2009/11/16
日刊デジクリ[#2744] 最近のテレビ番組がつまらない、いくつかの理由
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 【日刊デジタルクリエイターズ】 No.2744 2009/11/16.Mon.14:00.発行 http://www.dgcr.com/ 1998/04/13創刊 前号の発行部数 13633部 情報提供・投稿・広告の御相談はこちらまで mailto:info@dgcr.com 登録・解除・変更・FAQはこちら http://www.dgcr.com/regist/index.html ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ --PR------------------------------------------------------------------ ★DTPの情報なら、まずはここからチェック!『DTPサポート情報ブログ』 │ ≫≫≫ http://blog.ddc.co.jp/mt/dtp/ ≪≪≪ 用語集もあるよ! └-------------------------------------------------------------------- ★印刷見積/印刷企業PRの印刷ビジネスマッチングサイト『PrintJapan.com』 │ ≫≫≫ http://www.printjapan.com/ ≪≪≪ 無料登録受付中! └-------------------------------------------------------------------- ■運営:株式会社吉田印刷所(TEL:0250-43-6144) http://www.ddc.co.jp/ -----------------------------------------------------------------PR--- 《再放送スペシャル番組が軒並み増えてくる》 ■KNNエンパワーメントコラム 最近のテレビ番組がつまらない、いくつかの理由 神田敏晶 ■クリエイター手抜きプロジェクト[224]Adobe Illustrator CS3/CS4編 画像の縮小率を画像の上に表示する 古籏一浩 ■電子浮世絵版画家の東西見聞録[94] 横浜赤レンガ倉庫国際映像祭softCREAM/甘く美味しい冬野菜 HAL_ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■KNNエンパワーメントコラム 最近のテレビ番組がつまらない、いくつかの理由 神田敏晶 <http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20091116140300.html> ─────────────────────────────────── KNN神田です。 週末の昼番組のテレビのEPGを眺めていて気づいたことがある。 あらら、再放送ばかりだ…。<http://j.mp/eOHVe> さらに、情報バラエティの生番組。情報ニュース番組。そしてスポーツに将棋。 <http://twitpic.com/pgb5c> 「天才をつくる!ガリレオ脳カツ研究所」に関しては、PR生番組が120分にも なっていた。肝心の本放送は、なんと予告編よりも短い90分…。予告編の方が 本編より長いという、逆転現象がテレビ番組制作の現場で起きている。 制作費は、3時間30分の番組でも、おそらく一本は一本ということで、一本分 の制作費だろう。今、録画しているのを見ながら、執筆しているが、実にくだ らない…。前頭葉を刺激するという名目のもとに、無駄なゲームに何時間も過 ごさせられる…。 吉本芸人のリアクションとジャニーズだけの情報バラエティ番組。要素は要約 すれば1/5に縮まる。「ためしてガッテン(NHK 水20:00)」を、早送りで見 たほうがよほどタメになる。 <http://www3.nhk.or.jp/gatten/> そういえば、一昨年あたりから、テレビ番組の作り方が大きくかわってきてい る。これは、「テレビ」という業界の「フリーミアム(無料ビジネスモデル)」 が、崩壊しているからだろう。 まずは広告の変化だ…。広告主が変わる…サラ金の広告が消え、パチンコの広 告が増える。サラ金のCMの次は、その被害者のためのCM、借金返済専門の弁護 士事務所のCMが登場し、空き枠対策のAC「自殺防止CM」も登場。コンビニの柳 原可奈子は業務サービスのコンセントを抜き、自分の携帯を充電…。 ITJ法律事務所 上原美優編 <http://j.mp/UYdsm> パクロス <http://j.mp/1B7RYZ> なんだかCMまでも、殺伐としてきている。テレビを見ていて、物欲を刺激され るどころか、見ていることを止めたくなるCMが増えてきている。CM営業が不調 だと、番組は制作費減少で、反対に制作費のかからない番組をワイド化して長 時間にする。さらに内容が薄まってしまって、まるで、CMスポットの間の空き 枠対策番組となってしまう。ますます見ている側がアホらしくなってしまう。 ニュース番組のワイド化も問題だ。どうでもいいニュースにまで、鋭く迫る (笑)。ニュースだけでは、インパクトがないので、女性アナのキャラクター を引き出す。