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2006/10/26

[Town&Column report 2006/10/26 大垣&商店街サミット]

=== Town&Column report ======================657部発行===
      メールマガジン「地域・まちづくり情報&コラム」
       □□□ 2006/10/19 第115号! □□□
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 いつもお読み頂きまして、ありがとうございます。
 秋も深まって参りましたがいかがお過ごしでしょうか。
スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋、芸術の秋などいろいろな表現がされます
が、一番いい季節なのでしょう。
 今回の視察レポートでは、奥の細道の結びの地で芭蕉の足跡を訪ねます。ま
た、コラムでは、全国リサイクル商店街サミットに参加して、商店街の心意気
に触れています。
 メールマガジン「地域・まちづくり情報&コラム」は、街並み・商業施設・
旅紀行等の視察レポートと身近な話題などのトレンドを見据えたコラムをマガ
ジン形式で発行しております。月1回程度の発行を予定しております。また、
補完する形で、読者の皆様からの情報を基にした「広報・コミュニティー情報
版」を情報が入った際に随時発行しております。
 現在2本立てで発信しておりますが、将来的には、「まちづくり情報」に特
化したメールマガジンへと育てていきたいと考えております。末永く、ご愛顧
のほどよろしくお願いいたします。
 また、視察レポート、コラムは、ホームページと連動して画像付きでご覧に
なることができますので併せてご利用下さいませ。
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================== Town&Column report INDEX ==============
  ◆視察レポート「松尾芭蕉の結びの地・岐阜県大垣市を訪ねて」(岐阜)
    http://www.townnet.com/tsunagu/bashoog.html
  ◆コラム「全国リサイクル商店街サミットに参加して」
    http://www.townnet.com/tsunagu/colam151.html
  ◆最近の新聞からのまちづくり関連情報(メールマガジンオリジナル)
  ◆“まちづくり”関連書籍の紹介(メールマガジンオリジナル)
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● 視察レポート「松尾芭蕉の結びの地・岐阜県大垣市を訪ねて」(岐阜)●
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 松尾芭蕉の結びの地として知られている岐阜県大垣市を訪ねてきました。今
回は、名古屋の異業種交流会・TMCのメンバーとともに行ってきました。また
、大垣は以前にも視察視察レポート「学生たちが商店街で活躍する大垣市中心
市街地を訪ねて」で紹介しております。合わせてご覧頂けましたらと思います。

 前回の視察レポートでは、学生たちに焦点をあてて、中心市街地商店街の活
性化の取り組みについて紹介しました。今回は、文化・歴史という視点からふ
るさと大垣案内の会の大垣観光ボランティアガイドの後藤さんに大垣駅界隈を
1時間半にわたってご案内頂きました。今回の視察レポートでは、ボランティ
アガイドの方にご案内頂きましたところを芭蕉の旅に思いをはせながら紹介し
ていきたいと思います。

 まず、芭蕉の旅に思いをはせる前に、大垣市の地理的および歴史的な背景を
見ていきます。大垣は、濃尾平野の北西部にあって伊吹山を背景にし、揖斐川
に注ぐ大小の支流が形成する水郷に囲まれています。大垣は水の都とも呼ばれ
ており、水に恵まれ、良質な湧き水(地下水)があり、後ほど紹介しますが、
おいしい湧き水(地下水)を飲んできました。

 大垣の歴史は古く、弥生式土器や銅鐸(どうたく)が出土し、数多くの古墳
や東山道・美濃国分寺・東大寺領大井荘等を拠点に古代から文化が発達してい
ました。ここ大垣は、慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いでは、徳川家康と
石田三成が前哨戦を交えています。上から4番目の画像は、大垣城を写したも
のです。関ヶ原の合戦の際に、石田三成が入城し、その後東軍によって落城し
、そのときの逸話は「おあむ物語」として残っています。

