フジ週刊レポート [2008/02/01 発行] / 携帯端末版「モバイル ヴィーナス」に新機能、続々追加!
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===フジ週刊レポート=========================================================
■対象期間:2008年2月4日(月)〜2008年2月8日(金) 2月1日発行
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「Web版週刊レポート」では、本文内に含まれる重要キーワードの解説(リンク)や
最新価格・チャート・市況など総合的なマーケット情報をあわせてご覧頂けます。
http://www.fuji-ft.co.jp/newspaper/week-index.htm
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■為替・日経平均
「ドル・日経平均とも弱基調を維持」
ドル/円(NY市場)の日足は、ドルの弱基調を維持。1/31安値105.68円[1/23安値
104.93円]・引け値106.50円。今週はポジション調整主体の動きで、下げ足を鈍ら
せている。とは言え、目先的に前週末1/25高値107.83円を上回っても、1/9高値
109.95円は意識されず、横向きの域に止まる可能性があろう。1/23の緊急大幅
(0.75%)利下げに続き、1/29,30米連邦公開市場委員会(FOMC)でも0.5%の追加利下
げが決まり、更なる利下げが示唆されている(この結果は事前予想の範囲内)。これ
を背景に、日米金利差に着目した円キャリートレード(円売り/ドル買い)の規模が
縮小し、このところ株価動向に反応が薄い。今週末2/1に発表される1月の米雇用統
計が事前予想の範囲を出ても、ドル/円相場を大きく動かす結果にはならない可能
性もありそうだ。
日経平均株価の日足は、現時点で弱基調を維持(目先的に横を向いて来る可能性あ
り)。週末2/1高値13648.39円[前週末1/25高値13647.16円。1/21以来の高値水準]・
引け値13497.16円。今週は概ね“12/26高値15653.54円から1/22安値12572.68円ま
での下落に対する3分の1戻し13600円”下でもみ合い、「戻り売りの基調を脱して
いない」。外国人投資家の売りが止まず、目先も買い難い地合いが続きそうだ。
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■東京貴金属
「“南アの生産減”は約束された」
NY金中心限月4月限は、上昇継続。1/30高値942.2ドル。1/31引け値928.0ドル。
引き続き、米利下げ・ドル安(インフレ懸念の高まりから資金流入が拡大する見通
し)が強材料視される。南アの鉱山操業再開[1/30]も、「電力危機[前週末1/25〜]
以前の生産量回復が期待されない(* 鉱山各社は電力消費10%削減で合意。一方、
電力会社は従来の電力供給量の80%も確実にできていない)」ため、売りの手がか
りとはしにくい。目先、“1/22安値855.0ドルからの上昇に対する半値押し(1/30高
値を超えない場合、898.6ドル)”を期待しにくいところだろう。東京先限の日足は、
強基調継続。1/29高値3223円[前週末1/25高値3186円。1/15高値3187円。83年10月
以来の高値水準]。週末2/1引け値3194円。目先的に下方の窓(1/24高値3095円〜週
明け1/28安値3145円)に食い込む可能性はあるにせよ、後の高値更新が困難になる
ことは避けられそうだ。
NY白金中心限月4月限の日足も、強気継続。1/31高値1744.4ドル・引け値1737.4
ドル。「世界白金生産における南アのシェア8割」という事実から、南ア鉱山の生
産障害による相場上昇は自然という他はない。投機買いが集まったことから、修正
安場面を考え得るが、「ドル高進行や、“世界的な景気後退による需要減少懸念が
強まる”状況が認められない中で、電力危機[前週末1/25〜]以前の値位置(1600.0
ドル下)まで売られる」ことは無いはずである。東京先限の日足も、強気継続。週
