2008/08/05
メール イカロス No.457
◆◇===============================================================◇◆ ||||| メール イカロス No.457 |||||| ◆発行(株)マイチケット◆ ■2008.8.5 週刊トラベルメールマガジン ◆ 無 料 ◆ ◆◇= INDEX ================================================◇◆ ■今週のひとこと【山田】 ■オルタナティブツアー 暮らしにふれる、心にふれる シンガポール 女性交流の旅 2008 ■航空運賃情報【関空発着・成田発着】 予約担当者からのひとこと【岩井】 ■パッケージツアー エミレーツ航空で行く 満喫・ドバイ ■イベント・集会・人材募集・資料紹介 タンザニア・ポレポレクラブ 事務局ボランティア/アルバイト募集 セミナー『中国の環境問題と日中協力』 ==================================================================◇◆ (株)マイチケット TEL 06-4869-3444 TEL 03-3222-7800 icarus@myticket.jp http://www.myticket.jp ====================================================================== ■□■ 今週のひとこと ■□■ 【山田】 ====================================================================== 前号の「今週のひとこと」に対して読者Aさんからご質問をいただきました。 私たちのツアーのガイド役をお願いしている足立力也さんにお答えいただきま す。足立さんは日本で唯一のフリーランス・コスタリカ研究家であり、共著書 に「コスタリカを知る55章」(明石書店)「平和をつくる教育 〜『軍隊を すてた国』コスタリカの子どもたち」(岩波ブックレット)があります。また、 映画「軍隊をすてた国」のアシスタントプロデューサーでもあります。 ※Aさんからのご質問 コスタリカ旅行の企画は大変素晴らしい企画だと思います。非武装国として のコスタリカを勉強してほしいと思います。しかし次のようなことが事実か? も調べてほしいと思います。 ------------------------------------------------------- コスタ・リカ憲法には自衛権も交戦権も明記(12条)されている。有事の際 大統領は議会の三分の二以上の賛成を得て徴兵権と交戦権を復活でき、アメリ カの軍事顧問団の受け入れの協定にも合意している。地域安全保障としてアメ リカ、中南米諸国との間に米州相互援助条約へも加盟(四八年)している。ア メリカ合衆国や他の複数国と軍事・経済同盟を結んだ形式的中立国である。常 備軍、予備役はないが、国境警備隊に似た国家警備隊という警察軍的組織があ る。国家警備隊はいざ有事の際、軍の中核に転換される。 ------------------------------------------------------- ※足立力也さんからのお答え 上記ご指摘は、3つの部分に分けることができます。まずひとつめは、以下 の部分です。 ・・・・・コスタ・リカ憲法には自衛権も交戦権も明記(12条)されている。 有事の際大統領は議会の三分の二以上の賛成を得て徴兵権と交戦権を復活でき、 アメリカの軍事顧問団の受け入れの協定にも合意している。地域安全保障とし てアメリカ、中南米諸国との間に米州相互援助条約へも加盟(四八年)してい る。・・・・・ 憲法、一般法、国際法を問わず、法律を考える際には、法理念、条文、解釈、 運用、判例といういくつかのレベルで判断する必要があります。このうち、 「条文」に関してはご指摘の通りです。ただし、法理念、解釈、運用、判例の いずれも、条文通りではありません。現在のコスタリカ政府の解釈や運用、裁 判所の判例によれば、自衛権はあるがそれは軍事的なものを除いたものであり、 交戦権も再軍備権もありません。つまり条文と実態にはズレがあるのです。9 条の条文を見ただけの外国人が自衛隊の存在を想像できないように、遠く離れ た私たちがコスタリカの安全保障に関する法律や条約の条文だけ見ても、実態 はそれに即しているとは限りません。 ちなみに、日本の参議院議員超党派視察団がコスタリカを訪れた際にも、政 府当局から同様の見解が示されています。ただし、日本の社会現状からは想像 しにくいため、何を言っているのか全く理解できなかった議員もいたという裏 話もあります。 また、アメリカ合衆国(以下米国)の軍事顧問団の受け入れは、20年ほど 前まではあったのですが、現在は行われていません(逆にコスタリカ人の米国 への「軍事留学」もありました)。コスタリカ人には軍事的文化がなじまず、 訓練を順調に行うことができなかったのが中止の理由として挙げられています。 これも、形骸化して実質は動いていない文言のひとつです。 ・・・・・アメリカ合衆国や他の複数国と軍事・経済同盟を結んだ形式的中立 国である。・・・・・ 中立が形式的かどうかは、法的に事実かどうかというより、中立の定義を何 にするかで変わってきます。例えば以前のスイスのように、国連にも加盟して いない状態こそ「実質的」中立だという視点から、日本も9条があるからそれ だけで(つまり憲法に非武装・非戦を謳うだけで)中立の要件を満たす、とい う定義まで、様々な基準があるため、まずはそれを統一しなければ、形式的か 実質的かは一概には議論できません。そうでなければ、コスタリカの中立を形 式的だと定義づけることもできるかわりに、その逆も理論的に可能になってし まうのです。 