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物流コンサルタントがクライアントの物流現場で見聞する問題を公開します。物流に携わる方々に改善のヒント、システム設計のアイデア・手法を提供できると思います。

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2009/05/14

【物流現場 見たまま 感じたまま】NO.365

物流改善のヒントと最新の現場動向を紹介します。業種を越えた改善手法
や最新の理論と手法を物流現場に導入することができます。
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■■□■■  物┃流┃現┃場・見┃た┃ま┃ま・感┃じ┃た┃ま┃ま┃   □
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□■■    2009/5/15 NO.365                        □□■
■■     『次の物流はIT関連』 IT物流とはそーだった   □□■□
■      物流改善のヒントhttp://avance-tokyo.com       □□■□□
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☆先進7カ国は同じように金融危機で疲弊しているのかと思えば、我が国だけが一
人負けに近いそうです。アジアが復調しているそうですが、再び外需依存だとしん
どいかも知れません。同じ道を辿るなら、ちょっとは心がけておかないと。

●先進7カ国の比較はいつも行われていて、我が国は欧州に比べて遅れて高齢化が
進み、人口減少、少子化は急激です。産業構造もどこが違うのかと探してみれば、
ありました。気づいていたようで忘れていた産業が、やはりIT関連なのです。

経済産業研究所(RIETI)というところが、我が国の危機と生産性分析、経済
成長の要因を詳しく報告しています。ダメな理由をきちんと紹介してくれているの
は有り難いですけど、もっと前に発表して欲しかった。穴に落ちてから、「こーだ
ったからですよ」と言われても、がっかりするだけですから。

これからどうなるか、という予測はエコノミストと同じで当たらない方が多いので
すが、気になるグラフが紹介されています。
それは、先進各国のGDPに占めるIT投資の推移グラフです。つまり各国のIT
産業の規模を各国比較したモノで、米英8〜9,欧州4〜5、韓国3.5%なのに
日本は3%止まりという実態。

確かにNTTデータはひっそりと最高益を発表していましたが、あれは銀行オンラ
インの統合化需要で特殊だよね、実態は構造不況だから・・・・という声も聞こえ
るように日本のIT業界は20兆円規模を超えるでもなく、下回るでもなく、良い
兆しはありませんでした。

ソリューションビジネスだ!といいながら、ソフトやハードの販売に明け暮れてい
て、あるモノを売らんかなのプロダクトアウト業界同様だったからです。
ところが、先進各国ではインターネット元年の95年から、着実にITシェアが産
業を引っ張っている事実があります。アメリカではバブルもありましたけど、すぐ
さま復活しています。

通信と言えば携帯電話ですが、日本の規格が世界とはずれてる、という話題があり
ながら、電機メーカーは海外市場から撤収するほどITを見切っているかのような
動きもありました。

●産業が変わる、会社が変わる、さてどう変わる?

現在の暗いトンネルの向こうには何があるか、何を備えるか、予測するのか先見性
が我が社にあるのか。悩みながら辛い日々を送る我々にとって、未来は足下から始
まっている経験則はやはりありました。先進各国との違いがあるなら、そこは潮流
が後押しするに違いありません。IT物流って騒いだ割にはICタグも実証実験を
超えるような実用化が話題に挙がりませんけど、IT業界の物流はこれから伸びる
しかありません。ここに好況業種の兆しがあります。

本当の意味でのソリューション(問題解決)が問われているわけで、本当の解決が
ITによって実現できるなら、ハードもソフトも5万円パソコンもまだまだ爆発す
る余地があります。20兆円マーケットも3倍増する余地が残されているのです。

通信インフラ工事、IT機器販売、消耗品、保守修理交換、そしてソフト技術者の
マーケットが3倍とは、どんな姿になるのでしょう。

●今までのITは何をもたらしたか

通信技術とリアルタイム化によって、印刷がなくなるはずだと言われたのに、紙の
消費量がゼンゼン減りません。むしろ無駄な印刷が社内にあふれています。A4コ
ピー用紙の大半がアジアで作られ、日本で消費されています。専用船もあるように
紙の産業が変わりました。規格用紙ブームです。

どんな産業にも5つの脅威があると言います。競合、顧客、自社、新規参入、価格
というセグメントを一気に高度化したのが、インターネットでした。
誰もがインターネットを要望したことはありません。顧客に聞け、と商売の原点が
あるとは言いながら、FAXやコピーを欲しがった顧客はいません。

