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物流コンサルタントがクライアントの物流現場で見聞する問題を公開します。物流に携わる方々に改善のヒント、システム設計のアイデア・手法を提供できると思います。

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2009/05/25

【物流現場 見たまま 感じたまま】NO.366

物流改善のヒントと最新の現場動向を紹介します。業種を越えた
改善手法や最新の理論と手法を物流現場に導入することができます。
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■■□■■  物┃流┃現┃場・見┃た┃ま┃ま・感┃じ┃た┃ま┃ま┃   □
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□■■    2009/5/25 NO.366                        □□■
■■     『健康と幸福』最初に覚悟すれば、楽しい       □□■□
■      物流改善のヒントhttp://avance-tokyo.com       □□■□□
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☆物流業界の新聞は悲壮感であふれています。顧客の売上や生産が滞っているた
めに、物量が下がり仕事が減っているからです。「体で稼ぐ仕事」の限界がある
のは、仕事と人生にビジネスと給与を見ているから。もっと大事なこともある。

●どうすれば抜け駆けできるか、勝ち残れるか、負けないか

大不況の真因が金融業界と海外貿易にある以上、内国産業の物流には打ち手が限ら
れます。もっとも、アメリカが原因ではなく、日本が米国債をやりすぎたり、貿易
相手をアメリカに頼りすぎたからで、事業比率を特定荷主に依存しすぎると首がし
まるのは、物流業界も同じです。

原因が日本の意思決定や行動習性にあるのなら、被害を縮小したり、再発予防がで
きるはずなので、苛斂誅求な授業料を払った覚悟があれば、きっと乗り越えられる
でしょう。逃げたり避けないで、打ち手を探し、確実に積み上げてゆくことが大事
ではありますが、職業としての物流は大変厳しい時間が続くように思います。

売上も利益も減りますから、給与や仕事も増えないかも知れません。効果的な打ち
手が探せたとしても、直ちに好転するとは思えないのである種の覚悟が必要です。

経営の覚悟と従業員労働者の覚悟は別です。物流マンの覚悟を考えます。

●仕事の目的は何だったっけ

二十歳から60歳まで40年間、年間2500時間平均で働くと、労働時間は
10万時間です。多いようで少ないかも。人生は80歳で一年525600分ある
から、42百万分、70万時間です。

ヒトは人生を健康で大切な仕事と感謝の印に報酬を得て、働くヒトもそれを支える
家族も幸福を追究しています。お金はすべてでなく、少なくとも4分の一の役割と
考えることができます。

不景気には健康と幸福の追求に関心を寄せると、文化と芸術の成熟が過去にもあり
ました。お金が無いと健康と幸福は得られないか、本当に考え尽くしてゆくと、文
化芸術に辿るのです。

だから、売上や利益が減ったときに、失われたモノを探し続ける欲望の激しさでな
く、覚悟を決めると穏やかになれるモノです。

自動販売機を使わない、便利なモノには我慢する。ヒトにサービスしてもらい、お
金を払っていたことには自分でできるように努力する。

お弁当を作り、水筒に水を入れて持ち歩く。たったそれだけでも、節約をしながら
家族の会話が増えて、幸福が強くなる。もう少し工夫すれば、健康も増進されるで
しょう。

仕事のストレスも健康と幸福をお金と取引できるのです。お金のないことが、悲し
さや苦しさになるかも知れないが、健康と幸福とは無縁にもできるモノです。

●職場にも広げてゆきたい、健康幸福の大切さ

新聞のコラムに『無理は卑怯です』とありました。乃木大将の言葉とありましたが、
ちょっと納得です。急いだり、豪腕だったり、強制だったりする背景には、慎重さ
や配慮のなさが見え隠れします。物流現場のようなヒトが多く働くところでも、心
理や感情が仕事に大きく影響します。ヒキョウとは、聞き捨てならないですけど、
通じるところもありますね。

仕事が減り、売上が減り、たぶん利益も今度のボーナスも減るだろう時に、どうし
たら元気になれるか、感情や心理を穏やかに過ごすためにはどうするか。意外と重
要なテーマだと思いますよ。