しかし、キレイなアナウンサーの困っている表情が似合うのは滝 川クリステルくらいのものだ。 さらに、ネタに困ると、世界の動物ネタが増えてくる。動物ネタがニュースに 流れると、大したニュースがなかったことを素直に喜べる。さらに、ネットで 流行している珍グッズものまで。さらにはランキングものになると、もうそれ はニュースでも、特集でもなく「企画」だ。 毎日、本当は一面記事クラスのニュースは起きていないことがよくわかる。な のに時間枠がワイド化しているので、大きくあつかわざるを得なくなる。酒井 法子が終われば、市橋容疑者だ。ディレクターは、次なるニュースの仕込みを 血眼で探さざるを得なくなる。ネットの噂でも漁りはじめ、最悪、ねつ造ニュ ースまでが出る始末となる。 当然、大多数のニュースは、ウラを取って確実でないと報道ができないので、 取材力の真剣勝負となる。架空請求業者と戦う、日本テレビのイマイ記者の取 材は、電話とリダイアル機能だけで説得力を持った番組に成り立っている。 報道特捜プロジェクト スペシャル 架空請求の裏側 <http://bit.ly/3wW3Ho> この番組が終わってしまったことそのものが残念である。 スポーツ番組は、メジャースポーツからマイナースポーツや、セカンドリーグ など、ある意味、マイナースポーツをメジャー化できるのも、テレビのチカラ でもある。ローラーゲームの頃の東京ボンバーズを想い出して欲しいものだ。 そして、それらの制作費の問題を一番解決するのが、再放送だ。かつては、映 画と音楽の再放送で視聴率は稼げた。 しかし、映画は細切れにカットされて、吹き替えになり、CMまみれの映画でも みたい人は、昼間に自宅にいる人だけになっている。地上波本邦初! とふれ こまれでもしないと見る気、いや録画する気にもならない。そして、見ていな い録画映画は数十本に至り、新しい映画があると、古いのから見ていないけど 消してしまうという視聴行動を取っている。 また、音楽にいたっては、純粋な音楽番組そのものがなくなり、トークやラン キングにうもれているので、再放送しにくくなってしまった…。一社提供の 「シオノギMUSIC FAIR(フジ土18:00)」くらいのものか? なんと45年間も 継続している…。 先週の「SmaSTATION!!」は、「スペシャル」という名の再放送の構成だった。 <http://www.tv-asahi.co.jp/ss/> これでも十分に楽しめる。毎回、視聴している人にとっては重複になるのだが、 テレビを視聴する機会が激減している今となっては、「笑っていいとも!増刊 号」のような再放送再編番組でも十分楽しめる。しかも、ハイライトシーンだ けが視聴できる。編集で新たな情報を加味すれば十分に使える。そして、制作 費は、スタッフ人件費だけでまかなえるのだ。 今後のバラエティ番組は、再放送スペシャル番組が軒並み増えてくることだろ う。また番組改編期、9月と3月ともなると、新番組がスタートするのではなく、 一ヶ月くらいはスペシャルという名のそれぞれの番組に、他の番組の宣伝が入 ったプロモーションが続く。しかし、これが実にウザい。 録画番組で見た時には、本日とか、明日ではまったく意味がない。これからの 番組宣伝には、「何チャンネルの何曜日の何時」とまでとクレジットを入れな いと番組宣伝にはならないのだ。 海外のドラマが、ケーブル、DVD、国内地上波、海外輸出と放送され、シーズ ン3、4、5と続きドル箱になるのと反対に、日本のドラマは早期の1クール打 ち切りなどが続く。ジャニーズを起用しようが、吉本を起用しようが長くは続 かない。幸い、日本映画とのテレビ局タイアップを事業局経由でヒットさせて いるが、映画のCM宣伝枠を正価で考えていたら赤字ビジネスだ。キャリア主体 の携帯電話と同様に、テレビ局主体が招いた制作社の権利と自由を奪ってしま ったことが原因かもしれない。 そんな中、NHKで放送されている、「世界ふれあい街歩き」はよくできている 旅番組だと思う。 「世界ふれあい街歩き」 BS-hi毎週 木曜日22:00 金曜日8:00(再) 地上波 毎週金曜日22:45〜 <http://www.nhk.or.jp/sekaimachi/> インタビューワーが、カメラマンと海外の街を歩くだけなのだが、まるで自分 が歩いて世界を旅をしているかのような気分にさせてくれる。とても変わった 番組だけど、キレイな映像を、街の人との会話と共に展開している。 おそらく、ディレクターが女性で英語が堪能でないせいか(想像です)、何度 も、外国人に質問しかえされるが、それが反対に妙にリアルである。自分がま るで、質問している感覚なのだ。男性が妙に親切なのもインタビュワーが女性 ならではだろう。 不思議だったのが、吹き替えで話しをしているが、インタビュワーの声が聞こ えないところだ。テレビコによると、なんと、丸二日もかけて音声を街頭のノ イズで消しているという…。この職人ワザには驚いてしまった。 <http://j.mp/1B76ZW> たとえば、この手法をバラエティに取り組むとすると、有名人が街を歩いて、 街の人の反応を元に有名人を逆に当てるという番組も可能だろう。もしくは、 有名人が街を歩くと、どんな反応をするのかという、視聴者が、疑似有名人に なるというようなリアリティー番組も可能だろう。 中途半端に作られた情報番組よりも、リアルな情報番組の方がおもしろいとま すます思いはじめた。