 大垣城は江戸時代に入り、1632年(寛永12年)に戸田氏鉄が城主になって
以降、明治に至るまで大垣藩戸田氏の居城となりました。戸田氏鉄が入封以後
、大垣は、産業の奨励・治水・文教政策に力を注ぎ、十万石の城下町として栄
えました。貞享・元禄期には藩士にも俳諧を嗜む者が多く、現在市内各地に関
係句碑も建っています。大垣城そのものは明治に入っても破却を免れ、1936
年(昭和11年)に天守等が国宝に指定されています。しかし、1945年(昭和
20年)7月29日の空襲により天守が焼失し、現在の天守は1959年(昭和34
年)に再建されたものです。

 本題の俳諧・松尾芭蕉(1644年〜1694年)について触れていきます。松尾
芭蕉は、貞享元年(1684年)から元禄4年(1691年)にかけて4回、大垣を
訪れています。なかでも、世に名高い約5カ月にわたって漂泊の旅をした「奥
の細道」は、元禄2年(1689年)の秋にここ大垣で旅を終えました。奥の細
道は、芭蕉が弟子の河合曽根を伴って、江戸の深川を出て、日光、松島、平泉
まで北上し、その後、日本海に抜け、酒田、越後、加賀、敦賀と南下して、大
垣で終えたことから結びの地と言われています。その距離は、なんと約600里
(2400キロメートル)です。市内のいたるところに芭蕉と大垣俳人の足跡が
残されています。

 一番上の画像は、ボランティアガイドの方に芭蕉の句碑の説明を受けている
ところを写したものです。この句碑には、本合海(山形県新庄市)で詠んだ有
名な「さみたれをあつめて早し最上川」と刻まれています。大垣城を囲むよう
に流れる外堀水門川には、奥の細道巡りが体験できるように、芭蕉の句碑が
20建っています。

 「奥の細道」全行程約2400キロメートルを愛宕神社(錦町)から奥の細道
むすびの地(船町)までを外堀水門川沿い2.2キロメートルに見立てています
。句碑は、奥の細道の旅で芭蕉が詠んだ句から代表的な20句を選び、句碑と
句が詠まれた土地の説明板が立てられています。20句以外に、始めと結びの
句「矢立初め」「蛤塚」を合わせると22句で芭蕉の足跡をたどることができ
ます。

 奥の細道の旅立ちの句「矢立初め」は、親しい人々に見送られた折りに詠ん
だ句で「行春や鳥啼魚の目ハ泪」と詠んでいます。また、奥の細道の旅を無事
終え、結びの地・大垣で詠んだ句「蛤塚」では、「蛤のふたみに別 行秋そ」
と詠んでいます。この句は、出発の句の「行春や・・・」と呼応しています。
芭蕉は、長旅の疲れを大垣でいやした後、ここから舟で桑名に出て、伊勢に向
かいます。ここ大垣は、旅の終点とともに、新たな出発の地でもあります。

 上から3番目の画像は、大垣八幡神社の良質の湧き水(地下水)を飲んでい
る風景を写したものです。行ったのが夏の暑い時期だけに、冷たい湧き水はう
まかったです。大垣八幡神社は、奈良時代の昔から東大寺領であった大垣はじ
め安八郡十八か村の総氏神として祀られてきました。例大祭は大垣祭りと呼ば
れ、華やかな祭典が繰り広げられ、庶民文化のシンボルとして親しまれる13
両の山車(やま)のうち、戦火に残った9両と復活した山車(現在焼失した山
車を復活させ全11両)がけんらん豪華を誇って祭りを盛り上げて賑わってい
ます。

 大垣祭りは350年余の伝統を誇る城下町・大垣の初夏の訪れを告げるお祭り
です。毎年5月15日に近い土日に行われています。先ほど紹介しました山車(
やま)が雅びやかな時代絵巻を繰り広げます。また、600店以上の露店が軒を
並べ祭り気分を盛り上げています。昭和46年には、県重要民俗資料指定にも
なっています。

