サンプル http://okuchika.net/?eid=2170 4/28レポートのコンテンツ http://okuchika.net/?eid=2392 10/1現在のパフォーマンス http://www.iforum.jp/pafo20091001.pdf なお、この有料メールマガジンの売り上げの一部は億の近道の発行運営に活用 されます。皆様のお申し込みをお待ちしております。 =================================== 「億の近道」のwebはバックナンバー閲覧を重点に置いた、ブログ風の作 りになっております。現在、最新~2005年1月分まで掲載しておりますが、 順次過去分を追加していく予定です。コメントなどはつけられませんが、まと め読みなどに是非ご利用下さい。 http://okuchika.net/ =================================== 「億の近道」は特定非営利活動法人イノベーターズ・フォーラムの登録商標 です。この名称での有償のサービス等は「石川臨太郎の有料メールマガジン」 以外行っておりません。紛らわしい名称のサービスは弊社と一切関係ありませ んのでご注意下さい。 =================================== 当メルマガは以下のシステムを利用して発行しております。 ◆まぐまぐ ID:0000020640 購読解除:http://www.kaijo.com/ ◆E-Magazine ID:okuchika 購読解除:http://www.emaga.com/info/okuchika.html ◆melma! ID:m00010868 購読解除:http://www.melma.com/ 編集者:億の近道発行プロジェクト 発行者:NPO法人イノベーターズ・フォーラム email:okuchika.mail@gmail.com http://www.iforum.jp/ このメールマガジンの無断転載・引用を禁じます。 ==================================


