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石油・貴金属・穀物・日経平均・為替を中心としたマーケット情報満載の先物取引スタンダードマガジン。弊社アナリストが翌週の価格動向を徹底分析!「来週は買いか?売りか?」 【2003年4月、まぐまぐ殿堂入り】

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2008/02/29

フジ週刊レポート [2008/02/29 発行] / 携帯端末版「モバイル ヴィーナス」に新機能、続々追加!

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===フジ週刊レポート=========================================================
■対象期間:2008年3月3日(月)〜2008年3月7日(金)           2月29日発行
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「Web版週刊レポート」では、本文内に含まれる重要キーワードの解説(リンク)や
最新価格・チャート・市況など総合的なマーケット情報をあわせてご覧頂けます。
http://www.fuji-ft.co.jp/newspaper/week-index.htm
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■為替・日経平均
「ドル、底割れ。日経平均も引き続き買いにくい」

 ドル/円(東京市場)の日足は、2/14ドル高値108.61円を目先天井として弱気継続。
週末2/29-午後5時半までの-安値104.16円[1/23ドル安値104.93円。05年5月以来の
安値水準。2/29午後5時半頃では104.3円近辺にいる]。今週発表された米経済指標
は総じて弱く、金融当局者が相次ぎ利下げを示唆したことからドルが売られている。
もはやチャートを“節目105.0円の誤差の範囲で支えられた”形にすることは困難
であり、「05年1月安値101.65円までに強いサポートは期待されない」。次週に反
発しても“106円台(今週央までの実質的な下限ライン)からは上げ渋る”可能性が
あり、ドルの弱地合いが続きやすいと考えざるを得まい。
 日経平均株価の日足は、目先的には横向き(1月下旬以来の保ち合いを上放れず)。
2/27高値14105.47円[1/15以来の高値水準]。週末2/29安値13533.25円[前週末2/22
以来の安値水準]・引け値13603.02円。日米の景気に先行き不透明感が強まってい
るため、次週も横向きに止まる(“概ね14000円上でもみ合う”ほどには強くなれな
い)のでは。
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■東京貴金属
「金は強基調継続。白金は強みを減じた」

 NY金中心限月4月限の日足は、上昇継続。2/28高値975.0ドル[2/21高値958.4ド
ル]・引け値967.5ドル。引き続きインフレ懸念(商品高・ドル安)を背景とした投機
買いが優勢となっているが、ユーロの対ドル相場より穏やかな上昇ペースで、過熱
感が無い。また、“今週の安値(2/26、928.9ドル[2/20以来の安値水準])が目先底
になる”と期待しやすい。なお、次週に「“2/13安値899.5ドルから2/21高値まで
の上昇幅”を2/26安値から上げた987.8ドル」あたりで上げ渋らなければ、節目
1000.0ドルが現実的な上値目標となりそうだ。東京先限の日足も、強基調継続。
2/26安値3235円[2/20以来の安値水準]。2/27高値3322円[前週末2/22高値3301円。
83年9月以来の高値水準]。週末2/29引け値3291円。円高を受けて上値重くなること
はあるにせよ、(その際にはドル安でNYが強くなるため)“天井形成”を強く意識
させるには至るまい。
 NY白金中心限月4月限の日足は、強基調を維持。前週末2/22高値2214.5ドルを下
回って弱含みにもみ合い、前週までよりかなり強みを減じた。2/26安値2091.1ドル
[2/20以来の安値水準]。2/28引け値2154.8ドル。これまでの上昇スピードに対する
警戒感、南ア鉱山減産を相場に織り込んだとの見方、世界的な景気減速による需要
減少観測などから買いの手が緩んだものと思われるが、“商品市場への投機資金流
入拡大”が取り沙汰される中では売り安心感も生じ難いところだろう。チャートの
上では「節目2000.0ドルまで売られても、押し目に止まる(後に高値更新する)可能
性がある」だけに、「修正安が始まったなら、“売りで取る”」という考え方も
「あくまで目先狙いとして」成立しよう。東京先限の日足では、前週末2/22-上場
来-高値7375円が目先天井となる可能性が出て来た。ただ、現時点で相場が“横向
きの域に止まらないほど弱い”とは判断できず(2/27高値7257円。週末2/29引け値
7051円)、「“今週の安値(2/29、6839円[前週明け2/18以来の安値水準])が目先底
にはならない”ことを確認した後でなければ、売って行くべきではない」。
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■東京原油
「NY、100ドル台回復」

 NY原油当限4月限の日足は、ドル安(インフレ懸念の高まり)を受けて上昇継続。
2/28高値102.97ドル[2/20-史上最高値-100.86ドル。“2/20高値から2/21安値96.87
ドルまでの下落に対する1.5倍返し102.86ドル”]・引け値102.59ドル。その他、ト
ルコ軍のイラク北部侵攻と米北東部の降雪[前週末2/22]、中国の石油需要拡大観測
(大雪と寒波が続いている中、オリンピックに向けてガソリンなどの備蓄を開始
[2/26])といった強材料があった。一方、米原油・ガソリン在庫の増加[2/27発表。
ガソリン在庫は16週連続増で94年2月以来の高水準に]を嫌った売りは限定的。現水
準で伸び悩まなければ、節目105.0ドル(“5倍返し104.85ドル”)までは買われやす
そうだ。また、下押されても2/21安値96.87ドルは意識されまい。
 東京先限の日足も、強基調継続。2/27高値63920円[2/21-上場来高値-63780円]。
2/28安値62030円[前週末2/22以来の安値水準]。週末2/29引け値62370円。円高を受
けて伸び悩むことを想像しやすいところだが、次週に“天井形成”を強く意識させ
るには至るまい。
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■東京ガソリン
「販売不振続く」

