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2008/06/06

フジ週刊レポート [2008/06/06 発行] / 携帯端末版「モバイル ヴィーナス」に新機能、続々追加!

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===フジ週刊レポート=========================================================
■対象期間:2008年6月9日(月)〜2008年6月13日(金)           6月6日発行
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「Web版週刊レポート」では、本文内に含まれる重要キーワードの解説(リンク)や
最新価格・チャート・市況など総合的なマーケット情報をあわせてご覧頂けます。
http://www.fuji-ft.co.jp/newspaper/week-index.htm
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■為替・日経平均
「ドル・日経平均とも基調は強いが、上値は限られるか」

 ドル/円(NY市場)の日足は、ドルの強基調継続。週明け6/2安値103.99円[5/27
以来の安値水準]。6/5高値106.43円[5/29高値105.88円。2/27以来の高値水準]・引
け値105.93円。4月中旬以来の保ち合いを上放れた。6/5には欧州中央銀行(ECB)の
利上げ観測からユーロが買われ、円は対ユーロでテクニカルに売り込まれた結果と
して対ドルでも弱くなった形。今週には米欧金融機関の業績懸念が強まり、米自動
車販売が落ち込む中でも、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長のインフレ
警戒・ドル安牽制発言[6/3]がドル相場に好感された(* 為替市場には「インフレ
高進につながる追加利下げを歓迎しない」ムードがある模様。一方、米株式は6/3
には売られている)。ただ、ドルはまだ勢い付いておらず、目先的に“5/29〜6/2の
下落に対する倍返し107.8円”を大きく上回らないかもしれない。
 日経平均株価の日足は、強気継続。チャート型はドル/円によく似ているが、ド
ルよりやや強い。週末6/6高値14601.27円[5/16高値14392.53円。1/9以来の高値水
準]・引け値14489.44円。形の上では次週に節目15000円を狙ってもよいところだが、
ドルか米株が強みを増していなければ、上値追いは続くまい。
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■東京貴金属
「東京金はあまり弱くない。白金は弱くない」

 NY金中心限月8月限の日足は、弱基調継続。6/2高値901.2ドル[“5/22高値940.1
ドルから前週末5/30安値873.0ドルまでの下落に対する3分の1戻し895.4ドル”。“
半値戻し906.6ドル”。5/29以来の高値水準]。6/5安値867.7ドル[5/14安値864.3ド
ル]・引け値875.5ドル。6/5はユーロ高・原油高を受けても手じまい売り優勢。既
に900ドル台回復が難しくなっていると思われ、目先的に5/14安値で支えられなけ
れば、5/2安値850.5ドル(節目850.0ドル)を試そう。東京先限の日足は、弱基調を
維持(目先的に横を向いて来る可能性も)。6/4安値2978円[前週末5/30安値2975円]。
週末6/6高値3037円[5/29以来の高値水準]・引け値3028円。為替の影響でNYより
やや強い型になっているが、次週で下値不安を払拭するには至るまい。
 NY白金中心限月7月限の日足は、現時点で弱基調を維持(目先的に横を向きつつ
ある)。6/3高値2047.7ドル[“5/22高値2234.9ドルから前週末5/30安値1956.9ドル
までの下落に対する3分の1戻し2049.6ドル”。5/29以来の高値水準]。6/5引け値
2012.5ドル。ファンドの新規売買が縮小。目先的に“2000.0ドル絡みの横ばい”に
止まれず、底固めに失敗しても、5月下旬の下落スピードは取り戻せまい。東京先
限の日足は、目先的に横を向いて来る(5/22高値7168円が目先天井・前週末5/30安
値6455円が目先底となる)可能性あり。週末6/6高値6842円[“5/22〜30の下落に対
する半値戻し6812円”。上方の窓は5/28高値6875円〜5/27安値7033円]・引け値
6800円。現時点では、“節目6500円”より“7000円”が意識されやすくなっていよ
う。
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■東京原油
「“売り有利”とはしない」

 NY原油当限7月限の日足は、目先的に横を向いて(あるいは不規則に上下に振れ
つつ、方向性を見失って)来る(5/22の史上最高値135.09ドルが目先天井・6/5安値
121.61ドル[5/15安値120.65ドル]が目先底となる)可能性あり。6/5高値128.38ドル
[5/22からの下落に対する半値戻し128.35ドル]・引け値127.79ドル。前週からの
「商品投資(特にインデックスファンド)に対する規制強化の動き」と「アジア・米
国の石油製品需要減退観測」にユーロ安が加わって手じまい売りが続き、6/5には
ユーロ高をきっかけに急反発(前日までの下げ過ぎ感から上げ幅を拡大)。「6/5の
上昇が急過ぎるため、目先的に上げ渋る」と見る向きもあり、その見通し通りなら
「5/22以来の短期的な下降トレンドから抜け出せない」可能性が残される。ただ、
6/5の急反発には「米原油在庫[6/4発表]の予想外の減少を無視した(同発表時点で
は米石油製品在庫増[特にガソリンの需要減退観測]が嫌われた)トガメ」もあると
思われ、“目先的に急反落して当然”とは言えまい。
 東京先限の日足も、目先的に横を向いて来る(5/22の上場来高値83810円が目先天
井・6/5安値77480円[5/16以来の安値水準]が目先底となる)可能性あり。週末6/6は
81840円[“5/22〜6/5の下落に対する3分の2戻し81700円”。5/29以来の高値水準]
でS高引け。ただ、現在の値位置からは「6/5安値より上場来高値が意識されやすく」
、既に“80000円を割ったあたりから下げ渋りやすくなっている”可能性もありそ
うだ。
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■東京ガソリン
「消費は鈍れどコストは下がらず」

