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2009/07/06

[Town&Column report 2009/07/06 佐久間レール]

=== Town&Column report ======================534部発行===
      メールマガジン「地域・まちづくり情報&コラム」
       □□□ 2009/07/06 第133号! □□□
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 いつもお読み頂きまして、ありがとうございます。
 初夏の7月を迎え、いかがお過ごしでしょうか。各地で海開きも行われてお
り、青い海に映える暑い夏もまもなくです。
 今回の視察レポートは、11月1日の閉園のフィナーレを迎えている佐久間レ
ールパークを紹介しています。
 メールマガジン「地域・まちづくり情報&コラム」は、街並み・商業施設・
旅紀行等の視察レポートと身近な話題などのトレンドを見据えたコラムをマガ
ジン形式で発行しております。
 基本姿勢として、まちづくりと合い通じるものがありますが、無理なく、地
道に、楽しみながら末永く続けていきたいと思っております。
 また、ホームページと連動して画像付きでご覧になることができますので併
せてご利用下さいませ。
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================== Town&Column report INDEX ==============
  ◆レポート「フィナーレの佐久間レールパークを訪ねて」
    http://www.townnet.com/tsunagu/railpak.html
  ◆最近の新聞からのまちづくり関連情報(メールマガジンオリジナル)
  ◆“まちづくり”関連書籍の紹介(メールマガジンオリジナル)
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  ● 「フィナーレの佐久間レールパークを訪ねて」 ●
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 飯田線の中部天竜駅(静岡県浜松市天竜区)構内にある佐久間レールパーク
を訪ねてきました。飯田線は、愛知県豊橋市の豊橋駅と長野県上伊那郡辰野町
の辰野駅を結ぶ195.7キロメートル(94駅)のJR東海の長大なローカル鉄道で
す。沿線には、豊川稲荷、湯谷温泉、愛知県民の森、天竜峡、元善光寺、駒ヶ
岳、高遠城址など観光名所がいたるところに点在しています。

 そして、今回訪ねた中部天竜駅からは天竜川と平行して走り、中央アルプス
の麓を走る飯田線は車窓がとても美しく多くの人々に愛されている路線です。
私も学生時代に、長野へ旅行に行った際に、行きは、名古屋から中央線で特急
で行きましたが、帰りは、飯田線で普通の鈍行でのんびり豊橋経由で帰ってき
たことがあります。現在は、辰野から豊橋までの直通の普通はありませんが、
当時はあり、延々と6時間余り乗ったことが記憶に残っています。

 鉄道絡みで、少し飯田線の紹介をしましたが、今回、訪ねてきました「佐久
間レールパーク」は、鉄道車両博物館で、1991年に旧中部天竜機関区の跡地
を利用して開設したものです。一番上の画像は、中部天竜駅の佐久間レールパ
ークに訪れる人たちを写したものです。駅に隣接しているだけあり、乗車券を
持っていれば入場無料です。車で来た方もそれほど高くなく、大人140円、子
供70円です。

 一番上の画像上に、少し見にくいかも知れませんが、「佐久間レールパーク
18年間ありがとうございました」という看板が掲げられています。佐久間レ
ールパークは、フィナーレを迎えており、2009年11月1日に閉園します。鉄
道車両博物館そのものがなくなるわけではなくて、移転して2011年春に名古
屋港の金城ふ頭に「JR東海博物館(仮称)」として生まれ変わることになって
います。しかし、佐久間レールパークとしては閉園になるということもあって
、多くの人が訪れていました。

 ちなみにJR東海博物館(仮称)は、総工費約55億円かけて建設し、東海道
新幹線の歴代車両など35両を展示する予定で、初代新幹線「0系」から超電
導リニアモーターカーの実験車両まで鉄道の過去、現在、未来がわかる施設に
なるようです。

 それでは、フィナーレを迎える佐久間レールパークをみていきます。佐久間
レールパークは、主にJR東海エリアで活躍した電気機関車や気動車。寝台車な
ど車両16両のほか、運転シミュレーター、鉄道模型ジオラマ、車両の歴史を紹
介する写真パネルなどを展示しています。1991年4月にオープンして、2008
年12月末までに来園者は69万2千人に上っています。

