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2003/06/16

【nyaoの勝手に保険講座】第26号(2003/6/16発行)

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      保険情報メールマガジン 第26号(2003/06/16発行)
           「nyaoの勝手に保険講座」
        発行元:有限会社 エヌワンエージェンシー
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   このメールマガジンは生命保険・損害保険に関する様々な情報を、
     「シロウトにも解りやすく」という主旨で書いています。

ご意見・ご感想・投稿はこちらまで
mailto:n1agency@tokyo.email.ne.jp
バックナンバーをみたい方はこちらです。
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000018300
nyaoの勝手に保険講座・エヌワンエージェンシーホームページ
http://www1.neweb.ne.jp/wb/n1agency/

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■編集者のプロフィール■ 
□森田直子(38歳) □HN nyao
□保険業界歴12年。
 現在、保険共済ジャーナリストとしての執筆活動の他、損害保険&生命保険&
 共済の販売代理事業、印刷物・ホームページ企画制作などもやってます。
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■目次■

お知らせ★nyaoよりご案内&ご挨拶
特集1 ★保険業界人は読みましょう!グッドなセミナー情報
特集2 ★予定低利率の引き下げって、つまりどういうこと?
情 報 ★nyaoも読んでいるメルマガ紹介

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お知らせ★nyaoよりご案内&ご挨拶
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 久々の発行、いつも忘れた頃の発行でスイマセン(^^;。私は元気です。

 今回は、特集1で保険業界人向けのセミナーを紹介しま〜す。保険業界の方は
是非読んで下さい。業界以外の方は、特集2の予定利率の記事やメルマガ情報を
お楽しみ下さいネ。

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特集★保険業界人は読みましょう!グッドなセミナー情報
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 保険業界では有名なジャーナリスト中崎章夫氏が、inswatchという業界向けメ
ールマガジンに書いた記事を、ご本人のご了解を得て転載します。

 保険業界人は読みましょう!私も参加する、RINGの会のセミナーです。


■ビューポイント「中さんの保険業界、ここに注目!」     中崎 章夫
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「代理店マーケットの将来展望」テーマにオープンセミナー開催
 リングの会主催、1日保険漬け環境作る

◇業界的議論の場の必要性
 保険会社の競争が激しくなり、業界横断的に議論する場が少なくなってきてい
るが、今ほど、保険業界関係者が明日を見据えたオープンな議論が必要なときは
ないと思われる。特にプロの代理店経営者にとっては保険会社の枠を超え、徹底
的に顧客、市場にこだわる視点が必要になっている。米国にはRIMSやMDR
Tという大規模な催しがある。RIMSではリスクマネジャーや保険会社、代理
店、ブローカーなどが集まる全米的なイベントとなっており、活発な情報交流が
毎年開催されているのを見るに漬け、日本の保険マーケットの情報交流の基盤の
未熟さを痛感せざるを得ない。保険文化に対する日米の格差の大きさに愕然とす
る。

◇リングの会横浜セミナーとは?
 こうした時代背景の下、本年も7月12日(土)に横浜のパシフィコ横浜で、
代理店主導の自主的な情報交流組織である「リングringの会」 
http://ring-web.net/主催のオープンセミナーが開かれる。内容の詳細や参加申
込みは以下のホームページをご覧いただきたい。http://ring-web.net/os/
 新たな保険文化の創造と代理店経営者の情報交流を目的に代理店経営者とそれ
を支援するアドバイザーが集うリングの会の公開セミナーも早5回(5年)目に
なる。家業から企業へ向けた新たな代理店経営のあり方を問い、代理店経営とI
T問題や代理店経営と法律問題、代理店経営モデルにつき、新鮮な問題提起をし
てきたが、今回は前回の「代理店マーケットを創造する」に続き「代理店市場の
将来展望」と題して代理店マーケットが大きく変わろうとしている今、内外保険
マーケットの実情を学ぶとともに、改めて原点から、代理店自らの経営のあり方
を問い直そうというものだ。生保、損保にとらわれない顧客のリスクカバーの視
点からのテーマ設定も特徴だ。

