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地域住民の顔が見える地方行政は、真の住民分権を実現する責務があります。その実現の後に地方分権が実現できるのでしょう。情報公開と行政情報化は、その手段の一つです。地域住民は、「ICT社会」と「電子自治体」の実現を待っております。

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2009/02/09

週刊「行政情報化推進ニュース」mag2no430

=== Weekly Gyousei Jouhouka News =================

                    週刊「行政情報化推進ニュース」
                       2009/02/09号(no430号)

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◎「地方自治体の情報化に関わった方々、その5『1980年代 青森県岩木町』」
(平成11年11月07日 記を一部編集、お名前はその当時のものです。)

 今回は、小規模自治体である、青森県・岩木町(当時、現在は弘前市)のお
話をしようと思います。当時、総務課長であった方が中心です。

○小規模町村役場のコンピュータ導入
 地方自治体、とりわけ地方における町村役場のコンピュータ導入決定までに
は、様々な経緯があると思われます。多くの役場は、県内の計算センターへ委
託をしているのが普通でした。
 地場の有力企業が,情報処理事業者として計算センターを運営しています。
町村役場は、高価なコンピュータ(?)の自己導入は検討の対象外でした。更
に人材確保・育成の観点からも困難と思われていました。
 60年代の「事務改善」運動、70年代の「事務省力化」推進そして80年代に入
ると「OA化」というマスメディアの掛声のもと、自治省(現総務省)及び県の
地方課が声を合わせて「地方自治体のコンピュータ処理」を推進してきました。
それは、地方における地域産業に情報処理事業者を育成したという、別の効果
を生みだしました。低成長時代の中で、技術者のユーターン現象を生み出し、
雇用確保に貢献したわけでもあります。
 反面、地方自治体側はどうだったのでしょうか。特に、地方の町村役場にお
いては「情報リテラシー」育成が疎かになったのも事実でしょう。単なるコン
ピュータ技術のみならず、「セキュリティ」「情報公開」「個人情報保護」な
どの「情報リテラシー」の欠如は明らかであります。情報社会、ネットワーク
社会になり、より鮮明になってきたようです。
 計算センターに委託していた町村役場は、過去から「お世話になっている」
という負い目があります。また、毎年改正される地方税法など、業務システム
の変更に多大なコストがかかる現実もあり、当然の事として委託料が毎年増加
する傾向がありました。更に、別の問題も起こってきました。「住民という個
人情報」が、役場には無く、「民企業」(罰則根拠が法的に無い)に存在して
いるという事実でした。

・個人情報保護制度の変遷
 1975年(昭和50年):国立市、「電子計算機に係る個人情報保護条例」
 1988年(昭和63年):自治省・行政管理庁、「電子計算機に係る個人情報保護法」
           地方自治体が条例制定続く ・・・
 2005年(平成17年):「個人情報保護法」関連法など完全施行
           地方自治体が条例(全面)改定または新規制定
           全地方自治体で条例制定なる。

 1975年、東京都国立市は「電子計算機に係る個人情報保護条例」を全国に先
駆けて制定しました。当時電算係長の安藤氏等のご努力で、条例制定にこぎつ
けたと伺っています。四半世紀も前(今からだと35年前)に、こういう情報リ
テラシーがあった事に改めて感心させられます。当時、悪意も無く、個人情報
を外部に提供していた時代でもあったのです。
 故大平内閣の時代に「国民総背番号制」導入がもちあがったのも、こんな時
代でした。国税・地方税の納税義務者の名寄の名目でした。大蔵省(現財務省)
を初めとした行政サイドの一方的なもので、そこには「個人情報保護」という
観点は存在しておりませんでした。当然のごとく、マスコミ・世論の反対で姿
を消してしまいました。およそ30年前の事であります。
 良識があり、問題意識のある市町村は、『住民という「個人情報」は、行政
内部で維持管理することが、住民に対する最低限の姿勢』。こんな見識を持っ
た町村長や職員は、やはり多数おりました。

○青森県・岩木町(現弘前市)
 青森県津軽は、りんごと祭で有名ですが、自立心の強い「じょっぱり」の人
間の数多い地方でもあります。津軽富士と呼ばれる「岩木山」を懐に抱く所に、
岩木町があります。当時、総務課長をされていた小寺氏(後、岩木町町長を三
期勤め、平成11年春勇退されました)も、そんな地方行政改革者のお一人でし
た。
 部下におられた田村氏、大高氏等の協力のもと、行政全般にわたる地方行政
改革を進めておりました。外に向けて、農業の振興、観光産業の育成など地域
活性化事業に力を入れて行く事になるのです。内に対しては、行政事務の効率
化、住民サービスの向上支援に向けての「コンピュータ自己導入」の検討課題
がありました。「これからの時代、地域住民に対して行政の責任を果たすため
には、自己導入しかない」。一課長の立場での意思決定でした。
 人材育成、特に情報リテラシー研修には非常に積極的な町役場であり、住民
基本台帳システム・税務システムなどを稼動させると、すぐに「財務会計シス
テム」を運用させるといった、行動的・先進的な地方の役場でもありした。

○青森県自治体EDP研究会の設立
 今から20年前、小寺町長の名のもと「青森県自治体EDP研究会」を立ち上
げ、システムの共同開発を続けてきました。
 「広域的に行政資源を活用しあおう」と、始まった研究会でもありました。
が、平成の大合併に伴い、研究会の役割も終わりました。

                                              (平成11年11月07日 記)


