フジ週刊レポート [2008/03/28 発行] / 携帯端末版「モバイル ヴィーナス」に新機能、続々追加!
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===フジ週刊レポート=========================================================
■対象期間:2008年3月31日(月)〜2008年4月4日(金) 3月28日発行
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「Web版週刊レポート」では、本文内に含まれる重要キーワードの解説(リンク)や
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http://www.fuji-ft.co.jp/newspaper/week-index.htm
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■為替・日経平均
「ドル・日経平均とも弱基調を維持」
ドル/円(NY市場)の日足は、ドルの弱基調を維持。週明け3/24高値100.89円[“
2/14高値108.61円から前週明け3/17安値96.65円までの下落に対する3分の1戻し
100.6円”。3/14以来の高値水準]。3/27引け値99.76円。3/26にトリシェ欧州中央
銀行(ECB)総裁が利下げに慎重な姿勢を示したことなどからユーロが大いに強みを
増したが、ドル/円の値動きは大きくない。最近の米経済指標には「予想されたほ
ど悪くはない」程度のものが多いようだが、今後にも景気後退懸念が払拭されると
は期待されないこともあり、相場への影響は限定的。次週に“半値戻し102.6円”
を大きく上回ることは無さそうだが、「3/17安値からの下げ渋りが認められ、底入
れ期待につながる」ことは考え得る。
日経平均株価の日足は、現時点で弱基調を維持(目先的に横を向いて来る可能性あ
り)。週末3/28高値12874.45円[3/12高値13071.22円]・引け値12820.47円。期末要
因から買い支えられたと見られ、前週明け3/17安値11691.00円からはやや下げ渋っ
ている。「お化粧買い終了」となれば、次週に“2/27高値14105.47円からの下落に
対する半値戻し12898.2円”上で推移し、3/17安値を目先底とする機運も盛り上が
るまい。
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■東京貴金属
「これまでより強気に傾く」
NY金中心限月4月限の日足は、弱基調継続(前週末3/20安値904.7ドル[2/19以来
の安値水準]から下げ渋っているところ)。3/27高値955.2ドル[“前週明け3/17高値
1033.9ドルからの下落に対する3分の1戻し947.8ドル”。“半値戻し969.3ドル”。
3/19以来の高値水準]・引け値948.8ドル。ファンドの手じまい売り(商品市場から
の資金引き揚げ)が連休前(前週末)で一巡し、ドル安/ユーロ高を受けて投機買い
が再開されたものの、原油に比べるといかにも上げ足が鈍い。原油が史上最高値に
迫って他商品の上げを導くことにならなければ、「ユーロが強い」といえど“それ
に近いレベルの強さを持っていない”金は、「半値戻しそこそこで上げ止まりやす
い」のではないか。東京先限の日足は、弱基調継続。週明け3/24安値2933円[前週
末3/21安値3017円。1/22安値2911円]。3/27高値3065円[“2/27・3/6高値3322円か
らの下落に対する3分の1戻し3063円”。3/19以来の高値水準]。週末3/28引け値
3052円。今週半ばから“3分の1戻し水準で横向き加減”になっており、次週に“半
値戻し3127.5円”を大きく上回る可能性は高くないと思われる。もっとも、次週が
上げ先行なら、“3/24安値で目先の底入れ”となりそうではある。
NY白金中心限月4月限の日足は、現時点で弱基調を維持(前週末3/20安値1802.2
ドル[2/6以来の安値水準]から下げ渋っているところ)。3/27高値・引け値2043.7ド
ル[“3/13高値2128.5ドルからの下落に対する3分の2戻し2019.7ドル”。前週明け
3/17以来の高値水準]。節目2000.0ドルでは抑えられず、“3/4高値2308.8ドル以来
の下降トレンド[上限]ライン”上に出て来た。目先的に下押さなければ、“3/20安