◇「手作り、手弁当、草の根、口コミ」の運営スタンス
 リングの会主催のこの手作り、ユニークかつニュートラルな性格の催しについ
ては、生損保両業界からも徐々に注目されるところとなっているが、まだ十分と
はいえない。「手作り、手弁当、草の根、口コミ」を基本としたこのセミナー参
加者もスタート時250名規模から、年々業界人に認知され、楽しみにされ、参
加者も増えている。参加費や交通費、宿泊代などを考えると障害も多い。それで
も身銭を切っても最新の保険業界情報を聞きたい、全国の意欲的な代理店経営者
と交流したい、と全国から意欲的な代理店経営者、保険会社の社員、あるいは保
険流通や保険システムに関連する方々が参加する姿を目撃すると、保険業界の革
新の息吹きが体得できる。

 昨年の7月6日の第4回セミナー参加者は延べ350名に達した。今年はパシ
フィコ横浜の5回を終日借り切り、600名規模と一段とスケールアップしたイ
ベントとなる。例年のセミナーや懇親の場に加え、今年は、新たな試みとして保
険流通の裾野ビジネスとの出会いを狙い出展ブース、新情報のプレゼンルームも
設け本格的な保険業界関係者の情報交流の場作りを目指す。

◇基調講演は「米国の保険代理店の変貌」
 そこで今回は、午前の基調講演は、サンフランシスコ在住で米国の保険流通動
向についての第一人者であリ、インスウオッチ常筆の保険ブローカの野田節子さ
んを招き、「米国ビックバン後の代理店経営の変貌」のテーマで米国の代理店は
手数料縮小化の中で代理店大型化をどう成し遂げたか、につき話してもらうとと
もに、今後の日本の代理店業のあり方に示唆に富んだヒントをいただこうと言う
ものである。

◇パネル討議は「保険流通の胎動」
 午後は、まず「保険流通の胎動を探る」というテーマのパネルディスカッショ
ンを用意。私こと保険ジャーナリストの中崎の司会で、これからの保険業界、保
険流通の見通し、プロ代理店市場の将来展望につき、パネラーに論じ合っていた
だく。パネラーには、顧客にこだわる地域密着代理店として広島のボアーズの佐
喜本敦子さん、元MDRT日本会会長で、生損保総合販売を展開し、最近では広
域拠点によるビジネス展開を図るウイッシュグループの長井義夫さん、保険流通
コンサル業ならびにM&Aによる独立の最大手保険代理店ビジネスモデルを展開
するアドバンテッジリスクマネジメントグループ代表の鳥越慎二さん、保険のマ
ーケティングと顧客管理システムのコンサルタントとして定評のある大橋敬さん、
そして急遽、その時期にたまたま来日中の米国ハワイで損保総代理店を展開する
ノグチ&アソシエイツの代表の野口英夫さんもパネラーに加わることになるなど
豪華な顔ぶれで、多角的な切り口からテーマを論じ合っていただこうというもの
だ。

◇分科会は「ITと代理店経営」と「日本の相続対策」から選択
 その後、今回初の試みとして、会場を2つに分け、分科会形式のメニューをそ
ろえる。関心の強いテーマを選んで聞いてもらおうという仕掛けだ。
 その1つの分科会が、「ITは代理店の営業時間拡大に貢献するか」について保
険システムとマーケテイングに造詣の深い尾籠裕之さんの司会で、代理店業を営
むとともに代理店システム開発も行うデジタルインスアランスの田村俊和さん、
それに保険会社からIT部門の方々を招き(1) ITは代理店の顧客基盤の維持・
拡大に貢献できるか(2) 顧客DBは顧客対応の要となっている顧客ファイル
(紙ファイル)に替わりうるか(3) 代理店の営業時間最大化に貢献する代理店
システムとはどんなものか(4) 共同ゲートウェイは代理店のIT化のインフラ
になりうるか、について話し合っていただこうと言うものだ。リングの会オープ
ンセミナーでは例年ITをテーマとしてきているが、今回もこうしたこれまでの
議論の成果や時流を踏まえてのテーマ設定となっている。