 上から2番目の画像は、外堀の水門川を写したものです。芭蕉は、この水門
川を舟で下って桑名に行った訳です。上から2番目の画像に見える木々は桜で
、春は咲き誇る桜に目を奪われます。水辺の舟の上から眺める桜もまた趣きが
あるそうです。水門川は、今でこそゆったりとした時間が流れていますが、江
戸時代は物流の拠点でたいへん賑わっており、明治時代に入ってからも大垣と
桑名を結ぶ輸送経路として人や物資の往来が盛んで、昭和初期には年間約1万
もの舟が行き来していました。

 また、水門川沿い含め市内各所に、俳句を投句する投句箱が設置されていま
す。投句箱の横には、投句記載台があり、その場で感じたことを詠んで投句す
ることもできます。大垣市文化事業団が手がける「十六万市民投句」では、市
内外を問わず、広く作品を募集しており、月約500〜600の投句があるそうで
す。応募のあった作品のうち、優秀句は作品集に掲載されるそうです。

 上から5番目の画像は、大垣駅界隈の商店街を写したものです。ここの商店
街には、大垣名物の“水まんじゅう”のお店が複数あります。我々もその一店
で食べてきました。そこの水まんじゅうは、かき氷の中に水まんじゅうを入れ
たユニークなものでなかなかの美味でした。

 東海エリアで放送されている板東英二の「そこ知り板東リサーチ」でも紹介
されたそうです。冒頭で水の都と紹介しましたが、この清らかな名水が“水ま
んじゅう”を生みました。“水まんじゅう”は、明治の初めに大垣市俵町の菓
子屋・上田文七によって考案され、以後100年以上にわたって大垣市民の夏の
おやつとして親しまれています。ちなみに“水まんじゅう”は夏の風物詩であ
り、季節商品(4月末〜9月中旬)となります。

 皆様方も一度、松尾芭蕉のむすびの地・大垣市を訪ねてみられてはいかがで
しょうか。今回、大垣市を訪ねて、観光ボランティアガイドの後藤さんにご案
内いただきました。最後に、紙面(ホームページ・メールマガジン上)を借り
まして、お礼申し上げます。ありがとうございました。

 観光ボランティアガイドは、数名のグループから団体まで対応して頂けます
。案内料金は無料ですが、ガイドに要する交通費、食事代、入場料などは利用
者負担となります。今回、観光ボランティアガイドの後藤さんには、まち案内
後に、ご一緒に食事会にも参加頂き、ボランティアガイドのやりがいや大垣の
歴史のうんちくなど楽しい話を伺うことができました。まち歩きとともにボラ
ンティアガイドの方との交流も楽しいものです。
       視察日:2006年08月19日 By  Nagura

ホームページの画像付きで見る場合のURL:
http://www.townnet.com/tsunagu/bashoog.html

その他の文中に出てきました関連ページのURL:
※「学生たちが商店街で活躍する大垣中心市街地を訪ねて(レポート)」
http://www.townnet.com/tsunagu/oogakim.html

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 ●  「全国リサイクル商店街サミットに参加して」  ●
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 愛知県春日井市で開催されました「全国リサイクル商店街サミット春日井大
会」(2006年9月5日〜6日)に参加してきました。春日井市のまちの視察レ
ポートは、以前「“書のまち”春日井市を訪ねて」で紹介しておりますので、
合わせてご覧いただけましたらと思います。全国リサイクル商店街サミットは
、今回で9回目となります。この全国リサイクル商店街サミットの発端は、東
京新宿区の早稲田商店街のエコステーションの取り組みです。

 一番上の画像は、その発端となった早稲田商店会の安井さんが特別講演を行
っている模様を写したものです。食品スーパーの親父さんですが、今では、衆
議院議員で一躍有名になってご存知の方も多いことと思います。以前に、まだ
国会議員になる前ですが、講演を聞いたことがあり、その模様はコラム「早稲
田大学周辺商店街の取り組みを考察する」で紹介しておりますので、合わせて
ご覧頂けましたらと思います。

