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2007/06/04

[Town&Column report 2007/06/04 豊川稲荷&就職]

=== Town&Column report ======================635部発行===
      メールマガジン「地域・まちづくり情報&コラム」
       □□□ 2007/06/04 第123号! □□□
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 いつもお読み頂きまして、ありがとうございます。
 衣替えの季節を迎え、いかがお過ごしでしょうか。6月を迎え、当方の住ん
でいる地域では、安城七夕まつりに向けて、商店街等が本格的な準備に取りか
かり始めています。ちなみに構想等の話し合いは既に、年明けから始まってい
ます。
 今回の視察レポートは、がんばる商店街77選にも選ばれました豊川の商店
街と商売繁昌の豊川稲荷を紹介しています。コラムでは、前回のキャリアカウ
ンセラーの話に少し関連がありますが、最近の就職について考えています。ご
ゆっくりとお読み下さいませ。
 メールマガジン「地域・まちづくり情報&コラム」は、街並み・商業施設・
旅紀行等の視察レポートと身近な話題などのトレンドを見据えたコラムをマガ
ジン形式で発行しております。月1回程度の発行を予定しております。また、
補完する形で、読者の皆様からの情報を基にした「広報・コミュニティー情報
版」を情報が入った際に随時発行しております。
 現在2本立てで発信しておりますが、将来的には、「まちづくり情報」に特
化したメールマガジンへと育てていきたいと考えております。末永く、ご愛顧
のほどよろしくお願いいたします。
 また、視察レポート、コラムは、ホームページと連動して画像付きでご覧に
なることができますので併せてご利用下さいませ。
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================== Town&Column report INDEX ==============
  ◆視察レポート「商売繁昌の神様として有名な豊川稲荷
                の門前町愛知県豊川市を訪ねて」(愛知)
    http://www.townnet.com/tsunagu/inarita.html
  ◆コラム「最近の就職について考察する」
    http://www.townnet.com/tsunagu/colam159.html
  ◆最近の新聞からのまちづくり関連情報(メールマガジンオリジナル)
  ◆“まちづくり”関連書籍の紹介(メールマガジンオリジナル)
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  ● 視察レポート「商売繁昌の神様として有名な豊川稲荷
               の門前町愛知県豊川市を訪ねて」(愛知)●
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 商売繁昌の神様として全国的に知られている豊川稲荷の門前町・豊川市(人
口138,184人、49,017世帯:2007年4月1日現在、面積102.05平方キロメ
ートル)を訪ねてきました。全国的に豊川稲荷として呼ばれていますが、実際
は、曹洞宗のお寺で「豊川閣 妙厳寺(とよかわかく みょうごんじ)」と言
います。正月三が日だけで100万人以上の方が「商売繁昌」「家内安全」「福
徳開運」などのご利益を授かりに参拝されます。

 「商売繁昌」と「商売繁盛」は、どちらの表記も使われていますが、このレ
ポートでは「商売繁昌」という表記で使っています。特に意味はありませんが
、なんとなく「商売繁昌」の方が感覚的にピンときます。ちなみに、違いを調
べてみますと、木村荘八の「東京繁昌記」において、当初の新聞での掲載時に
「盛」の字が使われ「繁盛」という皮切りになったそうです。作者自身の付記
によりますと、本来は「昌」の字が用いられていたのが、1946年(昭和21年
)の登用漢字の制定以来、「盛」の字を使ったといいます。しかし、出版社か
ら刊行されるときには、出版社内部と相談の上、従来の「繁昌記」に戻された
そうです。

 豊川稲荷は、およそ700年前の室町時代に開創され、今川義元、織田信長、
豊臣秀吉、徳川家康、大岡越前守忠相、渡辺華山などの武人文人達の信仰を集
めました。豊川稲荷は、京都の伏見稲荷、佐賀の祐徳稲荷とともに日本三大稲
荷とされています。正月に豊川稲荷にお参りに行ったことがありますが、もの
すごい人で、参拝するだけでもたいへんでした。今回は、豊川稲荷を隅から隅
まで、豊川市観光ボランティアガイドの栗田さんにご案内頂きました。

