[本]のメルマガ vol.328
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□■[本]のメルマガ【vol.328】2008年7月25日発行 http://honmaga.net/
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□■ 創刊は1999年5月10日、現在の読者数は6355名です。
■□ 「まぐまぐ」で、殿堂入りメールマガジンのひとつに選ばれました。
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★[本]のメルマガ編集室より
★「ぼくたちが本と出会うときのこと」/ 内沼晋太郎
→東京国際ブックフェアに物申す。せっかくの大イベントなのにどうして……。
★「近刊チェック《知の近未来》」/ 五月
→主に人文書の近刊から要チェック本を拾います。8月刊行予定の本。
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■[本]のメルマガ編集室より
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08年7月22日の夜、京王線京王八王子駅の駅ビル9階「啓文堂書店京王八王子店」
で、通り魔の凶刃の犠牲になった、アルバイト店員の斎木愛さんの御霊に心か
らの哀悼の意を捧げます。突発的な暴力的凶行を強く非難するものです。店頭
に立つ全国の書店員の皆様とご来店になるお客様の安全を祈念してやみません。
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■「ぼくたちが本と出会うときのこと」/ 内沼晋太郎
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第38回:一番大きな、本のイベントのこと
2週間ほど前の話になってしまうけれど、今年も東京国際ブックフェア(※
1)に行ってきた。ぼくはいつも、りんかい線の国際展示場という駅で降りる。
改札内に昔、コインを入れてインターネットができるマシンがあったけれど、
久々に訪れたらその場所は宣伝ブースのようになっていて、ガラスケースの中
にどこかのメーカーのエコ洗濯機か何かが置いてあった。都内の地下鉄の駅構
内でたまに古本を売ったりしているけれど、あれをこの期間中のこの駅でやっ
たら一番売れるんじゃないだろうか、とか考えながら(関係ないけれど最近、
東急沿線の売店に「ヨンデルとサガーデル文庫」という新刊書籍のコーナーが
あってひそかに注目している。オフィシャルの情報が何もないのはなぜだろう)、
ビッグサイトに向かっていたら、どこかの出版社の雇用関連のデモはきちんと
この機会に合わせて、道の途中で行われていた。
ビッグサイトに到着して、一通り見て回る。ある出版社のブースにいた人は
「年々業界人よりも一般人のほうが多くなっている」と言っていた。もともと
主催の会社はビジネスショーを行うのが専門で、メーカーとバイヤーが商談を
行うための場づくりやそのためのアドバイスには長けているのだけれど、利益
率が低くアイテム数や新製品が圧倒的に多いこの業界にその基本的な考え方が
当てはまらない(海外との版権ビジネスは別だ)ということは、参加者の多く
が感じていることだろうとは思う(そもそもこのメルマガの読者と、この東京
国際ブックフェアの来場者は、かなりターゲット属性が近いというか、重なっ
ていそうな感じがするのだけれど実際のところはどうなのだろう)。
だけれどぼくにとっては、行く度に何らかの発見や出会いや、新しい情報が
ある。特に電子書籍はじめとする出版を取り巻くデジタル技術については、最
新のものに実際にまとめて触れることができる貴重な機会だ。出展している出
版社の人と直接話ができることも大きいし、各社力の入れ具合にバラツキはあ
るものの、じっくり向き合えばたくさん面白いことがあるような感じがする。
ところが一方で、ふだん出版業界の人と話をしていると「なんだかんだで、だ
いたい毎年顔は出すけど、行っても面白くないんだよね」という人も多かった
りする。
イベントにおいて出展数や集客がそのままひとつの力であるということは、
たとえホームパーティのようなものでもいい、どんな小さなイベントでも、ひ
とつでも企画したことがある人ならばわかるだろう。基本的に、たくさん人を
呼ぶというのは、難しい。それを継続するのはさらに難しい。そして面白い人
がたくさん来るイベントなら、そこには何かが起こる。たとえその人たちの一
部が付き合いで顔を出しているだけだとしても、その人たちに訴える魅力的な
コンテンツがあれば、誰かは足をとめるだろう。そしてこのイベントは、とに
