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あれだけ愛し合って結婚したのに、どうして夫婦の愛情は薄れていくのでしょうか? 誰もがはまりそうな落とし穴が事例を通して明確に分かり、二人の関係を修復する知恵が満載されています。

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2006/12/01

夫婦の絆

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 ◆♀◆    ∞ 『 夫 婦 の 絆 』 ∞  06.12.01  ◆♂◆
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       [aLife]:http://www.alife.ne.jp  −第154号−

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        ++ 愛が伝わるのは                  ++
        ++    自然な表現ができたとき! ++



 ★★『私の思い方は歪んでる!?』
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
            −心ぐせの発見 その5−


 ●「私の表現 なんかヘン?」
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

  夫の登喜夫はたいした小遣いもないくせに、
  スナック通いを始めて10年以上になります。
  妻の由里枝は「家でいくらでも飲ませてやるのに」と言うのですが、
  登喜夫はその気にはなれないのです。


  二か月前、父の十三回忌をちょっと盛大にしようということになりました。
  前回の法事の時に一手に取り仕切った母親も80才を超えて、
  今回は由里枝が段取りをしなければならなくなったのです。


  夫婦と母親とが法事の話し合いをした時に、
  なかなか頭の回らない母親に対して、妻の由里枝は次々にポンポンと
  意見を言って段取りを決め始めました。


  母親にすると「これはどうしましょうか」とか、「これでいいですか」と
  嫁の由里枝が聞いてくれたら機嫌が良かったのでしょうが、
  「この前の法事の時は○○が大失敗だったし、
  ××の料理も味がさっぱりだったんだから
  今年は△△であっさりやればいいのよ」と
  母親がやったことを否定するような言葉が次々と飛び出したのです。
  母親はたいへん不機嫌になって、
  その日から法事のことには関わらなくなりました。


  「○○さんと××さんにちゃんと連絡してくださいよ」って
  法事の中心になる人だからと思ってお義母さんを立てて頼んでるのに、
  「あんたがやればいいでしょ!」って言うんだわ。
  誰の亭主の法事だって言ってやりたくなるよ。ホントに。
  いい加減にせ〜よ、って感じ!!


  登喜夫は由里枝のそういう言葉を耳にすると、
  スーッと立ち上がって外へ出かけてしまいます。
  そんな時、スナックへ自然と足が向くのです。



 ●カウンセリングを受けて
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

  上の文章を読まれてすぐに問題点を見つけてくださったでしょうか。


  由里枝が登喜夫のスナック通いの悩みを話に来た時、
  まさか由里枝自身の表現、言葉遣いが、
  登喜夫の心を曇らせているとは本人は気づいていませんでした。


  実は若い頃、別のスナックのママと特別な関係が続いてた過去が
  登喜夫にはあって、その時の恨みが残っていて登喜夫の目がよそを向く
  本当の理由があることなど由里枝は考えたこともなかったのです。


  法事の時のあいさつは誰がするのか、という話の時にも
  「お義母さんがせんのなら、あんたがするの? せんの? どっち!」
  とたたみ込むように言われていつも穏やかな登喜夫が腹を立てました。


  その時もまだ自分の言葉遣いが夫の心をひどく傷つけていることには
  気づきませんでした。
  由里枝の感覚では、登喜夫が腹を立てたのは、
  やりたくないあいさつを自分が頼んだからだと受け取っていたのです。


  だから話がかみ合いません。
  登喜夫が「お前は男か!」と、由里枝の言葉遣いに腹を立てているのに、
  「あんたこそ男なんだから、あいさつくらい当然じゃ。
  なに訳の分からんこと言っとるん!」
  と訳の分からない会話になっているのです。


  登喜夫に聞くと、「独身の頃はキップが良くてサバサバした由里枝の性格
  が好きだったけど、結婚してからは男のような言葉遣いを聞くたびに
  なんかいや〜な気分になって、そばにおれなくなる」ということでした。


  結婚してみると、「サバサバした」と思っていた性格が、
  男のような性格に見えてきたというのです。


  登喜夫は悩んだと言います。
  浮気のことで由里枝には何も言えなくなっていたとは言うものの、
  元々の理由は妻の言葉遣いを聞くことに嫌気が
  さしていたことが発端だったのです。