 1998年に早稲田商店街から始まったエコステーションの取り組みは、今で
は、北海道から沖縄まで全国の商店街に広がり、70を超える商店街で取り組ま
れています。全国リサイクル商店街サミットは、いわゆるその仲間の集いであ
り、さらに環境にやさしい商店街の仲間を広げていこうというものです。第一
回目は、もちろん発祥の早稲田で、それ以降、毎年行っており、東京、熊本、
高知、神戸、飯山(長野)、山形、志津川(宮城)、そして、今回の春日井と
いう経緯となっています。ちなみに来年(2007年)は、愛媛県の新居浜市で
2007年2月3日〜4日に開催されます。

 まず早稲田で始まったエコステーションとは何かということを説明していき
ます。エコステーションとは、商店街の空き店舗等のスペースに、空き缶回収
機やペットボトル回収機、なまゴミ処理機、発泡スチロール処理機などリサイ
クル機器を置いて、商店街が中心となってつくる地域のリサイクル拠点のこと
です。リサイクル回収機を設置するほか、リサイクルショップが併設されたり
、地域の障害をもった方の製品を販売したり、介護用品を展示したり、近くの
農家のおばあさんが野菜を売ったり、パソコン教室を開催するなど、地域のふ
れあいプラザとなっています。

 また、エコステーションは単なるリサイクルの回収だけではなく遊び心があ
り、楽しめるようになっています。ラッキーチケット回収機というゲーム付き
の空き缶回収機やペットボトル回収機が設置されています。空き缶やペットボ
トルを投入すると、ゲームが始まり、当たると、ラッキーチケット(商店街や
地域のお店・企業などの割引券やサービス券)が出てきます。リサイクルでゲ
ームをしてラッキーチケットが当たり、お客さんが得をするというわけです。
そして、そのお客さんがお店に来るので、お店もお客さんがきて、うるおう仕
組みとなっています。空き缶を回収しながら、お客さんも「回収」して、その
両方が得するこの得得関係は「楽しくて、お客さんもお店ももうかるリサイク
ル」と言われています。

 そのエコステーションがきっかけとなった今回の「全国リサイクル商店街サ
ミット春日井大会」の流れを簡単に紹介します。特別講演の安井さんからは、
今、旬とも言える話題の「中心市街地の活性化とまちづくり3法の見直し」と
いうテーマで話を頂きました。そして、基調講演は、春日市出身の北海道の
YOSAKOIソーラン祭りを立ち上げた長谷川岳さんから「今感じる町衆のうね
り よさこいソーランを通じて見えてきた、人、まち、そして商店街」という
テーマで話を頂きました。

 基調講演、特別講演以外では、分科会に分かれてそれぞれ議論がなされまし
た。「コンパクトな市街地形成とまちづくり3法」「郊外大型SCと商店街・奮
闘商店街 最前線レポート」「リサイクルは日本を救う、商店街を救う」「徹
底討論!頑張れ商店街 サポーターとともに」「災害に備えよ!商店街は地域
を救う」「商店街は街のコミュニティの核になれるか」「商店街のなんでも自
慢 なんでも相談」の6つの分科会がありました。けっこう魅力的なテーマが
多く、掛け持ちで出たいところでしたが、すべて同じ時間帯で進んでおり、当
方は「徹底討論!頑張れ商店街 サポーターとともに」に参加しました。

 副題には「環境ビジネス・コミュニティビジネスが生まれる」とついており
、サポーターというのが大学・学生たちを指しており、商店街と大学の連携の
事例が紹介されました。瀬戸市の銀座通り商店街、大垣市の大垣駅前商店街、
名古屋の円頓寺商店街の3商店街における商店主と学生たちがいろいろとあり
ながらも、それを乗り越えて信頼関係を築いてきたことが熱く語られました。
商店主側からは学生たちの身勝手な行動で困ったこと、大学・学生側からは商
店主たちのモチベーションの低さに驚いたことなど、そういう場面もあったそ
うですが、互いにそういう部分も認めつつ、互いに乗り越え、共に商店街で頑
張っている様子が伺えました。