値で目先の底入れ”と見られ、3/13高値が上値目標に。東京先限の日足では、週明
け3/24安値5700円[前週末3/21安値5745円。2/1以来の安値水準]が目先底となる可
能性が出て来た。週末3/28高値6402円[“3/14高値6669円からの下落に対する3分の
2戻し6346円”。“4分の3戻し6427円”。3/17以来の高値水準]・引け値6390円。“
3/11安値6407円〜3/10一本値6707円”が上値抵抗帯となり(この中で上げ止まりや
す)そうだが、次週に下押されても、節目6000円を割り込みにくくなっているかも
しれない。
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■東京原油
「再び強気に傾く」
NY原油当限5月限の日足では、前週末3/20安値98.65ドル[前週明け3/17安値
101.75ドル。3/4以来の安値水準]が目先底となる公算が大。3/27高値108.22ドル
[3/18以来の高値水準]・引け値107.58ドル。ファンドの手じまい売り(商品市場か
らの資金引き揚げ)が連休前(前週末)で一巡し、ドル安/ユーロ高を受けて投機買
い再開。3/26発表の米原油・石油製品在庫も強材料視された(* 石油製品需要は鈍
っているが、製油所稼働率低下で供給が絞られた)。また、3/27にはイラク南部で
パイプラインが爆破されている(* 予備のパイプラインを使い、3/28までに原油輸
送量がほぼ通常水準に回復)。現時点では、チャートの上で「史上最高値(3/17、
110.35ドル)更新以前に再び3/20安値が試される」可能性を残しているが、3/26に
トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁が利下げに慎重な姿勢を示したことなどからユー
ロが強みを増しており、さすがに“3/17高値と3/27以降の高値からなるダブルトッ
プ(ネックは3/20安値)”形成に向かう人気は付き難いかもしれない。
東京先限の日足では、週明け3/24安値58350円[前週末3/21安値58690円。2/8以来
の安値水準]が目先底となる公算が大。週末3/28高値61890円[3/19高値62140円]・
引け値61590円。チャート的には、前回(3/19)高値を大きく上回らないところで上
げ止まりやすそうな(* 2/27-上場来-高値63920円を狙いにくい)型と思われるが、
“下押されても節目60000円で支えられる”期待も。
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■東京ガソリン
「暫定税率“期限切れ”へ」
海上バージ市場での元売り市中買いは、4月渡し移行後も成約に至らず。海上バー
ジ市場のガソリン価格は上昇。現在は東西ともに130000円台/kl(ガソリン税込み)
で推移。系列玉でも来月の出荷日が判然としない場合があり、供給不安が高まって
いる。暫定税率が撤廃された場合、元売り大手が4/1〜8の出荷停止を通知している
ことを受け、来月序盤は外販玉も出物薄となる可能性が高い。玉確保の見通しが立
たず、短期休業を検討しているSSも。流通段階の陸上ローリー市場では、ノンブラ
ンドガソリンのラック(販売)価格は保ち合う。各社、価格より供給状況を注視して
おり、4月頭の供給不安解消を狙う買い付けも散見される。3/26発表の石連週報で
は、3/22時点のガソリン在庫は前週比0.9%減の224.9万klと3週ぶりに減少。生産
量が3.5%減の112.7万klとなったことに加え、出荷量が14.4%増の113.9万klと拡
大したため在庫取り崩しに転じた格好。出荷増は、前週の落ち込みの反動に加え、
暫定税率期限切れによる来月の値下げを見込んで買い控えている消費者の給油急拡
大に対応すべく一部業者の引き合いが強まったためと見られている。今後は、製油
所の定期修理入りで稼働率が低下する上、足元の需給が引き締まるため、業転相場
は崩れにくいと見られる。なお、石油情報センターの週間SS市況調査によると、
3/24現在のレギュラーガソリン全国平均価格はリットルあたり152.9円(前週と変わ
らず)。元売り各社の系列仕切り引き上げを受けた店頭価格引き上げと、厳しい価
格競争を反映した店頭価格据え置きや引き下げが混在。元売り各社は4月にも原油
高を受けて卸値を引き上げるが、(4/1製油所出荷時からの)暫定税率[25.1円/リッ
トル]撤廃が実現すれば、店頭価格は大幅な値下げとなる。なお、政府・与党は、
暫定税率が3月末で期限切れとなった場合、4月末に衆院で税率を元に戻す租税特別