 一番上の画像は、豊川稲荷の入り口あたりにあり、総門をくぐったところの
右手にある鎮守堂の前で、観光ボランティアガイドの栗田さんに「ナギの葉」
について説明を受けているところです。行った日は、土曜日で参拝客も多く、
我々のグループ以外の方も多く集まってきました。その様子が画像からご覧頂
けると思います。画像の後ろにある大きな大木がナギの木です。右手に小さく
見えるのが鎮守堂です。

 ナギの木は、常緑の高木で、神社やお寺に植栽されることが多いです。この
ナギの葉は、簡単には切れないため「よい縁が切れないということで、お守り
としてこの葉を頂きもっているといい」「財布に入れておけばお金にも縁があ
る」と説明を受け、皆、ナギの葉を持ち帰っていました。ちなみに当方も1枚
頂いて帰ってきました。ナギの葉を見ますと、竹の葉のように縦に繊維が走っ
ており、おっしゃるように、横方向には簡単には切れません。たしかにご利益
があるのかも知れません。ふと、京都に行った際の舞妓さんから頂いた千社札
のことを思い出しました。舞妓さんの千社札を財布に入れておくと、お金が舞
い込(舞妓)むというものです。ちなみに、その千社札も財布に入っています。

 上から3番目の画像は、御本殿を写したものです。現在の御本殿は、明治27
年に当山29世福山黙童禅師が改築を発願し、明治41年に起工以来、明治、大
正、昭和と三代にわたり、昭和5年に竣工したものです。総欅(ケヤキ)造り、
妻入二重屋根三方向拝の構造で、間口十間余(約20メートル)、奥行き二十一
間余(約40メートル)、高さ百尺余(約30メートル)あります。丸柱は、尺
八寸(約54センチ)から三尺(約1メートル)のものが72本あり、近代建築で
比類ない壮大壮麗な殿堂となっています。

 御本殿で参拝した後、御本殿の右手奥の境内をぐるっとご案内いただきまし
た。御本殿から右手奥に少し行きますと、樹木がうっそうと茂っており、樹木
の中の参道の両側に祈願の千本幟(のぼり)が立ち並んでいます。千本幟をく
ぐり抜けるように歩いていきますと、大黒堂があります。大黒堂は、土蔵造り
のお堂で大黒天を祀っています。

 お堂の前に立っている石像は、手に触れ摩することにより、福徳を授かると
言われており、かなり削られた状態になっていました。お堂の中には、以前に
お堂の前にあったほとんど削りとられて石像の形をなしていない状態のものも
置いてありました。それだけ、多くの人に福徳を与えてきた表れと思います。

 大黒堂をさらに奥に行くと、霊狐塚(れいこづか)があります。ボランティ
アガイドさんがおっしゃっていましたが、遠いこともあり、霊狐塚まで行く人
はあまりいないそうですが、今回は、隠れたスポットの霊狐塚もご案内頂きま
した。上から4番目の画像が霊狐塚を写したものです。画像から見にくいかも
しれませんが、狐の像が800体以上あるそうです。この狐の像は石で出来てい
る石像で、祈願と成就のお礼として奉納されたものです。また、霊狐塚の手前
にある奥の院は、旧本殿のもので、江戸時代後期の文化11年(1814年)に建
立されたもので、本殿の梁に彫刻してある「登り龍」と「下り龍」は迫力と豪
快さがあり一見の価値があります。

 上から2番目の画像は、豊川稲荷の総門から門前の商店街を写したものです
。昼食は、門前の商店街にある和食処「松屋」さんの四季折々の食材が楽しめ
る開運弁当を堪能してきました。豊川稲荷の門前周辺のお店では、豊川稲荷に
ちなんださまざまな工夫された稲荷寿司を発案して販売しています。ここ松屋
さんでは、「味噌カツいなり」を販売しています。また、和食店ならではの季
節によって五目、わさびなどの季節のいなり寿司もあります。

 その他のお店の稲荷寿司を紹介しますと、来恩さんの「菜めしいなり寿司」
、門前そば 山彦さんのひじき、人参、椎茸、クルミ、竹の子の5種類が入っ
た「いなほ稲荷寿司」、竹の和さんのヤマサのちくわと鯛そぼろをトッピング
した「竹の和いなり」などがあります。変わったところでは、和洋菓子たねや
さんの稲荷寿司の形をしたお菓子「稲荷寿司でシュー」、千石寿しさんの鰻と
油揚げの意外なコンビネーションのその名も「鰻荷(うなり)寿し」などがあ
ります。

