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お酒と焼酎の日本酒専門店、静岡の丸河屋の飲兵衛旦那とおかみさんがお酒をこよなく愛する方に発行するマガジン。あなたと私たちとお酒で通じ合い、飲む程に幸せになってもらいます。日本酒って素晴らしい!

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2008/08/01

丸河屋 日本酒タイムズ「ただいま」名酒と銘酒 NO.179

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  ”酒縁に感謝  ” 静岡 丸河屋 「ただいま」NO.179 2008/8/1

          酒の数ほど浪漫が、盃の数ほど夢がある。

    こんにちはっ! 悦びの酒伝道師 丸河屋の河原崎吉博です。

  お酒について、知れば知るほど愛が深まり、幸せになるメルマガです。
 
                  名酒と銘酒
       
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 ◆今回の内容
 ■A.担当者便り
 ■B.あなたも今夜から日本酒フリーク!
   10分でわかる楽しくお酒を飲む方法
         その72.「日本酒もの知り編の21.名酒と銘酒」
 ■C.お酒の講座 SBS学苑パルシェ「第6回SBS学苑日本酒合同講座」
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 ■A.担当者便り

 静岡県内の本醸造か特別本醸造を集めて、第2回静岡県本醸造鑑評会
 をいたしました。
  http://www.marukawaya.com/koza/kanpyoykai/honjo2008.html

 県内に本醸造あるいは特別本醸造を造っているのは28蔵あります。
 28本をブラインドでおつまみを食べながら、審査しました。

 上位10蔵を発表します。
 第1位 満寿一
 第2位 志太泉
 第3位 萩錦・臥龍梅
 第5位 千寿
 第6位 杉錦・出世城・小夜衣・喜久醉

 巷ではカプ系かイソ系かと取りだたされていますが、今回の結果を
 みるとそれも影響していないように思えました。
 丁度5蔵づつに振り分けられた感じです。

 この鑑評会はお酒を吐き出すというスタイルではなく、実際に飲んで
 つまみも食べて、人と話ながら審査する方式をしています。

 お酒は楽しく飲むものですから、その上での採点の方が現実的かなと
 思います。

 そして、よくあるお酒だけをきいていった場合、そのお酒の前後の
 お酒に影響を受けることもあります。

 人間のすることですから、すべてに関して平等になるということも
 できないでしょうが、この結果はある程度は意味があると思います。

 蔵元さんの中には、この結果を営業に活かしてくれたり、ブログにも
 載せてくれる人もいます。
 
 志太泉さんのブログ
http://blog.goo.ne.jp/shidaizumi2006/e/37ee02002228a9fb2775b00a32585d57

 私個人としては、順位の意外性にはそそられますが、どのお酒が
 何番かなどには興味がありません。
 静岡のお酒全体が上向いてくれたらと思うのであります。



 静岡の本醸造も大いに晩酌する丸河屋の河原崎吉博はここにいます。
   http://www.marukawaya.com/



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 最近飲んだりした中で、思い出せるお酒のリストです。

 君盃 冷撰夏酒                 自宅にて
 プロセッコ イタリア産スパークリングワイン   自宅にて
 紀州梅酒 石神                 自宅にて



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 ■B.あなたも今夜から日本酒フリーク!
                10分でわかる楽しくお酒を飲む方法