措置法改正案を再可決する方針。3/27のシンガポール市況終値をベースにしたRIM
算出の輸入採算価格は、ガソリン(klあたり税抜き)=76800円(3/19比1500円高)。
東京ガソリン先限の日足は、弱基調継続(週明け3/24安値69540円[2/7安値68730円]
から下げ渋っているところ)。週末3/28高値72660円[“3/12高値78110円からの下落
に対する3分の1戻し72397円”。3/19以来の高値水準]・引け値72140円。目先は底
固めを模索する動きとなるか。
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■東京灯油
「先物は早くも底入れ」
海上バージ市場での元売り市中買いは、4月渡しに移行。京浜渡しの成約が伝えら
れた。海上バージ市場の灯油価格は下落。現在は東西ともに75000円/kl台で推移。
気温上昇に伴う需要後退が顕著で、出荷も低調。流通段階の陸上ローリー市場では、
灯油スポット玉のラック(販売)価格は弱含む。販売枠消化のため値下げに動く向き
が増えた。ただ、暫定税率問題の余波を受け、各社、価格より供給状況を注視して
いるという。米メジャー系グループは3/29からの週間外販仕切りを引き上げ。3/26
発表の石連週報では、3/22時点の灯油在庫は前週比9.2%増の185.6万klと2週連続
で増加。生産量が8.5%減の52.5万klとなったものの、出荷量が36.3%減の36.2万
klと縮小したため在庫積み増しが進んだ格好。在庫水準は低く、市場に売り玉が出
て来る状況にないため、業転価格の高止まりを予想する声も聞かれるが、需要期明
けで値動き自体は大きくならないとの見方が大勢を占めている。石油精製各社の製
油所で停止中のトッパー(常圧蒸留装置)は3/26現在、3基・日量26.2万バレル(3/19
比8.3万バレル増)。現有能力(29製油所43トッパー・日量483.0万バレル)に対する
停止率は5.4%(3/19比1.7%増)。なお、石油情報センターの週間SS市況調査による
と、3/24現在の灯油全国平均価格はリットルあたり96.8円(前週と変わらず)。元売
り各社の系列仕切り引き上げを受けた店頭価格引き上げと、厳しい価格競争を反映
した店頭価格据え置きや引き下げが混在。3/26のシンガポール市況終値をベースに
したRIM算出の輸入採算価格は、灯油(klあたり税抜き)=85400円(3/19比2100円安)。
東京灯油先限の日足は、週明け3/24安値69890円[2/8以来の安値水準]を目先底と
し、週末3/28高値75920円[3/13以来の高値水準]・引け値75660円まで一方的に上昇。
節目75000円で止まらず、3/12-上場来-高値77630円を視野に入れた。ただ、現時点
で上場来高値更新が有力とはしない。
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■東京ゴム
「底入れ未確認」
東京ゴム先限の日足は、弱基調継続(前週末3/21安値266.1円から下げ渋っている
ところ)。3/27高値286.8円[3/19高値286.9円]。週末3/28引け値281.0円。節目
280.0円では抑えられず、“2/26高値324.3円以来の下降トレンド[上限]ライン”上
に出て来た。とは言え、週足レベルではまだ戻りが始まったと認められる状況にな
い。次週に下押されなければ前週高値(3/17、291.6円)程度は狙えようが、他商品
任せで“2/26からの下落に対する半値戻し295.2円”を大きく上回ることは困難だ
ろう。
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■東京トウモロコシ
「東京は強くない」
シカゴコーン当限5月限の日足は、1月下旬〜2月中旬のもみ合い下限503セント水
準で支えられ、急反発。週明け3/24安値503.25セント[2/11以来の安値水準]。3/26
高値561.00セント[“3/11,13高値579.50セントからの下落に対する3分の2戻し
554.1セント”。3/17以来の高値水準]。3/27引け値555.50セント。3/24安値を目先
底としたが、「550セント台回復で満足し、目先的に横を向いて来る(3/11,13高値
を狙わない)」可能性あり。ファンドの手じまい売り(商品市場からの資金引き揚げ)
は連休前(前週末3/20)で一巡し、大豆同様に「アルゼンチンの輸出停滞」など、前
週まで無視されていた強材料で買い直された形。「米国産地の降雨で作付が遅れる
