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2004/04/15

【物流現場 見たまま 感じたまま】NO.192

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 ロジスティクスコンサルタントの日記《まぐまぐID 0000006383》

【物流現場 見たまま 感じたまま】 2004 4/15 192号

『遺す本が完成しました』 物流コストの対策に奇観本

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●たくさんのお申し込みありがとうございます↓
 今日現在で満席に近い状態ですが、無理すれば座れるとのことです。
 お問い合わせの上でお出かけください。
***********************************
参加無料講演会:『知りたい物流知識セミナーVol.1』

4月23日(金曜日)13:30〜

 ★★★ 物流とSCMを結ぶ効果 ★★★ と題して花房が講演します。

 ★★WMSとSCM、在庫削減への挑戦★★:エスエルシー 西田玲氏
 ★★そろそろ自動倉庫のリニューアル★★:日本アプト 中沢義和氏

主催:(株)アイテイフロンティア 03−6221−9388 
場所:晴海トリトンスクエア X棟
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●アーバンプロデュース社より制作1年を掛けた物流マニュアル本が完成

 『全社で進める30%超 物流コストダウンマニュアル』定価5万円が発売
されました。去年の春から作り始めてようやく仕上がりました。つい先月まで
加筆編集を施していますので、私の持論やツール・チャート・いつもの科白ま
で反映しています。いわば遺すことができるすべてを入れたつもりです。A4
ファイルサイズで445ページのボリュームです。
 
 直販の本なので、過激・偏向・言い切り・独断がたくさんありますがコンサ
ル現場でご評価いただいた手法を紹介しています。物流コストの切り崩しにお
悩みなら必ず役に立ちます。詳細目次は以下にあります。ぜひ、ご覧ください
 
 アーバンプロデュース社 http://www.urbanproduce.com/books/k/15.htm
 見本誌は私の事務所にありますので、お出かけくださればご覧いただくこと
ができますので、こちらも事前にお申し込みを。記念価格税込み48800円即納

コンサルに出かけるといつも使う調査用紙や成果物(コンサルの結果を示すた
めに納品する報告書)など、ふんだんに入れてあります。協力いただいた専門
家の寄稿もあり、ITから物件評価、ライフサイクルコスト分析、協同組合や
物流助成金、社内プロジェクトの進め方、物流マンの教育など、物流コストダ
ウンテーマに不可欠な要素はおよそすべてあります。


●最近ホームページ見てもらえましたか?

 お正月にリーマン励ましのお年玉をアップしましたが、その後もいろいろ上
げています。評判をいただいていました『今さら聞けない物流用語』も索引を
付けて印刷版にしました。A4サイズで21ページあります。社内研修やセミ
ナー向けにご利用ください。

 『物流相談Q&A39問』は、インタラクティブなWEBページで皆さんか
ら寄せていただいたご質問の代表的な39問を上げています。ほとんどの業種
であてはまるQ&Aなので、こちらをご覧いただくと皆さんのお悩みは大方が
処方できると思います。

 『在庫削減を最優先』では、物流部門が悩み続けている在庫削減を、リスク
ヘッジの観点から連続補充、適正在庫の新しい考え方で財務や経営者に理解を
もとめた主張です。雑誌「企業実務」2月号で取り上げていただいた原稿です
が、経理部門や物流部門以外の方からのご評価が高かったです。

 『物流改善七つ道具+1』は、中小企業診断士の先生方と学んだ物流改善の
アプローチについて整理した私の持論です。パワーポイントにしてありますが
物流を観て見て診るためのツール集です。+1は、物流ベンチマーキング表と
して以前にご紹介していますが、こちらも評判良く使えそうだねと温かいお声
をもらいました。

 『魚の物流』は、月刊誌「アクアネット」3月号で取り上げていただいた水
産物流のモデルを考察したものです。食の安全と安心のために、物流部門で担
うべき課題と解決策を、東北の先進企業メフレを取り上げて紹介しました。
 鮮魚の物流に不可欠の衛生とハセップ、IT、マテハンをふんだんに採用し
て、全国の事業者から見学者を集めている企業です。

 以上、今年に入ってからアップした物流改善のヒントです。ぜひ、ご覧いた
だきご感想などお寄せくだされば嬉しいです。


●速く作り、速く売り、速くシステムを完成させる

 最近の感触なのですが「高く売るより速く売れ」ということわざ通りに、消
費が活発になってきています。この間の日曜日にジャスコの新店舗に出向きま
したが、駐車場の整理といい店舗内のレイアウトといい、たくさんのお客様を
気持ちよくリードするシステムとマインドが満ちあふれていました。