 その72.「日本酒もの知り編の21. 名酒と銘酒」


 御客様から質問をいただきました。
 名酒と銘酒は違うのかと。
 
 いい質問だなあ。でも即答できないや。調べよう。

 その結果をいつものこのお二人「酔いどれ伯爵一家」のひとこまから
 説明してまいりましょう。




伯爵「インターネットでお酒を買ってみようか?」




夫人「いいわねえ。ネットは便利だし、見ているだけでも、お酒の良さ
   もわかる気がしてくるし、注文してすぐに来るのがうれしいわ。」




伯爵「検索エンジンで酒屋さんを調べよう。」

  「名前からして、ちゃんとしているかどうかも想像できる。」

  「ホームページも人柄が出てる。」




夫人「名前を見ると、〜〜酒店、銘酒〜〜、酒舗〜〜が多い。」

  「その後に続く店の説明も興味深いわ。」

  「でもちょっと気になることが1つ。」

  「どうして銘酒屋さんはあるのに名酒屋さんはないのかなあ?」

  「名酒と銘酒ってどう違うのかしら?」




伯爵「うん、そう言われれば、的確な解答は難しい。」

  「同じじゃあないか。」

  「いやいや単なる想像だけで、物を言ってはいけない。」

  「ここは辞書で引いてみるか。」




夫人「じゃあ、まず名と銘から調べるわよ。」

  「”名”は名高い、優れたと書いてある。」

  「”銘”は制作者が製品に名を刻むこと。酒や茶などにつける
   特別な名称。銘の打ってある確実な品物となっているわ。」




伯爵「続いて、”名酒”と”銘酒”も調べてみてごらん。」




夫人「”名酒”は名高い酒、優れた酒とあり、”銘酒”は特別な名前を
   付けた酒と出てる。」

  「またこっちの辞書だと、”銘酒”は特別な製法で造り、特別な名称
   を付けた酒とある。さらに”銘酒家”も出ており、銘酒を売る店の他、
   表面では銘酒を売り、裏面に淫売婦をかかえてお客を引く店とある。」

  「このようなことから”名酒”は単純に美味しいと評判な酒だけど、
   ”銘酒”は複雑。」

  「”名酒”は飲み手が作り上げた名高い酒。一方の”銘酒”は作り手や
   売り手が作り上げた特別品であり、優れた品となるよね。」




伯爵「歴史を遡ろう。」

  「昔はどぶろくなどはどこでも造っていただろ。江戸時代になると幕府
   から許可を得る。つまり今で言う納税すると、名を与えられて登録さ
   れたそうなんだよ。これを幕府の酒造株鑑札と呼ぶんだ。新潟で最古
   の蔵は青木酒造であり、熊本の最古の蔵は松下醸造場となっているけど、
   これらは最初に登録されて正式な名をもらったことに由来しているんじ
   ゃないか。」

  「だから辞書に書いてあることからして、多分名酒はいつくかあったけど、
   銘酒は幕府から登録された蔵だけ。」




夫人「そうかあ。」

  「”名酒”は飲み手が作り上げた名高い酒で、”銘酒”は作り手や売り手が
   作り上げた特別品の他に、公の機関から与えられた名がある酒と加えるこ
   とが出来るのね。」




伯爵「江戸時代は登録されて名があるお酒しか他の地域に流通されなかったから、
   他の地域からしてみれば名がある”銘酒”がその地域の代表するお酒で
   あったんだろう。」

  「”銘酒”を”名酒”として扱っていたんだろう。」

  「それが今も引き継がれ、お酒を名前で選んでしまう習慣があるんじゃないか。」




夫人「なるほどねえ。」





 いかがでしょうか?

 私はすごく勉強になりました。
 御質問に感謝。


 この質問は名質問か、それとも銘質問でしょうかねえ。


 ●野球選手でも名捕手はいても銘捕手はいない。●

 こう考えるといっそうわかりやすいですね。




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 ■C.お酒の講座 SBS学苑パルシェ「第6回SBS学苑日本酒合同講座」
 http://www.marukawaya.com/koza/godo/2008/6.html

        「静岡県の蔵元と語る夕べ」
 
     〜〜〜「静岡県のお酒は日本一!」〜〜〜

      「静岡酵母の生みの親とその担い手」

 静岡県を吟醸王国と呼ばれるまでに押し上げた静岡酵母。その生みの親
であります河村傳兵衛先生と静岡酵母で醸し続ける蔵元をお招きして?
静岡のお酒の魅力に迫ります。日本酒だけでなく、静岡酵母で作られた
柿酢も御賞味いただけます。

 今回は静岡酵母がテーマなので、河村傳兵衛先生と先生の新酒の会の
メンバーである三蔵がゲスト予定となっています。

 過去に静岡県のお酒をテーマにした、講座や懇親会などの会はありま
したが、河村傳兵衛先生とその担い手である三蔵だけが登場したことは
なかったと思います。それだけに参加する方には貴重な体験をしていた
だけることでしよう。