可能性」も意識され、基調は大豆より強い。ただ、小麦は豪州の豊作やアジア諸国
の輸入オファーが鈍いことを嫌って前週末安値から離れられず、この先にコーンの
上げ足を鈍らす材料となるかもしれない。
海運市場は、東京〜ガルフ間運賃が115ドル台で横ばい。目先、鉄鉱石値上げによ
る需給の変調が注目されている。東京先限の日足は、弱基調継続(週明け3/24安値
32870円[前週末3/21安値33820円。1/24安値33750円。12/12以来の安値水準]からや
や下げ渋っているところ)。3/26高値35270円[“3/6-上場来-高値40550円からの下
落に対する3分の1戻し35430円”。上方の窓は3/19高値35730円〜3/17一本値36460
円]。週末3/28引け値35150円。35000円台乗せで満足し、上げ止まる可能性あり。
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■東京大豆
「弱気観測後退」
シカゴ大豆当限5月限の日足は、1/23安値1207.00セントで支えられ、急反発。前
週末3/20安値1207.00セント。3/26高値1357.00セント[“3/3高値1586.50セントか
らの下落に対する3分の1戻し1333.5セント”。“半値戻し1396.75セント”。3/17
以来の高値水準]。3/27引け値1327.25セント。現時点で底入れ未確認。このまま下
押せば、「3/3〜20より緩いペースで下降再開」あるいは「横向きに近付いて来る」
可能性がある。ただ、現在の値位置から下押された後に3/26高値を上回れば、
「3/20安値を目先底とし、1400セント台回復に向かう」と解釈されよう。結果的に、
ファンドの手じまい売り(商品市場からの資金引き揚げ)は連休前(前週末)で一巡し、
「独自材料が見直された(前週まで無視されていた強材料で買い直された)」形。輸
出税引き上げに反発するアルゼンチン農家のスト[出荷拒否や、道路・港湾封鎖な
ど輸送妨害。3/13〜]については、3/27に政府との話し合いが始まったものの、輸
出停滞が早期に解消する見通しは立たない。ただ、これに伴う「米国産への需要シ
フト」はあまり大きなものにならないかもしれない(* ブラジルなどが輸出を拡大)
。また、ここに来て「米国産地の降雨でコーン作付が遅れる(→ 大豆への作付シフ
トが見られる)可能性」が意識されるようになった。
東京Non-GMO大豆先限の日足は、弱基調継続(週明け3/24安値73410円[前週末3/21
安値76020円。12/21以来の安値水準]からやや下げ渋っているところ)。週末3/28高
値80810円[“3/6-上場来-高値100290円からの下落に対する4分の1戻し80130円”。
“3分の1戻し82370円”。上方の窓は3/19高値82190円〜3/17一本値84720円]・引け
値80310円。現時点では“前回安値(2/1、79350円)が問題にならない値位置”に来
ておらず、買い有利とは判断されない。
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■東京コーヒー
「弱基調継続」
ICEコーヒー当限5月限の日足は、前週までの下げ過ぎ感から、今週は概ね130.0セ
ント上でのもみ合いに留まっている(3/26高値135.35セント[3/19以来の高値水準]。
3/27引け値132.55セント)。現時点で戻りが始まっているとは認められないが、
125.0セント水準のサポート(11/2安値125.00セント。11/12安値125.20セント。前
週末3/20安値125.85セント)が意識されており、07年8月下旬〜9月上旬のもみ合い
下限121セント台を簡単に割り込む(7/6安値119.30セントを狙う)ことも無さそうだ
(* 基調は弱いままだが、下げ足は鈍る方向)。
東京アラビカコーヒー先限の日足は、弱基調継続。週明け3/24安値20610円[前週
末3/21安値21250円。07/5/2安値21050円。06年10月以来の安値水準]。3/26高値
23020円[“2/26-上場来-高値30700円からの下落に対する4分の1戻し23132.5円”。
3/19以来の高値水準]。週末3/28引け値22410円。この先に“3分の1戻し23973円(節
目24000円)”をうかがう可能性が無いとは言えないが、今のところ“下げ足が鈍っ
た”という以上の強さを持っていない。
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