2009/10/09
「億の近道」 2009/10/09
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 投資情報メールマガジン 2009/10/09 イ意 の 近 道 -プロが導く「億」資産への近道- 週5回発行 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 【ご挨拶】 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目 指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」 の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう! ★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★ =================================== -本日の目次- (本日の担当:村田雅志&番頭さん) ◆コラム「グローバル投資のポイント(155)」:村田 雅志 ◆コラム「金価格が最高値更新」:番頭さん =================================== ◆コラム「グローバル投資のポイント(155)」 ■消費低迷だけを意味しない米消費者信用残高の減少■ 米連邦準備理事会(FRB)が発表した8月の消費者信用残高は、2兆4, 627億ドル(約217兆円)となり、年率換算で前月比5.8%減少しまし た。前月比での減少は、これで7カ月連続となります。内訳をみると、クレジ ットカードなどの回転信用(リボルビング)が13.1%(前期比年率換算値) も減少しています。 日本ではあまり報じられていませんが、米国の消費者信用残高は、前月比で も減少することは非常に稀なことでした。統計が始まった1943年以来、前 月比の減少が7カ月も続いたのは、今回を除くと、湾岸戦争により消費者マイ ンドが急悪化した1991年5月から12月の期間のみです。仮に今年9月の 消費者信用残高も前月比で減少すると、1943年以来、初めてのこととなり ます。 米国の場合、クレジットカードを中心に消費者信用による消費行動が根強く、 消費者信用の減少は、個人消費の減少につながりやすいと考えられています。 米国の個人消費については、先行きを楽観視する見方もありますが、消費者信 用残高の減少が続いている以上、個人消費の回復を期待することは難しいと考 えたほうが自然に思えます。 消費者信用残高の減少は、米国の個人消費の先行きだけでなく、世界経済の マネーフロー(資金の流れ)を考えるうえでも注目に値します。過去20年近 く、貯蓄率を下げることで個人消費を拡大させ続けた米国の家計が、消費者信 用残高を減らすことで貯蓄率を高める展開が予想されるからです。 米国の家計が貯蓄率を高めることは、個人消費を減少させるだけでなく、世 界各国から受け入れてきた資本流入に歯止めをかけることも意味します。米国 の資本流入に歯止めがかかれば、米国での運用利回りは、これまでのように高 いことはなく、むしろ以前より低下することになります。 日本や中国のようにな貯蓄大国にとっては、これまでのように運用先として の米国に期待することが難しくなるともいえます。日本株が冴えない中、ドル 安が進んだことで、米国への投資を検討し始めている個人投資家も多いと聞き ます。しかし、以前のように、ドル安(円高)だから米国投資、という図式が、 今回は通用しない可能性も視野に入れるべきでしょう。 村田雅志(むらた・まさし) (FXCMジャパン・チーフエコノミスト) <筆者について> 三和総合研究所、三和銀行にて産業機械アナリスト、 UFJ総合研究所にてエコノミストとして活動後、 2004年にGCIアセットマネジメント入社。 2005年9月にGCIキャピタル・チーフエコノミスト。 2009年4月より専修大学客員教授。 2009年6月より現職。 このコラムはいかがでしたか?面白かった・役に立ったと思った方は 是非ワンクリックをお願いいたします! http://clap.mag2.com/vouruhalia クリックだけでも結構ですし、コメントをいただけるともっと嬉しいです! 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