 上から5番目の画像は、豊川駅・豊川稲荷駅から歩いてきて、門前の商店街
に入るところに張ってあった昔なつかしいホーローの看板を写したものです。
オロナミンC、蚊取り線香の金鳥とアース渦巻、殺虫剤のキンチョールとハイ
アース、オロナインH軟膏などのホーローの看板を見ることができます。商店
街の入り口には、鳥居をかたどったアーチになっており、画像からも右上に少
し見えますが「豊川いなり表参道 なつかし青春商店街」と書かれています。

 ここの商店街(表参道発展会)は、平成18年に経済産業省が全国の商店街
の中から選定したがんばる商店街77選に選ばれています。ちなみに愛知県内
では、ここ豊川の表参道発展会、瀬戸の銀座通り商店街、名古屋の大須商店街
連盟の3つだけです。ここ豊川の表参道発展会が選定された大きなポイントは
、ハード先行のまちづくりから脱却して、若手商店主が中心となり、地域再生
計画を活用したソフト先行まちづくりを推進してきたことです。先ほど、紹介
しましたお店でいろいろな工夫をした稲荷寿司もその一つです。

 一番大きな取り組みは、何と言っても「いなり楽市」です。「いなり楽市」
は、豊川稲荷表参道一帯で、原則3月から11月までの第4日曜日(但し、5月
はゴールデンウィークに合わせて開催され、また11月は豊川稲荷秋季大祭に
合わせて開催されているようです)の午前10時から午後4時まで開催されてい
ます。いなり楽市の基本コンセプトは「ちょっと懐かしいレトロな異空間」で
す。もともと、ここの門前の商店街は、昭和の古き良き時代の面影を残してお
り、それを皆さんにもう一度当時を思い出していただきたいという思いから“
レトロ”をテーマにしています。イベント内容は、各商店が店頭で戸板を台に
して自由市を繰り広げる「元気軒下戸板市」「フリーマーケット」「ちんどん
や行列」「朝どり新鮮市場」「ストリートパフォーマンス」など盛りだくさん
です。ちなみに、「ちんどんや」は、店主たちが自ら演じてやっています。

 最後に旬な情報として、行った時に、2007年6月1日のプレオープンに向け
て、いなり楽市「いっぷく亭」が改装中でした。いなり楽市「いっぷく亭」は
、まちづくりのための株式会社「豊川まちづくり そわか」が空き店舗を活用
して運営するものです。1階が展示即売と休憩所、2階が文化教室となっていま
す。その他、会議室、イベント会場としての貸し出しも行います。文化教室で
は、ヨガ、太極拳、手編み、草木染め、絵手紙、着付け、パッチワーク、舞踊
などが予定されています。

 今回、豊川稲荷を視察するにあたり、豊川市観光ボランティアガイドの栗田
さんにご案内いただきました。また、事前準備では、豊川市観光協会の梅田さ
んにご尽力いただきました。最後に、紙面(ホームページ・メールマガジン上
)を借りまして、お礼申し上げます。ありがとうございました。いなり楽市「
いっぷく亭」もオープンしますし、皆さんも機会がありましたら、ご利益のあ
る豊川稲荷の参拝も兼ねて、「いなり楽市」に合わせてがんばる商店街を訪れ
てはいかがでしょうか。
       視察日:2007年05月19日 By  Nagura

ホームページの画像付きで見る場合のURL:
http://www.townnet.com/tsunagu/inarita.html

その他の文中に出てきました関連ページのURL:
※「歴史を刻む“舞妓・芸妓文化” を考える(コラム)」
http://www.townnet.com/tsunagu/colam118.html

※「瀬戸の銀座通り商店街(レポート)」
http://www.townnet.com/tsunagu/naseriu.html

※「名古屋の大須商店街(レポート)」
http://www.townnet.com/tsunagu/oosunam.html

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  ●  「最近の就職について考察する」  ●
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 1990年代前半、バブル崩壊後の景気低迷期の就職が難しかった“就職氷河
期”“超氷河期”と呼ばれた時代と打って変わって、2007年の就職戦線は好
調さが伝えられています。ちなみに、“就職氷河期”という言葉は、1994年
の流行語大賞に選ばれています。我々が就職した頃には、早い時期に内定を出
す“青田買い”という言葉がありましたが、今やそのような言葉も昔話になり
つつあります。