末2/1高値5693円[前週末1/25高値5350円。1/15高値5413円。12/27-上場来-高値
5425円]・引け値5681円。既に節目5500円を割りにくくなっている可能性もあり、
押しを挟まず“1/15高値から1/22安値5048円までの下落に対する倍返し5778円”を
超える可能性もあろう。
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■東京原油
「OPEC増産見送り確実」
NY原油当限3月限の日足は、現時点で弱基調を維持(目先的に横を向いて来る可
能性あり)。1/30高値92.71ドル[“1/3-史上最高値-99.77ドルから1/22安値85.42ド
ルまでの下落に対する半値戻し92.6ドル”。1/15以来の高値水準]。1/31引け値
91.75ドル。米利下げ・ドル安(インフレ懸念の高まりから資金流入が拡大する見通
し)が強材料視される一方、引き続き米景気後退懸念を背景とした需要減少観測が
弱材料に。週間石油統計は、今回も特に材料視されなかった。今週末2/1石油輸出
国機構(OPEC)臨時総会については、消費国側の(需要減少観測が根強い中での)増産
要求に反して生産枠据え置きが確実視され、“次回3月総会で減産が検討される可
能性”を相場の手がかりにしたい向きがあるようだ。チャート的には、目先、“
90.0ドルを割っても、下げ足を速めない”可能性があり、“3分の2戻し95.0ドル”
あたりまでの上値余地があるかもしれない。
東京先限の日足は、現時点で弱基調を維持(目先的に横を向いて来る可能性あり)。
1/30高値58600円[“12/28-上場来-高値63070円から1/22安値53190円までの下落に
対する半値戻し58130円”。1/15以来の高値水準]。週末2/1引け値57750円。現水準
で上げ渋れば、「戻り売りの基調を脱していない」と見られやすい。
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■東京ガソリン
「販売不振続くも、卸値引き上げ」
海上バージ市場での元売り市中買いは、成約が散発。西日本渡しでは複数の元売
り、石油会社の買いが入っているという。海上バージ市場のガソリン価格は上昇。
現在は東西ともに120000円台/kl(ガソリン税込み)で推移。ガソリン先物価格の上
昇を受け、商談水準が切り上がった。流通段階の陸上ローリー市場では、ノンブラ
ンドガソリンのラック(販売)価格はまちまち。販売不振の中、在庫処分のため値下
げの動きが見られた一方で、一部の地域では海上バージ市況の上昇を受けて同市況
連動玉取り扱い筋が割安売りを控え始めたという。1/30発表の石連週報では、1/26
時点のガソリン在庫は前週比1.5%増の222.4万klと4週ぶりに増加。出荷量が3.0%
減の108.5万klとなったことに加え、生産量が8.1%増の111.0万klと拡大したこと
から在庫積み増しに転じた格好。需要の低迷が続いており、業転価格の上値は重い
と見る向きが多い。なお、石油情報センターの週間SS市況調査によると、1/28現在
のレギュラーガソリン全国平均価格はリットルあたり152.9円(前週比0.4円安)と、
6週連続で下落。高価格化による消費者の買い控えを背景とした販売減に加え、卸
価格の軟化を受けて店頭価格を引き下げる動きが広がっている。ただ、石油元売り
大手の新日本石油が2月出荷分の石油製品卸値引き上げを表明しており、その他元
売りも追随する方針で、2月以降、店頭価格が再び上昇傾向に転じる可能性がある
とされる。一方、価格競争の激化から小売段階での値上げは難しいとの声も聞かれ、
卸価格の上昇分がそのまま反映されるかは不透明。1/31のシンガポール市況終値を
ベースにしたRIM算出の輸入採算価格は、ガソリン(klあたり税抜き)=73600円
(1/24比600円高)。
東京ガソリン先限の日足は、現時点で弱基調を維持(目先的に横を向いて来る可能
性あり)。1/30高値72930円[上方の窓は1/16高値72600円〜1/15安値73900円。“
12/27・1/4-上場来-高値80300円から1/22安値67110円までの下落に対する半値戻し