我が国の優れたところは、勤勉性、受容性(批判や指摘を受け入れる)、再現性
(大切なこと、必要なことはいつでもできる)の3点で世界に誇れる国になりまし
たが、今は苦戦しています。3つの能力だけでは足りないから、次の能力を探して
いるのでしょう。働くヒトにも大切な要素でしょうが、次の課題を見つけ出すまで
心の穏やかであるためにも、幸福と健康をテーマにしておきたいものです。

6500万人の労働者は40%が心の病にとりつかれ、2000万人が予備軍とも
言われています。3万人が毎年自ら命を落とし、5万人が交通事故で命を脅かされ
ています。病気の種類も多く、成人病と呼ばなくなった生活習慣病も4000万人
いるとされています。

引き算すると誰も健康でなくなりそうだし、病気なら幸福ではないでしょうから、
若くて何も知らない人だけが元気で幸せなのかも知れません。

一人住まいでも大家族でも、お金と健康、幸福を考えるなら、今の時代ほど必要と
されている事はないはずです。少なくなるだろう給料で不平と不満が感情を左右す
るより、節約と自炊、自活によって家族と健康が増進できるかもしれないのです。
欲望を抑えることは良くないことではなく、自然の働きだから任せれば良いのです

便利を避けて、当然のことを探してみると案外、気持ちが落ち着くものです。

●355万人が仕事を求めている現実

物流業界のチャンスとばかりに求人を掛けても、ヒトが集まらない現実があります
あれほどテレビニュースで派遣切りが大問題になっても、物流部門への転職は少な
いのです。確かに生産工場での派遣労働は、住居と飲食がセットになっていますか
ら、工場のような住み込み労働とは異質かも知れません。

もしこの失業者を回復させるために打ち手があるとすれば、時間給1000円、年
間労働時間2500時間で一人あたり250万円*355万人で9兆円のお金が必
要になります。国家予算で9兆円ですよ、補正予算に比べればたいしたこと無い。

雇用が確保されれば経済波及効果もあるし、何より社会不安が無くなり活気が生ま
れるのは確実。9兆円は消費税収入13兆円の一部だし、新規国債発行17兆円に
比べてもどうなんでしょう。

さらに今回の金融危機で銀行や国家が失った米国債60兆円の為替差損額とほとん
ど同じです! 米国債はドルでアメリカに貸し金している訳ですが、貸している立
場が為替で損をすることすら、誰も問題にしないのがオカシイ。

借り手と貸し手が逆転していて、本来ならドル安で損をするのがアメリカ、その損
=我が国の得で失業者が解消されたはずなのです。
怒るべきは政策であり、少なくとも金銭貸借の契約にあるのです。

と、隠居生活者のような話題でしたが、次は経営者の覚悟を考えてみます。

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『転換期における物流改革の進め方』
 売り切るためのコストを再計算し、物流コストダウンに結び付ける物流改革アプ
ローチをわかり易く解説!

いま、マーケットは、急激な販売低下と消費低迷により激変しています。
こうした中、物流拠点の統廃合による再編成や直送販売チャネルの改革、「在庫し
ない、輸配送しない」物流を志向するために、現状の物流コストの実態を把握し、
「売り切るため」のコストを再計算し物流コストダウンに結び付ける必要がありま
す。従来の効率化手法や量・規模を見込んだ物流計画から、生産調整に見られる縮
小均衡も視野に入れながら、物流改革を進めることが重要です。

このセミナーは、物流を経営戦略の重要な一つとして位置づけ、成功させた企業・
業界の事例を参考にしながら、物流の再構築を行うためのヒント・手法を学びます。
今ある設備と資源・人材を活用するコストを掛けない物流改革シナリオを作成でき
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れて、また気に掛けてくれて、誰かに伝える。そんなことを繰り返すと、たとえば
100の4乗は1億人だから国民が読む。やっぱり世界は狭く、友達の輪は広がっ
ていく。【物流現場見たまま感じたまま】創刊は 1998/8/20 発行12年目★★★
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