2009/05/20
■Weekly Mail Journal■2009/5/20 No.484
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 2009/5/20 No.484 週刊メールジャーナル 読者数10838(前回) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ●民主党代表選を論じる前に小沢捜査の是非の再検証を! (会員制経済情報誌『現代産業情報』5月15日号より転載) 【お断り】 すでに民主党は5月16日に代表選を終え、19日、新執行部体制がスタート していますが、本稿が提起している本質的な問題は、まったく陳腐化していま せんので、あえて、5月15日号からの転載を致します。(本誌編集部注) (以下本文) 小沢一郎氏が民主党代表を辞任、マスコミの政治面は民主党代表選一色となっ た。 鳩山由紀夫幹事長VS岡田克也副代表という争いになることは必至で、この二 人の争いも「親小沢」か「反小沢」かといった対立構図で語られるほど、小沢 氏の存在感は大きい。 忘れてならないのは、西松建設事件で小沢一郎氏の秘書を逮捕した検察捜査の 妥当性である。 結果的に、東京地検特捜部は政権交代を阻み、「小沢首相」の芽をつぶした。 「目の前の違法行為を見逃すわけにはいかない。政治資金規正法違反が形式犯 で微罪というが、国民を欺く重罪だ」 こう検察幹部は新聞・テレビの司法記者に語り、それが「公式コメント」とな っているが、検察は政治に利用されるのを嫌う組織だったはずである。 「目の前の違法行為」を見逃さないことより、見逃したことの方が多いことは、 司法記者クラブに所属した記者なら誰でも知っている。 土屋前埼玉県知事の長女の政治資金規正法違反事件は、知事辞任で幕を引いた し、石原都知事に対する水谷建設事件がらみの政治資金規正法違反の告発は、 「本筋ではない」として、最初から捜査するつもりがなかった。 今回の西松建設事件でも、「小沢ルートの次は二階(俊博)ルート」と言われ ながら、結局、二階経済産業相には手をつけなかった。 「金額が少ない」「物証に乏しい」「西松幹部の証言が取れない」といった “言い訳”が検察サイドから流れてくるものの、それは着手前から分かってい たこと。 要は、「小沢秘書」の逮捕が先にあり、二階ルートは検察の公平さを見せつけ る戦略であり、いつものようにマスコミがそれに乗せられた。 では、「小沢秘書」はなぜ逮捕されなくてはならなかったのか。 それが、「霞が関の総意」だったからである。 雑誌ジャーナリズムを中心に、官僚バッシングが続いているが、自公政権が続 く限り、官僚組織は痛くもかゆくもない。 今回の金融パニックが象徴するように、政治家には危機対応能力はない。 どこにどんな組織が潜み、どんな予算を捻出できるかを知悉しているのは官僚 である。 保証協会や旧政府系金融機関をうまく使いながら、彼らは20兆円、30兆円 のカネをたちどころにひねり出し、危機に乗じて「官僚復権」を果たしている。 しかし、「議会制民主主義の定着」を口にし続ける原則主義者の小沢氏が民主 党政権を率いると、官僚秩序は壊れる。 政界コントロールは効かなくなり、「政治任用」は本格化し、天下りの旨みが 本当に消える。 「霞が関」が、なにより恐れたのはそこだろう。 入省1年目から事務次官までのピラミッドを維持する秩序が壊れるのは、自分 たちの生存権が侵されることを意味する。 法務・検察もまた他の官庁と横のつながりのある行政官庁。 「霞が関」の総意を担って、目の前の犯罪に手をつけたのだった。 それに加えて、民主党が議員立法で提出した取り調べを録画録音する「可視化 法案」は、捜査当局の総意として阻みたかった。 容疑者や被告を密室で脅し、保釈や執行猶予をチラつかせながら“落とす”の が、彼らの手法である。 それができなくなるのは手足を縛られるのに等しく、とても容認できない。 このように検察は、今回、司法の枠を超え、「官益」のために動いて政治を歪 めた。 小沢氏の政治手法に賛否が分かれ、地元で確立した利権構造に批判があること は事実だが、それと、「官益」のために「小沢秘書」を強引に逮捕、政権交代 を阻止しようとした検察の問題は別である。 『朝日新聞』(5月13日付)で、立花隆氏は「古い体質の小沢氏は表舞台か ら退くべきだ」という、いつもの論陣を張った。 そこには検察批判と、官僚から小沢氏がパージされたという観点が欠けている。 並んで寄稿した浜矩子同志社大学教授は、悪役が似合うが、それゆえ小沢氏に は、政権交代が使命として託され、何度でも復活を遂げるのだという。 これは非常に面白い見方で、だからこそ小沢氏は官僚に恐れられ、排除された といえよう。 もちろん、それは日本にとっていいことではない。 議会制民主主義は、一党支配のもとでは官僚と結託して澱む。 