 時代をさかのぼると、1973年から1996年まで就職協定というのがあって、
企業と学校(主に大学・短大)の間で取り決めたもので、学業の妨げにならな
いように一定の時期まで企業から卒業見込み者に対するアプローチを行わない
というものでした。会社訪問解禁は10月1日、採用選考開始は11月1日などの
ルールが決まっていました。会社訪問の解禁日には、大企業に学生の行列がで
き、ニュースになったものです。そのような就職協定があっても、協定破りの
抜け駆けが行われており、“青田買い”という言葉がよく新聞紙上にも踊って
いたものです。その就職協定も1997年に廃止されました。

 企業側の要請で就職協定が廃止された後は、就職活動時期は早期化の傾向に
あります。現在では、大学生で3年生には就職活動を始めるのが一般的になっ
ています。そして、4年生の4月か5月には大企業の内定が多くでる季節となっ
ています。日本経団連が定める倫理憲章では、4年生の4月以前に選考しない
ように呼びかけているものの、実際は自由競争に近い形となっているようです。

 また、最近の傾向では、先ほど紹介しました就職協定の廃止による早期化と
ともに、長期化もしています。さらに、学生の売り手市場で採用が激化してこ
こ数年は、新たに「通年化」の様相も呈してきています。十分な数の新卒を確
保するために、年に何回も採用する企業が増えています。団塊世代の定年退職
、グローバル化による国際競争もあって、“就職氷河期”の時と打って変わっ
て、企業側も必死の状況です。しかし、以前のバブル期と違って、企業も誰で
もいいという訳ではなく、バブル期の反省を踏まえ人材を吟味する目は厳しく
なっています。

 前回のコラム「キャリアカウンセラーという資格取得に向けて(2007.5.
13)」で大学におけるキャリア教育について触れていますが、18歳人口の減
少を受けて、大学の生き残りをかけた競争も激化しており、「キャリア教育」
と「就職支援」に力を入れています。冒頭で述べましたが、2007年の就職戦
線は好調さが伝えられていますが、各大学は“就職氷河期”を資格取得の奨励
や就職支援体制の充実で乗り切ってきました。しかし、時代が上向きはじめ、
学生の危機感も薄れるにつれ、資格取得のモチベーションも下がり、新たな視
点が求められています。そのような観点から仕事を通してのキャリアだけでな
く、人生そのものを視野に入れたキャリア、いわゆる生きる力を如何に学生た
ちに気づかせ、考えさせ、学べる環境づくりが今後必要なのだろうと思います。

 就職氷河期を乗り越え、新たな視点が求められていますが、「就職に強い」
という観点で、他大学に先駆けて、学生支援のあり方を変えたと企業に知られ
ている大学が立命館大学です。今でこそ、他大学が追随していますが、その先
駆けとなった立命館大学の取り組みを少し紹介します。ちなみに、大学ランキ
ングの就職支援力では、1位が立命館大学・文系、2位が立命館大学・理系で
ワンツーフィニッシュの状況となっています。3位以降は、関西大学・理系、
関西大学・文系、近畿大学、日本大学・理系、東海大学、同志社大学、中央大
学などが挙がっています。(データは朝日新聞発行の大学ランキング、2005
年12月に主要4500社へアンケートを送り、回答のあった563社分を集計、各
社の人事部長に主な大学を4段階で評価してもらい、点数をつけて偏差値を出
して順位付け)

 立命館大学は、卒業前に就職先を紹介するだけでなく、入学後から少しずつ
学生の職業観を養う「キャリア形成」を他大学に先駆けて重視してきました。
企業や人材をテーマにした講議と討議、卒業生の職場訪問などを正規の授業に
組み込み、全学部で1年生から受けています。卒業生のうち約2千人が合宿や
相談会に協力し、東京にある東京オフィスは企業訪問や入社試験の受験を支え
ています。

