2009/10/11
国際戦略コラムno.3425.ドル基軸通貨体制崩壊過程
******************************
国際戦略コラム NO.3425 ???
発行部数 4000部 ???
http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/ ???
2009.10.10 ???
******************************
ドル基軸通貨体制崩壊過程
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
月曜に有料版の0章をお送りします。
2008年11月に英国ブラウン首相が、インドのムンバイで新世
界秩序を作ることが重要と演説した。「p0010.新世界秩序の
歴史と考察」でこのブラウン首相の構想を現に考察した。
今回は、10月6日に中東情勢が詳しいロバート・フィスク氏の英イン
デペンデント紙の記事「アラブ諸国、原油取引での通貨バスケット
建て移行を協議」を追いかけるために、今までの湾岸統一通貨の動
向を見て、検討しよう。
Fより
0.はじめに
今までに出てきた湾岸通貨、IMFのSDRなどに関する記事を有料版の
最後に全て収集し載せたので、有料版読者はそれを見てください。
湾岸統一通貨の話は、2006年11月と3年前に初めて聞いた。この時点
から、ドルは下落していて湾岸諸国はドルペッグ制から離脱するこ
とが協議していた。円はドルと同様に弱かったために、日本では気
が付いていないだけである。そして、湾岸統一通貨は単一主要通貨
に連動させることには今後意義が見いだせないであろうと述べてい
る。
この湾岸統一通貨の裏方としてロスチャイルド銀行がサポートして
いる。もう1つが湾岸諸国の外貨準備金は全て英国の銀行が運用・
管理している。このため、英国が世界の外為取引の34%を占めて、
米国の17%より大きい。日本は第3位で6%である。このため、英国
の動向が重要である。
しかし、その構想が出て1ケ月もしないで、オ-マンが離脱する。
裏では米国の離脱工作が続いたようである。オーマンは準備が整っ
てから遅れて加わる意向を示したとあるが、オーマンは他の湾岸諸
国と違い石油が出ないので、経済的に問題があり、サウジからの経
済援助より大きな米国の経済援助に靡いたのであろう。
2007年11月に一層のドル安から湾岸諸国はドルペッグ制をを廃止す
べきだとの意見が台頭したが、12月に湾岸協力会議(GCC)で通
貨統合の前段階として加盟国通貨のドル連動(ペッグ)を維持する
姿勢を打ち出した。この裏でも米国は相当の活動を行ったようであ
る。しかし、サウジを中心として、相当の苛立ちがあると想像でき
る。2006年から徐々に政府系のファンドが立ち上がり、投資の保全
で米国以外の地域にも投資するようになる。
このように数年前から、湾岸諸国はドルペッグ制廃止と統一通貨に
ついて議論してきたのである。その裏に英国とロスチャイルドがい
ることも考えると、今回の2009/10/06英インディペンデント紙での
「アラブ湾岸諸国が原油取引での米ドル利用を中止し、通貨バスケ
ット建て取引移行に向け、ロシア・中国・日本・フランスなどと極
秘に協議している」はありえることが分かる。数年前からの記事を
追いかけていない有名な評論家が即座にうそであると断言できる状
況ではない。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
国際戦略コラムHPは、
http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/
国際戦略リンク集は、
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/8417/link.html
国際戦略BBSは、
http://otd13.jbbs.livedoor.jp/335970/bbs_plain
http://otd9.jbbs.livedoor.jp/1000007725/bbs_plain
国際戦略コラム(無料版)のメルマガ登録・解除は下記で
http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/mail.htm
国際戦略コラム(有料版)のメルマガ登録・解除は下記で
http://premium.mag2.com/mmf/P0/00/73/P0007345.html
有料版バックナンバー購入サイト
https://reader.premium.mag2.com/servlet/RequestBacknoListView?mid=P0007345
******************************
お問合せ、記事に対するコメントは、
fuku41@mail.goo.ne.jp
か国際戦略コラムHPのフォームでお願いします。
回答は記事の中でいたします。
----------------------------------------------------------
このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』
を利用して発行しています。( http://www.mag2.com/ )
----------------------------------------------------------