そこで、中立が形式的かどうかというより、コスタリカが「中立」を宣言す ることで実際にどのような効果があったのか、あるいは現在あるのかを、歴史 的・政治的に追いかけたほうが、より役に立つ議論になるのではないでしょう か。 歴史的に、コスタリカは1940年から親米外交を続けています(36年〜40 年の大統領は親ナチ政権でした)が、それは必ずしも常に米国の軍事的な傘に 守られているということを意味しません。時にはその傘を外れてでも大胆な外 交・内政に打って出ることもありました。それこそが1983年の「中立」宣言だ ったのです。 実は、米国のいいなりにならず、敵にもまわさないための外交戦略だったと いうことです。当時、隣国ニカラグアでは、政府軍と米国CIAに組織された 反政府ゲリラとで内戦が起きていました。米国を敵に回すとつぶされる(その 恐怖は日本のそれとはケタ違いです。なぜなら1945年以降中南米大陸で米国 の直接・間接の軍事介入を受けなかった国はコスタリカしかないからです)。 しかし陸続きの隣国であるニカラグア政府を敵に回すと自国が戦火に包まれる。 どちらにも転べない状況の中、中立を宣言し、それを諸外国に喧伝することで 米国の介入も隣国の内戦の飛び火からも逃れ、その中立を「積極的」なものに する、つまり紛争ではどちらにも肩入れしないが仲介者としては積極的に介入 することで、隣国の内戦を終焉に導いたのです。その成果は、87年、当時のア リアス大統領がノーベル平和賞を受賞するという形で歴史に残りました。 これは評価すべき点でしょう。つまり、実質的に中立だったかどうかという より、中立という文言をいろんな形で活用した経験から我々は学ぶべきところ が多いということです。 ・・・・・常備軍、予備役はないが、国境警備隊に似た国家警備隊という警察 軍的組織がある。国家警備隊はいざ有事の際、軍の中核に転換される。・・・ 国家警備隊というものは存在しません。インターネットなどでそういう情報 が出回っていますが、それは1996年まで一般の警察が「Guardia Civil」とい う名前で、その直訳である「市民警備隊」が変化したためと考えられます。現 在の名称はFuerza Publicaと言い、直訳すれば「市民警察」ですが、中身は変 わりません。 なお、96年の改組の際には、国境地帯を別部隊にしていたものを統合し、国 境警備に関しても、いわゆる一般の警察官があたっています。つまり、警察に 就職して、国境に配属されると、国境警備にあたるがその装備及び任務は一般 の警察と何ら変わらないということです。 「有事の際軍の中核に転換される」ということも、軍隊を再組織するのでは なく、市民を守る物理的行使部隊として警察が動くことが政府としては想定さ れており、それ以上ではありません。もし戦車や戦闘機、ミサイルなどを持つ のであれば、憲法を改正し、政府が国際法の法解釈を転換することが前提とさ れています。 そのようなことをすると政権の座から転がり落ちることは2003年にパチェコ 大統領(当時)が 米国の「イラク戦争」に賛成して違憲訴訟を起こされた揚 句、判事の全員一致で違憲判決がくだされ、世論調査でもパチェコの姿勢に反 対した人が96%だったことからも明らかなので、当分そういうことを言い出す 人は出てこないでしょう。 このように、コスタリカの場合、インターネットの情報は甚だ不正確なもの が多く、かつ法律などを額面通りに受け取っても実情は違うこともたくさんあ りますので、やはり行って見てみなければ、コスタリカの何がおもしろいのか、 なかなか分かりません。 システムが人間を動かすのではなく、人間がシステムを動かすのです。オル タナティブツアーは、それを再確認する旅でもあると思います。システムは机 上の勉強で分かりますが、人間は会ってみなければ分かりませんから・・・。 ====================================================================== ■□■ オルタナティブツアー ■□■ ====================================================================== ■□■ 暮らしにふれる、心にふれる シンガポール 女性交流の旅 2008 ■□■ シンガポールと日本 過去〜現在〜未来 ■旅行代金 11万円 (2名様1室利用 ) ■実施日時 10月3日(金)〜7日(火) 3泊5日 ■利用ホテル シンガポールYWCA Fort Canning Lodge ■利用航空会社 シンガポール航空 ■添乗員 同行しません 旅行代金に含まれないその他の費用 燃油特別付加運賃: 23,700円(2008年7月現在) 関西空港施設使用料: 2,650円 シンガポール空港税: 1,680円 滞在中の見学・交流の際の移動に伴う交通費 海外旅行保険(任意加入) ■食事 朝食のみ ■最少催行人員 6人 申込み〆切 9月3日(水) ■旅行日程 10月3日(金) 09:00 関西空港集合 11:00 SQ617便にて関空出発 16:35 シンガポール(チャンギ空港)到着 自由時間 (Fort Canning Lodge泊) 10月4日(土) セントーサ島 美しい観光地でありながら、戦争博物館等、戦争の跡を残す島で 過去に学びつつ、自然を楽しみます。 (Fort Canning Lodge泊) 10月5日(日) シンガポール女性と交流・ホームビジット シンガポール在住のヘルダさんと昼食を共にし、お友だちのお宅を訪問。 暮らしにふれる、心にふれる交流をします。 夕方 自由時間 (オプショナル:ナイトサファリ) (Fort Canning Lodge泊) 10月6日(月) シンガポールYWCA訪問 シンガポールYWCA Outram Centreを訪ね、 ボランティア活動の現場を見学し、会員と交流をします。 シンガポールYWCAでは子ども、高齢者へのランチ配達サービス、 カルチャークラスなど、活発な活動が行われています。 