かく人は多い。ビジネスのチャンスはいくらでも転がっているのだ。
もちろんただ多くても、自分のビジネスのターゲットでない人ばかりでは仕
方がないし、いったいどうやってそのビジネスのチャンスをつかむのか、とい
えば、それはケースバイケースなので、ただ「チャンスはある」と言い放った
ところで何も言ったことにはならない。ただひとつだけぼくがここで言えるこ
とがあるとすれば、多くの出版業界の人が、なんだかこのイベントに対して妙
にネガティヴだったり、シニカルだったりするのはどうか、ということだ。
このイベントが面白いものになれば、出版業界は変わるかもしれない。少な
くともぼくはそう感じて(ご存知の方もいると思うけれど)、新卒の時にこの
主催の会社に入った(そして中からは変えにくいということに気づき二ヵ月半
で辞めたのだけれど、その話はまたいつか)。今から他の誰がどういう風に始
めたところで、これだけたくさんの出展者と来場者を集めるイベントに成長さ
せるのには、いったい何年かかるかわからない。何年かかっても、できないか
もしれない。
たとえばぼくが毎年訪れるイベントのひとつに、デザインタイドというデザ
インのイベントがある。同時期に他にもいくつかのイベントが行われ、デザイ
ンウィークと呼ばれて業界の年間スケジュールの中のひとつの山場をつくって
いる。それぞれのイベントに対しての賛否両論はもちろんあるけれど、デザイ
ン業界の人はたいてい、何か新しいプロジェクトをはじめる時、その発表のタ
イミングとして必ず、このデザインウィーク期間中にどこかに出展する可能性
を選択肢に入れる。もちろん来場者には、「知人が出ているから」と付き合い
で訪れる人もたくさんいるだろう。しかし少なくとも、出展者はもうちょっと
真剣なようにみえる。
ところが東京国際ブックフェアに訪れると、何のために出ているのだろうと
いう出展者がたくさんいる。仮設のブースそのままにただ商品を並べてボーっ
と座っている人がいるだけで出展しているブースを見ると、コンテンツをつ
くっている会社がそれでいいのだろうか、と思う。こういうイベントでは、
ブースの見た目からいる人の佇まいまで、空間ごとすべてコンテンツなのだ。
失礼を承知ではっきり言うけれど、あれではまるで100円ショップのノート
に落書きを書いて「雑誌です」と売っているようなものだ。いくら低予算で経
験もないとしたって、手作りでもなんでも、もっといくらでもいいものにでき
るだろう。
まず出展者のほうから少しずつ、意識を変えていくこと。あるいは来場者は
その場所をできるだけ、積極的に活用してみようとすること。何でもいいから
情報をつかんだり、人と知り合ったりしてみること。パーティに来たようなも
のと思えばいい。繰り返しになるけれど、今から新しく立ち上げてあれほど人
を集めるイベントに成長させるのには、いったい何年かかるかわからない。版
元と取次と書店、そして読者が、こういった形で一同に介する機会は他に存在
しない。それぞれがこの一番大きなイベントの未来を、業界の未来をつくるひ
とつの場として、当事者としてポジティヴにとらえようとすること。少なくと
も「あのイベントはなんだかなあ」とぼやく風潮だけは、なんとか止めたいと
思うのだ。
※1:東京国際ブックフェア
http://www.bookfair.jp/
◎内沼晋太郎(うちぬま・しんたろう):「numabooks」代表。
http://numabooks.com
■「ぼくたちと本とが変わるときの話」第4回
ゲスト:澁川直子(株式会社レビュージャパン代表取締役社長)
本は、いつか本当になくなってしまうのか? ぼくは、決してなくなりはしな
いけれど、既に変わりはじめているし、きっともっと変わっていくと思ってい
ます。「ぼくたちと本とが変わるときの話」は、本を中心に、広くメディアと
コンテンツが変わっていく様について、毎回ジャンルの異なるゲストを招いて
話をするシリーズです。
今回は、「khipu(旧review japan)」、「gradation books」など、本にまつ
わるウェブサービスを展開している会社、株式会社レビュージャパンの澁川さ
んをゲストにお招きして、インターネットやウェブサービスの力によって、本
や出版業界に対して何ができるのか(あるいはできないのか)というようなこ
とについて、あれこれお話します。
日時:2008年7月30日(水)20:00〜22:00
定員:30人(予約制) 参加費:1,000円(1ドリンク付)
会場:Otto Mainzheim Gallery(東京都中央区八丁堀3-11-9-B1)
主催:CAMP実行委員会
協力:MUSEUM OF TRAVEL
★予約方法