  このままでは逆に登喜夫が男らしくありません。
  浮気という歪んだ表現で憂さを晴らすのではなく、
  きちんと妻に自分の気持ちを伝えていく努力が必要なはずです。


  二人でトレーニングに通う内に、由里枝が登喜夫の気持ちを少しずつ
  分かり始めました。
  自分が被害者だと思っていたこともあり、少々言葉遣いがきつくても
  許されることだと思っていたのです。



 ●解 説
   ̄ ̄ ̄

  由里枝に悪気はまったくありません。
  逆に付き合っていた頃の登喜夫には、それを頼もしく思っていた節が
  ありました。


  でも、ダメなんですね。
  男性には男性の、女性には女性の表現があるのでしょう。
  長い夫婦の生活を積み重ねていくと、男性は女性表現を、
  女性は男性表現を“本能的に”求めていくのが人間なのでしょう。


  夫婦の場合、
  自分の妻にふさわしい男性表現が、妻としての働き、力をより発揮させる
  エネルギーにつながります。
  逆に、夫にふさわしい女性表現は、夫としての働き、力をより発揮させる
  エネルギーになります。


  夫の働きや力とは、社会人として意欲的に働くことであったり、
  家庭内の大切なことに対して、夫として、父親としての判断や決断力を
  発揮したり、積極的に妻を支え、愛するという動きになることです。


  誤解してはいけないことは、
  女性表現と言うと、色気を出して、、、、というようなことが中心では
  決してないということです。


  男女は平等ではあり同権ではありますが、
  性別によるそれぞれの特徴や神様から男として、女としていただいた
  使命を無視するような生き方、表現が良いということではないはずです。


  近年、子供をはじめ中高生や若い独身女性、既婚者に限らず、
  言葉遣いがたいへん乱れているように感じます。
  「男のような言葉遣い」の中には、男性が表現しても下品だったり、
  汚く聞こえたりするものがたくさんありますが、
  それを女性が平気で、相手や周囲にお構いなく表現することが
  当たり前になってしまう世の中をとても恐く感じます。


  「夫が良いならそれでもいいのでは」という反論があるかもしれません。
  しかし、精神的に安定した夫婦の生活を続ける上においては、
  男性的な表現、女性的な表現が、相手を求め合う大きな力になるはずです。


  また、相手に対する影響力だけでなく、
  女性が男性的な表現をするということは、
  自分自身を女性として粗末にする生き方にならないでしょうか。
  本来の女性としての喜びが半減することにはならないでしょうか。


  もう少し突っ込んで考えてみると、
  男性は女性を「愛そうとする愛」を発揮する生き物であり、
  女性は男性から「愛されようとする愛」を発揮するところに
  本来の喜びが得られるのではないか、そんな風にも感じます。


  逆に今の世の中は、由里枝夫婦のようにそれが崩れているために
  多くの夫婦が苦悩している、そのようにも見えてきます。


  単純に考えても、女性の素直さや明るさ、親しみやすさなどは
  大きな魅力になりますが、言葉遣いが粗雑になることによって感じる
  「きつさ」や「傲慢さ」は、女性の価値を大いに下げることでしょう。


  このメルマガの冒頭に、『愛が伝わるのは自然な表現ができたとき!』
  と書いてあります。
  「自然な」という言葉の意味は、自分勝手なとか、自分さえ良ければ、
  ということでは決してなく、相手が喜び、やすらぎ、元気になる、
  そういう表現が自然であり、愛だと思うのです。


  「自然」というのはとても気持ちの良いもののはずです。
  辞書には、<おのずから存在してこの世界を秩序立てているもの>
  <人為によってその秩序が乱されれば人間と対立する存在>
  <人や物に本来的に備わっている性質。天性>(以上三省堂国語辞典)
  とあります。
  まさに「神様から与えられたもの」を感じざるを得ない言葉なのですね。


  女性として神様からいただいたものを大切にして自分を磨いてく、
  そこに自分自身の大きな喜びと男性からの温かな愛情が降り注ぐのでは
  ないでしょうか。(^^)


   …―…―…―…―…―…―…―…―…―…―…―…―…―…―…―…―…

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