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2009/05/25

[クリスチャン・ライフ 牧師のお話:塵に口をつける]

=== Christian Life =====================================================
           クリスチャン・ライフ
           2009/05/25号 
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 塵に口をつける

「塵に口をつけよ、望みが見いだせるかもしれない。」(哀歌3:29)

 20代前半の頃です。未婚の友人から「彼女に子どもができた。妊娠している
ことがわかった」と打ち明けられたことがありました。

 普段、落ち込んだことのない明るい友人でしたが、その時は塞ぎ込んで「今の
俺の気持ちがわかるか…?何を食べても、メシの味がしない」と言っていたこと
を思い出します。

 さて、旧約聖書の哀歌には、塵に口をつけた悲しみの預言者が登場します。塵
の味とは、どのような味でしょうか。塵の味を知る預言者が、私たちにも、塵に
口をつけよ、同じようにして見なさいと言います。

 悲しみのときに、望みが見えなくなったときに、自分も隣人も愛することがで
きなくなったときに、取り返しのつかない過ちに呆然となったときに、思いがけ
ず負わされた重荷に、もう立てないと思ったときに、あなたもひざまずいてもい
いよ、倒れてもいいではないか、と言ってくれるのです。

 主の御前に、ひざまずき、主のみこころの中に依り頼みたいと思います。「望
みが見いだせるかもしれない」(哀歌3:29)からです。

 そして、哀歌は告げています。「主は、決して/あなたをいつまでも捨て置か
れはしない。主の慈しみは深く/懲らしめても、また憐れんでくださる」(哀歌
3:31-32)と。

 塵の味を知る口が、それだけでは終わらずに、今度は、主の慈しみを告げる口
となっているのです。

 聖書の神様は、私たちを決して、捨て置かれることはありません。神様の慈し
みは、深く、豊かだからです。憐れんでくださるからです。たとえ倒れても、主
の恵みを味わいたいと思います。主の望みを深く感謝します。
                            (by 平賀 和弘)
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