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2009/12/27

KISARAGI vol.531

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K I S A R A G I vol.531                         2009/12/27発行
                        編集/発行:みやこたまち
                      E-mail:tmachim@yahoo.co.jp
                            http:///miytako.hp.infoseek.co.jp 
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今年最後のkisaragiです。ご愛読、感謝いたします。
たまさん。もう8年になるんですね。びっくりです。古典のおもしろさ。
時として荒唐無稽なほどの想像力に翻弄されながら、楽しく読んでいま
す。こうして続けてこられたのは、たまさんのご寄稿があってこそです。
深く感謝するとともに、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
 継続は力なり。の言葉だけを信じて、可能なかぎり継続していきたい
と思います。メルマガを読んで下さっている皆様、そして、たまさん、
よい、年越しを!
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◆古典へのいざない【353】 古事記[119]   作者 たまさん

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 仲哀《ちゅうあい》天皇 (8)

 息長帯比売命《おきながたらしひめのみこと》は倭《やまと》に還り上る
ときに人々の心を疑い、一艘の喪船《もふね》を用意して御子をその船に乗
せ、「御子は崩御した」と噂を流した。
 これを聞いた香坂王《かぐさかのみこ》・忍熊王《おしくまのみこ》は皇
后を待ち受けて討ち取ろうと、斗賀野《とがの》に進出して誓約狩《うけひ
かり》をした。香坂王が歴木《くぬぎ》に登ってみたところ怒り狂った大き
な猪が出てきて、歴木を掘り倒し、たちまち香坂王を食い殺してしまった。
(続く)

                                  ★

 第十四代・仲哀天皇の続きです。神功《じんぐう》皇后が大和に帰還する
際に太子(後の応神天皇)が崩御したと偽りの情報を流したところ、異母兄
の二人が反乱を起こしました。そのうちカグサカノ王は誓約狩(占うために
行なった狩)で命を落としましたが、弟のオシクマノ王が残っています。
 続きは次回にお届けします。それではまた。
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栗田貫一なら、細川たかし、でBAD。(次点は、もしもシリーズ)
清水アキラなら、五木ひろしで横ハメ縦ハメ。(次点は、橋幸夫の、メキシカン
ロック)
コロッケなら、早送りで野口五郎。(次点は、島倉千代子で東京だよおっかさん)
ビジーフォーなら、エルビスプレスリーのショー(次点はモト冬樹、田村正和)
 年末に、そんな私的モノマネランキングを発表。しかもモノマネ四天王(旧)
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■薄紅通夜 第二部                          作者:みやこたまち

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  木枯らしの吹き荒れる曇天の晦日は、大量のLEDを取り外すのには
不似合いな日だ。何とか実行委員会のスタッフジャンパーは、着古され
た薄いビニール製で、肌にはりつき容赦なく体温を奪って行く。
 朝8時から夕方5時までの間、執拗に絡み合った電線を街路樹から解
く屋外の作業。自らの適性とスキルの向上、さらに将来の夢などを熟慮
した上で判断するなどというタイプの仕事ではない。
 樹記は、手配師がよく出没する駅の南口ロータリー広場へ行って、む
ろする集団の端にたたずみ、唇の端をニヒルに持ち上げてみたりしてい
た。クリスマスを終え、年の瀬を迎えようとしている敬虔な若者たちの
町には、腐臭が漂っている。
そこでは、街路樹から電線を外す作業人員の募集をしていた。樹記は、
何と無く参加したのだった。
 若者の町のイメージを損なわないようにとの配慮から、スタッフジャ
ンパーが支給された。誰かがこのスタッフジャンパーを着て企画会議を
し、別の誰かが回収されたこのスタッフジャパーを支給されて当日のイ
ベント運営を行い、そして今日、再度回収されたスタッフジャンパーだ。
 埃まみれで、かぎ裂きが出来ていて、ロゴは擦れて消えかかり、ジッ
パーは半分より上には絶対に上がらない。このジャンパーだけが、今回
のイベントの全てに立ち会ったのだ。今日の作業の後、このジャンパー
は、やはり回収されるという。だから、破ったり汚したりしないように、
との注意が、手配師から我々を受けとった現場監督が怒鳴っていた。何
とか興業という、フードやボタンの付近がボアでむくむくしているハー
フコートを着込んだ40半ばの男。世の中は単純に見えて、内情は、この
ように複雑なものだ。ちなみに、日当は8500円。ここから、ジャン
パーのクリーニング代や修繕代などの名目で500円ぐらい引かれるだ
ろう。そして、夜の部として用意されている、巨大な倉庫内に急遽あつ
らえたコードリール専用部屋に陣取って、頑なに絡まりあった電線を電
動ドラムの回転数に負けないように解きほぐし、収納する作業に配属さ
れた人々に、支給され、やはり回収された後、廃棄されることになるの
だろう。
 何とか実行委員会のスタッフは、一致団結して巨大なイベントをやり
遂げた。という心温まる記録映像が歴史として残される。無論、その撮
影用のスタッフと、クオリティの高いスタッフジャンパーは別に用意さ
れている。我々はその背景に暈されて、写りこむだけのエキストラだ。
 きっと、そういう存在がこの世界を支えているのだろう。樹記は、そ
ういう立ち居地が嫌いでは無い。
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これからパンクの修理します。
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 編集者 みやこたまち
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