 もちろん商品もふんだんにあり、店舗内製造ももの凄いスピード感で満ちて
います。行ったお店は立地条件や商圏が恵まれていないにもかかわらず、店舗
を通過するお客様の動線と流す仕掛けがお見事でした。

 ディズニーランドを見ていると並ぶお客をぶーぶー言わせない工夫があって
しかも時間を忘れさせている。その分、真夜中に清掃や点検、塗装や商材の入
れ替えに徹底したところをやって、苦労を感じさせない演出が見事です。

 物流マンもこうありたい。つまり、コストや精度にとらわれすぎないように
本質である販売や調達にもっと関心を持ちたいです。物流の役割は販売や生産
であって、速度が出せるならコストは問わないはずなのです。もし、さらに精
度が上がれば、企業の運転資金は激減させる要素もある。WMSという情報シ
ステムを導入することで、ヒトの間違いを排除して売上につながる検収を確実
にすることができる。

 在庫も経験や勘での適正在庫でなく、実需と調達のリードタイムに連動した
警告アラームが出せるはずだから、生産計画や購買部門へのアシストが充分に
働き、結果として在庫の削減と買掛・売掛の日数が下がる。ならば、情報シス
テムは運転資金を下げるためのキャッシュマシンになるわけです。

 人海戦術を代替するだけの省力化効果など小さな問題で、特に導入したとた
んにコストダウンのためのシステムが、保守運用バージョンアップコストを云
々言われて辛い思いをしたヒトが多いでしょうが、本当は精度と速度でキャッ
シュを生み出していることに気づいているヒトはまれです。

 販売物流より調達、生産物流がこれからは価値を必要としています。だって
営業利益は瞬間の衝動買い、瞬間の入札、瞬間の納品精度に関わっているから
です。物流こそ、速く作り、速く売るために働かなければなりません。
 WMSのような高いかも知れないと稟議書に悩むなら、ぐずる上司のコスト
を示してご覧なさい。年間数百万円のコストを掛けた意思決定など、すでに価
値が失せています。優れた上司は即断即決、断行を心がけ予断などしません。
 スピードこそ今の時代に代えられない価値だと思います。

●これから企業は変わります

 アウトソーシングとは何か、と考えてる間に様々な企業サービスでBPO事
業がにぎやかになっています。つまり、ビジネスプロセスアウトソーシングと
いい、何でもかんでもアウトソーシング=専門性と長期ローコストの対象業務
が、メニューで示されているのです。
 
 企業は小さくなってきました。リストラのせいでもなくオフバランス経営の
ためではありません。外部資源を必要なときに、必要なだけ利用しなければ商
品ライフサイクルが市場の趣向に合わなくなっているからです。
 自社で作る、自社で売る、自社が考える、自社で物流までする理由がどこに
も見あたらなくなっているのです。企業は規模や財産で自慢するのでなく、ど
れほど従業員に手厚く厚生ができるかに、その価値が見えています。

 ITと物流ネットワークが整備されていれば、企業はみんな六本木ヒルズの
フロアに収まる規模で充分なのです。楽天やヤフーの社員と仲良く新しい商品
を考えれば良くて、工場を維持するVIを学んだり、セールスのモチベーショ
ンを高める教育研修など無用になる時代がまもなく来るのです。たぶん。

 企業と従業員の存在は、ある意味では株主価値やキャッシュの性能かも知れ
ませんが、ITと物流ネットワークの両刀使いができなければ残された道は経
営陣の席しかなくなります。グローバル化も珍しくなく、ユーロのように国境
が広がると考えればその工場は誰が運営しても同じです。コストが見えれば自
社でする必要などありません。
 主力工場を2つも潰して最高業績を上げた自動車産業だって、もっと変わっ
ていくはずです。いつまでも必要で変わらないのは物流とITの進化だけです

 世に変化は、社会・経済・政治・ITと言います。対抗はスピードでしょう


●●●●能力開発セミナー(熊本ポリテクセンター)でお会いしましょう●●●

 6月17,18日 熊本県ポリテクセンター(096−242−6613)
で、終日実務セミナーを行います。有料ですが1日講座ですから、あなたの現
実を取り上げて、コスト把握から改善の進め方を学ぶことができます。
 申込書や問い合わせはお電話でお願いします。
 詳しくは、http://www.ehdo.go.jp/kumamoto/P_kuma/p_kuma.html

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電子メールマガジン【物流現場 見たまま 感じたまま】
●発行者 花房陵  http://avance-tokyo.com
☆ご感想、ご意見、ご質問をぜひ! mailto:hanabusa@avance-tokyo.com
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