 この講座にはSBS学苑の日本酒講師も三人が顔を揃えます。時間も2時間
30分。お酒もおつまみも出されます。申し分ない講座となることでしょう。

 会 場  SBS学苑パルシェ
 日 時  2008年9月20日(土)16:30〜19:00
 受講料  4,900円(飲食代込)
 お問い合わせはSBS学苑パルシェまで 054-253-1221


・合同講座とは?
 SBS学苑は静岡県内に数カ所あります。日本酒講座もいくつかあるわけで、
 年に一度は合同の催しをしようと、この合同講座が企画されました。


・私の気持
 合同講座は静岡県内の蔵元さんにお越しいただいています。これまで
 中部、西部、東部の地域からお招きしました。
 また、目的のひとつに各校の生徒さん同士の親睦もあり、過去を振り返
 ると、それも達成していると思われます。
 今回がその意味においての節目。もう次回はないとも想像しています。
 そんな現段階において、今回河村先生をお招きする。私はSBS学苑の講師
 になってから、ずっと河村先生の御登場について思案していました。
 第6回目である今度が丁度良い。私が講師をしている間には是非とも御登
 場願おうと思っていましたから、安堵しています。

・SBS学苑からの話し
 せっかくの河村先生のゲストご登場にあたり、できるたけ多くの人に
 来てもらいたい。従来は内輪だけで開講していた合同講座。今回はある
 程度は一般も対象としたい。

 このような打診がありました。私が主催者ではないので、結論は出せま
 せんが、できるだけ多くの人々に河村イズムを注入できればと思います。

 8/1現在で参加希望者は37名だそうです。
 過去最大になることは間違いありません。

 

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 後書き

 左手の親指を切り、5針縫いました。

 8月の日本酒講座は発泡日本酒がテーマ。
 同じお酒で炭酸が入っている場合と、入っていない場合では、味覚上
 どのような違いがあるのか。
 造ってしばらくしてでは、酒質が変化してしまうので、直前に造って
 持って行こうと考えました。

 私の自作の発泡日本酒が必要になるわけで、それならば自分で実験
 してみよう。

 君盃の冷撰夏酒を発泡日本酒のゆきくらの瓶にいれ、そこに炭酸ガス
 を注入しはじめました。(注入の仕方は秘密です)
 
 炭酸ガスは液体であるお酒に溶け込まずに、もこもこと上に上がって
 きてしまいます。

 そこで蓋をしました。
 更に炭酸ガスを注入しようとした矢先、瓶が暴発。
 大きな音がしてガラスの破片が飛び散りました。

 私は爆音でびっくりしている親に照れるように、にこにこしていました。

 割れた瓶を片付けようとしたその時に血が出ていることに気がつきました。
 体はどこも痛くないのに血が出ている。
 あれ、どこかなあと見回したら、左手の親指がぱっくりしていました。

 傷の大きさから、これは縫わなくてはダメだと判断して、急いでタクシー
 を呼び、外科へと向かいました。

 麻酔をして縫ってもらっている間ずっと後悔していました。
 あ〜あ、子供をしばらくプールへ連れて行けないなあ。

 それよりも、子供がいないときに実験をしていてよかった。
 もし、顔にでも当たっていたらどうなったか。

 医者から帰って現場を見ましたが、暴発により、近くにあった空瓶の
 首も取れて割れています。すごい破壊力です。


 私は今回の怪我で自分のとろさがわかると同時に、一つの商品を
 仕上げるまでには、いくつもの苦労や犠牲がある。

 美味しいお酒もその上に出来たものと、ありがたさを手の痛みから痛感
 しています。

 たまたま静岡県酒造組合で富士錦の清さんに会い、このようなことを
 お話させてもらいましたが、富士錦さんでも1.8Lの瓶がはぜていたこと
 もあったそうです。


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 私が直接送るお酒の御案内「酒ニュース」もあります。

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 そんな酒ニュースのサンプルと御登録はこれらからどうぞ。
  http://www.marukawaya.com/sakenews.html

 頻度は月に1回から2回程度です。

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 今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
 貴重なお時間をすいませんでした。

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 担当 河原崎吉博    webmaster@marukawaya.com

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