 海上バージ市場での元売り市中買いは、水面下で成約が散発。民族系大手元売り
が商談を進めている。海上バージ市場のガソリン価格は上昇。現在は京浜が128000
円台/kl(ガソリン税込み)、西日本が129000円台/klで推移。原油高を受けた元売り
の買いが支援材料に。流通段階の陸上ローリー市場では、ノンブランドガソリンの
ラック(販売)価格は強含む。元売りの出荷削減措置により2月の販売枠が縮小して
いる中、月末に入って玉完売状態となり外販を停止した元売りが増えた。ただ、買
い手も概ね足元の玉繰りにメドがついているため、調達を見送る向きが多く、値動
き自体は大きくない。米メジャー系元売りは3/1からの週間外販仕切りを引き上げ。
2/27発表の石連週報では、2/23時点のガソリン在庫は前週比0.7%減の218.5万klと
3週ぶりに減少。出荷量が1.2%減の107.2万klとなったものの、生産量が0.7%減の
113.0万kl、輸出量が前週比約2.1倍の7.4万klと拡大したことから在庫取り崩しに
転じた格好。元売りの買いが入っていると見られるが、租税特別措置法問題の決着
がつかない限り上値余地は限定的との指摘もあり、価格見通しは分かれている。元
売りの関心は需要シーズン終盤を迎えた灯油からガソリンに移りつつあり、価格上
昇を期待しての買いが今後継続的に入るかが注目されそうだ。なお、石油情報セン
ターの週間SS市況調査によると、2/25現在のレギュラーガソリン全国平均価格はリ
ットルあたり151.8円(前週比0.3円安)と、10週続落。高価格化による消費者の買い
控えを背景とした販売減を受け、店頭価格を引き下げる動きが広がっている。価格
競争の激化から小売り段階での値上げは難しいとの声も聞かれ、当面は横ばいか小
幅な値下がり傾向が続くとの見方が根強い。ただ、元売り大手各社が3月からの卸
値を引き上げることが確実で、どれほど店頭価格に転嫁されるかは不透明ながらも
先高観が指摘されている。2/28のシンガポール市況終値をベースにしたRIM算出の
輸入採算価格は、ガソリン(klあたり税抜き)=81000円(2/21比800円安)。
 東京ガソリン先限の日足は、弱含みにもみ合う。週明け2/25高値79070円[2/21高
値79720円]。2/28安値76670円[2/19以来の安値水準]。週末2/29引け値77000円。基
調は強いと言えるが、“12/27,1/4-上場来-高値80300円を試せなかった”と見られ
れば、目先的に節目75000円あたりまで下押されても不思議はない。
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■東京灯油
「需給逼迫感続く」

 海上バージ市場での元売り市中買いは、水面下で成約が散発。複数の民族系大手
元売りが商談を進めている。海上バージ市場の灯油価格は強含む。現在は東西とも
に77000円/kl台で推移。寒波による需要増の中、元売りが買い上げているという。
流通段階の陸上ローリー市場では、灯油スポット玉のラック(販売)価格は保ち合い
または強含む。元売りの出荷削減措置により2月の販売枠が縮小している中、月末
に入って玉完売状態となり外販を停止した元売りが増えた。ただ、買い手も概ね足
元の玉繰りにメドがついているため、調達を見送る向きが多く、値動き自体は大き
くない。米メジャー系元売りは3/1からの週間外販仕切りを引き上げ。2/27発表の
石連週報では、2/23時点の灯油在庫は前週比10.3%減の232.8万klと7週連続で減少。
生産量が10.1%増の62.2万klとなったものの、出荷量が1.5%増の88.5万klと拡大
したため、在庫取り崩しが進んだ格好。足元の寒波の影響で目先の業転価格は上昇
すると見る向きが根強い。ただ、上値余地については、需要期の終わりが迫ってい
るため限定的との声も聞かれ、見方が分かれている。石油精製各社の製油所で停止
中のトッパー(常圧蒸留装置)は2/28現在、1基・日量5.2万バレル(前週と変わらず)。
現有能力(29製油所43トッパー・日量483.0万バレル)に対する停止率は1.1%(前週
と変わらず)。なお、石油情報センターの週間SS市況調査によると、2/25現在の灯
油全国平均価格はリットルあたり96.4円(前週比0.1円安)と、9週続落。末端消費者
の買い控えからジリ安傾向が続いており、今後も横ばいか緩やかな下落が続く可能
性があると見られている。ただ、元売り大手各社が3月からの卸値を引き上げるこ
とが確実で、どれほど店頭価格に転嫁されるかは不透明ながらも先高観が指摘され
ている。2/28のシンガポール市況終値をベースにしたRIM算出の輸入採算価格は、
灯油(klあたり税抜き)=82800円(2/21比2400円安)。
 東京灯油先限の日足は、強基調継続。2/27高値77080円[2/21-上場来-高値76390円]
。2/28安値74730円[前週末2/22以来の安値水準]。週末2/29引け値75310円。2/22安
値73990円は、週足レベルの急所とはならない。次週が“節目75000円絡みのもみ合
い”など、今週より弱含むことになっても、後に上場来高値更新の可能性は残され
よう。
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■東京ゴム
「調整場面に」

