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2008/03/21

フジ週刊レポート [2008/03/21 発行] / 携帯端末版「モバイル ヴィーナス」に新機能、続々追加!

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===フジ週刊レポート=========================================================
■対象期間:2008年3月24日(月)〜2008年3月28日(金)         3月21日発行
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「Web版週刊レポート」では、本文内に含まれる重要キーワードの解説(リンク)や
最新価格・チャート・市況など総合的なマーケット情報をあわせてご覧頂けます。
http://www.fuji-ft.co.jp/newspaper/week-index.htm
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■為替・日経平均
「ドル・日経平均とも弱基調継続」

 ドル/円(NY市場)の日足は、ドルの弱基調継続(目先的に下げ足を緩める可能性
が感じられる型)。週明け3/17安値96.65円[95年8月以来の安値水準]。3/18高値
99.97円[“3/11高値103.59円からの下落に対する3分の1戻し99.0円”。3/14以来の
高値水準]。週末3/20引け値99.33円。前週末3/14、 米証券大手ベアー・スターン
ズの資金繰り悪化(実質的に破綻)を見て信用収縮懸念が強まり、更に休日3/16の米
緊急利下げ(公定歩合0.25%引き下げ)と米銀大手J.P.モルガン・チェースのベアー・
スターンズ買収(金融当局の働きかけによる救済合併)を受けて市場に「3/18米連邦
公開市場委員会(FOMC)での“1.0%利下げ”」観測が広がった。FOMCでは、政策金
利と公定歩合を0.75%引き下げ、追加利下げの可能性を示唆。この結果は事前予想
の範囲内だったが、同日には米証券大手の(減益ながら)予想より良い決算が好感さ
れた。なお、一部に、3/18に1.0%利下げが行われなかったことで殊更に「金融当
局は市場の観測よりかなりインフレ警戒的」「信用不安も後退」と騒ぐ向きがある
ようだが、現時点でそうした判断が下せる材料は揃っていないはずである。
 日経平均株価の日足は、弱基調継続。週明け3/17安値11691.00円[前週末3/14安値
12167.09円。05年8月以来の安値水準]。週末3/21高値12496.41円[3/14以来の高値
水準]・引け値12482.57円。次週に3/12高値13071.22円を狙う可能性が高いとは言
えない。ただ、「世界的な景気後退局面に入りつつある」との見方が拡がる中でも
“下げ足を緩める”可能性が感じられる型ではあるようだ。
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■東京貴金属
「金も天井打ち」

 NY金中心限月4月限の日足では、週明け3/17高値1033.9ドルが目先天井に。週末
3/20安値904.7ドル[2/19以来の安値水準]・引け値920.0ドル。目先的に節目900.0
ドル(2/13安値899.5ドル)で支えられても、後に2/5安値888.4ドルを割る可能性が
高そうだ。ファンドの手じまい売り(商品市場からの資金引き揚げ)圧力が強く、目
先的にその動きが一服した場合も、“1/22安値855.0ドルを試すことは避けられた
”という以上に強気な展開を予想しにくくなっている。東京先限の日足は、2/27・
3/6高値3322円で天井打ち。週末3/21は終日S安3017円[3/13安値3184円。2/6安値
3053円。1/22安値2911円]。3/19高値3200円が戻り天井となる公算が大。
 NY白金中心限月4月限の日足は、3/13高値2128.5ドルを戻り天井として下降継続。
週末3/20安値1802.2ドル[前週明け3/10安値1925.6ドル。2/6以来の安値水準]・引
け値1877.3ドル。目先的に節目2000.0ドルあたりまで反発すれば“3/20安値で底入
れ”の期待が強まりそうだが、その展開が実現する可能性は高くないと思われる。
南ア国営電力会社3/18発表によると「今後、産業部門の顧客に対して計画外の電力
供給減があり得る」が、南ア電力危機に対する市場の関心も薄れていよう。東京先
限の日足は、前週末3/14高値6669円を戻り天井として下降継続。週末3/21は終日S
安5745円[3/11安値6407円。2/6以来の安値水準]。節目5500円に強いサポートは期
待されない。
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■東京原油
「NY、上げ止まる」

