2009/09/18
Wing-Mag No.1597 ようやく3党合意、矛盾だらけの合意内容(丸山公紀)
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ようやく3党合意、矛盾だらけの合意内容
丸山公紀
■転送歓迎■ No.1597 ■ H21.09.18 ■ 9,191 部 ■■■■■■■
9日、新政権設立に向けて政権の枠組みに異例の長さの協議
となったが、民主、社民、国民新党の間で政策合意が成立した。
それによれば、社民の福島党首が普天間移転問題と日米地位協
定見直しについて最後まで譲歩せずに、結局、民主の鳩山代表
が折れることとなった。
安全保障問題については、本来であれば連立の真っ先に協議、
合意をしなければならない最重要課題であったにもかかわらず
先送りし、他の課題から合意をしていったという段取りにも問
題が孕むが、民主が現実路線をとろうとする矢先に、社民の
「平和」政策に引っ張られる形となった。
普天間飛行場の代替施設として辺野古のキャンプシュワブ沖
にヘリポートをつくることが米国との間で既に合意をみていた
にもかかわらず、それを見直すこと、日米地位協定についても
全て、わが国が不利となっているわけではないのにこれを見直
すということは、明らかに歴代政権とは異なる方針となり、外
交、安全保障の一環性を阻害することとなる。
既に米国は報道官を通じてインド洋での給油活動継続の要望
が出ているのであるが、一体、どう対応しようとしているのか、
皆目、全体像が見えてこない。
10月の日米首脳会談が注目されるが、オバマがこれらの問題
について従来と同様の姿勢を示した場合、やはり日米関係はギ
クシャクすることが予想される。
また国民新党の郵政民営化見直しについても、臨時国会での
見直しに関する基本法案を成立する意向であるというが、これ
とて本質的には正しいかどうかわからないが、今までの政権の
方向性とは全く別のものとなる。
政権維持のためにお互いに言いたいことを言えないという関
係は、つい最近までの自公政権の裏返しである。このことが3
党の主張をお互いに歪めてしまうことは確実であり、思いきっ
た新政策を推進できるのか、暗雲が立ち込めている。
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