 東京ゴム先限の日足は、06年6月高値324.5円に抵抗され、節目300.0円まで急反落。
2/26高値324.3円[2/20高値321.7円]。週末2/29安値300.5円[2/13以来の安値水準]・
引け値306.3円。2/26高値が目先天井となる可能性があり、次週に下げ渋っても“
戻り売り有利の展開に変わっている”疑いが残されよう(*“2/26からの下落幅に
対する半値戻し”後に横を向いて来るような展開も考えられる)。ここまでの下落
が「修正安に止まる(後に高値更新する)か」には、これまで“東京につれ高”と見
られていたタイオファーが「堅調を保つか」が鍵になって来るかもしれない。
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■東京トウモロコシ
「シカゴは強気継続。東京はそれほど強くない」

 シカゴコーン中心限月5月限の日足は、上昇継続。2/21高値557.25セント・引け値
556.25セント。目先的に今週の安値(2/26、527.00セント)を割ったとしても、その
まま1月下旬〜2月前半のもみ合い下限(実質的に510.0セント下)まで売り込まれる
ことは避けられよう。今週のシカゴ小麦は特殊事情(トレーダーの過大な取引と、
そのポジション解消)で異常な乱高下となったが強基調を維持しており、この乱高
下につられる動きは、コーンの基調判断に大きく影響するほどのものにはならなか
った。現物市場も堅調(イリノイ河の凍結によりハシケ航行難)。米エタノール工場
の新設計画中止も、原油高を受けてあまり弱材料視されなかった。
 東京〜ガルフ間運賃は110ドル手前でもみ合う。東京先限の日足は、4万円台に乗
せた後、上げ渋っているところ(現時点で強基調を維持)。2/26高値40430円[2/21-
上場来-高値39510円]。2/28安値38300円[前週明け2/18以来の安値水準]。週末2/29
引け値38950円。次週に弱含んでも、“11/28安値29410円と1/24安値33750円を結ぶ
上昇トレンド[下限]ライン”または“下方の窓の下限、2/15高値37560円”で支え
られれば、後に4万円台回復を期待できよう。なお、そのあたりで下げ渋らないと
すれば、下値メドは“1/15高値36690円を大きく下回らない水準”に。
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■東京大豆
「シカゴは強気継続。東京はそれほど強くない」

 シカゴ大豆中心限月5月限の日足は、概ね安定的なペースで上昇継続。2/21高値
1515.75セント・引け値1512.50セント。今週のシカゴ小麦は異常な乱高下となった
が、それを見てペースを乱されることはなかった。引き続き中国の大豆・大豆油買
い付けが強材料視され、ドル安、南米の降雨による収穫遅延、イリノイ河の凍結に
よるハシケ航行難などがこれに加わった。今後に南米の収穫が進むにせよ、タイト
な需給を背景とする強地合いが続こう。
 東京Non-GMO大豆先限の日足は、節目90000円を挟んでもみ合い、強基調を維持(目
先的に横を向いて来る可能性も)。2/26高値92120円[1/24-上場来-高値94760円]。
2/28安値89010円[2/20以来の安値水準]。週末2/29引け値90870円。“新規建玉に対
する10万円の臨増”が3月から解除されることで、人気離れに一定の歯止めがかか
るかもしれないが、「円高が上場来高値(1/24、94760円)更新の障害になる」場面
か。一般大豆先限の日足も、前週までより強みを減じた。
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■東京コーヒー
「東京も強基調を維持」

 ICEコーヒー中心限月5月限の日足は、ドル安・ロンドンコーヒー高を受け、利食
い売りをこなして上昇継続。2/21高値168.00セント・引け値167.50セント。目先的
に“2/15高値160.15セントから2/19安値150.10セントまでの下落に対する倍返し
170.2セント(節目170.0セント)”で押さえられたとしても、2/26安値159.30セント
までは下げにくくなっていそうだ。
 東京アラビカコーヒー先限の日足は、概ね前週末2/22-上場来-高値29040円上で上
下し、強基調を維持(2/26高値30700円から上げ渋っているところ)。週末2/29安値
28690円[2/22以来の安値水準]・引け値29750円[S高]。次週が下げ先行でも、“
1/22・1/24安値22780円からの上昇に対する3分の1押し28060円(節目28000円)”あ
たりから下げ渋ると期待できそう。また、「“4分の1押し(28720円)”水準で調整
完了」となる可能性も無いとは言えまい。
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