 上から2番目の画像は、当方が参加した分科会「徹底討論!頑張れ商店街 
サポーターとともに」の模様を写したものです。その画像上に、ある商店主が
来ているTシャツの後ろに書かれた文字に注目して頂きたい。少し見にくいか
も知れませんが、春日井という文字の上に、「汗をかき、その心意気が伝わる
商店街をめざして」と書かれています。まさに、この分科会では、商店主が自
ら汗をかき、その心意気について話し合われました。このTシャツは今回の大
会のスタッフが着ているもので、大会のテーマでもあります。「汗をかき、そ
の心意気が伝わる商店街をめざして」というスローガンは、当たり前と言えば
当たり前ですが、基本であり、原点に返った取り組みがまさに求められている
と言えます。

 あと、今回の春日井大会で、春日井の商売人の心意気が伝わってきたのが、
初日の夜に行われた交流会です。いわゆる“おもてなし”です。普通ですと、
今回も会場はホテルでやったので、ホテル内での立食パーティーが多いですが
、なんと、商店街全体をイベント会場にしてお客さんを迎えました。月1回行
われている弘法市という催しを、今回の大会に合わせて臨時に弘法市を開催し
たわけです。当日は、天候にも恵まれ、有意義な時を過ごさせて頂きました。
あれだけ大掛かりな弘法市を臨時でやってのける“心意気”には、まだまだ商
店街も捨てたものではないと感じ、うれしくなりました。

 また、今回の春日井大会では、サプライズもあり、なんと小池百合子環境大
臣(現在は内閣総理大臣補佐官・国家安全保障問題担当)もリサイクル商店街
サミットということであいさつに見えられました。安井さんの力も大きいです
が、商店街にとっても追い風が吹いているように感じております。何も、大型
店に対応するというこれまでの機軸だけではなく、商店主が知恵を絞り、身の
丈にあった新たなやり方を模索していく時期を迎えていると思います。
        記:2006年10月24日 By  Nagura

ホームページの画像付きで見る場合のURL:コラムはワンポイント画像です
http://www.townnet.com/tsunagu/colam151.html

その他の文中に出てきました関連ページのURL:
※「“書のまち”春日井市を訪ねて(レポート)」
http://www.townnet.com/tsunagu/kasugai.html

※「早稲田大学周辺商店街の取り組みを考察する(コラム)」
http://www.townnet.com/tsunagu/colam73.html

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●  最近の新聞からのまちづくり関連情報(メールマガジンオリジナル)  ●
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■青い光は子供の味方(2006.10.24:日経流通新聞より)
 地域住民らが自主防犯パトロールに使う青色回転灯を装備した自家用車や
公用車は、6月末時点で全国に7211台あり、前年同期の約4.9倍に増えたこ
とが24日、警視庁のまとめで分かりました。
 青色回転灯は、地域の自主的な防犯活動の広がりを受け、2004年12月、
防犯パトロールをしている“住民パトカー”への装備が認められました。
 装備車の増加について警視庁は「子供の安全に対する関心の高まりが背景
にある」と分析しています。
 まとめによると、青色回転灯の装備車両を使ってパトロールしている団体は
、前年同期の約4倍に当たる2360団体となっています。町内会や自治会の住
民らでつくる団体が全体の43.4%を占め、市区町村は34.2%となっています。
 都道府県別で、装備車両が最も多かったのは静岡県の901台、次いで愛知
県の697台、北海道の687台、最も少なかったのは香川県で5台です。