 NY原油当限5月限の日足では、週明け3/17の史上最高値110.35ドルが目先天井と
なる公算が大。週末3/20安値98.65ドル[3/17安値101.75ドル。3/4以来の安値水準]・
引け値101.84ドル。3/19発表の米原油・石油製品在庫は、ガソリン在庫が予想に反
して19週ぶりに減少するなど、強材料視されるべき内容だったが、ファンドの手じ
まい売り(商品市場からの資金引き揚げ)圧力に逆らえなかった。節目100.0ドルに
はある程度のサポートが期待され、急落は続かないかもしれないが、当面、「“戻
り高”に終わらない」と思わせるほどの反発も見られまい。
 東京先限の日足は、3/12高値63680円[2/27-上場来-高値63920円]で天井打ち。
3/19高値62140円が戻り天井となる公算が大。週末3/21は58690円[3/13安値61590円。
前週明け3/10安値61160円。3/5安値60010円。2/8以来の安値水準]でS安引け。現時
点で、直下の窓の下限(2/8高値57310円)が有力な下値目標に。
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■東京ガソリン
「暫定税率“期限切れ”見通し強まる」

 海上バージ市場での元売り市中買いは、成約未確認。年度末という事情から月内
は手当てが無いと見られている。海上バージ市場のガソリン価格は横ばいまたは弱
含む。現在は京浜が126000円台/kl(ガソリン税込み)、西日本が125000円台/klで推
移。暫定税率が3月末で期限切れになるとの見通しが強まり、買い気が後退。流通
段階の陸上ローリー市場では、ノンブランドガソリンのラック(販売)価格は下落。
先安観から値引き対応が増えた。3/19発表の石連週報では、3/15時点のガソリン在
庫は前週比6.4%増の226.8万klと2週連続で増加。生産量が1.6%増の116.8万klと
なったことに加え、出荷量が3.9%減の99.6万klと縮小したため在庫積み増しが進
んだ格好。出荷伸び悩みに対し、元売りの減産が続いているが、足下の原油価格急
落や、租税特別措置法改正案が今月中に成立する可能性が低いと見られていること
から様子見姿勢が強く、業転価格も月内は動きが鈍いと見る向きが多い。なお、石
油情報センターの週間SS市況調査によると、3/17現在のレギュラーガソリン全国平
均価格はリットルあたり152.9円(前週比0.3円高)と3週連続で上昇。元売り各社の
系列仕切り引き上げを受け、店頭価格を引き上げる動きが全国的に広がった。これ
までの原油高により、4月にも卸値引き上げが見込まれる。3/19のシンガポール市
況終値をベースにしたRIM算出の輸入採算価格は、ガソリン(klあたり税抜き)=
75300円(3/13比4600円安)。
 東京ガソリン先限の日足は、下降継続。週末3/21は70280円[前週末3/14安値73490
円。2/7安値68730円]でS安引け。3/12高値78110円を戻り天井とし、1/22安値67110
円を視野に入れた。次週の動きによっては、3/19高値73940円が戻り天井に。
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■東京灯油
「先物は天井打ち」

 海上バージ市場での元売り市中買いは、成約未確認。年度末という事情から月内
は手当てが無いと見られている。海上バージ市場の灯油価格は下落。現在は京浜が
78000円/kl台、西日本が76000円/kl台で推移。需要期が終わり、市況連動で売り物
が増えている。流通段階の陸上ローリー市場では、灯油スポット玉のラック(販売)
価格は弱含む。出し元の出荷制限から取り扱い筋の手持ちに余裕が無いため、積極
的な売り込みが見受けられず値動きは大きくない。3/19発表の石連週報では、3/15
時点の灯油在庫は前週比0.2%増の169.9万klと10週ぶりに増加。生産量が9.0%増
の57.5万klとなったことに加え、出荷量が36.3%減の56.9万klと縮小したため在庫
積み増しに転じた格好。気温上昇を受けても在庫水準は低く、業転価格の高止まり
を予想する向きも増えている。石油精製各社の製油所で停止中のトッパー(常圧蒸
留装置)は3/19現在、2基・日量17.9万バレル(3/13比12.7万バレル増)。現有能力
(29製油所43トッパー・日量483.0万バレル)に対する停止率は3.7%(3/13比2.6%増)
。なお、石油情報センターの週間SS市況調査によると、3/17現在の灯油全国平均価
格はリットルあたり96.8円(前週比0.1円高)と3週連続で上昇。元売り各社の系列仕
切り引き上げを受け、店頭価格を引き上げる動きが全国的に広がった。これまでの
原油高により、4月にも卸値引き上げが見込まれる。3/19のシンガポール市況終値
をベースにしたRIM算出の輸入採算価格は、灯油(klあたり税抜き)=87500円(3/13
比400円高)。
 東京灯油先限の日足は、下降継続。週末3/21は70450円[前週末3/14安値73250円。
3/5安値72830円。2/13以来の安値水準]でS安引け。3/12-上場来-高値77630円で天
井打ち。3/19高値73700円が戻り天井となる可能性も高そうだ。
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■東京ゴム
「商品全面安の流れに乗る」