http://ca-mp.blogspot.com/2008/06/blog-post.html
★CAMP
http://ca-mp.blogspot.com/
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■「近刊チェック《知の近未来》」/ 五月
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さいきんパソコンの調子が悪いのか、セキュリティソフトとその他の更新済み
ソフトが競合しているのか、動作が遅い。癪に障って強制終了を連発しようも
のならますます事態が悪くなるので、パソコンの傍らに雑誌を置いて、処理待
ちの際にぱらぱらめくる。以前からカミングアウトしていることだけれども、
私は誠文堂新光社の隔月デザイン誌『アイデア』の愛読者なので、最新号をめ
くっては近刊の造本に思いを馳せたりする。
傍らに置いているのは『アイデア』だけではないのだけれど、最近思わず食い
入るように読んだのは、月刊から隔月刊へとリニューアルされたアジア太平洋
資料センター(PARC)の雑誌『オルタ』である。リニューアル創刊号となる08
年7-8月号は「徹底特集=世界食糧危機」となっていて、粒揃いの記事が並ぶ。
http://www.parc-jp.org/alter/index.html
『オルタ』は編集担当の細野秀太郎さんが営業・宣伝・広告営業・発送・販売
管理をたった一人で兼ねているそうで、苦労が偲ばれるが、一人で作られたも
のだからこそ誌面の流れに一貫した配慮の個性が感じられる。一部800円。基
本的に直接購読が中心のようで、販売店を現在募集中とのことだ。人文社会系
のしかるべき売場に欠かせないコンテンツであると保証できる。次号の特集は
「1995年」だそうだ。
ちなみにリニューアル創刊号の裏表紙は、松本哉『貧乏人の逆襲』(筑摩書房)
の全面広告で、思わず吹き出してしまう。「格差社会に反乱を起こし、貧乏人
が勝手に生きるための前代未聞の生活術」と謳われた同書は、最近私が読んだ
本の中で、とりわけ大笑いさせてもらった痛快な本だ。大笑いと言っても、馬
鹿にしているのではなくて、その逆である。
生き辛い世の中で、人生の選択がますます難しくなっている現在、この本は通
常の常識人だったら思いもしないようなブレイクスルーを超低速で(しかし時
折は電光石火の如く速く)繰り出す。土俵にしがみつかなくてもいい、私たち
はもっと自由に生きることができる。松本のように生きるかどうかは別として、
世間のしがらみを笑い飛ばし、心を解放する準備運動へと、この本は読者を導
いてくれるだろう。
以下にピックアップした来月刊行予定の本の中には、松本の次の新刊も含まれ
ている。
08年08月
06日 アントニオ・グラムシ『新編 現代の君主』ちくま学芸文庫 1575円
06日 辻惟雄:監修『幽霊名画集』ちくま学芸文庫 1575円
06日 大川周明『回教概論』ちくま学芸文庫 1050円
06日 富士正晴:訳『現代語訳 江戸怪異草子』河出文庫 693円
06日 ジル・ドゥルーズ『ニーチェと哲学』河出文庫 1575円
07日 松本哉+二木信:編『素人の乱』河出書房新社 1575円
07日 ダライ・ラマ『平和のために今できること』ダイヤモンド社 1260円
08日 ペマ・ギャルポ+石平『ならずもの国家中国の本性』ワック 980円
12日 M・オンフレ『哲学者、怒りに炎上す。』河出書房新社 1575円
20日 信原幸弘+原塑:編『脳神経倫理学の展望』勁草書房 3308円
20日 加藤尚武『「かたち」の哲学』岩波現代文庫 1155円
20日 高杉一郎『わたしのスターリン体験』岩波現代文庫 1155円
20日 宇沢弘文『ケインズ「一般理論」を読む』岩波現代文庫 1260円
20日 オウィディウス『恋愛指南 アルス・アマトリア』岩波文庫 903円
20日 『立原道造・堀辰雄翻訳集 林檎みのる頃・窓』岩波文庫 693円
20日 千葉俊二:編『江戸川乱歩短篇集』岩波文庫 840円
22日 福沢諭吉『新版 福翁自伝』角川文庫ソフィア 860円
25日 河合隼雄『とりかへばや、男と女』新潮選書 1260円
下旬 瀬名秀明:編著『サイエンス・イマジネーション』NTT出版 3150円
河出書房新社の案内文によれば、『素人の乱』は、「前史からとんでもない1
号店オープン、俺のチャリ返せデモ、PSE法反対デモなどを経て、杉並区議選
=高円寺一揆とその後まで、総勢30名以上の証言と文章によって、噂の「素人
の乱」の全軌跡をはじめてたどった注目の一冊」となっている。『貧乏人の逆
襲』では語り手は松本哉一人だったけれども、今度の新刊は彼周辺の人々が証
言を寄せているわけで、松本への熾烈なツッコミと賛辞が期待できて、面白そ
うである。