 就職という観点では、新卒の大学生だけでなく、就職氷河期に職を得られな
かったフリーターや正社員になりたくてもなれなかった派遣社員の問題もクロ
ーズアップされてきています。そのような方たちへの再チャレンジへのさまざ
まな支援も始まっています。行政の取り組みを一つ紹介いたします。

 千葉県は2007年度にフリーターらの若者未就業者を対象として、業界別の
就職支援プログラムを始めます。千葉県内で特色ある産業の航空物流、ホテル
・レジャー、重化学工業の各分野のプログラムをそれぞれ用意します。2008
年度以降、ほかの業界向けのプログラムも展開する予定です。若年層の就業支
援と同時に人材確保に頭を痛める中小企業向けに企業ニーズに合った人材を育
成する狙いもあります。業界別就職支援プログラムは、千葉県の就業支援施設
である「ジョブカフェちば」が実施し、座学と現場研修の組み合わせで1講座
3週間程度で完結します。受講者は費用はかからず、1講座あたり15人程度と
なっています。

 最後に、頑張っている就職活動(就活)中の学生さんに向けての旬な情報を
記載します。日本料理店のなだ万は2007年7月2日から8月31日まで、就職活
動中の学生を対象に懐石料理をほぼ半分の価格で提供します。価格が高い和食
になじみの薄い学生が社会に出た後の利用を促すのが狙いで、最初の敷居を低
くした取り組みです。家族や友人、学校の先生との会食などの利用を見込んで
います。ホテル内店舗11店の平日に限って、ランチメニュー限定「ミニ懐石」
(3,500円)とディナーメニュー「花懐石」(6,000円)の2種類です。利用
できるのは四年制大学の3、4年生や短大生、専門学校生、高校3年生で、本人
の予約が必要で、家族など3人も利用可能です。

 今回のコラムでは、就職について見てきましたが、就職活動をする学生たち
に向けては、彼らを取り巻く周りの環境がいたれりつくせりのような感じがあ
り、さらに売り手市場も手伝って、いい時代を迎えていますが、それだけに、
回りに踊らされることなく、しっかり自分というものをもった学生が求められ
ているとも言えます。楽な時代ほど、楽をすればいくらでも楽をできるだけに
、社会に出る前に学生のうちしかできないことを悔いのないようにやってもら
いたいと思っております。

 逆に今の学生は、就職活動の早期化を受けて、小手先の就職活動の武装をす
るような取り組みも多く、それはそれで必要なのですが、何か違うような感じ
がして、かわいそうなくらいで、もっと、自分で考え、人間の幅というか生き
る力をつけることこそ、社会にとっては魅力な人材と思っております。大学側
は、いろいろと試行錯誤していると思いますが、押し付けのキャリア形成では
なく、学生たちが自ら進んで行えるようなキャリア形成の環境づくりをして欲
しいと思っております。当方も一経営者として、置かれた環境に甘んじること
なく、バランス感覚のある人材が多く社会に出てくることを望んでおります。
        記:2007年06月02日 By  Nagura

ホームページの画像付きで見る場合のURL:コラムはワンポイント画像です
http://www.townnet.com/tsunagu/colam159.html

その他の文中に出てきました関連ページのURL:
※「キャリアカウンセラーという資格取得に向けて(コラム)」
http://www.townnet.com/tsunagu/colam158.html

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●  最近の新聞からのまちづくり関連情報(メールマガジンオリジナル)  ●
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■街なか再生 自治体競う(2007.06.02:日経新聞より)
 地方都市の寂れた「シャッター通り商店街」再生に向け、市街地の魅力を高
めて人を引き付ける試みが全国で動き始めています。
 政府は「まちづくり三法」に基づき、5月28日付けで11市の活性化基本計画
を認定しています。
 市街地整備への税制優遇や大型店の郊外立地規制などで支援します。各自治
体は交通アクセスの利便性向上や特徴ある街並み整備など独自色を競いますが
、行政主導でにぎわいを取り戻せるかは不透明です。
 単なる補助金バラマキとならないため、まちづくり三法では数値目標を設定
し、達成度を点検します。岐阜は5年間で空き店舗数などを34から22に減ら
し、宮崎は歩行者など通行量を5万9千人から8万4千人に増やす目標を掲げて
います。