商品やサービスが登場して始めて爆発する、その意味が後付で説明されているだけ
です。

インターネットが登場したことにより、価格情報は瞬時に世界を巡り、マーケット
が変質して、寡占企業の安心を脅かす新規参入や顧客態度の変化が起きました。
省力化も高度情報化も進んだのです。で、いまはどうか。

本当に必要な情報ハードやソフトがあるか?・・・・ありませんね。まだまだ不便
です。何より情報化と言いながら、私たちの意思決定に必要な情報はどんなマシン
やシステムからも提供されていません。ちっともソリューションになっていません

●物流ITだって、役に立っているとは言えない

「今何が起きていて、次に何をしたらよいのか」これがソリューションです。

経営なら、いついくらで何を売れば儲かるか。
製造でも、いつどれくらい作れば儲かるか。
物流なら、今やった仕事にミスがなかったかを点検できるか。・・・省力化と精度
保証というのは、こういう事です。

デジタルピッキングシステムはバーコードや表示機器を利用して、生産性は上がる
はずです。けれども、人海戦術を数倍上回るとは言えない。むしろ精度面では、原
因不明のミスが生じて大騒動になることがある。品番があっていても数量のミスに
よって、商談が消えたり、在庫が合わなくなるのです。

ヒトが作業するから、常に万全とは言えない、というなら、ミスをチェックするシ
ステムが本当のソリューションのはず。

ネットや検索によって、あらゆる社長さんは安心して夜眠ることができなくなった
ように、本当のソリューションシステムがこれから登場する余地がたくさんあり、
それが40兆円や50兆円のマーケットに変わるはずなのです。

リストラで小さくなったメーカー、流通、小売業は、もとに戻すことはできません。
辞めさせておいて新入社員を採るなら、世間から恨みを買うだけです。会社はます
ます規模を小さくするでしょう。従業員数や資産の大きさで競うのではなく、利益
額や一人あたりの付加価値=給与の高さで競うのです。

省力化、精度化、意思決定の迅速化、情報分析にはまだまだIT産業の余地がある
し、稼働させるための関連物流商材もたくさんあるはずです。
ITと物流が確実に産業を変えるのは事実だから、ここに物流の将来性があります
荷物が増えるとか、もっとたくさんの会社やヒトが必要になるとかと言う意味では
なく、暗いトンネルを抜けたとたんに商材は変わり、顧客も変わり、価格も下がり
機能も変わる、それを進めるのがITと物流なのです。

●ITの物流は、3倍になると業界専門会社だけでは間に合いません

パソコンの物流は家電業界の特許でしょうか。通信工事器材の物流には、ドライバ
ーはすることがないのでしょうか。ソフトの開発販売には、何もモノが登場しない
のでしょうか。もし仮に専業物流業者がいて、独占し続けるような物流でしょうか

物流だけが顧客と産業をスイッチできるのに、チェンジできるのに、そのことを躊
躇することが今の悩みになっているのではないか。景気が悪いのは荷主の事であっ
て、景気の良い荷主が探せばいるよ、に気づくこと、探すことが営業活動ではない
かと思うこといつもなのです。

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『転換期における物流改革の進め方』
 売り切るためのコストを再計算し、物流コストダウンに結び付ける物流改革アプ
ローチをわかり易く解説!

いま、マーケットは、急激な販売低下と消費低迷により激変しています。
こうした中、物流拠点の統廃合による再編成や直送販売チャネルの改革、「在庫し
ない、輸配送しない」物流を志向するために、現状の物流コストの実態を把握し、
「売り切るため」のコストを再計算し物流コストダウンに結び付ける必要がありま
す。従来の効率化手法や量・規模を見込んだ物流計画から、生産調整に見られる縮
小均衡も視野に入れながら、物流改革を進めることが重要です。

このセミナーは、物流を経営戦略の重要な一つとして位置づけ、成功させた企業・
業界の事例を参考にしながら、物流の再構築を行うためのヒント・手法を学びます。
今ある設備と資源・人材を活用するコストを掛けない物流改革シナリオを作成でき
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 http://www.murc.jp/seminar/tokyo/detail.php?as=2437

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ていく。【物流現場見たまま感じたまま】創刊は 1998/8/20 発行12年目★★★
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