73705円”]。週末2/1引け値71970円。現水準で上げ渋れば、「戻り売りの基調を脱
していない」と見られやすい。
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■東京灯油
「寒波到来で消費増」
海上バージ市場での元売り市中買いは、成約が散発。海上バージ市場の灯油価格
は強含む。現在は京浜が72500円/kl台、西日本が72300円/kl台で推移。寒さが居座
っていることから、積極的な売り手は見当たらない。ただ、買い手も残りのシーズ
ンを睨んで慎重な手当て姿勢に終始している。在庫取り崩しは急ピッチ。流通段階
の陸上ローリー市場では、灯油スポット玉のラック(販売)価格は上昇。海上バージ
市況連動玉や先物玉などの売り込みが影を潜めたことや寒さの強まりで末端出荷が
徐々に上向いていることも手伝った。また、元売り各社の減産による需給引き締ま
り感が強まるとの見通しから値上げする向きが増えているという。1/30発表の石連
週報では、1/26時点の灯油在庫は前週比8.4%減の368.4万klと3週連続で減少。生
産量が5.4%増の66.5万klとなったものの、出荷量が37.8%増の100.1万klと大きく
拡大したため、在庫取り崩しが進んだ格好。出荷量の拡大は寒波で消費が伸びたた
め。業転市場では現在、価格水準の低下で元売りの売りが引っ込み、底入れ感が出
始めているという。また、在庫減少を受けて下値を固める動きが続くとの指摘があ
る。今後は、業転価格の上昇を期待する元売りがどこまで市中の現物を買って来る
かが注目される。石油精製各社の製油所で停止中のトッパー(常圧蒸留装置)は1/31
現在、1基・日量5.2万バレル(前週と変わらず)。現有能力(29製油所43トッパー・
日量483.0万バレル)に対する停止率は1.1%(前週と変わらず)。なお、石油情報セ
ンターの週間SS市況調査によると、1/28現在の灯油全国平均価格はリットルあたり
97.0円(前週比0.1円安)と、5週連続で下落。末端消費者の買い控えからジリ安傾向
が続いている。ただ、石油元売り大手の新日本石油が2月出荷分の石油製品卸値引
き上げを表明しており、2月以降、店頭価格が再び上昇傾向に転じる可能性がある
とされる。1/31のシンガポール市況終値をベースにしたRIM算出の輸入採算価格は、
灯油(klあたり税抜き)=76800円(1/24比2400円高)。
東京灯油先限の日足は、現時点で弱基調を維持(目先的に横を向いて来る可能性あ
り)。1/30高値69120円[上方の窓は1/16高値68560円〜1/15安値69920円。“12/28-
上場来-高値75580円から1/22安値63480円までの下落に対する半値戻し69530円”]。
週末2/1引け値67970円。現水準で上げ渋れば、「戻り売りの基調を脱していない」
と見られやすい。
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■東京ゴム
「弱基調を脱す」
東京ゴム先限の日足では、1/23安値274.7円が目先底に。週末2/1高値・引け値
301.8円[前週末1/25高値287.9円。1/15以来の高値水準]。週明け1/28から“12/27
高値313.3円からの下落に対する半値戻し294.0円”を上限としてもみ合い、2/1に
これを上放れ、上方の窓(1/16高値294.4円〜1/15安値297.3円)を埋め、300円台に
乗せた(* また、“3分の2戻し300.4円”達成)。タイ産地の減産期入りが近付く中、
タイオファーが強基調を保ち、同国からの輸入採算価格に対する東京の割安感が修
正された形。目先的に1/15の上ヒゲの中(302.2〜306.5円)で上げ渋らなければ、
12/27高値313.3円が現実的な上値目標に。なお、弱気寄りの見方としては、「中国
の大型連休(旧正月。2/6〜12)前の現物買い付けが一巡した」可能性があり、300円
台の“維持”は容易ではないかもしれない。
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■東京トウモロコシ
「横向きに近付く」
シカゴコーン当限3月限の日足は、前週末1/25からは500.0セントを挟んで横ばう
