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2008/02/08

フジ週刊レポート [2008/02/08 発行] / 携帯端末版「モバイル ヴィーナス」に新機能、続々追加!

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===フジ週刊レポート=========================================================
■対象期間:2008年2月11日(月)〜2008年2月15日(金)              2月8日発行
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「Web版週刊レポート」では、本文内に含まれる重要キーワードの解説(リンク)や
最新価格・チャート・市況など総合的なマーケット情報をあわせてご覧頂けます。
http://www.fuji-ft.co.jp/newspaper/week-index.htm
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■為替・日経平均
「ドル・日経平均とも弱基調を維持」

 ドル/円(NY市場)の日足は、今週もポジション調整主体の動きで、ドルの弱基
調を維持(目先的に横を向いて来る可能性も)。2/7高値107.83円[1/25高値]・引け
値107.52円。2/7には、欧州中央銀行(ECB)総裁が欧州景気の減速懸念を示したこと
で今後の利下げが思惑され、ドルが対ユーロで買い戻された(円はユーロにつれ安)。
一方、今週に発表された米景気指標は、強弱いずれの方向でも事前予想の範囲を超
えたものが目立った(景気・インフレともに不透明感が強い)。依然、株価動向に対
する為替の反応は鈍いが、やはり米株安が続けば追加利下げが取り沙汰され、ドル
買い安心感は生じない(1/23安値104.93円を目先底と判断しにくい)と思われる。な
お、東京G7[7ヵ国財務相・中央銀行総裁会議。2/9]や日銀金融政策決定会合[12/14
〜15]が為替相場に与える影響は限定的と見られている。
 日経平均株価の日足も、弱基調を維持。2/4高値13889.24円[“12/26高値15653.54
円から1/22安値12572.68円までの下落に対する3分の1戻し13600円”。“半値戻し
14113円”。1/18以来の高値水準]。2/7安値12972.55円[“1/22〜2/4の上昇に対す
る3分の2押し13012円”。1/24以来の安値水準]。週末2/8引け値13017.24円。目先
的に横を向いて来る可能性はあるにせよ、1/22安値からの離れ方が小さかったこと
で「初押しを買う(“1/22安値と2/7以降の安値からなるダブルボトム形成=ネック
[2/4高値]上抜け”に期待する)」人気は盛り上がらず、「節目14000円より12500円
が気になる」地合いを抜け出しにくいと思われる。
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■東京貴金属
「南アの生産回復見通し立たず」

 NY金中心限月4月限の日足は、現時点で強基調を維持(目先的に横を向いて来る
可能性あり)。2/5安値888.4ドル[“1/22安値855.0ドルから1/30高値942.2ドルまで
の上昇に対する半値押し898.6ドル”。“3分の2押し884.1ドル”。1/23以来の安値
水準]。2/7高値916.0ドル[“1/30〜2/5の下落に対する半値戻し915.3ドル”。2/4
以来の高値水準]・引け値910.0ドル。米株安を受けて手じまい売りが増えたが、南
アの電力供給障害による生産減少に支えられた。また、2/7には、ユーロ急落に反
して金が上伸。「“今後、欧州中央銀行(ECB)が利下げに動く”見通しが強まった
ことでユーロ買い安心感が失われ、金の“安全資産としての側面”が注目された」
可能性がありそうだ。東京先限の日足も、強基調を維持(目先的に横を向いて来る
可能性もあるが、NYよりやや強い)。2/6安値3053円[“1/22安値2911円から1/29
高値3223円までの上昇に対する半値押し3067円”。1/23以来の安値水準]。週末2/8
高値・引け値3174円[“1/29〜2/6の下落に対する3分の2戻し3166円”。2/1以来の
高値水準]。
 NY白金中心限月4月限の日足は、投機買いに上昇継続。2/7高値1855.00ドル・引
け値1851.4ドル。南アの電力供給回復が進まず、同国大手鉱山各社が揃って生産減
少見通しを発表。1/24の1600ドル台乗せ後、押し目をつけていないが、1月末から
の上昇ペースは概ね安定的。生産障害緩和の見通しが立つ時まで、天井形成を意識
させるほどの下落を見込みにくい。東京先限の日足も、上昇継続。節目6000円手前
で一旦伸び悩んだが、結局は前週までよりやや上昇ペースを速めている(前週末
2/1-上場来-高値5693円に対し、今週の安値は週明け2/4の5712円。週末2/8高値
6151円・引け値6143円)。ストップ安が出ただけでは押し目と認められないスケー
ルの相場であり、日々の商いには注意を要するが、やはり“押し目に止まらない暴
落”を予想しにくいところ。
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■東京原油
「NY、投機人気鈍る」