ドゥルーズの『ニーチェと哲学』は江川隆男による新訳。初訳は足立和浩訳で
国文社から刊行されている。河出書房新社ではさらに、江川による新訳で、ク
レール・パルネとドゥルーズの対談本『対話』を8月以降に単行本で刊行する
そうだ。同書はかつて田村毅訳『ドゥルーズの思想』として、大修館書店から
刊行されていた。今回28年ぶりの新訳となるが、同原書の96年版にはドゥルー
ズの最後の論文「内在:一つの生……」の未発表の続編である断章「現働的な
ものと潜在的なもの」が収録されており、今回の新訳本ではむろんこの断章も
訳出されることだろう。
チベット騒乱や北京オリンピックが影響しているのだろうが、ここ数ヶ月で、
ペマ・ギャルポの新刊が矢継ぎ早に刊行されている。6月には『中国が隠し続
けるチベットの真実――仏教文化とチベット民族が消滅する日』(扶桑社新書
)、今月には『北京五輪後のバブル崩壊――鍵を握る三つの顔』(あ・うん)
が刊行されている。さらに来月には上記『ならずもの国家中国の本性』だけで
なく、『日本人が知らなかったチベットの真実(仮)』(海竜社)という本も
発売予定のようだ。つい最近、雲南省昆明で連続バス爆破テロが起きているこ
ともあり、日本のマスコミは北京オリンピックへの政治的な関心をますます深
めつつあるように見える。書店のオリンピック・コーナーにも政治系の本を置
いておくとたぶん売れるだろう。
発売日不詳だが、8月の新刊予定には以下の書目もある。
ロレンス:著/ウィルソン:編『完全版 知恵の七柱 1』東洋文庫 3150円
丹生谷哲一『増補 検非違使』平凡社ライブラリー 1785円
ポール・ラファルグ『怠ける権利』平凡社ライブラリー 1260円
石元泰博『めぐりあう色とかたち』平凡社 4410円
ヴィクトル・ストイキッツァ『影の歴史』平凡社 4830円
ジョルジュ・ディディ=ユベルマン『ニンファ・モデルナ』平凡社 2,625円
ルイ・アルチュセール『精神分析講義』作品社 2310円
アントニオ・ネグリ『野生のアノマリー』作品社 3150円
エドワード・サイード『収奪のポリティックス』NTT出版 5250円
ジェンキンズ+トライマン『マルコムX事典』雄松堂出版 10500円
立岩真也『良い死』筑摩書房 2940円
赤塚若樹『シュヴァンクマイエルとチェコ・アート』未知谷 2940円
乾淑子:編『戦争のある暮らし』水声社 3150円
多田克己:編『妖怪画本・狂歌百物語』国書刊行会 3990円
松本昌次『わたしの戦後出版史』トランスビュー 2940円
ロレンス『知恵の七柱』は東洋文庫に全三巻の訳書があるけれども、版元(平
凡社)の説明によればこれは「著者自身が原稿を25%ほど削った簡約版」だっ
たそうで、このたび完全版を全五巻の新訳本として刊行するとのこと。一方、
同社のライブラリーで再刊されるラファルグ『怠ける権利』(親本は人文書院
より72年刊で、長らく絶版だった)はまさに時宜を得たもので、版元の紹介文
にも気合が入っている。
曰く「「労働」の神格化をあざけり倒し、「1日最長3時間労働」を提唱。120
年以上も前にマルクスの娘婿が発した批判の矢が、〈今〉を深々と射抜く。
「売られた食欲」等収録。プレカリアートも必読!」と。もし10年前に再刊さ
れていたら、「プレカリアート必読」という謳い文句はなかっただろう。松本
哉の『貧乏人の逆襲』や近刊書『素人の乱』と一緒に購読されることをお奨め
したい。小林多喜二『蟹工船』がもし本当に売れているならば、文芸書売場で
も、松本やラファルグを置けばいい。さらに、毛利嘉孝『はじめてのDiY』
(ブルースインターアクションズ)があればもっと盛り上がるだろうし、太田
出版から刊行されている名著二点、マルクス『共産主義者宣言』や平井玄『ミ
ッキーマウスのプロレタリア宣言』もあったらいい。青土社から発売されたば
かりのジグムント・バウマン『新しい貧困』も啓発的だ。バウマンはこんなこ
とを書いている。
「「食客」や「詐欺師」、「失業手当中毒」に対する度重なるキャンペーンや、
「失業の危険をおかして」よりよい賃金を求めている人々への再三の警告……
生きるための労働という普遍的な規範を破ることが、今日もかつてと同じく貧
困の重要な原因であり、貧困の解消策を失業者を労働市場に連れ戻すことに求
めなければならないという、頑強な主張……公共政策のフォークロアの中で、
労働者は、商品としてのみ、同様に商品化された生存手段へのアクセスの権利
を主張しうる」(伊藤茂訳、210頁)。
バウマンが分析する情況は、もちろん日本にも存在する。文芸書、社会書、人
文書を横断する「プレカリアート」棚が全国の書店において生成される機は熟
しつつあると言えるだろう。新しい「政治の季節」が訪れつつある。