(1/28安値490.00セント。1/29高値507.50セント。1/31引け値501.25セント)。米株
式など外部市場が、前週までより方向性を掴み難い動きとなった。今のところ、ど
ちらかと言えば1/23安値469.00セントより1/15高値519.25セントの方が気にされて
いそうだが、次週にも方向性が明らかにならない可能性はあろう。今週には“米政
府のエタノール輸入税延長に対する消極姿勢”や小麦の下落(アルゼンチンで11ヵ
月ぶりに輸出登録再開)が嫌気されたが、なおアルゼンチンの降雨不足が懸念され、
来週末2/8米農務省需給報告に強気な期待を持つ向きも少なくないようだ。
海運市場は下降継続。東京〜ガルフ間の運賃は一時90ドル台割れ。中国の大型連
休(旧正月。2/6〜12)を控え、目先の急反発は難しいと見られる。東京先限の日足
も、週末に強含んだものの、やはり目先的に横を向いて来る可能性はある(1/31安
値34410円。週末2/1高値・引け値35480円)。次週には「1/15の上場来高値36690円・
1/24安値33750円のいずれにも迫らない」かもしれない。
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■東京大豆
「東京、惨落」
シカゴ大豆当限3月限の日足は、“1/14高値1341.50セントから1/23安値1189.50セ
ントまでの下落に対する半値戻し1265.5セント”を挟んで横を向いて来る可能性あ
り。1/31高値1279.50セント・引け値1274.50セント。ただ、現時点ではやや強気に
傾いていると見られ、目先的に上げ渋っても、節目1300.0セント(実体での前回高
値、1/14始値1302.00セント)あたりを狙う可能性が残されよう。なお、中国は海運
市場の急落を受けて南米産の買付を行った模様。
東京Non-GMO大豆先限は、前週末1/25から6日連続S安引け。今週の5営業日全てで
終日S安となっている(週末2/1は79350円)。1/24-上場来-高値94760円まで一方的か
つシカゴに対して割高に買い上げられたことへの反動安が始まると、投げ売りが集
中した。S安が外れないのは投げに合わせる買いの手が足りないためで、「下げ止
まりが期待される値位置をチャートから求めるべきではない」かもしれないが、あ
えて言えば、“8/22安値51400円-先の上昇の起点-からの上昇に対する半値押し
73080円”なり、“上げ加速以前(8/22から11月末まで)の上昇トレンド[下限]ライ
ンの延長線(現時点で74000円あたり)”が目安になることは考えられよう。なお、
「先の上昇を上回るスピードで半値押し」となった相場が反発した時には、「戻り
売りの機会になっている可能性が高い」ものと思われる。
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■東京コーヒー
「NYはやや強く、東京も弱くはない」
ICEコーヒー当限3月限の日足は、ロンドンコーヒーの上昇につれ(ブラジルの生産
者売りが控えられて)、1/22安値129.70セントを目先底として強基調継続。1/31高
値138.50セント[1/15高値139.40セント]・引け値138.15セント。目先的に緩まなけ
れば140セント台に乗せよう。また、節目140.0セントで押さえられた場合も、
135.0セントを割ったあたりからは下げ渋りやすくなっていそうだ。
東京アラビカコーヒー先限の日足は、1/22,24安値22780円を目先底とし、目先的
な強基調を維持(横を向いて来る可能性も)。週末2/1高値・引け値24160円[1/23高
値23670円。“12/26高値25490円からの下落に対する半値戻し24135円”。上方の窓
は1/16高値24230円〜1/15安値24460円]。買い人気の盛り上がりに欠け、1/15高値
24730円を狙う勢いを得られるとは期待しにくいが、目先、“1/22・24安値からな
るダブルボトムのネック(1/23高値)”あたりからは下げ渋りやすくなっているかも
しれない。
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