 もう一つの分科会では税理士・CFPで(株)FPプラン 代表の染宮勝己さ
んを講師に「日本の相続が変わる」というテーマで話してもらおうというものだ。
代理店経営に生保の位置付けは大きくなっているが、特に最近の相続税法の変更
に伴い生保を活用しての相続対策は様変わりの様相もある。染宮さんからはバブ
ルが崩壊した後の相続対策について"遊税対策"という新しい視点から、生命保険
を有効活用した安心できる相続対策の必要性を論じてもらう。

◇ブース展示やプレゼンも見所
 今回のオープンセミナーのもう一つの目玉が、午前のセミナーと午後のセミナ
ーの合間の昼食時間や休憩時間やセミナー後を利用してのブース展示(20区画
以上)や新情報のプレゼン(プレゼンルーム2つ)である。今回は参加者全員に
昼食時間も有効にこれらを見て楽しんでもらおうと弁当やお茶を用意している。
参加した代理店や保険会社社員にとりいろいろな裾野産業からの新商品や新サー
ビスあるいは情報提供が得られるはずだ。午後6時から8時まではこれまた恒例
の懇親会である。例年200名近くの方が集まり、近接のホテル会場で立食形式
で活発な人的交流が行われる。名刺を多数用意しておくことが肝心。

 多くの方が一日保険漬けになって、これからの保険産業、代理店産業そして自
身の経営の先行きに希望と夢と挑戦スピリットを抱いてほしいものである。
*参加申込みは http://ring-web.net/os/apply.htm
 定員になり次第締め切らせていただきますので、申込みはお早めに。

セミナー詳細
http://ring-web.net/os/

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■第5回RINGの会オープンセミナー 展示ブース出展企業募集 1区画5万円〜

 セミナー参加者は、ITに習熟した生保・損保各優良代理店が見込まれます。
 その他、保険業界関係者・保険会社社員などの参加もあります。昨年は半日
 プログラムでしたが、今年は全日プログラムです。
 ※今年は600人の参加を目標とし募集中

 展示室 ■1区画2m四方程度の展示区画 37区画迄 
 プレゼン■聴講席各室50席程度 2部屋
 時 間 ■展示ブース設営開始AM8:00〜  9時開場〜18時撤収完了 

 資料請求はメールにて「RINGオープンセミナー展示ブース資料希望」の記載と、
 ご社名・ご連絡先を記載の上こちらまで → morita@n1agency.com
 ※展示ブース受付は私が担当してます(^^)(nyao@森田)

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特集2★予定低利率の引き下げって、つまりどういうこと?
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 生命保険の予定利率の引き下げをする法律が可決されました。これに関しては
いろいろな意見がありますが、まずは、この生命保険の予定利率を下げるとはど
ういうことなのか、ということを説明しますね。

 まずはそもそも予定利率ってなんじゃ?ということから。生命保険に入ると掛
け金を払いますが、この掛金ってどのように算出されているかご存知でしょうか?
生命保険って、年齢の高い人ほど掛金が高いよね。それは年齢が上がるほど、死
亡率や入院率が高くなるからなのよね。この辺はなんとなーくわかるよね。その
他に、保険会社の事業費などもプラスされてます。
 そして、保険会社は、加入者が払った掛け金を運用しているわけですので、そ
の運用によって発生する利益を、【あらかじめ先に計算して掛金から差し引いて
いる】んですよ。この予め差し引いている割引率を「予定利率」というのです。