腐敗した官僚国家日本への限りない失望が、一部マスコミによってますます煽
られる近隣諸国への憎悪としての排外主義やプチナショナリズムとあいまって、
かつての右翼/左翼の二項分類では説明できない複合的なメンタリティが、こ
の「季節」のなかで人々のあいだに出現しつつあるように見える。右も左もな
く、絶望と怨嗟、そして僅かな希望と連帯がせめぎあい、誰もが他人を信じき
れず、社会に安心できず、恐怖を抱かずにはおれないような日々をなんとかし
のいでいる。誰もが誰かにとってモンスターでありうる世界。一部マスコミは
いっそう深刻に書き立てる。その不安の戦略は、いったい誰がいつ頼んだもの
なのか。電通の戦略十訓※は死んでいないのか? まったくうんざりだ。
サイードの『収奪のポリティックス』は副題が「アラブ・パレスチナ論集成19
69-1994」となっている。みすず書房より刊行されている『オスロからイラク
へ――戦争とプロパガンダ2000-2003』のいわば前史を確認できることになろ
う。なお、『収奪のポリティックス』を刊行するNTT出版では9月に、ウルリッ
ヒ・ベック『ナショナリズムの超克――グローバル時代の世界政治経済学』を
刊行する予定と聞く。
最後に、7月予定と聞いていたが、まだ未刊らしい書目の中から気になる本を
ピックアップする。
ジェイムズ・ガードナー『バイオコスム(仮)』白揚社 3675円
ブルーメンベルク『コペルニクス的宇宙の生成 2』法政大学出版局 5,250円
上田昌文+渡部麻衣子:編『エンハンスメント論争』社会評論社 2835円
伊藤哲夫+水田一征『哲学者の語る建築』中央公論美術出版 2940円
マイケル・イグナティエフ『ライツ・レヴォリューション』風行社 2310円
ルイーズ・エンゲルス『反核シスター』緑風出版 1890円
本の学校:編『書店の未来をデザインする』唯学書房 2310円
『エンハンスメント論争』の副題は「身体・精神の増強と先端技術」。版元の
案内文は以下の通り。「人間はどこまで人間を改造できるのか。ヒトゲノムの
解析、人工授精、人工知能、遺伝子治療、美容整形、向精神薬、スマート・ド
ラック、成長ホルモン剤。生命科学、先端技術の発展は、人間の身体や精神に
対する技術介入の可能性を急速に拡大させた。それはどこまで許されるのか?
最新の現状をめぐる多様な議論を集大成」。
先行する関連書には、生命環境倫理ドイツ情報センター編『エンハンスメント
――バイオテクノロジーによる人間改造と倫理』(知泉書館、07年11月)や、
町田宗鳳+島薗進編『人間改造論――生命操作は幸福をもたらすのか?』(新
曜社、07年9月)などがある。私が勤務する月曜社が発売元となっている年刊
誌『表象』の第二号「特集=ポストヒューマン」にも関連する議論が掲載され
ているので、ぜひご参照いただきたい。
たまには自社本の宣伝もさせてもらおう。8月8日発売予定で、ジュディス・バ
トラーの『自分自身を説明すること――倫理的暴力の批判』がそれである。シ
リーズ「暴力論叢書」の第三弾だ。詳しい案内は拙ブログに書いてある。では
また来月。
※電通十訓 http://d.hatena.ne.jp/keyword/%c5%c5%c4%cc%bd%bd%b7%b1
◎五月(ごがつ):某出版社取締役。ブログ→ http://urag.exblog.jp
近刊情報をご提供は ggt0711【アットマーク】gmail.com までお願いします。
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り上げ再編。懇切丁寧なガイドによって、明治初年の東京、横浜、鎌倉、箱根、
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戦後日本の社会運動・市民運動は敗北の歴史だったか。強大な権力への抵抗と、
運動における人々の創造的つながりが、そこには確かに存在した。『占領と平
和』(青土社、2005年)の著者がおくる、抵抗の記憶を呼び起こす同時代史論。
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『自爆テロ』
タラル・アサド:著 かり田真司:訳 磯前順一:解説
定価2,520円 46判262頁 ISBN978-4-7917-6427-3
西洋/イスラーム、文明/野蛮、テロ/正しい戦争――自爆テロをめぐる議論
は固定化された枠組みに囚われ、思考停止に陥っている。従来の議論を乗り越
え、越境の思想家が新たな時代の文明論を切り開く。
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『新しい貧困――労働、消費主義、ニュープア』
ジグムント・バウマン:著 伊藤茂:訳
