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楽しくて奥が深い汚水処理の世界。水処理に携わる人、関心ある人の情報交換と交流。観光地の公衆トイレから、農村、養豚(畜産)排水の分野。下水道、集落排水、合併浄化槽、各種特殊処理法まで。

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2009/05/24

水処理倶楽部通信

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水処理倶楽部通信 373 2009/5/25
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■□水処理倶楽部通信■□第373号 2009/5/25(月)■□
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△△水処理の情報交換と交流誌△△編集発行:通信編集委員会
 【発行ページ】http://homepage2.nifty.com/watertreatment-club/
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    目  次
      ★ お知らせ
      ★ 短信

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■■ お知らせ ■■
●本通信は、皆様からの情報にて成り立っております。「水」と付いていれば、
下水から湧き水まで、さらには環境に関わる話題も含めて幅広く取り上げており
ます。これはという話題や新製品情報などのご投稿をお待ちしております。なお、
ご投稿の際は、ペンネームもしくは無記名希望を明記してください。よろしくお
願いします。

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■■ 短信 ■■
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 メタンガスで自家発電計画 佐賀市下水浄化センター  
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1270770.article.html 

======== 一部コピー========
メタンガスで自家発電計画 佐賀市下水浄化センター  
 佐賀市は下水汚泥を処理する際に発生するメタンガスを使って発電するシステ
ムを、西与賀町の市下水浄化センターに整備する。センターで使う電気量の約5
0%を賄い、同時に発生する熱も利用する。県内では初の試みで、2011年3
月の運転開始を目指す。 

 市環境下水道課によると、センターで発生するメタンガスは1日平均約440
0立方メートル。カロリーベースで重油に換算すると、2200リットルにあた
る。現在は、汚水の発酵を促し汚泥量を少なくする消化槽の加熱に2割を利用す
るだけで、残りは焼却処理していた。 
========コピー終り==========

1、下水道で他の都市の事例は?
2、今まで普及しなかったのはなぜ?
など調べる必要があるようです。
 屎尿のメタン利用は、中国の農村が有名ですが(雲南省など)
私たちも、NPO法人シャンティ山口がタイ国北部パヤオ県ですすめているトイレ
プロジェクトで、小規模トイレでもメタン収集装置をつければ、台所程度のメタ
ン利用は可能だということを知りました。タイやラオスなどでは、薪にかわる燃
料として乱伐防止・森林保護に役割をはたすでしょう。
 また、最近わかったことですが、戦前戦後の一時期、日本でも電気のこない農山
村で、屎尿、糠などを集めてメタン発酵させてガスを取り、家の中に配管して、
ランプの燃料に使っていた事例がありました。
現役で使われて肥溜めを探している過程で、75歳のひとが「子どもの頃使って
いた」と教えてくれました。他に聞いて見ると3例ほど山口県で聞くことができ
ました。そのうちのひとつは、農村生活改良普及員のすすめたものではないか、
ということでした。全国的に行われていたのかもしれません。
 嫌気性発酵とメタン利用は、人糞の資源活用として、これからもっと再認識され
て良いと思います。
(へ)

 補助金がついたからという感じではないでしょうか。
 イニシャルコスト高いです。補助金ついてようやく5年で回収なので、機器の
整備、点検、修理など入れると、補助金がつかないと、なかなかやれるものでは
ないと思います。
(須)

 下記の報告があるところを見ると、下水汚泥での
メタン発酵は技術的問題があるのでしょう。
下水汚泥酸発酵システムの開発に成功
http://www.jst.go.jp/pr/info/info73/index.html
-----ここから引用-----
平成16年5月26日
(中略)
 独立行政法人科学技術振興機構(理事長 沖村憲樹)は、
委託開発事業の開発課題「下水汚泥酸発酵システム」の
開発結果を、このほど成功と認定しました。
(中略)
 本新技術は、濃縮汚泥に一定の嫌気的条件下で、超音波
照射及びアルカリ添加を行い、有機物の可溶化を促進し、
酸発酵させるもので、数日間で有機分を可溶化・低分子化
できます。また、本システムの副産物として得られる
有機酸を資源として有効利用するものです。
-----引用ここまで-----
ちなみに、し尿処理場では、メタン発酵は広く
普及していると聞いています。
(長)

