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物流コンサルタントがクライアントの物流現場で見聞する問題を公開します。物流に携わる方々に改善のヒント、システム設計のアイデア・手法を提供できると思います。

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2009/05/27

【物流現場 見たまま 感じたまま】6月セミナー案内

物流改善のヒントと最新の現場動向を紹介します。業種を越えた改善手法
や最新の理論と手法を物流現場に導入することができます。

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■■□■■  物┃流┃現┃場・見┃た┃ま┃ま・感┃じ┃た┃ま┃ま┃   □
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□■■    2009/5/27 セミナー案内                    □□■
■■     『ロジスティクス・リバランス』物流改善のデザイン  □□■□
■      物流改善のヒントhttp://avance-tokyo.com       □□■□□
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☆使い古されてきた感のある物流改善という言葉、もう一度デザインしなおして
みましょう。生産販売の後方支援的な裏方物流から、ロジスティクス本来が持っ
ているマーケティング範囲を広げて、顧客開拓、販売力強化のための物流を経営
視点で現場からリバランスさせること。これこそが物流改善や改革の本当の姿だ
と思うのです。企業にとって、コストダウン以上に物流が貢献できる役割をもう
一度終日かけてご案内します。それが来月のセミナーです。
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★三菱UFJリサーチ&コンサルティング主催 
★6月10日品川グランドセントラルタワー9F 有料終日セミナー

『転換期における物流改革の進め方』
 売り切るためのコストを再計算し、物流コストダウンに結び付ける物流改革アプ
ローチをわかり易く解説!

いま、マーケットは、急激な販売低下と消費低迷により激変しています。
こうした中、物流拠点の統廃合による再編成や直送販売チャネルの改革、「在庫し
ない、輸配送しない」物流を志向するために、現状の物流コストの実態を把握し、
「売り切るため」のコストを再計算し物流コストダウンに結び付ける必要がありま
す。従来の効率化手法や量・規模を見込んだ物流計画から、生産調整に見られる縮
小均衡も視野に入れながら、物流改革を進めることが重要です。

このセミナーは、物流を経営戦略の重要な一つとして位置づけ、成功させた企業・
業界の事例を参考にしながら、物流の再構築を行うためのヒント・手法を学びます。
今ある設備と資源・人材を活用するコストを掛けない物流改革シナリオを作成でき
るようわかり易く解説します。

 http://www.murc.jp/seminar/tokyo/detail.php?as=2437

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●金融危機から発生した利益不足に、コストダウンでは足りない

上場企業は株主要求のために半期ごと、四半期ごとに決算書のボトムラインに利益
が必要です。だから需要の蒸発とも言える急激な売上げ減少には、徹底的なコスト
ダウンが必要で、物流のような保管と移動という付加価値を生まない活動は真っ先
に矢面に立たせられます。

現在はコストという社外に出てゆくキャッシュフローを抑えるためには、工場を止
め、従業員をリストラして、在庫を換金売りすることでボトムラインに数字がそろ
います。この操作は長続きすることはなく、事業の縮小という固定資産の売却や商
品ラインアップの整理まで進まなければ、次の期のボトムラインがそろいません。

企業の運営はすべて社外の財布から出されたお金=売上げから成り立っていて、順
調な時期に積み上げられた社内預金という資本が徐々に減ってゆけば、時限爆弾と
同じようにいつかカウントが終わるのです。

400万社ある企業のうち、ボトムラインだけが目的の企業は0.1%の4000
社だけで、99.9%の企業はこの不況を乗り越えて存続を図らなければなりませ
ん。その時に考えるのは、「会社を変えて、商品と顧客とマーケットをもう一度デ
ザインしなおす事」ですよね。製造販売物流の役目や機能をもう一度、土俵という
マーケットの中に置きなおすこと、それはリバランスと呼ぶ作業です。

●やらなければ、コストはかからないはず

物流活動は荷役保管輸送という、人手、倉庫、運送手段という物理的な資源のコス
トになっています。しかもそれは、今の時代は全く差異があり得ないオープンプラ
イスになっています。東京の人手と大阪の人手、どちらも人の手ならコストは同じ
だし、倉庫料もトラック運賃も同額です。もし僅かな差異があるなら、経済学で言
う裁定取引(安く調達して、高く売る)が可能となり、瞬時に解消されてしまいま
す。

実際に料金格差はインターネットやy情報網の発達によって、地域差がなくなりまし
た。あったとしても、それはリーズナブル(そりゃそうだよね、という理由がつい
て回ります。)10トンの貨物を東京からでも大阪からでも、同一料金で輸送でき
るし、しなければ抜け駆けする人が登場してもおかしくない、それが『フラット化
する世界』の特徴だからです。

