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これから始まるのは、勘すなわち、自分の中の潜在意識を使い、自分と向き合い、成功を掴み取るエクササイズと気づきです。さあ、一緒に知恵と知能と感を働かせて、成功に向かいましょう。今日から冒険と楽しみが始まります。

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2009/10/25

潜在意識を活用して成功を手に入れる。-17

APSS設計事務所  菊池 です。


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◇メールマガジン目次http://www.apssk.com/kekanmeru00.html◇

17・☆自然換気と機械換気どちらが良いのか?☆

 高断熱高気密住宅が増えている現状でも、自然換気がいいとか、
機械換気でなければだめだなどとお互いに批判的な専門家がいる。

 換気方式は良い悪いではなく、「住まい」に対しての考え方で換気方式も変わるため、
どの様な「住まい」に住みたいかで換気方式を考える必要がある。
自然換気にするか、機械換気を選ぶかは住み手の選択で、両方の長所、欠点を把握して考えればよい。


☆自然換気は人を鍛える。☆

 伝統建築は、スカスカで隙間風だらけだから気密性は必要ない、との考え方がある。
 自然換気で十分換気でき、建物の耐久性にも良く、
人にとっても四季を感じられる素直な人間的な家だと考える人達にとっては、
自然換気の「住まい」は、とても良い「住まい」と考えられる。

 自然換気の良いところは、本当に自然の風の流れが感じられ、断熱材もそれほど多くは使わないで住み、
無垢の木材を多く使って造ることが出来るので、人の感覚に合った「住まい」だといえる。
 欠点としては、冬は隙間風が多く寒い、暖かく過ごそうとすると、
意に添わない断熱材を多く使わなければならず、結露が多くなりカビや腐りの危険が出てくるため、
寒さや暑さに耐える覚悟がいることでしょう。

 伝統的建築は、憧れる「住まい」とは言えるが、楽が出来る「住まい」ではない。
 また、技術の進歩で、住まいが自然と気密性の高い住宅になってしまう傾向にあるため、
意識的に、自然換気の入口と出口を計画し、自然とは言え風の流れは計画的考える必要がある。
 
 現代の自然換気住宅は、機械換気を使わないパッシブ換気住宅とする必要があり、
決して成行き任せの換気計画を考えない、自然換気住宅はありえない。


☆機械換気は人に優しい。☆

 高気密高断熱の「住まい」は、空調を使う「住まい」に必要になる。
空調を使う「住まい」の場合、空調の熱を逃がさないようにするのが省エネで、
暑い季節にも涼しく過ごせ、寒い時には暖かく暮すことが出来る。

 季節に関係なく、楽な生活が出来ることが空調を使う効果だ。

 もちろん、極論としての話なので、空調を使っても、意図的に空調を切り、暑さを感じたり、
寒さの中で過ごすこともできるが、最終目的は、暑い時でも春のように、
寒いときでも秋のように過ごすことを目指すのが、空調を使った「住まい」になる。

 人の体に対する、暑さや寒さといった負担を少なくするのが、空調の効果であり、
空調による環境を維持するための換気が機械換気となる。

 換気扇などで24時間換気すると、オフィスのような空間だと思いがちだが、そうではない。
 オフィス空間は、多数の働く人をサポートする環境であるため、個人の好きな環境にするのは難しい。
 多数の人の平均的環境を維持するために、少し強めの空調になり、春秋も空調を弱めにし、
窓の開閉はせずに室内環境を保つことを目的としている。

 一方「住まい」の空調は、使う人や家族の感覚に合えば、
空調を切ろうが窓を開けようが自由に選択できる。
 家族の感覚に合った環境を作り出す道具が、高気密高断熱であり、空調機であり、換気扇の使用だ。

 高気密高断熱と機械換気にしておけば、家族の感覚に合った環境を作り出すのは、難しいことではない。
 自然換気にこだわる場合には、「住まい」の環境も自然に左右され、寒いときには一寸暖かく、
暑い時には少し涼しい程度の環境しか作り出せない。

 自然に優しいのと、家族に優しいのとでは意味が違う。
 家族にとっての思い通りの環境を創り出せる「住まい」を、家族に優しい、そして人に優しい環境と言い、
そのための換気の道具が、24時間の機械換気だと言う事ができる。


☆換気方式は、どのようなのがあるのか?☆

 換気方式も沢山り、基本の換気方式をあげておく。

 自然換気: 自然の力、風圧や温度差、気圧差などだけで換気をする。
     自然の圧力を利用するため、思い通りに換気が出来ない場合も多々ある。

 機械換気(強制換気): 換気扇や送風機など動力により、強制的に換気する。
     常時でも、必要な時でも、必要な量を好きなように換気することができる。

1:第1種換気(機械給気+機械排気)
  給気も排気も換気扇等を使うため、必要な換気量を安定して給排気することができ、
 室内を正圧にも負圧にもできるため、換気量を確実に確保できる。
  空調機にも給気機能付が有り、空調機を含めて計画することもできる。

2:第2種換気(機械給気+自然排気)
  給気に換気扇などの機械を使用し、排気を自然な流れに任せる方式で、
 室内は正圧に保たれるため、空気の清浄室向きである。
 換気量も任意に選択できるが、給気量が多量に必要な場合、冬には寒くなることもある。

3:第3種換気(自然給気+機械排気)
  第2種とは逆に、排気に換気扇等を使い換気するため、室内は負圧になる。
 トイレ、浴室、キッチンなどの汚染室向きの換気方式である。
 換気量も任意に確保できるが、寒い時期には、給気が室内の暖かい空気の圧力に邪魔され、不安定になることや、
 温度差で給気量が増え寒さを感じる状況になることもある。

4:第4種換気(自然給気+自然排気)
  全く換気扇を使わず、風圧や高さによる気圧差や温度差を生かして換気するため、換気量の安定確保が難しい。
  古い建物や工場などの大空間などや、自然派住宅しか使わない換気方式と言える。
  最近は特に建築の気密性が高くなったため、隙間風に期待できなくなり、機械を使わない第4種換気は、
 特別の建物だけが取り入れる換気方式になりつつある。



 今回は以上です。


 次回をお楽しみに!
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