 下水汚泥の嫌気性消化処理は、中規模以上の
下水処理場では、広く行われています。
これまでは汚泥の減容と臭気軽減が主目的で、
取り出したメタンは槽の加温程度にしか使っていないところが
ほとんどですが、このようなご時世ですから、発電や都市ガス
供給源としての有効利用は今後進むものと思います。
ちなみに、大雑把な計算をしてみますと、下水1m3から
5〜10L程度の濃縮汚泥が発生し、消化処理により
濃縮汚泥容量の20倍程度の消化ガスが発生します。
消化ガスの6割がメタンです。
1人1日あたりの水量を0.2〜0.3m3程度とすると、
取り出されるメタンは1人1日あたり12〜36L程度でしょうか。
昭和30〜40年頃は、し尿処理場でも一次処理として
メタン発酵が主流でしたが、し尿容量の7倍ぐらいの
消化ガスが出ていたと思います。
1人1日のし尿量を2〜3Lぐらいだとすると、
取り出せるメタンは8〜12Lぐらいでしょうか。
 自宅の都市ガス使用量を見る限り、現状の文化的生活に
費やしているガスを、全部消化ガスで賄うのは難しそうです。
(へうげもん)

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土壌浄化法

 月刊下水道の6月号に土壌浄化法が掲載されており、
興味を引かれたので、どんな方法なのか調べてみました。
土壌浄化法で検索してみたところ、自分の作ったページが
当たってきました。(^.^;;
http://www.chikusan-kankyo.jp/osuiss/kiso/0024.htm
-----ここから引用-----
 土壌を利用した処理法は、処理水を地下に浸透するものでは
ありません。ここでいう土壌処理とは、遮水した容器に入れた
土壌に汚水を投入することで、浄化するものです。土壌中の
微生物による分解や土壌の吸着作用を利用した処理装置を指し
ます。土壌処理法は、活性汚泥処理水中に残存する難分解性
物質やリンの除去、脱色などが期待できます。
-----引用ここまで-----
まあ、私の認識はこんな程度でした。
で、次に見たのが松尾建設株式会社の解説です。
http://www.matsuo.gr.jp/dobokugijutu/ECOTOILE/kaisetusyo.html
-----ここから引用-----
 土壌浄化法の語に初めて接した人は、おそらく重金属汚染
などを受けた土壌を浄化する工法の意であろうと早合点すると
思われる。実際、この意味で現在も使われているのも事実である。
しかしながら、土壌浄化法の訳語 Waste Water Treatment by Soil 
でも分かるように、これは「土壌を」ではなくて、汚水や悪臭を
「土壌を使って」浄化する工法の名称である。
-----引用ここまで-----
なるほど、この名称では、土壌を浄化する意味にも取れますね。
-----ここから引用-----
 土粒子間隙を汚水が通過する際に土壌粒子表面に様々な無機物、
有機物が保持されることになり、これを土壌微生物が、自らの
生命の維持、増殖のエネルギーを得るエサとして、炭酸ガスや水へ
酸化・分解し、無機物に戻す作用を行っている。この作用によって、
汚水中の汚濁成分が分解除去される。土壌に生息する微生物群の
多様性と絶対的個体数の多さから、その効果は非常に高く、
安定したものとなっている。
-----引用ここまで-----
ということで、ここで解説されているのは、いろんな技術改善は
されているものの、私が認識から外れるものではありませんでした。
ところが、こちらは、全く違ったものです。
http://www.mokan.co.jp/Dojyoujyoukahou/1.htm
公共事業として、
国土交通省の補助事業の場合(土壌被覆型礫間接触酸化法)
農林水産省の補助事業の場合(国土交通省大臣認定 ニイミシステム)
の2つのパターンがあるようです。
 ここの図では、単なる単体ばっ気槽と何が違うのか?
と思ってしまいましたが、次のサイトで、土壌浄化法たる部分が
理解できました。
http://homepage2.nifty.com/shinyo-kk/index41.htm
なるほどですが、土壌部分はメヅマリや塩類蓄積が起きないのか?
と思ってしまいました。表面の植生を刈り取れば
塩類は除去できるのかもしれませんけど。
 新土壌浄化法なるものもありました。
http://www.furano.ne.jp/sanso/pelet/dojyo.htm
(長)

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重慶市:世界最大手の水処理企業が市場に進出
http://www.asiax.biz/news/2009/05/07-101949.php

-----ここから引用-----
重慶市対外経済貿易委員会の情報によると、世界最大手の
水処理企業である米Nalco社の中国における環境保護拡張
計画がスタートする。
-----引用ここまで-----

 だそうです。
(長)

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公園にあるアノ水飲み器の勢いが想像以上にすごいのはなぜか
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1240888161054.html