 NY原油当限3月限の日足は、弱基調継続。2/7安値86.24ドル[1/22安値85.42ドル]
・引け値88.11ドル。石油輸出国機構(OPEC)臨時総会[前週末2/1]での増産見送りは
相場には織り込み済み。トルコ軍によるイラク空爆、米国の原油輸入がメキシコ湾
岸の濃霧で遅れたこと[以上、週明け2/4]、米天然ガス在庫の減少と次週の米北東
部の低温見通し[2/7]などといった強材料への反応はやや鈍く、ドル高(ユーロ安)
や、先行きの米景気後退懸念を背景とした需要減少観測、米原油・石油製品在庫の
増加[2/6]を受けた手じまい売りがやや優勢。米株安傾向の中で“活発な資金流入
”が期待されなくなったことから、「インフレ懸念の買い人気」も盛り上がらない。
目先的に“1/22安値と2/7以降の安値からなるダブルトップ形成(ネックとなる1/30
高値92.71ドル到達)”を期待しにくく、「90ドル台回復以前に節目85.0ドル(1/22
安値。12/6安値85.37ドル)の支持を試す」動きとなるか。
 東京先限の日足は、弱基調を維持しているがNYよりやや強く、目先的に横を向
いて来る展開を考えやすい。2/7安値55050円[“1/22安値53190円から1/30高値
58600円までの上昇に対する3分の2押し54993円”。1/24以来の安値水準]。週末2/8
高値57310円[1/30〜2/7の下落に対する3分の2戻し57417円。2/1以来の高値水準]・
引け値57270円。
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■東京ガソリン
「販売不振続く」

 海上バージ市場での元売り市中買いは、成約が散発。外資系大手と民族系大手に
よる買い付けが見られた。海上バージ市場のガソリン価格は上昇。現在は東西とも
に122000円台/kl(ガソリン税込み)で推移。元売りの買いに支えられた。流通段階
の陸上ローリー市場では、ノンブランドガソリンのラック(販売)価格はまちまち。
海上バージ市況の先行き不透明感から相場の動向が見定めにくく、外販玉取り扱い
各社の対応は慎重。2/6発表の石連週報では、2/2時点のガソリン在庫は前週比4.0
%減の213.5万klと2週ぶりに減少。出荷量が4.0%増の112.9万klとなったことに加
え、生産量が5.7%減の104.9万klと縮小したことから在庫取り崩しに転じた格好。
需要の低迷が続いており、業転価格の上値は重いと見る向きが多い。一方、元売り
の関心は需要シーズン終盤に向かう灯油からガソリンに移りつつあり、価格上昇を
期待しての買いが入る可能性も指摘された。なお、石油情報センターの週間SS市況
調査によると、2/4現在のレギュラーガソリン全国平均価格はリットルあたり152.6
円(前週比0.3円安)と、7週連続で下落。高価格化による消費者の買い控えを背景と
した販売減に加え、卸価格の軟化を受けて店頭価格を引き下げる動きが広がってい
る。大手元売り各社による2月の卸値引き上げで先高が指摘される一方、価格競争
の激化から小売り段階での値上げは難しいとの声も聞かれ、卸価格の上昇分がその
まま小売価格に反映されるかは不透明。2/5のシンガポール市況終値をベースにし
たRIM算出の輸入採算価格は、ガソリン(klあたり税抜き)=73000円(1/31比600円安)

 東京ガソリン先限の日足は、現時点で弱基調を維持(目先的に横を向いて来る可能
性あり)。2/7安値68730円[“1/22安値67110円から1/30高値72930円までの上昇に対
する3分の2押し69050円”。1/24以来の安値水準]。週末2/8高値-S高-72310円[1/30
〜2/7の下落に対する3分の2戻し71530円。2/1以来の高値水準]・引け値72180円。
目先的に1/30高値で抑えられても、1/22安値までは下げにくくなっていよう。
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■東京灯油
「在庫取り崩しは急ピッチ」