 海上バージ市場での元売り市中買いは、成約が散発。民族系大手元売りによる手
当てが見られた。海上バージ市場のガソリン価格は、上昇→下落。現在は京浜で
115700円台/kl(ガソリン税込み)、西日本で116000円台/klで推移。元売りの売買や
先物相場の上下に影響された。流通段階の陸上ローリー市場では、ノンブランドガ
ソリンのラック(販売)価格は弱含む。外販玉は系列仕切りより割安とは言え、末端
小売市況高で需要が伸びない。取り扱い筋は先物玉などで仕入れコストを薄めて
「売れる価格」を捻出、一部では利鞘を圧縮して値下げに動く向きもあるという。
6/4発表の石連週報では、5/31時点のガソリン在庫は前週比6.7%減の233.1万klと3
週連続で減少。出荷量が前週比22.5%増と拡大したことから在庫取り崩しが進んだ
格好。主要元売り各社による6月の卸値大幅引き上げを受け、値上げ前の駆け込み
需要が喚起された模様。ただ、6月に入ると仮需の反動による出荷減に加えて値上
げも響くと見られ、消費減退が加速するのは避けられない情勢。元売りは減産を本
格化させて調整せざるを得ないとの指摘もあるが、各社は利幅の厚い中間留分を増
産しており、連産品としてのガソリンの供給削減は難しい。需給の緩みは容易に解
消されそうもなく、業転相場は地合いを一段と弱めそうだ。なお、石油情報センタ
ーが6/4発表した6/2時点のレギュラーガソリン全国平均小売価格はリットルあたり
171.9円(5/26の過去最高値を11.6円上回る)。6/5のシンガポール市況終値をベース
にしたRIM算出の輸入採算価格は、ガソリン(klあたり税抜き)=95000円(5/29比
2400円安)。
 東京ガソリン先限の日足は、目先的に横を向いて来る(5/22の上場来高値92030円
が目先天井・6/5安値85110円[5/13安値83480円]が目先底となる)可能性あり。週末
6/6は終日S高89080円[“5/22〜6/5の下落に対する半値戻し88570円”。6/3以来の
高値水準]。
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■東京灯油
「海外でも買い渋り」

 海上バージ市場での元売り市中買いは、成約が散発。ただ、引き合いは弱まって
来たという。海上バージ市場の灯油価格は、下落。現在は東西ともに100000円/kl
台で推移。元売りの買い意欲が弱まるとともに市況連動商談でプレミアムが徐々に
縮小。6/5までの先物安も嫌気。流通段階の陸上ローリー市場では、灯油スポット
玉のラック(販売)価格は下落。外販玉の主要出し元である外資系元売り2社の仕切
り値は高止まりしているが、あまりの荷動きの悪さに、外販玉取り扱い筋は仕入れ
ソースを駆使して販売維持に懸命。一部では利鞘を削って販売確保に奔走している
という。6/4発表の石連週報では、5/31時点の灯油在庫は前週比8.1%減の167.5万
klと4週ぶりに減少。出荷量が前週比14.1%増、輸出が前週比約6倍と拡大したこと
から在庫取り崩しに転じた格好。ただ、ここに来て高値を嫌って中国が買い控えて
いるとされ、輸出が伸び悩む可能性が出て来た。なお、石油情報センターが6/4発
表した6/2時点の灯油全国平均小売価格はリットルあたり114.4円(5/26比12.6円高)。
5週連続で過去最高値を更新。主要元売り各社による6月の卸値大幅引き上げを受け、
末端消費の減退が今後どの程度進むか注目される。石油精製各社の製油所で停止中
のトッパー(常圧蒸留装置)は6/5現在、9基・日量86.7万バレル(前週と変わらず)。
現有能力(29製油所43トッパー・日量483.0万バレル)に対する停止率は17.6%(前週
と変わらず)。6/5のシンガポール市況終値をベースにしたRIM算出の輸入採算価格
は、灯油(klあたり税抜き)=110500円(5/29比7100円安)。
 東京灯油先限の日足は、目先的に横を向いて来る(5/27の上場来高値110530円が目
先天井・6/5安値98750円[5/15以来の安値水準]が目先底となる)可能性あり。週末
6/6高値-S高-104830円[“5/27〜6/5の下落に対する半値戻し104640円”。週明け
6/2以来の高値水準]・引け値104730円。
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■東京ゴム
「タイ生産者は売り急がず」

