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2009/09/20

国際戦略コラムno.3404.米中貿易摩擦か?

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    国際戦略コラム      NO.3404        ???
             発行部数 4000部    ???
             http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/     ???
         2009.09.20        ???
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          米中貿易摩擦か?
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月曜日の有料版の0章、1章の少しをお送りします。

米国と中国の間では、G2対話で人民元の対ドルレート維持と引き
換えに米国債を購入するという密約ができてドルの基軸通貨は当分
安泰と見ていた。

しかし、この米中間の貿易・金融で問題が生じ、お互いに相手の輸
入品の関税を引き上げる事態になっている。この米中の貿易戦争を
見よう。
                 Fより

0.はじめに
まず、現状の米国経済を見ると、やっと住宅等の価格下落が止まっ
たことで、米家計の資産下落が止まった。それと住宅価格が底値で
あると見て、この住宅へ投資ファンドが動き始めている。やっと、
金融危機から抜け出し、米国の家計もL字の底になったようである。

米財務省も金融政策・正常化への出口戦略を取り始めた。まず、
MMFの保証プログラムを終了したようだ。ガイトナー財務長官は
声明で「金融によるリスクが後退し、緊急プログラムの必要性も後
退した」と表明した。

しかし、反対にFRBは、不振が続く商業用不動産向けの金融機関
の融資状況について調査を始めた。約800の地域金融機関などが対象
となるが、8月末で92行の破綻が起きている。

このため、年末までに100行以上、200行ぐらいの破綻が起き
ると予想されている。その原因が商業用不動産である。商業用不動
産ローン市場は個人向け住宅ローン市場と比べ価格下落や延滞の増
加が深刻で、金融機関の関連不良資産も多いとみられる。

このように危機はまだあるために、ギブズ米大統領報道官は住宅購
入減税延長の可能性を述べている。

しかし、米国の金融危機は終わったという感じになっている。この
ため、金融規制法を金融業界は競争力の減退から反対しているし、
銀行の投資部門は、高利回りのリスク資産にどんどん投資している
。また高レバレッジも復活してドルのキャリー取引が世界を駆け巡
っている。

しかし、米国民は失業者や就職を諦めた人たちがオバマ政権の金融
業界優先の政策に反対して、ワシントンの抗議集会に詰め掛けて、
30万人以上が参加したという。国民皆保険に反対の集会ではなく
、国民優先でない政策に抗議するために集まったというのが実情の
ようである。

アフガン戦争にも反対で、戦争継続支持者が36%程度になってい
る。このような状態に米国はある。金融業界だけが景気回復した感
じである。

この状況で、G2という蜜月と思われた中国と米国が突如、貿易戦
争を始めたのだ。このきっかけと今後の結果を見よう。

1.貿易戦争のきっかけ
 まず、きっかけであるが、中国政府は中国国有企業が外資系金融
機関との商品関連デリバティブ契約の一方的な破棄を容認する通達
を出したことである。

以後は有料版で見てください。

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