 海上バージ市場での元売り市中買いは、成約が散発。外資系大手と民族系大手に
よる買い付けが見られた。海上バージ市場の灯油価格はまちまち。現在は京浜が
72200円/kl台、西日本が71900円/kl台で推移。ただ、真冬日の連続による堅調な実
需に支えられ、オーダーはコンスタントに入っている様子。在庫取り崩しは急ピッ
チ。流通段階の陸上ローリー市場では、灯油スポット玉のラック(販売)価格は保ち
合う。市場関係者は、原油が軟調なものの、海上バージ市況の方向性が見えず、次
の一手を見出しかねているという。元売りの減産・出荷枠削減で供給不安が払拭さ
れないものの、全油種出荷は低調なため、需給の先行きも不透明。2/6発表の石連
週報では、2/2時点の灯油在庫は前週比11.8%減の324.8万klと4週連続で減少。出
荷量が2.0%増の102.1万klとなったことに加え、生産量が7.3%減の61.6万klと縮
小したため、在庫取り崩しが進んだ格好。寒波の影響で出荷が高水準を維持してお
り、今後も出荷が順調なら在庫は一段と減少して業転価格にも支援材料となりそう
だ。ただ、現時点での在庫水準は暖冬だった07年の同時期に比べると低いものの、
03年からの5年間平均に比べるとまだ高い。需給逼迫感が出始めているとは言え、
まだ買い急ぐ雰囲気は無く、相場が大きく上昇する地合いではないとの指摘も。石
油精製各社の製油所で停止中のトッパー(常圧蒸留装置)は2/7現在、1基・日量5.2
万バレル(前週と変わらず)。現有能力(29製油所43トッパー・日量483.0万バレル)
に対する停止率は1.1%(前週と変わらず)。なお、石油情報センターの週間SS市況
調査によると、2/4現在の灯油全国平均価格はリットルあたり96.8円(前週比0.2円
安)と、6週連続で下落。末端消費者の買い控えからジリ安傾向が続いている。元売
りによる2月の卸値引き上げを受けても、給油所の価格競争が激しく、今後も横ば
いか緩やかな下落が続く可能性があるとされる。2/5のシンガポール市況終値をベ
ースにしたRIM算出の輸入採算価格は、灯油(klあたり税抜き)=75500円(1/31比
1300円安)。
 東京灯油先限の日足では、1/22安値63480円が目先底となる公算が大。2/7安値
65450円[“1/22安値から1/30高値69120円までの上昇に対する3分の2押し65360円”。
1/24以来の安値水準]。週末2/8高値68990円・引け値68640円。次週に緩まなければ、
70000円台を回復しそうだ。
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■東京ゴム
「300.0円水準を意識した展開が続くか」

 東京ゴム先限の日足は、強基調を維持(目先的に横を向いて来る可能性も)。週明
け2/4高値304.1円[1/15高値306.5円]。2/7安値282.2円[“1/23安値274.7円からの
上昇に対する3分の2押し284.5円”。1/24以来の安値水準]。週末2/8高値298.8円
[“2/4〜7の下落に対する3分の2戻し296.8円”。2/5以来の高値水準]・引け値
297.6円。1/23安値からの反発と同様に、一目均衡表の雲の下限を一旦割ったとこ
ろから出直った形。基調は前週ほど強くなくなったが、再び300円台に乗せる程度
の上値余地はあろう。中国の大型連休(旧正月。2/6〜12)入りで現物買い付けが途
絶えると見られたようだが、結局、タイ産地が減産期を迎える中で、同国からの輸
入採算価格に対する東京の割安感を極端に強めるまでの売り人気にも結び付きにく
かったのだろう。
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■東京トウモロコシ
「東京は強い」

