2002/01/09
★ほんまもん タイムス (2002.1.8) 先代を越えるということは・・・
○明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
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★☆☆ ほんまもん タイムス (2002.1.8) ☆☆★
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『今日の輝く言葉』は・庵主さま
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越えるということは、先代と全く同じ味を出せて当たり前!
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〜青風寺の縁側、庵主さまに木葉が迫る 〜
木 葉:でも、駄目なんです。どうしても父の味が出せなくって、ポン酢
一つ出来ひんなんて、やっぱり私が店を継ぐのか間違いやったん
でしょうか?
庵主さま:当たり前です、いいですか、二代目というのは、同じ味を出して
いたのでは駄目なんです。先代とは違う自分の味を出して初めて
あー先代に味が似てきたねーと言われる物なんです。それがどう
いうことかわかりますか。
木 葉:先代の味を越えるということですか?
庵主さま:その通り。越えるということは、先代と全く同じ味を出せて当た
り前!その上で、自分独自の味に自信を持つ。それが、出きて初
めてお客様に認められる、そういうことでしょ。嘆かわしい、お
父様が、どういう気持ちで命を削ってあなたに、ご自分の味を伝
えようとしたのか、どうしてポン酢ができないんですか?
◆「先代を越える」・・・
二代目、二世、経営者に限らず、代議士にも多い。顔や声だけが、似ている
のではなく、考え方もそっくり。遺伝子を引き継いでいるので当然と言われ
れば、そうだが、思想まで同じなのは少し気味が悪い。
しかし、思うようにいかないのが常だ。スポーツ選手で親を越えられずに、
苦しんでいる例を見る。偉大な先代ほど、同じフィールドの中では特別な成
果を成し遂げている。足下にも及ばない。
「守破離」という千利休の教えは有名だ。茶道に限らず武道など、道を極め
る時の過程として用いられている。先代(親)や師、達人が伝える形を守る
そして、それを破る。その後、形を離れる。自分なりの姿、形ができるよう
になる、それが先代を越え、独り立ちできる時だろう。
基本が出来ていますか?自分の味を出すのはそれから・・・・・・(^^)◆
<今日のあらすじ>
父・一路がつくったポン酢の味が出せずに苦しむ木葉は青風寺に庵主さまを
訪ねる。木葉は、許しもなく一路の店を継いだことを詫び、すずが、一路の
娘であったことも伝える。そして、ポン酢作りについてのアドバイスを受け
る。色々と画策をはかるすずは、板前修業中の匠に近づく。道代は萌子を訪
ね、真意を厳しく追及する、二度と「山中」の前に現れないように釘を差す
料理長不在で店が開けられないみんなはイライラがつのる。木葉は、そんな
ことに気にもかけず、ポン酢づくりのヒントがわかり、気分良く店に戻る。
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