★ Mail Magazine:「ザ・教室」 No.622
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このメールマガジンは「小学校 教師からのメッセージ ザ・教室 blog」の
記事や、しおちゃんマンの発行する日刊学級通信の記事を紹介しています。
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★小学校 教師からのメッセージ ザ・教室 blog
http://shiozaki.info/mt/
▼2008年06月15日 現場を消耗させる間違った競争主義
http://shiozaki.info/mt/archives/2008/06/post_1315.html
▼2008年06月16日 意図的な学力低下宣伝
http://shiozaki.info/mt/archives/2008/06/post_1316.html
▼2008年06月17日 教師管理はどこに向かっているのか
http://shiozaki.info/mt/archives/2008/06/post_1317.html
▼2008年06月18日 エッシャーの作品から物語を書いてみる
http://shiozaki.info/mt/archives/2008/06/post_1318.html
▼2008年06月19日 しおちゃんマンの家に新しいメンバー
http://shiozaki.info/mt/archives/2008/06/post_1319.html
▼2008年06月20日 教育をサービスの質として評価する傾向はその要求に歯止
めが利かない
http://shiozaki.info/mt/archives/2008/06/post_1320.html
▼2008年06月21日 うんうん、いい感じ
http://shiozaki.info/mt/archives/2008/06/post_1321.html
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【今週の日刊学級通信(小学校6年生の教室)】
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[目 次]
NO.48 エッシャーの作品から物語を書いてみる
NO.49 エッシャーの作品から物語を書いてみる〜子どもたちの作品(1)〜
NO.50 エッシャーの作品から物語を書いてみる〜子どもたちの作品(2)〜
NO.51 エッシャーの作品から物語を書いてみる〜子どもたちの作品(3)〜
NO.52 エッシャーの作品から物語を書いてみる〜子どもたちの作品(終)〜
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◆ザ・教室2008[2008年6月16日(月曜日) NO.48]
[エッシャーの作品から物語を書いてみる]
エッシャーという版画家がいます。不可思議な、だまし絵のような、それで
いて哲学と芸術を感じる作品を数多く残した人です。
たとえば、〜作品略〜
修道院の修道士たちの生活を描いた作品ですが、よく見てみると階段が変で
す。昇っても昇っても高さは変わらず、元にもどってしまいます。これを図に
表すと、下記のようになります。(向きは逆ですが。)
〜図は略〜
この作品をみんなで読み取ったあと、自分でこのトリックを利用した物語を
書いてみます。それは、自分が修道士としてこの絵の世界に入っての物語でも
いいし、この絵から離れて不可思議な階段を利用した物語でもいいことにしま
した。
他のクラスでもこの授業をやってみましたが、どのクラスの子も、アイデア
あふれる物語を書くことができていました。
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◆ザ・教室2008[2008年6月17日(火曜日) NO.49]
[エッシャーの作品から物語を書いてみる〜子どもたちの作品(1)〜]
(女子)
私はある家を訪ねた。その目的の人はアパートの2階に住んでいるらしい。
そのアパートにはエレベーターが無いから階段でのぼった。階段の入り口に
はドアがあった、私はドアを開けてみた。暗かったし人もいないし、気味が悪
くなった。こんな所、早くぬけてしまおうと階段を急ぎ気味でのぼった。
「へんだな、2階までのぼるのって、こんなに時間がたって、こんなに疲れる
んだっけ。」
私はしばらくしてそう思った。
私は階段が何かまだ気づかずにのぼり続けた。
さらにしばらくして私はかなりばてていた。少しふらっとした時にかばんの
中から鉛筆が落ちた。そしてその鉛筆は階段をかなりのスピードでころがって
いった。
「鉛筆1本くらいどうでもいいや。それよりつかれた。少し休もう。」
と休もうとした瞬間、さっき落ちた鉛筆が前から転がってきた。私はぞっとし
た。
すごくあせってもとの道(?)を走っていった。