定価2,520円 46判252頁 ISBN978-4-7917-6424-2
労働よりも消費に価値と意味が与えられる現代、消費すらできない「ニュープ
ア」が、社会的な役割をもちえない自由競争の敗北者として、福祉やコミュニ
ティから、さらに「人間の尊厳」からさえも排除される実態を分析する。
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『現代思想 08年7月臨時増刊号』 定価1,100円 ISBN978-4-7917-1183-3
総特集「チベット騒乱――中国の衝撃」
論考:パンカジ・ミシュラ/スラヴォイ・ジジェク/土佐弘之/平野聡/清水
美和/孫歌/丸川哲史/長原豊/友常勉/粟飯原文子/山口泉/汪暉/羽根次
郎
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『現代思想 08年8月号』7月28日発売 定価1,300円 ISBN978-4-7917-1184-0
特集「ゲーム理論――非合理な世界の合理性」
討議:関係性の社会思想へ…松井彰彦+小島寛之
論考:渡辺隆裕/岡田章/関根崇泰+茂木健一郎/西村直子/松島斉/丸田利
昌/小島寛之/和田淳一郎/竹田茂夫/足立眞理子/ブライアン・ホームズ
次号→8月増刊号「吉本隆明」/9月号「大学の困難」
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『貨幣理論と景気循環 価格と生産』新版ハイエク全集第I期第1巻
古賀勝次郎:訳/谷口洋志+佐野晋一+嶋中雄二+川俣雅弘:訳
税込定価4,725円 A5判312頁 ISBN978-4-393-62171-4
不況に対して政府は何ができるのか。ケインズとの激しい論戦を引き起こした
ハイエクをノーベル経済学賞に導いた初期の二論文。近年では、バブル景気の
メカニズムを当てた書としても再注目されている。
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『環境のオントロジー』
河野哲也+染谷昌義+齋藤暢人:編著
定価2,415円 四六判284頁 ISBN978-4-393-36050-7
工学・建築・生態心理学・哲学・芸術・認知科学といった多岐にわたる分野の
エキスパートが結集し、「環境存在論」の扉を開く。編著者のほか、寄稿者は
三嶋博之、溝口理一郎、関博紀、倉田剛、加地大介、柏端達也。
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★PR★P-VINE BOOKSの新刊★ http://www.bls-act.co.jp/p-vine-books/
『新宿駅最後の小さなお店ベルク――個人店が生き残るには?』
井野朋也:著 定価1,680円 46判並製260頁 ISBN978-4-86020-277-4
新宿駅徒歩15秒、日本一の立地にあるインディーズ・カフェ「ベルク」。新宿
らしさを残しつつ、時代とともに変化し、サバイブしてきた店の歴史とチェー
ン店にはない創意工夫、ユニークな経営術が、この一冊で全てわかる。
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『はじめてのDiY――なんでもお金で買えると思うなよ!』
毛利嘉孝:著 定価1,680円 46判並製238頁 ISBN978-4-86020-270-5
パンク発レイヴ経由の思想から学ぶ、楽しく生きるヒントはDiY! オモロイ
ことが起きない時代、自分で作っちゃおう。気鋭の社会学者によるインディ文
化・政治のススメ。
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『ケルアックに学べ!――「オン・ザ・ロード」を読み解く6つのレッスン』
ジョン・リーランド:著 今井栄一:訳
定価1,995円 46判上製286頁 ISBN978-4-86020-282-8
自分はいったい何者なのか、何のために生きるのか――ジャックならどうした
だろう?「ニューヨークタイムズ」の人気貴社が綴る『オン・ザ・ロード』解
説。物語の裏に隠されたもっとすごい実話が、今ここで蘇る。
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『パリス・ヒルトン――小悪魔セレブの優雅な生活』
チャス・N・バーデン:著 今泉敦子:訳
定価1,365円 46判並製303頁 ISBN978-4-86020-285-9
華麗なる生い立ちから、奔放な男性遍歴、ビジネスウーマンとしての成功まで
……ゴシップ誌が書かない本当の素顔とは? 波乱万丈なバイオグラフィー。
解説:デーブ・スペクター