 上から3番目の画像は、屋外の展示スペースを写したもので、新幹線から電
気機関車などご覧いただけます。展示スペースは約4,000平方メートルで、16
両の車両がところ狭しと置かれていました。実際に、中に入れる車両もあり、
昔懐かしい床が木であったり、木枠の窓や丸い電球の灯り、網棚の部分が紐の
網目であったり、タイムスリップしたような気分になります。画像上で見える
「夢の超特急」と言われた0系の新幹線は、ちょうど画像上でみえる程度の運
転台部分だけの展示です。実際に運転台に座って、新幹線の運転士気分を味わ
うこともできます。

 上から4番目の画像は、鉄道模型ジオラマを写したものです。たいへん忠実
にできており、見ているだけでもわくわくした気分になります。鉄道模型は、
山間を抜け、トンネルをくぐったら次の駅で一時停車もします。全長120メー
トルのレール上を疾走する鉄道模型は臨場感たっぷりです。子どもから大人ま
で夢中になって見ている様子が伺えました。

 上から5番目の画像は、「プラレールジオラマ」と「あそべるプラレール広
場」を写したものです。多くの親子連れが遊んでいる風景がご覧頂けることと
思います。また、ここのプラレールは、日本最大級の広さだそうです。その他
、体験コーナーとしては、運転シミュレーターがあり、ハンドル操作だけでス
ピードのアップ、ダウンも自由自在にできます。シミュレーターの画面には、
飯田線の風景が広がっており、しばし運転士気分を体感することができます。

 また、ビデオイメージでは、白煙を上げ、汽笛を上げながら力強く駆け抜け
ていく機関車を見ることができます。昔活躍したデゴイチの愛称で有名なD51
型蒸気機関車をはじめ、当時の町や人々の暮らしぶりを見ることができます。
D51は、実際に木曽福島あたりで中央線を走っている姿を見た記憶が残ってい
ます。D51型蒸気機関車は、主に貨物輸送のために用いられ、太平洋戦争中に
大量生産されたこともあって、その所属車両は総数1,155両に達しており、デ
ィーゼル機関車や電気機関車などを含めた日本の機関車1形式の車両では最大
を記録しています。そのこともあり、廃車後に、全国各地の鉄道保存展示施設
、博物館、公共施設、学校、公園などで静態保存されています。皆さんのお近
くでもデゴイチを見られることと思います。

 上から2番目の画像は、昼に食べた商店街の中にあるそば処「いどばた」を
写したものです。中部天竜駅から歩いて10分ほどのところにあり、佐久間レー
ルパークとともにまちを散策するのにちょうどいい距離です。そば処「いどば
た」は、佐久間病院の近くにあります。郵便局や交番、お店などがあるメイン
の通り沿いです。

 そば処「いどばた」は、NPO法人「がんばらまいか佐久間」の女性活動委員
会が営んでいます。手打ち蕎麦、揚げ立てのてんぷらはじめ、煮豆やサラダな
どの総菜なども10品目余り並んでいました。元気な女性たちがお店を切り盛り
しており、手打ちそばを食べてきましたが、美味しかったです。病院に近いこ
ともあり、病院帰りのお年寄りが食品保存容器持参で訪れて、総菜を買ってい
くそうです。

 NPO法人「がんばらまいか佐久間」は、浜松市天竜区佐久間町の住民が一致
団結して厳しい自然条件に立ち向かい、地域の振興と相互扶助の精神に基づき
、元気で明るく活力に満ちた住みよいまちづくりを推進していくためのまちづ
くり全般に関する事業を行っています。活動する住民に対しては、生きがいの
場を提供するとともに、すべての住民が手を携えることにより、豊かで安心し
て暮らすことのできる新たなまちづくりのための基本システムとして寄与する
ことを目的としています。

 あと近くの見どころとして、佐久間ダムがあります。急流で知られる天竜川
を巨大なエネルギーに変えた佐久間ダムは、わずか3年4カ月という驚異的なス
ピードで昭和31年に完成しました。また、湖畔には体験型テーマ館の佐久間
電力館があり、水力発電の仕組みと役割をわかりやすく紹介しています。