 東京ゴム先限の日足は、下降継続。週末3/21安値266.1円[3/13安値283.1円。2/7
安値282.2円。1/23安値274.7円。12/4安値261.6円]・引け値274.1円。今週も他商
品につれ安。次週に節目260.0円で下げ渋らなければ、節目250.0円が現実的な目標
となろう。タイオファーが堅調に推移していても、現状では買えない。
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■東京トウモロコシ
「弱気継続」

 シカゴコーン当限5月限の日足は、3/11,13高値579.50セントで天井打ち。週末
3/20安値-S安-507.25セント[3/10安値527.25セント。2/13以来の安値水準]・引け
値507.50セント。“1/23安値481.25セント〜510セント下”が下値支持帯になりそ
うだが、だから“500.0セント割れを買い拾う”といった判断を下せるものではな
い(*「戻すから売り」か、「戻さないから売り」か、というところ)。ファンドの
手じまい売り(商品市場からの資金引き揚げ)が続き、需給面への関心は薄れた。目
先、米国の作付面積などに関する強材料が出て来れば、「戻り売りの好機になる」
かもしれず、それを先読みして「強材料が出ても、戻さない」展開になっているの
かもしれない。
 海運市場は、東京〜ガルフ間運賃が115ドル台に反落。米国発の景気不安でオファ
ーが手控えられたという。東京先限の日足は、下降継続。週末3/21は終日S安33820
円[3/13安値36650円。1/24安値33750円]。「目先的に1/24安値を割り込み、その後
の戻り幅から下値目標が求められる」ことになりそうだ。
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■東京大豆
「弱気継続」

 シカゴ大豆当限5月限の日足は、3/3高値1586.50セントで天井打ち。週末3/20は
1207.00セント[1/23安値]でS安引け。ファンドの手じまい売り(商品市場からの資
金引き揚げ)継続。チャートは「強材料が出て買われれば、戻り売りの好機になる」
と見られる型になっており、それを先読みして「強材料が出ても、戻さない」展開
になっているのかもしれない。
 東京Non-GMO大豆先限の日足も、下降継続。週末3/21は終日S安76020円[3/13安値
84110円。2/1安値79350円。12/21以来の安値水準]。3/6-上場来-高値100290円は月
足レベルの大天井になっており、次週に節目70000円が試される可能性もあろう。
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■東京コーヒー
「弱気継続」

 ICEコーヒー当限5月限の日足は、前週末3/14高値159.90セントを戻り天井として
下降継続。週末3/20安値125.85セント[3/7安値146.95セント。1/22安値132.50セン
ト。11/2安値125.00セント]・引け値130.90セント。米信用不安を背景とするファ
ンドの手じまい売りが続き、ブラジルの生産高からも関心が離れている。チャート
からは、節目125.0セント(長い下ヒゲをつけた3/20安値・11/2安値)で支えられな
い場合、節目120.0セント(7/6安値119.30セント)を試す可能性が高いと思われる
(*“5/1,3安値116.70セント〜122セント下”が下値支持帯になると見込まれる)。
 東京アラビカコーヒー先限の日足も、下降継続。週末3/21は21250円[3/13安値
24740円。1/22,24安値22780円。11/28安値22110円。9/10安値21270円。5/2安値
21050円]でS安引け。チャートからは、現水準(節目21000円)で下げ渋らない場合、
節目20000円で下げ止まる可能性もほとんど無いと判断されよう。
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