2009/07/18
知的エンター/
---<PR>---------------<PR>--- ☆★☆ブログ「街と電車を鑑賞する」(http://blogs.yahoo.co.jp/club4wd)☆★☆ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 電車が地面を走る街に、なぜか心がひかれる。電車が映える街、といってもいい。 別に鉄道車両そのものに興味があるわけじゃない。電車の存在が、街を温かくしてくれる。 高架線や地下鉄の部分の増えた都内やその近郊にも、そんな懐かしい街がまだまだある。 そんな街に出向き、電車を、そして通りや建物などを存分に観察し、報告したい。 ---<PR>---------------<PR>--- ---------------------------------------------------------------------- ※「ちょっと知的なエンターテインメント」は、インターネットの本屋さん 『まぐまぐ』を利用して発行(http://www.mag2.com/)ID=0000009240 ※購読中止や登録変更は、下記のページからどうぞ。 http://www.geocities.co.jp/Milkyway/5375/chitekienter.html ---------------------------------------------------------------------- ※前回読者数=478人 ■サークル「トーキョーの達人」 昭和時代より続く、「街と会話を徹底的に楽しむ」ウォーク・イベントです。 1月、2月、7月、8月を除く毎月第3日曜日に行います。 ▲初回登録費千円(千円札でお持ちください)、それ以降の会費は無料です。 ★☆★次回活動:下記で発表します。 http://www008.upp.so-net.ne.jp/contents/club4wd.html ■サークル「目指せアート鑑賞の達人」 アート鑑賞が好きな方、美術に詳しくなりたい方のための同好サークルです。 定例回として毎月第4土曜日に、実際にアート展に行く企画(無料~割引価格) を開催。ほかに不定期で月に1~3回、アートの鑑賞会やセミナーも開催予定。 企画の詳細は下記サイト上で8日~3日ほど前に告知します。 http://www008.upp.so-net.ne.jp/contents/artta.html ▲初回登録費千円(原則事前払込)、それ以降の会費は無料です。 入会希望者は、Subjectに「artta」と書き、contents@qj8.so-net.ne.jpへ。 ★☆★近日中の活動 07月 25日 (土) 落語を聞いてみよう 開始: 18時 00分 場所: 池袋演芸場(池袋駅西口) 出演予定:初音家左橋ほか 木戸銭: 2300円 08月 02日 (日) ミニ講座&ミニ・ワークショップ「とにかくやってみよう、アートライター」(申込順4名様) 集合時刻: 11時 00分/後日、実際に取材・ライティングする機会を設けます 集合場所: 巣鴨 (詳細は5日前までにcontents@qj8.so-net.ne.jpに問い合わせてください) 参加費用: 無料 --- ◆◆◆ 鴻池朋子展「インタートラベラー 神話と遊ぶ人」 ◆◆◆ 07月18日(土) - 09月27日(日) / 8月2日(日)および毎週月曜日は休館 11:00 - 19:00 / 金・土は20時まで、入館は閉館30分前まで 東京オペラシティアートギャラリー/東京・初台/03-5353-0756 一般1000円、大・高生800円、中・小生600円 ●「想像力という人間の根本的な力で地球の中心まで旅をする」というテーマで構成され、ギャラリーの中に一歩足を 踏み入れるとそこは既に地球の中。観客は想像力の旅人(トラベラー)となって作品を鑑賞しながら、地球の中心を 目指します。「物語シリーズ」の全4章、アニメーション作品「mimio- Odyssey」、彫刻作品「バージニア-束縛と解放 の飛行」や、12面に及ぶ新作襖絵「シラ - 谷の者 野の者」、創造と破壊のうぶ声をあげながら回転する新作 インスタレーション「Earth Baby」など、鴻池の代表作のほぼ全てを公開します。現代を取りまく閉塞感に対する リアクションとして、鴻池はこうした想像力を駆使した「遊び」によって新たな神話を投げかけます(関連画廊から)。 ◆◆◆ 経友写真クラブ 第1回写真展 ◆◆◆ 07月22日(水) - 08月02日(日) / 会期中無休 10:00 - 18:00 JCIIクラブ25/東京都千代田区一番町25/03-3263-7111 入場無料 ●経団連クラブ写真同好会が母体となって生まれたクラブのデビュー展。 ◆◆◆ 井上清司 写真展「仏の声を聴く」 ◆◆◆ 07月23日(木) - 07月29日(水) / 日曜・祝日は休み 10:00 - 18:00 / 最終日は15:00まで アイデムフォトギャラリー「シリウス」/東京・新宿御苑/03-3350-1211 入場無料 http://www.photo-sirius.net ●石仏を装飾的に捉えた約60点のカラー全紙マットパネル仕上げ作品を紹介する。 ◆◆◆ 奇想の王国 だまし絵展 ◆◆◆ 開催中 - 08月16日(日) / 会期中無休 10:00 - 19:00 / 金・土および7月24日(金)以降は21:00まで、入館は閉館の各30分前まで Bunkamuraザ・ミュージアム/東京・渋谷/03-3477-9413 一般1,400円 大学・高校生1,000円 中学・小学生700円(団体割引あり) http://www.bunkamura.co.jp/ (以下の紹介文は、めるまが読者の斎藤牧子さんからのものです~斎藤さん、ありがとうございました) Bunkamuraザ・ミュージアムは、嗜好を凝らした企画展で定評がある。近年でもほかに、 「ルノワール+ルノワール展 画家の父 映画監督の息子」や「ルドンの黒」など、絵画そのものにそれほどなじみがない 人でも心動かされる企画を多数打ち出してきてきた。だれが行っても楽しめる。だれが見ても面白い。今回の だまし絵展はその最も秀逸たるといって過言ではないのではないだろうか。 ポスターにもなっているペレ・ポレル・デル・カソによる「非難を逃れて」は、少年が窓から出てこようと絵の中に描かれた 枠が現実の額と重なり、実物大というサイズも手伝って、あたかもほんとうの人間が絵からでて来る瞬間を捉えた ようだ。枠にかけた足にかかる体重に彼の必死さが感じられて、思わず手を差し伸べたくなる。人間の視覚をだます、 ということだったら、ドメニコ・ピオラの「ルーベンスの<十字架昇架>の場面のあるアナモルフォーゼ」が面白い。 これは、中心に鏡面の円柱を立て、その周りに引き伸ばした絵を360度張り巡らしている。キャンバスをくるりと まきつけたような絵が鏡面に映る、という構造である。すぐそばに作成方法が解説されてあって、平面を円状にした 場合の複雑な展開法を目にすると、どうしたって17世紀当時の科学のありように感嘆する。 日本画では、江戸時代の歌川国芳による「其面影程能写絵」や「即興かげぼうしづくし」のシリーズがあった。これは、 人が全身を使ってたとえばウサギの形を作り、それを障子越しに影で映すとウサギならウサギのかたちに見える、 という全身影絵を種明かしとともに描いている。実に洒脱だ。遊びの世界。江戸の人たちがいかに生活を楽しみ、 そこにある余裕や、ひいては生きることを愛しんでいたか。可笑しさの中にそれが伝わってくるような絵である。 だまし絵といえば必ず名前があがるであろう20世紀巨匠のマグリットやダリ、エッシャーもあった。彼らの絵は観る者に 謎を投げかける。実際ほとんどの人がそれにまんまと引っかかって、立ち止まって考えたり、隣にいる誰か 話したりするのだ。この森はなぜ黒いのか。この空はなぜ青いのか。 ほかの展覧会であれば、図録を見てもある程度理解ができるし、満足もできるだろう。いやむしろ、混んだ会場で 押し合いへし合い見るより、細かいところまでちゃんとチェックできる図録のほうがいい、という人もいる。けれど このだまし絵展は違うのだ。その場に行かなければわかりもしないものが多い。最後のほうに展示されている パトリック・ヒューズの「水の都」はそのもっとも足るものだった。これはイタリア・ベネツィアを描いたものである。一見 何の変哲もない水路と建物なのだが、こちらが動くと追いかけてくる。驚いて戻るとやはり絵も元の場所に戻る。 右へ行き左へ行き、頭をひねりながら目を回す。近づいても遠ざかっても、同じように絵が動き続ける。これが作成 されたのは2008年と新しいものだが、もちろん機械仕掛けではない。なんといってもだまし絵展だ。トリックは・・・。 いや、やめておこう。なぜなら言葉での説明など意味がないからだ。実際に現場に行って検証しなければ、だまし絵たる ものの本質はわからない。実物を見なければ、語られることを理解できず、語る言葉に実がない。そうやって強調して おきながらも、会場から出たらだまし絵の本を買いたくなる。これこそだまし絵に化かされた、というべきか。 ------------------------------------------------------------ 発行人(質問や感想などお気軽にどうぞ):加藤良平/contents@qj8.so-net.ne.jp