 佐久間ダム周辺は天竜奥三河国定公園に指定されており、佐久間ダムの巨大
なダムの人工美に加え、春の新緑、夏の山百合、秋の紅葉が佐久間湖面に映え
、四季を通して見事な景観をつくり出しています。また、毎年10月の最終日
曜日には「佐久間ダム祭り」が開催され、ちょうど紅葉の頃でもあり景色も良
く見頃でもあります。佐久間ダム祭りでは、ダム湖で竜神の舞の演舞が行われ
、ダム堤内に入ることもできます。

 皆さんも機会がございましたら、フィナーレを迎えている「佐久間レールパ
ーク」を訪ねてみられてはいかがでしょうか。合わせて、そば処「いどばた」
、佐久間ダムなど近隣観光もされたらと思います。
           視察日:2009年4月18日 By  Nagura

ホームページの画像付きで見る場合のURL:
http://www.townnet.com/tsunagu/railpak.html

その他の文中に出てきました関連ページのURL:
※「学生たちが商店街で活躍する豊橋市中心市街地を訪ねて」
http://www.townnet.com/tsunagu/kaihana.html

※「商売繁昌の神様として有名な豊川稲荷 の門前町・豊川市を訪ねて」
http://www.townnet.com/tsunagu/inarita.html

※「駒ヶ根市内からのアルプスの眺め」
http://www.townnet.com/tsunagu/alpskom.html

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●  最近の新聞からのまちづくり関連情報(メールマガジンオリジナル)  ●
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■「エコ通勤」で認定制度(2009.06.13:日経新聞より)
 国土交通省は6月12日、徒歩や自転車など環境に優しい通勤方法に取り組ん
でいる会社や自治体を「エコ通勤優良事業者」として認める制度を作りました。
 認定を受ければロゴマークをホームページや名刺などに使うことができ、環
境意識の高さをアピールできます。
 認定の対象は「徒歩、自転車通勤でも通勤費を支給」「従業員の駐車スペー
スが有料」など二酸化炭素削減に貢献している活動です。
 各運輸局で同日から審査を受け付け、認定は2年間有効です。認定した会社
や自治体は国土交通省がホームページで公開します。

■自治体と大学 地域振興連携(2009.06.14:日経流通新聞より)
 地方自治体とその地域の大学が地域活性化で連携するケースが増えています。
大学での研究成果を地域社会の問題解決に生かしたり、過疎化や財政難に苦し
自治体の再生プラン策定に関わったりしています。
 自治体は大学の知恵を街づくりに生かし、大学は教育を実践に結び付けよう
と考えています。具体的な成果にどうつなげていくかが課題です。
 滋賀県草津市と立命館大学は、地域振興と人材育成を目的とした連携の覚書
と「サービスラーニング」に関する協定を締結しています。
 北海道大学公共政策大学院は、北海道喜茂別町と連携協定を結び、過疎化や
財政難に苦しむ喜茂別町の再生プランの策定に参画します。

■地方鉄道再生 ファンと全国組織(2009.06.19:日経新聞より)
 地方鉄道の魅力を知ってもらおうと、各地の地方鉄道の関係者や鉄道ファン
らが手を組み、イベントなどを催す全国規模の組織を初めて作りました。
 乗客減などに苦しむ地方鉄道は多く、存続が危ぶまれる路線も増えています
。関係者は「地方交通の活性化につなげたい」と期待しています。
 この組織は「交通環境整備ネットワーク(エコトラン)です。地方交通のあ
り方についてメンバーが知恵を出し合い、鉄道を生かした街づくりを目指して
います。
 地方鉄道を取り巻く環境は厳しく、2000年の鉄道事業法改正以降、全国で
26路線が廃止されています。2007年度は全国93社のうち72社が鉄軌道業の
経常収支ベースで赤字となっています。

■横浜の商店街 建設業者と連携(2009.06.22:日経流通新聞より)
 商店街の活性化を目指した横浜市内の商店街は6月中旬、市内の建築団体と
連携し、協議会を設立しました。
 空き店舗を活用した事業やテナント誘致に協力してもらって、にぎわいを取
り戻す狙いです。受注減に苦しむ建設業者側は介護分野など新たな事業分野へ
の進出の糸口にしたい考えです。
 設立した「ヨコハマ商建推進協議会」は、会員294社の横浜建築協会と、
325の商店街が加入する横浜市商店街総連合会、横浜市で構成しています。
 建設業者は、公共工事の削減が続く中で、事業多角化のきっかけとして考え
ており、空き店舗を利用したデイサービスの提供など、介護事業への参入する
企業が出てくることなどを想定しています。