-----ここから引用-----
水飲みの蛇口の直径は約4ミリで、これは普通の蛇口の直径(13〜14ミリ程度)
の約1/3である。理論的には、蛇口の直径が1/3倍になると、水の勢い(水が
蛇口から飛び出す速さ)は9倍になる。そして、水の勢いが9倍になると、
水が達する高さは81倍になる(!)のだそう。実際には空気抵抗などにより
高さは制限されるが、やはり水飲みの勢いはハンパねえみたいだ。
-----引用ここまで-----

 確かにスゴイ勢いで出てくることが多くて、
友達が飲んでいるところで、蛇口をひねって
勢いを強くするいたずらをよくやったものです。
でも、81倍にもなっているなんて驚きです。
(長)

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廃プラ1トン→燃料800キロ 農機動かす
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/bulletin5/article.php?storyid=904

-----ここから引用-----
業用廃プラスチックを油にして農業機械に利用する取り組みを長崎県
諫早市で農業生産法人、マツオファームが始めた。廃プラからほぼ
同量のガソリンや軽油などが取れる。
-----引用ここまで-----

 久しぶりに農業新聞読んでみたら、こんな記事が載ってました。
ビニールハウスや育苗ポット等、農業からは、けっこう廃プラが
出るんですよね。山の中で不法投棄されているものが、
そういうものだったりするのも、何度か見たことがあります。
この改質技術、1000kg->800kgと、かなり効率が良いですが
外からのエネルギーの投入はどの程度なのでしょう。
毎日新聞にも載ったみたいです。
サリョウ:廃プラから混合油 佐世保の油化装置製造業、小型装置を開発 /長崎
毎日新聞 - 2009/04/08
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090408ddlk42020561000c.html
毎日新聞のサイトからは消失しているので、こっちから引用します。
http://blog.goo.ne.jp/wa8823/e/a4d2086437cf10429a76f47cb22ebf8a
-----ここから引用-----
 佐世保市の油化装置製造業「サリョウ」(石本直大社長)が、
廃プラスチックを混合油に変える全国でも珍しい小型の油化装置を
開発した。国営諫早湾干拓事業の干拓地入植者が油化装置の利用を
始めており、県農業振興公社は「循環型の農業を目指す干拓地の、
先進的な取り組みとして期待している」としている。
 油化装置は縦約8メートル、横約3メートル、高さ約2メートルで、
製作費約6000万円。数年間の開発期間をかけ、昨年秋に完成した。
農業用の廃プラスチックを液化槽で約500度の高温で溶かし、
さらに気化させて急激に冷却すると混合油ができる仕組み。約100
キロの廃プラスチックで約80リットルの混合油ができ、1日に
1トンの廃プラスチックを溶かせるという。
-----引用ここまで-----
(長)

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SRIハイブリッド、中国・ベトナムの子会社がゼロエミッションを達成
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=206144&lindID=5

-----ここから引用-----
 住友ゴムグループのSRIハイブリッド(株)のOA機器用精密ゴム部品
製造子会社である中山住膠精密橡膠有限公司(略称:中山)とスミラバー
ベトナム(略称:SRV))は、本年10月に完全ゼロエミッション*1と
ゼロエミッション*2をそれぞれ達成しました。

*1:完全ゼロエミッション:直接埋立廃棄物の発生を完全になくすこと
*2:ゼロエミッション:直接埋立廃棄物の発生が全廃棄物発生量の1%
未満であること
-----引用ここまで-----

 埋め立て廃棄物がないのはいいことです。サーマルリサイクルとして利用
とあるので、その灰等もどこかに利用しているのでしょうね。
(長)

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大気汚染により3日でDNAが変質
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2009051801&expand

-----ここから引用-----
 研究チームによると、普通の空気を吸っている都市生活者でも同じような
損傷を受ける危険性があるという。大気中に漂う細かな“ちり”や、金属粉、
“すす”といった粒子状物質は肺に滞留する場合があるが、これらの物質は
呼吸器系疾患、肺癌、心臓病などを引き起こす可能性が指摘されている。
-----引用ここまで-----

 ディーゼルエンジンのススがもっと嫌になってしまうような
話しですが、これだと砂埃でも影響でそうな・・・
(長)

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 連絡・投稿先:長峰 mizusyori@mac.com
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【編集後記】我が家の鶏を1羽潰していたところ、娘から「地鶏はいやだから」と
言われ、地鶏はおいしいじゃない?と返したところ、「自鶏」だったようです。
つまり自家製鶏の意味です。これって、いい名称かも。
(長)I
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