■地方の古い街 から 国際観光地へ支援(2007.06.02:朝日新聞より)
 政府の観光立国推進戦略会議は、6月1日、海外からの観光客を呼び込むため
に必要な施策を示す「観光立国戦略」の素案をまとめました。
 国内には魅力ある古い街並みを抱える地方が多数あるとし、アジアを代表す
る国際観光地に育てるために、街並み保護のための資金支援や地方の情報発信
機能の強化を求めました。
 政府はこの素案を基にした「観光立国推進基本計画」を作成し、6月中にも
閣議決定して具体策づくりに着手します。
 政府は「ビジット・ジャパン・キャンペーン」で、日本への外国人旅行者を
2006年の733万人から2007年に800万人、2010年には1000万人に増やす
目標を掲げています。
 基本計画ではさらに、将来は旅行者数を2000万人にまで引き上げることを
盛り込んでいます。達成敷の目標は明らかにしていません。

■時間貸し駐車場 地域共通の割引券(2007.06.01:日経流通新聞より)
 時間貸し駐車場を全国展開するパラカは、同じ地域で運営している同社の駐
車場ならどこでも使える共通割引券を利用した顧客開拓策を導入します。
 地元の商店主向けに割引券を販売し、買い物客に無料で配ってもらい、駐車
場の利用者の囲い込みを狙っています。
 駐車場ごとに使える割引券は利用してきましたが、地域共通で使える割引券
を発行するのは初めてです。
 導入する駐車場割引券「地域共通サービス券」は100円、200円、300円の
三種類です。まず、6月1日から水戸市内で運営している駐車場9カ所で利用を
始め、6月末にも甲府市でもサービスを実施します。
 個人商店で買い物をした来店客は無料で地域共通サービス券をもらえ、指定
された駐車場ならどこでも割引券として使えます。店主は得意客などに配るこ
とができます。

■過疎地の災害対策 課題(2007.06.01:日経新聞より)
 政府は6月1日、2007年度版の「防災白書」を閣議決定しました。3月の能
登半島地震を念頭に、高齢者が多い過疎地での災害対策の必要性を強調して
います。
 高層ビルや地下空間が急増する都市部も災害に弱い体質に変容していると指
摘しています。
 大地震発生の可能性が低いとみられていた“空白地帯”での地震が増えてい
ることにも触れ、日ごろから高い防災意識を持つよう注意喚起しています。
 能登半島地震では、600棟以上の建物が全壊、多くの高齢者が自宅を失っ
たことから「地域のコミュニティを維持しながら復旧・復興を進める必要があ
る」と指摘しています。家族ぐるみでの災害対策の重要さを強く訴えています。

■日本FC協会 地域安全活動を拡大(2007.05.23:日経流通新聞より)
 日本フランチャイズチェーン協会は、加盟社の店舗を防犯拠点とし、地域の
安全・安心に貢献する「セーフティステーション(SS)活動を拡充します。
 コンビニエンスストアの全加盟社の取り組みを、6月からコンビニ以外の小
売り、外食、サービスにも広げます。
 高齢化や世帯人員の減少など社会構造が変化し、地域の防犯や助け合いの態
勢が弱まるなか、社会貢献の一環として取り組みます。
 「110番」「119番」の緊急通報や、子どもや女性たちの緊急避難時の駆け
込み拠点として店舗を活用してもらうほか、清掃活動や職場体験の受け入れな
ど地域のコミュニティづくりに協力する拠点と位置づけます。
 地域の構成員としての役割を担い、安全や安心の確保に貢献します。各店で
は、ゾウのキャラクターを使った統一のポスターを掲げて周知します。

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 ●  “まちづくり”関連書籍の紹介(メールマガジンオリジナル)  ●
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タイトル、著者、出版社、価格、発行年月日の順に示してあります。