■ドクターヘリ 出動5000回超す(2009.06.29:日経新聞より)
 医師を乗せて患者を運ぶドクターヘリの2008年度の出動が全国で計5635
回に上り、本格運用が始まった2001年度の6倍超になったことが、日本航空医
療学会の調査で分かりました。
 一方、導入した病院は2001年度の5病院から増加したものの、16道府県の
18病院にとどまっています。費用負担や医師確保が普及の課題となっています。
 調査によると、2008年度の出動のうち、現場に急行したのは3752回、施設
間搬送が1299回で、ほかは出動したものの引き返したケースです。日没や天
候不良で出動できなかったケースも604回ありました。
 患者は5182人で、原因別では交通事故や労災などによるけがが約半数に上
っています。心疾患や脳疾患は27%を占めています。

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 ●  “まちづくり”関連書籍の紹介(メールマガジンオリジナル)  ●
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タイトル、著者、出版社、価格、発行年月日の順に示してあります。

■駄菓子屋楽校 松田道雄著 新評論 2,835円 2008/10/10
 副題に「あなたのあの頃、読んで語って未来を見つめて」と付いています。
 本書は、子どもたちの第二の学校(楽校)としてかつて日本中の至るところ
に存在した駄菓子屋(子どもみせ)の歴史とその持つ社会・文化的な魅力を余
すところなく語り描いています。
 駄菓子屋に群れ集まったかつての子どもたちは、おばあさんが営むこの小さ
なお店で何を学び、発見し、夢多き時代を過ごしていたのでしょうか。
 本書では、駄菓子屋の価値を「環境世界をつくる」「選ぶ・買う・分け合う
」「食べて遊ぶ・作って遊ぶ・試して遊ぶ」「とる・悪さをする」「群れて遊
ぶ」「癒す・癒される」「当たる・儲ける・集める」の視点から述べています。

■ひだ・みの 地芝居の魅力 安田文吉、安田徳子著
                岐阜新聞社 1,200円 2009/03/08
 21世紀を迎えた今、地芝居は新たな隆盛期を迎えています。
 都市の振興芸能「歌舞伎」の魅力に取り憑かれて、幕府の禁令の目をかいく
ぐって、村祭りの中で行われてきた江戸時代の地芝居。明治になって自由に上
演できるようになり、村の最高の娯楽として隆盛を極めた明治から大正、昭和
初期の地芝居。全国どこの村々でも神社の境内には舞台、町々には小さな小屋
が建てられました。
 本書は、著者が岐阜の地芝居の面白さ、素晴らしさをもう一度、見直してお
きたいと思って記したものです。

■ジオパーク 平野勇著 オーム社 2,625円 2009/03/15
 副題に「地質遺産の活用・オンサイトツーリズムによる地域づくり」と付い
ています。
 ジオパークは地質を切り口とした現地に行って楽しむものです。自然観、地
球観、そして自然と人間のかかわりの問題について、基本的な見方、考え方を
正しくしっかりと地球からのメッセージとして伝えることが使命です。
 ジオパークの素材や題材となる地質は日本列島そのものですから、全国の多
くの地域、極論すればすべての地域がジオパークのようなものです。
 事例として、屋久島の縄文杉、青森県の仏ケ浦、昭和新山、室戸市の四万十
帯付加堆積物などが取り上げられています。

 最後まで、お読み頂きまして、ありがとうございました。
 ひとときでも、ごゆっくりとくつろいで頂けましたでしょうか!!
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○電子メールマガジン「地域・まちづくり情報&コラム」2009/07/06
発行者 名倉 弘二 (tsunagu@tcp-ip.or.jp)
発行 株式会社 ケイプラン(Kplan) 所在地:愛知県安城市
創刊 1998年10月6日(火) 大安
まちづくり情報満載のホームページ「ホッと空間 Nagura's Home」
http://www.townnet.com/tsunagu/index.html

ご意見、ご感想などありましたら
mailto:tsunagu@tcp-ip.or.jp(名倉弘二)までお気軽にどうぞ。

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このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して
発行しています。( http://www.mag2.com/ )
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