■不景気だから利益が出ない→■だから値下げを要求する→■見えないところで
「しない」事実がある→■ある日、「していない」事が表面化して、・・・・

物流活動での値下げ競争やコストダウン施策は、「していない」事を覚悟しなけれ
ば恐ろしくて、手を出せないはずなのです。

●ムダと「していない」は別物だよね

在庫ポジションの失敗による交錯横持ち輸送はムダでしょう。重複在庫による複数
倉庫の管理業務や在庫そのものはムダです。日本全国どこからどこでも1日で輸送
できるのに、各地各倉庫に常備在庫を置くのはムダです。

売れる以上に生産や購買の都合で作りすぎたり、仕入れすぎたりして、挙句に特売
をするのも、営業経費がムダだし、在庫資金がムダです。
でもこんなことは今日現在どこの企業にもありえないはずです。

情報は共有化しており、問題の把握は迅速だし、部門ごとの論理や価値観の違いは
解消されているから、みんな全体最適の活動を行っているはずだからです。言わば
ボトムラインを最大にするために、生産と販売は総合に協力し合って、一切のムダ
を排除した、最終究極の必要な物流しかしていないはずなのです。

このことを確かめるには、どうすればいいか。自分の胸に手を置いて、3秒考える
と分かるはずです。・・・・・よね。

●製造販売の一生懸命はどこに現れるか

売上高があり、原価やコストがあり、そしてボトムラインの利益が計算されますが
各部門の努力はどこに現れるのでしょうか。営業部門のがんばりは売上高に現れま
すが、がんばればがんばるほど値下げや値引き、販促コストがかかり、当然物流コ
ストも増えてきます。急激な販売強化は売上高と在庫額に現れますからデータには
明確です。リアルタイムで報告されてきます。心配なのは販促コストやリベートな
どのコスト勘定はずいぶんと遅れてから報告されます。

生産部門のがんばりは生産高や仕入高、在庫増に現れます。もちろん、生産原価の
単位低減は当然です。1個あたりのコストが下がっていなければ、原価低減のお約
束にならないからです。急激な生産強化は在庫増になって経営の資金繰りに影響が
出てきます。作るということは付加価値の創造ですが、その付加価値は「未実現利
益」という勘定で在庫に表現されます。だから生産調整とは在庫削減のことなので
す。

明日から販売を強化しよう、という意思決定がされると在庫は減らないで増える傾
向にあります。なぜなら品揃えの充実と即納体制のために在庫ポジションが手厚く
なるのです。同様に生産を強化しようとすると、原価低減のために生産計画のロッ
トは大きくなり、原材料仕入れの発注ボリュームも増えるようになります。

製造販売ががんばろうとすると、明日からの在庫が膨らむのが真理なのですね。
製造販売ががんばった結果は、在庫が減ったことではないのです。ここに不思議と
矛盾があって、物流部門は昔から分かっていました。分かっていても、自分の立場
からはけん制できなかったし、その命令系統ラインにはいなかったのが事実です。
バランスは製造側と販売側にあり、物流は後処理、後工程、結果の始末に追われて
いたのです。

●売上げ、コスト、利益はどこで見えるか

無駄なコストを掛けずに販売が順調なら、リアルタイムで在庫が減ります。
無理な原価低減をしないで生産が順調なら、販売に連動して在庫が減ります。
順調な活動を続けていれば、コストは予定通りの推移を示すはずだし、結果的にも
売上げからコストを差し引いた利益は最適な額に収束してゆきます。

結局、売上げと在庫をリアルタイムに監視して、コストもリアルに近い状態で補足
できれば、というより在庫の推移を見ていればコストの実行状況も分かるはずなの
です。

二つのグラフかメーターがあれば、売上げが減りながらもコストが下がり、売上げ
が上がりながらもコストが抑制され、利益は収束できる。これこそが、各部門のが
んばりがきちんと利益に直結する仕掛けだし、仕組み、システムだと言えるのです。

売上げの変化と在庫の変化が利益を左右するなら、そのことを一番身近に感知でき
るのは誰か。データはどこで生まれて報告されているのでしょうか。
物流部門こそが在庫を日々見ているし、日々出荷状況を見ているし、見ていなくて
も感じたり、想像したり、予兆を知る立場にいるのです。

経営のリバランスとは、物流部門に二つのメーターを持たせることだと思うのです。

以上、物流改善の新しい取り組みとはいえないでしょうか。SCMとはこんなこと
なんですよ、ということも含め、さまざまな改革や改善のアプローチや事例を終日
掛けて再確認していただくセミナーが今回のご紹介です。
多くのみなさまにご参加をお勧めします。


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      秀和システム 図解入門ビジネス 花房 陵著
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■発行者 株式会社アバンセ 花房陵   http://avance-tokyo.com
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100の4乗は1億人だから国民が読む。やっぱり世界は狭く、友達の輪は広がっ
ていく。【物流現場見たまま感じたまま】創刊は 1998/8/20 発行12年目★★★
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