                      平成21年02月08日 記


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         『地方行政と地域住民の広場』
      (http://homepage2.nifty.com/npoais/)


          <行政情報化ニュース>

◎『今日のニュース」
(http://homepage2.nifty.com/npoais/newsmain.htm)

1.政府・国関連サイト
 ・総務省、第18回住民基本台帳ネットワークシステム調査委員会( 09/02/02)
  http://www.soumu.go.jp:80/c-gyousei/daityo/old/090202_1.html

2.県・市町村及び関係団体関連サイト
 ・上田市、地方から発信する上田市のデジタルアーカイブ(日経BP 08/10/24)
  http://pc.nikkeibp.co.jp/article/special/20081021/1008976/?P=1&ST=over_lbp_leaf
 ・塩尻市、Ruby製図書館システムの導入を決定,「既存システムの半額」(日経BP 09/01/30)
  http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090130/323849/

3.海外及び情報・通信関連サイト
 ・

4.その他・マスコミ
 ・

<情報セキュリティ、Winny(ウィニー)など個人情報漏洩いろいろ>
 ・大阪市水道局、滞納額など個人情報含む書類を一時紛失(Security NEXT 09/02/05)
  http://www.security-next.com/009856.html
 ・加古川市、職員が納税者の個人情報を持ち帰り、誤って第三者へメール送信(Security NEXT 09/02/06)
  http://www.security-next.com/009860.html


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◎セミナーのご案内
(http://homepage2.nifty.com/npoais/semina-.htm)

○『自治体フォーラムinさいたま2008』
・日 時 平成21年02月12日(木) 13:15〜
・会 場 さいたま文化センター
     http://www.saitama-culture.jp:80/bunka/
・参加費 無料
・申込み 
 1.メールにて申込み
   御参加団体・企業名、お名前 、メールアドレスを記述の上、
    E-mail  ugi47372@nifty.com へ御連絡下さい。
 2.Faxにて申込み(下記3.pdfフォームに入力・印刷後、Faxしてください。)
    Fax:049-245-1124 へ御連絡下さい。
 3.下記申込書よりお申込み下さい。
    http://aispaml.hp.infoseek.co.jp/npofo-ramumousikomi2008.pdf

・主 催 ミツイワ株式会社(NPOの法人賛助会員)
・共 催 特定非営利活動法人)市民と電子自治体ネットワーク

◆受付 13:00〜
<プログラム>
◆13:15〜 開会の挨拶
      ・・・ 主催者 矢吹 武重 氏
◆13:20〜13:40
1.新たな情報セキュリティ対策
・地方自治体、「5つの確保策から見た、情報セキュリティ対策とは」
  1.機密性と個人情報保護
  2.完全性と地方財政健全化法(自治体版Sox法)、
  3.可用性と事業継続マネージメント(BCM) −> BCP策定ガイド!
  4.真正性・信憑性と公的個人認証サービス
  5.責任・原因追跡性と証跡(ログ)管理
・地域住民、「インターネット安全対策」
 ウイルス感染、詐欺行為、プライバシー侵害などの情報犯罪に対する正しい
理解を広め、初心者でも安全快適にインターネット(電子自治体など)を楽し
める!
      ・・・ NPO代表理事 諸橋 昭夫
第1部:
◆13:40〜14:40
2.地方自治体ICT部門における「業務継続計画(BCP)策定」ガイドライン
      ・・・ 総務省自治行政局地域情報政策室 課長補佐 石川 家継 氏
 − 休憩20分 − 
第2部:
・申込み:下記pdf申込書に記入後、049-245-1124 へFaxにて
      http://aispaml.hp.infoseek.co.jp/npofo-ramuannnaino20212.pdf
・主 催: 特定非営利活動法人)市民と電子自治体ネットワーク
・共 催: 経済産業省、NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)
       http://www.jnsa.org/caravan/
・後 援: 警察庁、さいたま市、埼玉県警、情報セキュリティ政策会議

◆15:00〜16:50
3.2008年度全国情報セキュリティ啓発キャラバン
             「インターネット安全教室inさいたま」
<プログラム>
 15:00〜  経済産業省からのお話
       関東経済産業局 地域経済部情報政策課 課長補佐 小泉 一弘 氏
 15:10〜  CD−ROM上映
 15:35〜  冊子解説
       JNSA講師 山田 英史 氏
 16:10〜  県警からのお話
       埼玉県警察本部 生活安全部生活安全企画課
       サイバー犯罪対策センター所長 五十嵐 一幸 氏
 16:30〜  クイズ学習
       ※来場者の方の中からご参加をお願いします	
 16:45〜  質疑応答

◆16:50〜16:55
4.NPOからのご案内と閉会挨拶
      ・・・ NPO副代表理事 関根 崇

◆17:15〜18:45   参加希望者による交流会
以上

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◎NPO法人 市民と電子自治体ネットワーク会員募集のご案内

○特定非営利活動法人 市民と電子自治体ネットワーク
 http://homepage2.nifty.com/npoais
○「特定非営利活動法人 市民と電子自治体ネットワーク」入会のご案内
 http://homepage2.nifty.com/npoais/npoindex.htm
・会員申込み(正会員・賛助会員(個人・法人)・ネット会員)
 http://homepage2.nifty.com/npoais/npopwkaiinnboshuu.htm#会員申込書

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                                                                  以上

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       発行元:NPO)市民と電子自治体ネットワーク
       URL:  http://homepage2.nifty.com/npoais/

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