 つまり生命保険の掛金って大ザッパに言うと、こういう仕組み。

【各年齢の死亡率などから算出した掛金 + 事業経費 − 運用による予定利益】

 さて、この予定利率は、今までの法律では、保険に加入するその時に決められ
た割引率をずっと継続する約束になっていたんです。つまり固定金利ということ
です。だから、皆さんの保険の掛金は、加入時の予定利率で算出した運用利益を、
あらかじめ割り引かれた掛金になっている、ということです。

 そして、掛金って一度加入すると、満期や更新がこないと変わらないものです
よね。10年前に加入した保険は10年前の予定利率で計算した掛け金のまま、世の
中の利回りが変動しても掛金は変わらない、つまり一度決めた予定利率を途中で
変える方法は、満期になるか、更新になるか、転換をしない限り、無かったので
す。(※ちなみに途中でも予定利率が変動する保険もあります⇒変額保険)

 とくに、更新が無い個人年金や終身保険など、貯蓄性の高い長期保険は、加入
時の予定利率のままで保険が継続し、そしてお金が増えていく約束なわけで、予
定利率が高い時期に入った貯蓄型保険はめっぽうオトクということになります。
…そうなのよ、これが問題なんです。

 ここからがいよいよ本題でーす。

 昔は世の中の利回りが高かった。だから当然予定利率も高かったのです。だけ
ど今は相当な低金利時代。だから古い保険の契約が続けば続くほど、一体どうい
う現象が起こるかというと、つまり保険会社に赤字が発生することになります。
だって、昔予定していた運用利益率を上げることは今、不可能だからです。
 高い予定利率の昔の保険を続ければ続けるほど、保険会社の赤字は増えていく
ってことです。ちなみにこの現象を「逆ザヤ」って言います。

 で、その状態が続くとどうなる?保険会社は経営が苦しくなり、そして・・・
がびーん!破綻。もしも保険会社が破綻すると困るのは契約者の方々。満期金は
一気に沢山減るし、もーサイテーです。そうなるよりは、予定利率を破綻の前に
下げるとか変えられるようにする方が、保険会社の破綻を防げるし、将来の受け
取りが減るには減るけど破綻した場合の減る割合よりはまだマシだから、だから
その方がイイじゃん、という理屈で、予定利率を途中で変えてもいいよ〜という
法律改正を行ったわけです。
 
 具体的に、予定利率の引き下げを行った場合、今の保険の掛け金が高くなるの
ではなくて将来の受け取りが下がると考えてください。

 でも、個々の加入者にとっては「え〜!加入する時に、約束していたものなの
に、途中で約束破っても良いってどういうこと!?」と思うのも当然のこと。そ
んなこんなで、スッタモンダの上に、この法律改正は一度先送りになったりしま
したが、しかし今回いよいよ本決まりの運びになりました。

 ちなみに、ホントに保険会社が予定利率を下げるタイミングっていつなの?と
いう問題もあります。実際はそう簡単ではなくて、加入者の9割の合意が必要と
か、面倒な取り決めがあって、ホントに破綻ギリギリの会社じゃないと予定利率
の引き下げって出来ない仕組みのようです。でも、それって意味あるのかなぁな
んて思ったりもします。

 広い意味では多くの契約者の皆さんを保護するための改正とも言えるのですが、
しかし解釈は色々ですよね。マスコミやニュース解説ではかなり叩かれているよ
うですが。。。皆さんはどんなふうに思いますか?

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★編集後記★

 色々な仕事をしている私ですが、執筆の仕事の時と営業の仕事の時とでは、ス
イッチが切り替わるというか、執筆者と営業マンでは全然モードが違う自分にな
っているということを感じます。そういう切り替えも、それぞれがストレス発散
になったり、また気持ちが入れ替わるのって良いことみたいです。しかし、年齢
と共に、スイッチの切り替えにちょっと時間がかかるようになって来ました。。
う〜ん。。。でもでも、これからもどっちも頑張るわ〜。(森田)

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