夕方より出発まで自由時間 10月7日(火) 01:10 SQ618便にてチャンギ空港出発 (機中泊) 08:35 関空到着 暮らしにふれる、心にふれる シンガポール 女性交流の旅のホームページ http://www.kobe.ywca.or.jp/Gakuin/ICC/08tour.htm ====================================================================== 2008年航空運賃情報 ■□■【成田・関空発着航空券・往復料金】 ====================================================================== ■■■ 予約担当者からのひとこと ■■■【岩井】 ====================================================================== 大韓航空のタシケントとテルアビブの新規就航が決まりました。タシケントは 9月2日より、テルアビブは9月25日より就航開始です。料金は未定ですが 近日中に発表予定ですので、詳しくはお問い合わせください。 大韓航空は成田・関空・中部・福岡といった国際線の多い空港以外でも、札幌 ・函館・青森・秋田・新潟・小松・岡山・大分・長崎・鹿児島にも就航してい ます。成田や関空まで出なくとも、大韓航空でソウル乗り継ぎで世界各地へ飛 ぶことができます。タシケント、テルアビブ以外の航空券もぜひお問い合わせ ください。 ====================================================================== ■□■パッケージ/「航空運賃&ホテル プラン」■□■【大阪発着】 ====================================================================== ●● エミレーツ航空で行く 満喫・ドバイ ●● 出発日&料金 8/01-8/31発 ¥177,700− 〜 ¥231,000−(2名1室利用) 日程 1日目 関空発(23:15頃) エミレーツ航空317便にてドバイへ【機内泊】 2日目 ドバイ着(05:30頃) 日本語係員とホテルへ その後自由行動 午後チェックイン 【ドバイ泊】 3日目 終日自由行動 【ドバイ泊】 4日目 出発まで自由行動 【機内泊】 5日目 ドバイ発(02:35頃) 関空へ(17:20頃到着) <利用航空会社>エミレーツ航空 <食事>朝2回・昼0回・夜0回 <最少催行人員>2名 <添乗員>なし(現地日本語係員がお世話します) <旅行企画実施>ニッカ航空サービス株式会社 <旅行取扱い>(株)マイチケット ====================================================================== ■□■ イベント・集会・人材募集・資料紹介 ■□■ ====================================================================== ■□■ タンザニア・ポレポレクラブ 事務局ボランティア/アルバイト募集!! ■□■ 「ボランティアってなんだろう?」、「NGO・市民活動ってなんだろう?」 「国際協力に関わってみたいけど何から始めたらいいのだろう」 などなど、熱い思いを持った方を募集しています! 詳しくはHPより http://polepoleclub.ld.infoseek.co.jp/jimukyoku.html 【申込み・お問合せ】 〒154-0016 東京都世田谷区弦巻1-28-15サンライトハイツ301 タンザニア・ポレポレクラブ 桜新町事務所 E-mail : pole2club@hotmail.com TEL/FAX: 03-3439-4847 ■□■ セミナー『中国の環境問題と日中協力』 ■□■ 北京オリンピックを契機に一気にクローズアップされた中国の環境問題。日本 からも、ODAやNGOがさまざまな協力をおこなっています。 『報道ステーション』でもおなじみの加藤千洋さんと、日経新聞北京支局長・ 香港支局長を歴任し、いまは産経新聞で活躍中の山本勲さんという中国通のお 2人をむかえ、GENの高見事務局長もまじえて、中国の環境問題の現在とこれか ら、日本との関わりなどをおおいに語っていただきます。 詳細はHPよりhttp://homepage3.nifty.com/gentree/event.html 【申込み・お問合せ】 〒552-0012 大阪市港区市岡1-4-24 住宅情報ビル5F 認定特定非営利活動法人 緑の地球ネットワーク(GEN) TEL:06-6576-6181 FAX:06-6576-6182 E-mail: gentree@s4.dion.ne.jp ====================================================================== ■□■ 発行 株式会社マイチケット ■□■ ====================================================================== http://www.myticket.jp 〒660-0084 尼崎市武庫川町4-27-1 TEL 06-4869-3444 FAX 06-4869-5777 ===================================================================== お友達をご紹介ください。無料でメールイカロスをお送りします。 =====================================================================