今の日本がまさにそうで、この澱んだ状況を脱却、新しい政治によって、新し い方向性が示され、新しい流れが生まれなくてはならない。 その大事な選択を国民がする矢先に、官僚は小沢氏を勝手に排除した。 それは官僚の則を超えており、国民の負託を受けていない官僚の、そんな暴走 を許してはならない。 また、その罪を問うことなしに、民主党代表選を争点にしてはならないのであ る。 ◆会員制(法人・個人)経済情報誌『現代産業情報』購読のご希望は、本誌が お取次ぎします。お申し出いただけば、無料で見本誌をお送りいたします◆ 【以下は5月18日付《わたなべりやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一 針」号外》より転載】 「NHKを正す会」へご支援を! ☆署名サイト↓でNHKに「NO!」を突きつけて下さい! http://www.shomei.tv/project-1030.html NHKが平成21年(2009)4月5日に放送したNHKスペシャル シリーズJA PANデビュー第1回『アジアの“一等国”』のあまりにも偏向した内容に驚 愕したNHK記者OB2人と同憂の士が語らい、NHKを公共放送の本道に引 き戻したいと願って「NHKを正す会」のサイトを創設いたしました。 NHKに対し良識ある国民の思いを突きつけるため「署名サイト」へのリンク も用意しました。NHKが私たちの批判に誠実に対応しない場合は受信料の支 払いを停止する計画であり、ご賛同いただける場合は「署名サイト」でぜひと もNHKへ「NO!」を突きつけていただきたく、お願い申し上げます。 http://www.shomei.tv/project-1030.html 1-上記をクリックすると署名TVと言うサイトに行きます 2-少し下までスクロールしてください。 3-「このプロジェクトに署名する」画像になりましたか? 4-そこで「今すぐ署名する」をクリックします。 5-「NHKを正す会」へ署名しますと言う画面が現れます 6-お名前は実名でもハンドルネームでも構いません。 7-匿名をクリックすれば名前は匿名で表示されます。 8-メールアドレスは正しく入力して下さい。確認メールが来ます。 9-年齢は受信料を払っているという証ですので、正しくお願いします。 10-性別も入力をお願いします。 11-職業は任意です。 12-郵便番号も任意ですが、都道府県は入力をお願いします。 13-市区町村・番地は任意です 14-コメント欄には口座振替、継続振込、クレジットカード継続払、支払コース (2か月払、6か月前払、12か月前払)などを書き込んでいただきますとNHKに対 しての圧力が増しますのでお手数ですが、よろしくお願いいたします。 「NHKを正す会」有志一同 http://nhk-tadasukai.iza.ne.jp/blog/ 【お断り】 本号に掲載を予定していた◆◆いい社内誌・社内報とは、どんな社内誌・社内 報か(後編)◆◆は、都合により次号に掲載いたします。 【お知らせ】 第21回社内広報サロン 6/19 金曜日 「社内報、経営企画の展開の仕方を考える」 ⇒http://www.commu-suppo.net/salon/20090619salon.pdf --------------------------------------------------- 株式会社 ナナ・コーポレート・コミュニケーション 取締役 社内広報事業 ナナ総合コミュニケーション研究所 所長 豊田 健一 〒160-0022 東京都新宿区新宿1-26-6 新宿加藤ビルディング5F Tel : 03-5312-7471 Fax : 03-5312-7475 E-mail :toyoda@nana-cc.com URL : http://www.nana-cc.com URL : http://www.commu-suppo.net --------------------------------------------------- ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 週刊メールジャーナル 2009年5月20日 第484号(水曜日発行) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 編集発行人:川崎 明 / 発行所:メールジャーナル社 〒130-0026 東京都墨田区両国2-1-4 第2西村ビル201 ホームhttp://www.mail-journal.com/ メールadmin@mail-journal.com 転載・再配布等には事前にメールジャーナル社に許可をお取り下さい。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