■パーク&ライド 紅葉の京都(2006.10.23:日経流通新聞より)
 京都市は紅葉シーズンの渋滞緩和に向け、市内の民間企業などの駐車場を利
用したパーク・アンド・ライド事業を今秋から本格実施します。
 昨年の実証実験に協力した島津製作所などに加え、今年は三菱自動車と日新
電機が新たに参加します。
 市は利用者の少ない休日の駐車場を無償で借り受け、観光客向けに無料で提
供します。
 実施日は11月後半の土日・祝日の計5日間です。京都市中央卸売市場や近畿
運輸局京都運輸支局、伏見稲荷大社の駐車場なども利用し、収容台数は計800
台となる見込みです。
 駐車可能は車両は乗用車のみで、大型車やバス、二輪車は対象外となってい
ます。

■ボランティアガイド・ブランド(2006.10.23:日刊工業新聞より)
 福井県敦賀商工会議所は、関西、中京圏からの観光客誘致に乗り出しまし
た。JR北陸線、同湖西線から敦賀駅に新快速電車が21日に乗り入れ、交通
網が便利になったのに伴い、地域活性化策を打ち出しました。
 駅前商店街の空き店舗対策や観光ボランティアガイド「おもてなし大使」の
活用、敦賀のブランドづくりを3本柱に観光客誘致を積極的に進めます。
 空き店舗対策は敦賀駅前の6商店街が対象です。
 敦賀の来訪者をもてなす「おもてなし大使」として、ボランティア70人を
登録します。気比神社、金崎宮などの観光地で土、日、祭日に無料で観光ガイ
ドを行います。
 新ブランドづくりは「一店逸品」運動を展開します。新しい敦賀ブランドと
して、ふぐめし、お米のロールケーキ、昆布巻き、へしこ茶漬けなど7商品を
選びました。

■自治体の車貸します(2006.10.21:日経新聞より)
 休日に地域の清掃や防犯活動にするボランティアを対象に、自治体がトラッ
クやワゴンなどの公用車を無料で貸し出す動きが広がっています。
 市民団体はごみや資材の搬送手段は悩みの種だけに公用車の有効活用を歓迎
しています。
 自治体側も「土日に眠っていた車が地域の美化や安全に役立つなら」と話し
ています。
 茨城県龍ヶ崎市は6月からトラックやダンプ、ワゴン車など公用車8台の無料
貸し出しを始めました。対象は市内の道路、河川、公園、公共施設の清掃など
を行う市民団体で、営利目的や宗教・政治団体などは含まれません。
 福岡県筑後市も6月から軽トラックなど4台の無料貸し出しを始めています。
 神奈川県茅ヶ崎市も4月から軽トラック2台を貸し出しています。
 
■環境省 街づくり支援(2006.10.18:日刊工業新聞より)
 環境省は都市機能の郊外化など地域の実情を踏まえた新たな温暖化対策に
乗り出します。
 人口や面積が同規模の都市でも中心市街地の人口密度の違いによって一人
当たりの二酸化炭素排出量に大きな差があることに着目しています。
 こうした「排出格差」を解消するため、自治体や地域の中核企業と連携しま
す。地理的な特徴や産業構造に合わせた省エネ対策や土地利用の効率化を促進
するのが狙いです。
 3カ年のモデル事業として2007年度予算概算要求に5億円を盛り込みました。
 大型商業施設をはじめとする都市機能の郊外移転が進み中心市街地の人口密
度が低いほど、運輸部門の二酸化炭素排出量が多いことが国立環境研究所の分
析など明らかになっています。

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 ●  “まちづくり”関連書籍の紹介(メールマガジンオリジナル)  ●
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タイトル、著者、出版社、価格、発行年月日の順に示してあります。

■地元学のすすめ 下平尾勲 新評論 2,800円 2006/07/10
 副題に「地域再生の王道は足元にあり」と付いています。
 地域はもともと、強いものと弱いものが共存し、自然、人間、産業、遊びを
含む多様なものの成り立ちによって持続的な発展をとげてきました。
 地元学において重要な政策課題として次の3つを挙げています。
「人々が豊かに暮らすために雇用問題に力を入れること」「地域経済や中小企
業政策の構想と手法を変革し、新産業を育成して持続的な再生産を図ること」
「夢と将来構想をもって、既存制度やコミュニティのイノベーションを推進す
ること」
 また、本書を読み解くキーワードとして一つ目はタイトルの「地元学」、二
つ目は「人間学」、そして三つ目に「実践学」を挙げています。