■生涯学習とまちづくりは村格・都市格へ 榛村純一
                   清文社 2,400円 2007/04/13
 どこの市長も市議会議員も市職員も、わがまちを住みよいまち、安全・安心
なまち、活力のあるまち、自然豊かなまち、健康なまち、誇りがもてるまち、
美しいまち、優しいまち、立派なまち、できれば品格のあるまち等々をめざし
て努力しています。
 これから日本の地方では、少子高齢化と人口減少が特に深刻となり、グロー
バル経済の進行とともに、東京および大都市に対する地方中小都市・町村との
もろもろの格差が広がると考えられます。そのような状況のなか、市、村の格
と質をあげたいと思うでしょう。
 本書では、ほどよい都市、そして村格・都市格の形成ということが課題にな
ってくることに対し、掛川市の生涯学習まちづくりなどを事例に検証しながら
、地方中小都市のあるべき姿を論じています。

■まちづくりと共感、協育としての観光 井口貢
                    水曜社 2,500円 2007/03/12
 副題に「地域に学ぶ文化政策」と付いています。
 まちづくり、地域づくりという言葉がブームになって久しいですが、本来
これらの言葉の意味するところは、ブームに流されてはならない人々の暮ら
しの中の営為であり、地域社会の生活の課程の中で生じてくる課題とその解
決のための糸口や処方箋の発見から、その成果に至るまでの道程を学際的・
業務的にして、かつ輻輳的に包含するものです。
 本書は、まちづくりについて考えるとき、それに対する動機や意思、意識や
感情の原点は共感ではないだろうかという視点から創意工夫のまちづくり、地
元を元気づけている事例が紹介されています。
 共感から教育、共育、そして協育としてのまちづくり、観光立国・日本が目
指す8つのヒントが描かれています。

■日本の住まい 宮本常一 農文協 2,800円 2007/03/20
 副題に「生きる場のかたちとその変遷」と付いています。
 このごろ、いなかを歩いていても、草葺きの家がめっきりと減ってきました
。武家政治のおこなわれていた頃には、農家は瓦屋根はゆるされませんでした。
 草葺きといっても、近畿地方から西はムギワラで葺いたものが多く、岐阜県
あたりから東はカヤが多かったです。
 そして、どこの村にもカヤのよく茂るところがあり、そこのカヤを刈って屋
根に葺いたものでした。
 本書は、「日本人の住まいはどのように変わってきたか」「暮らしのかたち
と住まいのかたち」について書かれています。
 家族のかたちの変遷とどのように結びついてきたのか、庶民の住まいに便所
や風呂ができたのはいつごろかなど、日本の民家を庶民の「生きる場」という
視点から興味深く描かれています。

====☆お知らせ☆========================================
 ■■■ 次回配信(2007年7月中旬配信予定)内容のお知らせ  ■■■
 視察レポートは、名古屋屈指の文教地区・桜山商店街界隈を訪ねてを紹介す
る予定です。また、コラムでは商学連携・学生まちづくりについて考察するを
お送りする予定です。お楽しみに!!乞うご期待を!!(注:都合により、内
容を変更する場合もございます。その際は、ご了承のほどお願いいたします)
=======================================☆お知らせ☆=====

───☆ 読者の皆様からの広報情報、レポートなど@承ります ☆───
     ■■■ 「広報・コミュニティー情報版」 ■■■
 「広報・コミュニティー情報版」は、メールマガジン「地域・まちづくり情
報&コラム」に補完する形で読者の皆様からの情報を基に発信いたします。
 自治体、NPO、市民団体、研究機関などの方からのまちづくりに関する広報
(活動内容)事項などの情報発信を承ります。
 基本的にまちづくりに関するもので、非営利的な情報を取り上げていきます。
 また、読者の皆様からの町、商業施設、旅紀行などの情報・レポートも併せ
て載せていきたいと思っております。ご一緒にまちづくりを考えていく上で、
何なりとお寄せいただけましたら、うれしく思っております。
下記アドレスまでお願いいたします。
tsunagu@tcp-ip.or.jp
───☆ 読者の皆様からの広報情報、レポートなど@承ります ☆───

 最後まで、お読み頂きまして、ありがとうございました。
 ひとときでも、ごゆっくりとくつろいで頂けましたでしょうか!!

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○電子メールマガジン「地域・まちづくり情報&コラム」2007/06/04
発行者 名倉 弘二 (tsunagu@tcp-ip.or.jp)
発行 株式会社 ケイプラン(Kplan) 所在地:愛知県安城市
創刊 1998年10月6日(火) 大安
まちづくり情報満載のホームページ「ホッと空間 Nagura's Home」
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