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★イベント情報★ http://www.junkudo.co.jp/newevent/talk-osaka.html
◎「雷に魅せられて―カミナリ博士、おおいに語る―」
講師:河崎善一郎(大阪大学教授)http://zenk.sblo.jp/
日時:08年7月29日(火)19:00〜
会場:ジュンク堂書店大阪本店 3階喫茶
料金:1,000円(ドリンク付き)
定員:20名
予約:3F東カウンターにて。電話予約は06-4799-1090まで。
きわめて身近な自然現象でありながら、未だ多くの謎に包まれた雷。野外観測
での知られざるエピソードも交えながら、雷とはどんな現象なのか、発生から
落雷にいたるまでのメカニズム、正しい避雷対策など、カミナリ博士こと河崎
善一郎教授(Zen先生)が解説。
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★イベント情報★ http://www.junkudo.co.jp/newevent/talk-shinjyuku.html
◎「反グローバリズムと労働――資本の支配を生き抜くために」
講師:崎山政毅×酒井隆史
日時:08年7月28日(月)18:30〜
場所:ジュンク堂書店新宿店 8階喫茶
料金:1000円(1ドリンク付)
定員:40名
予約:7階カウンターで承ります。電話予約は03-5363-1300まで。
ネオリベラリズムに抗する主体としてのマルチチュードの可能性はどこから発
するのか。アウトノミアの思想家、アントニオ・ネグリの思考の源泉から、
『〈帝国〉』『マルチチュード』の意味をあらためて問い直す。ネグリ+ハー
ト『ディオニュソスの労働――国家形態批判』(人文書院)出版記念。
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★イベント情報★ http://kouenjishorin.jugem.jp/
◎蔵前仁一トークイベント――『シベリア9300キロ』(旅行人)刊行記念
日時:08年8月2日(土)午後7〜8時
場所:茶房高円寺書林(高円寺北口歩4分、杉並区高円寺北3-34-2)
料金:ドリンク代500円
お問い合わせ:03-6768-2412
※当日、本をご購入の方には旅行人ポストカードを進呈します。
※7月28日〜8月12日に、シベリア鉄道旅行の写真展示もあります。
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★イベント情報★ http://www.aoyamabc.co.jp
◎「ABC ブックフェス2008」〜この本は本当にいい!!
期間:08年8月1日(金)〜8月31日(日)
場所:青山ブックセンター青山本店 (営業時間/10:00〜22:00)
協賛:AVEDA/株式会社竹尾
夏恒例の「本のお祭り」、今年のテーマは「からだ」。デザイナーのセキユリ
ヲによるビジュアルディレクションや、ナチュラルスキンケアのAVEDAとのコ
ラボレーションによる特別企画を実施。8月30日(土)〜31日(日)の2日間は、
セキユリヲや柴田元幸らによるトークイベント/ワークショップを開催。
※特別企画1:ea(セキユリヲ)×株式会社竹尾×青山BCオリジナル文庫
ブックカバー。5色の色を用い、色ごとに異なる紙を使用。共紙で作られたし
おり付き。商品6種、税込各1,500円。青山ブックセンター全5店舗にて8月1日
より発売。
※特別企画2:AVEDA×ABCコラボレーション企画【アヴェダ ウエルネスラウ
ンジin ABC】。青山BC店内に、無料で体験できるハンドトリートメント
ブース「アヴェダ ウェルネスラウンジ」を設置。人気製品のサンプルをプレ
ゼント。ご希望の方は、直接ウェルネスラウンジコーナーへお越しください。
混雑時はお待ちいただくことがございます(お一人様5〜10分予定)。開催日
は8月2日(土)、3日(日)、9日(土)、10(日)、16日(土)、17日(日)、
23日(土)、24日(日)、30日(土)、31日(日)。時間は13:00〜18:00。
※無料配布1:「からだ」をテーマに選書した「この本はほんとうにいい!」
フェアのお薦めコメントをまとめた小冊子をご来店のお客様にプレゼント。
表紙デザイン:セキユリヲ
選書に参加された方々:ea セキユリヲ/ea 辻祥江/haco 柑/青木克憲
(バタフライ・ストローク・株式會社)/青木淳/秋田寛/秋山具義/芦沢啓
治/網中いづる/有山達也/五十嵐威暢/五十嵐太郎/いしいしんじ/石内都
/いしかわこうじ/石川直樹/石黒謙吾/市川真人+前田塁/井筒啓之/井出
