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2011/08/19

Wing-Mag No.1873 幸福の種(下)(村田屋)

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                      幸福の種(下)

                  村田屋(在フィリピン国際協力NGOスタッフ)
■■ 転送歓迎 ■■ No.1873 ■■ H23.08.19 ■■ 8,952 部 ■■

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 来週は1週間、お休みをいただき、
8月29日より発信再開とします。
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■3.転

 幾度か本論にも書いたが「運命」とは一体何なのか、生きていくうえでとても大事なものであるとし、ここに考察をしてみる。

「運命」とはなんなのであるか。それはある意味で其々の一生の間に起きるべくして起きた選択肢、選ばないといけない選択肢なのではないだろうか。当然いろいろな表現の仕方ができるものであるがここでは選択肢という言葉を使うことにする。

 多種多様な選択肢があるが、その時々の感情によって選んだそれぞれの選択肢の結果が自分以外の人の選択肢の結果と交わりあって複雑な世界が形成されるのである。人と人。人と植物。植物と動物。動物と地球。いろいろな交わりがあるからこそ、世界は単純ではない。

 運命が上記のようなものだとすると、与えられた選択肢の中から必ず選択をしなくてはいけないのかということであるが、選択肢とは誰にも決められていないものであり、そこに限りを付けることは非常にもったいないことである。

 選びたくない選択肢があるとしてそれを嫌でも選ばなくてはいけないとあきらめるのが当然なのであろうか。誰にとっての選択肢かが重要であるが、自分のためでなく且つ他の人のためにもならないとしたら、勇気をもって抵抗するべきで、選ばないということも選択できる。

 それを怠り諦めて悪いと思う方の選択肢を選ぶことや、その後の結果について心の中や影で文句を言うことは、自らの生きる道を捨てたのと同じである。

 正しい選択肢というのは存在しないが、正しくない選択肢は存在している。すでにこの複雑な世界において自分の存在が何者かによって証明されるのであれば、私たちはどんな選択肢を選ぶことも、何をするのも自由である。

 運命には必ずこうしなくてはいけないというものはないが、このようにした方がいいとか、これをすると人の迷惑になると公共の精神や規律を持つことは大切である。

 話は変わるが、私はこの世界に起きるすべてのことは既に決まっているものと思っている。しかし、運命の岐路によってどんな選択をするかはその人の自由であるとも思っている。この二つの考え方は矛盾しているようであるが、考え方によっては筋が通る。

 すでに世界の行く末が決まっているとするならば、あらゆるタイミングで私がどんな選択肢を選ぼうと自由であり当然だということである。

 だから、だれも限界を決めずに自らが正しいと思うことをするべきである。その正しいと思う基準は様々な知識や経験から判断されるべきである。何をしてもすでに決められていた運命であるから、人は悪いこともいいこともどちらかに偏って生きていくことができるのである。その中で信じた道を進み、困難があることを当然と思い、生きていくべきである、


■4.結

「幸せになりたい」「お金持ちになりたい」という願望ではなく、「幸せになる」「~になれる」「~になる」と強く信じ、心に思い続けることができるのであれば、どんな形であってもいつか叶うことになる。それが運命であり、信じながら現在の一歩一歩を進んでいくことが人生である。

 そして、人は仕方なく生きなくてはいけないのではなく、つらく悲しいだけの人生で終わるのでもない。

 自分自身が幸せになり人を幸せにできる「幸せの種」になることが生きる意味となる。

 幸せになるためにはより多くの経験をし、様々な知識を学び、働くことで身につけなくてはいけない。それぞれの幸せの形が違うために様々な生き方が存在している。

 人と違うことが悪いのではなく、人と違うことが当然なのである。自分の中にしっかりとした基準を持つために人は様々な困難に挑むことになる。その困難を乗り切るか跳ね返されてボロボロになるかは予測できないし、一つの間違いをしたことがその人の人生を意味のないものにするわけではない。

 必ず、自分の行いを省みて前を向かなくてはいけない。その中でより多くの「幸せの種」を見つけられるように心を開かなくてはいけない。

 人のために生きるにはまず自分自身が幸せを感じられるようになり、相手の為にも実力をつけなくてはいけない。どういう過程で実力をつけるのかは本人の選んだ選択肢の結果であり、今すぐにではなくてもいつの日か必ず他人にとっての「幸せの種」になれることを信じ生きていきたい。

 そして、難しいことを考えずに自然体で以上述べたことができる人が周りにいるとすれば幸運なこととして、その人から多くの生き方を学ぶべきである。人生にとって否定的な生き方をしている人がいるのであればその人から学びつつも積極的にかかわり、その人を巻き込んで幸せを感じられるように努力をすべきである。

 すべての出来事、すべての存在に感謝し生きていくことができるから人生は素晴らしい。


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