 シカゴコーン当限3月限の日足は、一旦2/6高値528.75セント[1/15高値519.25セン
ト]まで買い上げられたものの、利食い売りとヘッジ売りに押さえられ、この日は
非常に長い上ヒゲ付きの陰線引け。翌2/7は前日安値に絡む十字線(安値491.00セン
ト[1/28以来の安値水準]・引け値499.50セント)。週末2/8の夜間取引ではその十字
線の高値に絡み、必ずしも弱気優位とは言えない(横を向いて来る可能性がある)と
ころだが、“2/6高値が目先天井となる可能性”を排除できない。また、2/8引けで
長い上ヒゲ(510セント台)に食い込んでいなければ、目先的に2/7安値を割らない可
能性が高いとも言えまい。なお、2/6には、「前年末に成立した新エネルギー法案
でのエタノール使用義務引き上げを、食糧インフレ対策などのため数年見送る」と
の噂(米政府が発表したものではない)が嫌気されたという。一方、輸出市場では、
韓国向けの輸出約定が前年同期の3倍になったことが話題に上った。また、2/8米農
務省需給報告については、期末在庫の下方修正が予想されている。小麦は、端境期
での現物不足が深刻化し、高値でも買わざるを得ないとの見方が強まって旧穀限月
を中心に急騰。小麦の高値が続けば、コーンからの作付シフトを意識させ、新穀の
供給不安を煽ることになるかもしれない。
 海運市場では、東京〜ガルフ間運賃が節目90ドルで支えられ、95ドル付近まで反
発。中国の大型連休(旧正月。2/6〜12)を迎え、様子見ムードが強い。東京先限の
日足は、強気継続。週末2/8には上場来高値を更新してS高引け(36880円。前週まで
の最高値は1/15の36690円)。弱気な見方では「次週早々に2/7安値35830円を割り込
めば、“2/5高値36630円と2/8以降の高値からなる小型のダブルトップ完成”」と
なるかもしれないが、その場合も“1/24安値33750円からの上昇に対する押し”に
止まる可能性があり、安値売り込みは控えたい。
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■東京大豆
「東京も下げ渋る」

 シカゴ大豆当限3月限の日足は、2/6高値1373.00セント[1/14高値1341.50セント]
まで買い上げられた後、利食い売りとヘッジ売りに押さえられ、この日は非常に長
い上ヒゲ付きの陰線引け。翌2/7には下げ渋る(安値1301.00セント[2/4以来の安値
水準・引け値1331.50セント])。週末2/8の夜間取引では大幅高の域にあり、引け味
が特に悪くなければ“強基調継続”と言えそうだ。なお、輸出市場は中国の大型連
休(旧正月。2/6〜12)で商い閑散。アルゼンチンは降雨不足で単収低下、ブラジル
は降雨続きで収穫遅延が懸念される。また、2/8米農務省需給報告については、期
末在庫の下方修正が予想されている。
 東京Non-GMO大豆先限は、前週末2/1安値79350円から下げ渋っているところ(弱基
調を維持)。週末2/8は終日S高84650円[“1/24-上場来-高値94760円からの下落に対
する3分の1戻し84487円”。1/29以来の高値水準]。今週は、“新規建玉に対する10
万円の臨増”を受けて出来高・取組高を急減させ、薄商いの中で荒い値動きとなっ
たが、週末にかけては“シカゴ高への反応”が認められ、“半値戻し87055円”に
届きそうな気配になって来た。なお、一般大豆先限の日足は明らかに強気な型だが、
今週の3営業日で終日S高となったこともあってか、“Non-GMO大豆からの乗り換え
人気”らしきものは表れていない。
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■東京コーヒー
「これまでより強みを増す」

 ICEコーヒー当限3月限の日足は、ロンドンコーヒー高に支援されて週明け2/4に節
目140.0セントを上抜くと、チャート面の強気感から同日高値144.50セント[10/12
高値144.60セント。当限つなぎ足での99年12月高値145.00セント]へ急伸。その後
は、独自材料を欠く中、実質的に2/4引け値142.70セント上で横ばい、強気継続
(2/7引け値143.30セント)。目先的に伸び悩まなければ、やがて“1/15高値139.40
セントから1/22安値129.70セントまでの下落に対する倍返し149.1セント”を試す
と期待しやすい。また、次週に10/12高値で抑えられても、140.0セントを割り込み
にくくなっている可能性があろう。
 東京アラビカコーヒー先限の日足は、窓開けを伴って1/15高値24730円を上抜いた
後、節目25000円を挟んでもみ合い、強基調を明らかに。週末2/8高値25400円
[12/26高値25490円]・引け値25250円。依然として人気は盛り上がらず、目先的に
10/15高値25830円を狙う可能性が高いとも言いにくい。ただ、次週が下げ先行とな
っても、下方の窓の下限(週明け2/4高値24450円)までに下げ渋れば、後に上値を試
すのではないか。
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