■実況中継 まちづくりの法と政策PART4 坂和章平
                 文芸社 1,800円 2006/09/15
 副題に「戦後60年の視点から」と付いています。
 本書は、愛媛大学総合政策学科の目玉となった感のある坂和弁護士による集
中講議「都市法政策」をまとめたものです。
 今回がPART4で4回目となり、1年おきに集中講議をしており7年目に突入し
ています。
 今回は、法律論・政策論としての「都市法政策」をメインに位置づけており
、その視点として下記のような内容が盛りだくさんです。
 「耐震強度偽装問題」「松山市における坂の上の雲にもとづくまちづくり」
「小泉都市再生」「映画から学ぶ都市法政策」「東南アジアから学ぶ都市法政
策」などです。

■都心回帰の経済学 八田達夫
             日本経済新聞社 3,800円 2006/06/01
 副題に「集積の利益の実証分析」と付いています。
 戦後の高度経済成長期以降の日本では、人口50万人以上の大都市のほとん
どが、小都市の人口を吸収して成長してきました。大都市における人口増加は
、特に景気拡大期に顕著に見られてきました。
 現在、日本経済の回復とともに、大都市におけるオフィスビルやマンション
建設が盛んになってきました。これまでと違って、今回の回復では、都心回帰
の徴候がはっきり見えることです。
 2006年までの景気回復の過程では、都心ビジネスの回復は、東京だけでな
く大阪でも起きています。
 このような都心回帰の政策転換を学術的に基礎付けることが、本書の目指す
ところです。

====☆お知らせ☆========================================
 ■■■ 次回配信(2006年11月中旬配信予定)内容のお知らせ  ■■■
 視察レポートは、横浜ベイクォーターを訪ねてを紹介する予定です。また、
コラムではいちじく会席を食べてをお送りする予定です。お楽しみに!!乞う
ご期待を!!(注:都合により、内容を変更する場合もございます。その際は
、ご了承のほどお願いいたします)
=======================================☆お知らせ☆=====

───☆ 読者の皆様からの広報情報、レポートなど@承ります ☆───
     ■■■ 「広報・コミュニティー情報版」 ■■■
 「広報・コミュニティー情報版」は、メールマガジン「地域・まちづくり情
報&コラム」に補完する形で読者の皆様からの情報を基に発信いたします。
 自治体、NPO、市民団体、研究機関などの方からのまちづくりに関する広報
(活動内容)事項などの情報発信を承ります。
 基本的にまちづくりに関するもので、非営利的な情報を取り上げていきます。
 また、読者の皆様からの町、商業施設、旅紀行などの情報・レポートも併せ
て載せていきたいと思っております。ご一緒にまちづくりを考えていく上で、
何なりとお寄せいただけましたら、うれしく思っております。
下記アドレスまでお願いいたします。
tsunagu@tcp-ip.or.jp
───☆ 読者の皆様からの広報情報、レポートなど@承ります ☆───

 最後まで、お読み頂きまして、ありがとうございました。
 ひとときでも、ごゆっくりとくつろいで頂けましたでしょうか!!

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○電子メールマガジン「地域・まちづくり情報&コラム」2006/10/26
発行者 名倉 弘二 (tsunagu@tcp-ip.or.jp)
発行 有限会社 ケイプラン(Kplan) 所在地:愛知県安城市
創刊 1998年10月6日(火) 大安
まちづくり情報満載のホームページ「ホッと空間 Nagura's Home」
http://www.townnet.com/tsunagu/index.html

ご意見、ご感想などありましたら
mailto:tsunagu@tcp-ip.or.jp(名倉弘二)までお気軽にどうぞ。

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発行しています。( http://www.mag2.com/ )
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