でも、目の前に何かある。よく見たら、さっき飲んでいた水だ。その時思い
ついた。その水の入っているペットボトルを真ん中にあいている穴に投げた。
コーン!!頭に何か落ちてきた。投げたペットボトルだ。もうだめだと思い、
目をギュッとつぶって、丸くなった。
しばらくして目を開けてみた。階段の入り口のドアが目の前にある。
「え!?」
と思ってうしろを振り返ってみた。見覚えのある場所。……。
「もどれたんだ!!!」
そう思い、アパートのところをもう一度見てみた。
さっきのドアがない!!!私はこわくなり、急いで家に帰った。
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◆ザ・教室2008[2008年6月18日(水曜日) NO.50]
[エッシャーの作品から物語を書いてみる〜子どもたちの作品(2)〜]
(女子)
私は不思議な話を友人に聞いた。
それは、修道院に不思議な階段があるということ。
そして私はその階段が気になったので修道院にそっとしのびこんだ。
すると、すぐ自分の前に一番上まであがっている階段があった。
それもその階段だけ、すごく汚れていました。
しかし私はその階段をのぼってしまいました。
するとあっというまに、その友人から聞いた不思議な階段に着いたらしい。
そして私はその不思議な階段をそっとのぼってみた。
しかし、普通の階段といっしょで、動いたりしゃべったりしない。
私は不思議な階段じゃないなと思い、おもわず駆け足でのぼってしまった。
しばらくすると、自分がのぼっている階段がとてもおかしいことに気づいた。
それは、この前からのぼった階段は、自分がいた位置にはもどらなかったは
ずなのに、この階段は、すぐに自分がいた位置にもどってしまう。だから私
は、
「キャー!」
とさけんでしまった。
するとたまたま友人がかけつけた。
そして私はこの不思議な階段にきたわけを話し、すぐ修道院の入り口にもど
り方を教えてもらった。
私はもう、この不思議な階段に行きたくないなと思った。
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◆ザ・教室2008[2008年6月19日(木曜日) NO.51]
[エッシャーの作品から物語を書いてみる〜子どもたちの作品(3)〜]
(女子)
私は朝起きて、お母さんに、
「早く起きて来なさい!もうこんな時間よ!!」
と言われた。
そして私は、いやいや起きて、部屋のドアを開け、階段を下りていった。
そして下の部屋でお母さんが、
「早くしなさい!!朝ご飯食べる時間もなくなるわよ!!」
と言った。
私はちょっとムカッとしながら、いそいで階段を下りていった。
でも、どうしてなのか、お母さんの居る部屋に着けないのです。
『おかしいな…??』
と思いながらも、
『もう少し下りれば着くかな??』
と考え直して、がんばって下りてみました。
でも、やっぱりお母さんのいる部屋にはたどり着けません。
私はあきらめて座り込みました。
するとどこからか声がして、
「フッフッフ−…。どうだった…??」
『だれ??』
「これからは、ちゃんと親の言うことをきくんだぞ!!」
すると、夢のように私の周りから階段などが消えていった。
そして気がつくと、朝ご飯を食べているところだった……。
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◆ザ・教室2008[2008年6月20日(金曜日) NO.52]
[エッシャーの作品から物語を書いてみる〜子どもたちの作品(終)〜]
(女子)
私がもし修道院に住んでいたら……?
(先生)「さぁっ!!今日もトレーニングを始めるぞ!!」
(みんな)「はい!!」
と、あの階段へ…。みんなだまってのぼりつづけている。
「……」なんでこんなことするのだろう…。先生の言いなりになって…。みん
なバカげている…。どうしていいなりになんかなる?そんなふうにするなん
て…と、そう思いながら私は上でやっているみんなをながめている。
でも、こんなこと言っている私だって、前はのぼっていた。
あんなことがあるまでは……。
「よしっ!!はやくいこーぜ!!」
友人が言う。
「あ〜うん。」
そうして私も友人についていく。コツン!「?」なんだ?私が上を見る
と…、何もない。下を見ても何もない。だれも何もしてない。みんな無言と思
いきや、一人だけ肩をふるわせてクスクス笑っている。「?」みると、そいつ
は私の友人だ。右手に小さな石を持っている。
そして私はいいことを思いついた。大急ぎでさっき友人に当てられた石のと
ころに走っていき、そこに落ちてた石を投げた。
すると、たちまちあたりは大混乱!!様子を見に来た先生が、私たち二人を
叱りつけた。先生は、「お前らなんか、修道院に必要ない!!」なんて言われ
た。
それから私たち二人は、いつも悩んでいる。
下と上で。
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