祐昭/伊藤桂司/植田真/潮田登久子/内田樹/内原恭彦/梅佳代/大竹昭子
/大塚いちお/大橋仁/大和田良/岡田利規/甲斐みのり/角田光代/笠井叡
/禿真哉/亀山達矢(tupera tupera)/川勝正幸/川上典李子/鬼海弘雄/
菊地敦己/きたむらさとし/木村榮一/久家靖秀/工藤キキ/工藤強勝/隈研
吾/クラフト・エヴィング商會(吉田浩美・吉田篤弘)/小泉均/鴻巣友季子
/古平正義/小沼純一/小山薫堂/サエキけんぞう/酒井駒子/佐々木暁/佐
々木敦/佐藤悦子(SAMURAI)/佐藤可士和/佐藤卓/佐野研二郎/柴田元幸
/澁谷征司/島尾伸三/辛酸なめ子/菅付雅信/すげさわかよ/鈴木心/鈴木
一誌/鈴野浩一(トラフ建築設計事務所)/祖父江慎/大日本タイポ組合/高
田修地/高橋ピエール/高橋真琴/高橋みどり/高橋靖子/高濱浩子/高山な
おみ/瀧本幹也/立花文穂/たちもとみちこ(colobockle)/田名網敬一/谷
田一郎/寺門孝之/栩木伸明/ナガオカケンメイ/中川敦子(tupera tupera)
/中島英樹/中野正貴/西山徹 a.k.a. TET/野崎歓/林央子/原研哉/樋口
泰人/日比野克彦/平林奈緒美/平間至/廣瀬裕子/廣村正彰/福田利之/福
永信/フジモトマサル/細馬宏通/堀内隆志/堀川波/本田透/本田直之/眞
木準/牧眞司/牧野伊三夫/松井みどり/松田素子/松田行正/三木重人/持
田剛/MOTOKO/森本千絵/森山大道/山本ヒロキ(MARVIN)/横山裕一
※無料配布2:ABCブックフェス2008手提げ袋(セキユリヲ×AVEDA×ABCコラ
ボレーション制作)。ポリエチレン製。燃焼時に発生するCO2を削減する素材
NHC2を使用しており、塩化水素等の有害ガスを発生しません。この手提げ袋は、
店頭で商品をお買い上げになったお客様に差し上げます。
※トークイベント/ワークショップ開催スケジュール
8月30日(土)13:00〜15:00 『「旬」がまるごと』(ポプラ社)トーク
ショー【カラダに良い(!?)ジャンクフード!! 】
出演:菊地敦己(Bluemark)×小林淳一(『「旬」がまるごと』編集長)
8月30日(土)16:00〜18:00 セキユリヲワークショップ「ステンシルでデザイ
ン」参加費3,000円(税込・材料費込)
8月31日(日)13:00〜14:30 細江英公×ヨシダ・ヨシエ トークショー
入場料1,000円(税込)
8月31日(日)16:00〜 クラフト・エヴィング商會×三浦しをんトークショー
8月31日(日)19:00〜 柴田元幸×小野正嗣朗読会 場所:サンクンガーデン
※店内イベント
店内クイズラリー…素敵なプレゼントが当たります。
高橋ピエール インストアライブ
ギャラリー展示…アウトレット商品一掃!夏の洋書セール
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★イベント情報★ http://booklog.kinokuniya.co.jp/jinbunya42/
◎連続ブックフェア「紀伊國屋書店と新宿vol.1―モダン都市文化」
紀伊國屋書店ではこのたび、和田博文編・ゆまに書房『紀伊國屋書店と新宿』
(「コレクション・モダン都市文化」第37巻)の刊行を記念して、連続ブック
フェア「紀伊國屋書店と新宿」を開催しております。その第一弾「じんぶんや
第42講|和田博文選「紀伊國屋書店と新宿vol.1――モダン都市文化」」が、
紀伊國屋書店新宿本店5Fにて展開中です。
和田博文氏の「創業者の田辺茂一は紀伊國屋書店を、文化装置として構想した」
という言葉の通り、紀伊國屋書店は「文化人のたまり場」、「時代の尖端を駆
け抜けるメディアの発行元」、「文化の最新情報の発信地」として、新宿文化
の一翼を担ってまいりました。
ブックフェア第一弾は『紀伊國屋書店と新宿』著者、和田博文氏の選書により、
モダン都市としての新宿文化にスポットライトを当てる構成となっております。
皆様のご来店を、心よりお待ち申し上げます。
※フェア開催に合わせ、長らく絶版だった『田辺茂一と新宿文化の担い手たち』
(新宿歴史博物館)が復刊決定!
※フェア第二弾「紀伊國屋書店と新宿vol.2――〈熱き時代〉の新宿、新宿の
〈いま〉」今秋9/16〜11月末、さらに大きく開催予定。乞うご期待!
会期:08年7月7日〜8月7日
場所:紀伊國屋書店新宿本店5F
http://www.kinokuniya.co.jp/04f/d03/tokyo/01.htm
お問合せ:電話03-3354-0131
http://bookweb.kinokuniya.jp/bookfair/prpjn421.html
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