2007/05/19
アート トレンディー Art Trendy.net
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2007.5.19
目次
1.《美術商について!》
2.《日経ビジネス“杉江隆の美術散歩”》
3.《Art Trendy.net》
4.《メルマガ・バックナンバー》
■《美術商について!》
以前に美術品の種類についてお話ししたことがありますが、
それらを扱う美術商は日本画商、洋画商、版画商、骨董商、
茶道具商、刀剣商などいろいろと分類することができます。
同じ業界でもジャンルが違えばそれぞれに独自の商慣習が
あり、その気質やスタイルも違っています。
例えば交換会(業者間のオークション)に参加する時の服装
でも全く様相が違います。
画商の交換会ではほとんどの人が背広にネクタイという
スタイルですが、道具関係ではセーターやジーンズなど
ラフなスタイルで出席している方が多いと思います。
また同じ画商の中でも日本画商と洋画商では
その雰囲気は少し違ってきます。
日本画商は昔ながらのしきたりが残っているのか割と
封建的な傾向があります。
一方、洋画商は、どちらかというとフランクな人が
多いと思います。
そして工芸の世界では茶道具を扱う人は作法にうるさく、
骨董品を扱う業者は面白可笑しくユーモア溢れる人が
多いのではないでしょうか。
このように雰囲気が違えば営業スタイルもかなり違います。
例えば画商は利益を抑えても商品の回転率を上げることを
考えますが、古美術商は2年、3年は当たり前、長い時は
10年以上も作品を寝かせることもありますので、利幅を
大きく取らざるを得ないようです。
先日古美術商と話をしましたが、名品は20年とか30年、
蔵の中に仕舞い込んでおくそうです。
今売っている作品の中には先代が仕入れた物もあると
話していました。
実に懐が深い商売だと、つくづく感心して話しを聞いて
いました。
ー次号に続くー
■《日経ビジネス“杉江隆の美術散歩”のお知らせ》
“杉江隆の美術散歩”が「日経ビジネスオンライン」で
連載されています。
今回は六本木の「東京ミッドタウン」にオープンした
「サントリー美術館」での「日本を祝う展」です。
是非ともご覧ください。
( http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20060428/101849/ )
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