 東京ゴム先限の日足は、週明け6/2安値313.4円を目先底とし、上方の窓の上限
(5/29安値332.1円)まで反発。週末6/6高値336.4円[“5/27高値345.9円からの下落
に対する3分の2戻し335.1円”]・引け値334.1円。タイオファーは東京ほどに下げ
ず、東京の反発でその割安感が調整された形。タイ産地では、弱気派が期待したよ
うな“先安観台頭に伴う現物売り急ぎ”は起こらず、集荷は低水準のまま。上海先
物相場も下げ一服。東京のチャートは、5/27高値を狙わず、あるいは“節目340.0
円あたりで上げ一服”となる可能性も低くないと思われる型だが、仮に次週が“
6/6に開けた窓の下限、6/5高値328.0円”下での推移となっても、底(6/2安値)割れ
は避けられよう。
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■東京トウモロコシ
「米産地に豪雨。“商品投資・バイオ燃料規制”は先送り」

 シカゴコーン当限7月限の日足は、強気継続。“4/2以来の高値保ち合い”を下抜
き切れず、5/29安値572.75セントから反発すると、6/5に急騰して最高値更新(高値
643.75セント[5/9の史上最高値639.00セント]・引け値643.25セント)。目先的に上
げ渋らなければ、“5/9〜29の下落に対する1.5倍返し672.1セント”を試そう。局
地的な豪雨により米アイオワ州・ネブラスカ州で再播種を要する面積が200〜300万
エーカーとも見られ、6/10米農務省需給報告では作付面積・単収で強気な数字が期
待されている。週明け6/2引け後発表の作柄優良比率63%(前年同期78%)は予想の
範囲内だったが、現状では不安。また、アルゼンチン農家ストは“少なくとも6/9
まで”延長され[6/2引け後発表]、同国トラック業者による道路封鎖も加わって供
給不安を強めた。なお、インデックスファンドへの規制強化策について、市場では、
「先送りされている」「相場への影響はあまり大きくならない」といった見方がさ
れている。同様に、食料サミット[6/3〜5]でも、「食糧危機の一因であるバイオ燃
料」を非難する合意は行われなかった。
 海運市場は、東京〜ガルフ間運賃が140ドル台で推移。中国が世界各地から鉄鉱石
を買い付け、大型船(ケープサイズ)運賃は昨年秋の史上最高値を更新。東京先限の
日足も、強気継続。週末6/6は終日S高43600円[5/12の上場来高値42000円。“5/27
高値41750円から前週末5/30安値40140円までの下落に対する倍返し43360円”]。目
先的に上げ渋らなければ、節目45000円が上値目標に。
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■東京大豆
「シカゴ、抵抗線上抜け」

 シカゴ大豆当限7月限の日足は、強気継続。6/5に1400.0セント水準の上値抵抗を
上抜いて(テクニカル主導で)急騰。同日高値1456.00セント[前週明け5/27高値
1390.00セント。5/16高値1402.00セント。4/23高値1409.50セント。4/15高値
1415.00セント。3/7以来の高値水準]・引け値1452.00セント。目先的に上げ渋らな
ければ、1500セント台乗せを試そう。週明け6/2引け後発表の作付進度69%(前年同
期86%、平年81%)・発芽率32%(前年同期64%、平年55%)では、前週から続く豪
雨の影響が懸念されたが、6/10米農務省需給報告もコーンほどには注目されていな
い。ただ、アルゼンチン農家ストは“少なくとも6/9まで”延長され[6/2引け後発
表]、同国トラック業者による道路封鎖も加わって供給不安を強めた。なお、イン
デックスファンドへの規制強化策について、市場では、「先送りされている」「相
場への影響はあまり大きくならない」といった見方がされている。同様に、食料サ
ミット[6/3〜5]でも、「食糧危機の一因であるバイオ燃料」を非難する合意は行わ
れなかった。
 東京Non-GMO大豆先限の日足は、6/3安値86720円[5/21以来の安値水準]から上昇に
転じて強基調継続。週末6/6は終日S高94420円[5/28高値96330円]。今のところ、“
3/6の上場来高値100290円”に迫る可能性は高くないものと思われるが、“5/28高
値と6/6以降の高値からなるダブルトップ(ネックは6/3安値)”形成を期待して売る
べきところではなかろう。
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■東京コーヒー
「横向き」

 ICEコーヒー当限7月限の日足は、横を向いたまま。週明け6/2高値138.50セント
[5/22高値142.00セント]。6/3安値131.55セント[5/28安値131.35セント]。6/5引け
値135.80セント。今週には6/2引け後発表の駐ブラジル米農務官予想「08/09年度の
ブラジルの生産高5110万袋[前年度比36%増。事前予想の範囲内]」が弱材料視され、
「6月半ば頃、ブラジルに寒波」の予報[6/5]が強材料視されたが、方向付けられて
はいない。
 東京アラビカコーヒー先限の日足は、横向きの域で、前週までよりわずかに強含
む。6/5安値23350円[5/28安値23280円]。週末6/6高値24080円[5/29高値23900円。
5/22以来の高値水準]・引け値24050円。次週に強含めば“23300円水準で底固めが
終わった”と言えそうだが、それでも5/22高値24550円上抜けを狙う人気は付かな
いかもしれない。
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