近い将来、twitterでそれぞれの日常がライブで販売さ れるようになったり、それが放映されるような日も近いと感じはじめてきた…。 KandaNewsNetwork,Inc.< http://www.knn.com/ > 〒251-0037 神奈川県藤沢市鵠沼海岸7-10-12 グランドソレーユ105 KandaNewsNetwork,Inc. 代表取締役 神田敏晶 Mobile 81-90-7889-3604 Phone81-3-5458-6226 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■クリエイター手抜きプロジェクト[224]Adobe Illustrator CS3/CS4編 画像の縮小率を画像の上に表示する 古籏一浩 <http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20091116140200.html> ─────────────────────────────────── 今回は、ご質問いただいた中から、Illustratorに関するものを掲載します。 スクリプトの一部は質問された方のものですが、デジクリへの掲載許可を得て います。 スクリプトは、Illustratorに配置された画像の上に情報を表示するものです。 リンクされた画像、埋め込まれた画像の両方が対象になります。 このままスクリプトを実行すると新規にレイヤーが作成され、そのレイヤーに 画像のファイル名、拡大縮小率(スケール)が表示されます。なお、MacOS X の場合、ファイル名が日本語のとき正しく表示されないことがあります。これ に関しては、以下のURLにあるInDesignの変換処理部分を参照してください。 <http://www.openspc2.org/projectX/InDesign/0012/index.html> (function(){ var CR = String.fromCharCode(13); // 改行コード var targetItem = []; var count = 0; var rectW = 150; // 情報を表示する四角形の横幅 var rectH = 40; // 情報を表示する四角形の縦幅 var allItems = app.activeDocument.pageItems; // 該当するオブジェクトをピックアップ for(var i=0; i<allItems.length; i++){ var tp = allItems[i].typename; if (( tp == "PlacedItem") || ( tp == "RasterItem")){ targetItem[count++] = allItems[i]; } } // 該当するオブジェクトの情報を表示 var layObj = app.activeDocument.layers.add(); layObj.name = "画像情報 ("+ (new Date()); // 画像情報を取得した時間も名前に追加 for(i=0; i<count; i++){ var posX = targetItem[i].position[0]; var posY = targetItem[i].position[1]; var w = targetItem[i].width; var h = targetItem[i].height; var x = posX + (w - rectW) / 2; var y = posY - (h - rectH) / 2; drawRect(x, y, rectW, rectH); var filename = targetItem[i].file.name; // ファイル名 var tfObj = activeDocument.textFrames.add(); var mA = targetItem[i].matrix.mValueA; var mB = targetItem[i].matrix.mValueB; var mC = targetItem[i].matrix.mValueC; var mD = targetItem[i].matrix.mValueD; var scaleW=Math.round((Math.sqrt((Math.pow(mA,2)) + (Math.pow(mB,2)))*100000))/1000; var scaleH=Math.round((Math.sqrt((Math.pow(mC,2)) + (Math.pow(mD,2)))*100000))/1000; tfObj.contents = filename + CR+ scaleW +"% x "+scaleH+"%"; tfObj.translate(x + 5, y - 12); tfObj.paragraphs[0].justification = Justification.LEFT; tfObj.textRange.size=9; } })(); // ---------------------------------------------------------------- // 四角形を描く function drawRect(y, x, w, h){ var rectObj = app.activeDocument.pathItems.rectangle (x, y, w, h); rectObj.fillColor = setCMYKColor(0, 0, 100, 0); // 黄色の地 rectObj.stroked = true; // 先にtrueを設定した後で線幅を指定しないとダメ rectObj.strokeWidth = 1; // 1pt rectObj.strokeColor = setCMYKColor(0, 0, 0, 100); // 黒線 return rectObj; // 四角形のオブジェクトを返す } // CMYKカラーを設定し、CMYKカラーオブジェクトを返す function setCMYKColor(c,m,y,k){ var CMYK = new CMYKColor(); CMYK.cyan = c; CMYK.magenta = m; CMYK.yellow = y; CMYK.black = k; return CMYK; } 【古籏一浩】openspc@po.shiojiri.ne.jp <http://www.openspc2.org/> 牧場ゲームって気長だなあ。作った作物を仮想通貨&リアル現金で売れればい いんだけど。そこまでやるのかどうか、mixiアプリしばらく観察。mixiアプリ で一稼ぎしましょう(?)といいつつ、課金システムがないというのは手落ち じゃないかなあ。Go言語とか、まあいろいろネタが増えすぎ。 毎度おなじみASCII.jpの連載もよろしく ・JS超えた!? UIZE Frameworkの特殊効果を見せます! <http://ascii.jp/elem/000/000/466/466515/> 善光寺西街道を追加しました。 ・信濃路を走る【信濃路をX倍速で走る】 <http://www.openspc2.org/travel/shinanoji/> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■電子浮世絵版画家の東西見聞録[94] 横浜赤レンガ倉庫国際映像祭softCREAM/甘く美味しい冬野菜 HAL_ <http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20091116140100.html> ─────────────────────────────────── 来週月曜日が祝日で休みになるので、今回は「CREAMヨコハマ国際映像祭2009」 フリンジ企画「横浜赤レンガ倉庫国際映像祭softCREAM」のお話をしておきた いと思います。横浜市開港150周年のベイサイドエリアおよびヒルサイドエリ アのイベントは9月一杯で終了しましたが、まだまだ関連企画として様々なイ ベントが組まれています。その中の一つに「ヨコハマ国際映像祭soft CREAM ─Creativity for soft Art and soft Media.」があります。これは後述。 ●宣伝から来場者動員まですべて自前「YCCジャックwith CREAM」 さて、ご存じの通り開港祭のメイン企画は想定していた動員は得られず、その 連動イベントも予算が削られるという事態に対応すべく動いています。そんな 中の一つに「YCCジャックwith CREAM」があります。ヨコハマを舞台にした映 像系アートプロジェクトを、11月の各週末に開催するというイベントです。こ れはコンペ形式で作品が募集され、私の参加するZietzも軽い気持ちでコンペ に応募してみました。 <http://www.yaf.or.jp/ycc/project/2009/10/project3.php> <http://zietz.hal-i.com/> Zietzは電子楽器テルミンと詩の朗読、電子絵画という三つのパートによるジ ャムセッションです。元々はヨコハマから出発し、昨年は銀座アップルストア での定期的な公演があり人気を呼んできました。とはいえ、プロダクションが 付いているわけでもなく、営業的には素人集団で集客力もあるわけでもありま せん。コンペに通り、最高の場所でライブができるということは、多くの観客 に参加してもらえるのだとばかり考えていたのです。 さて間を飛ばしますが、コンペに通ったとの一報をもらい、早速打ち合わせと いう段になりました。想像していた以上に良い場所で、ここで多くの方に来て いただければ今までで最高のライブができると喜びました。打ち合わせには、 以前ヨコハマZAIMでライブを行った時に担当されていた方が運良くYCCに転任 されていて、Zietzに必要な機材などについては即理解して下さり、あっとい う間に打ち合わせは終了となりました。 <http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/2009/11/16/01.jpg> <http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/2009/11/16/02.jpg> しかし、この企画は広告宣伝についても本体CREAMからは外れていて、無予算 なのです。ホールは無償、持っている機材も無償で使えるのですが、他はまっ たく何もしてくれない。ということは、宣伝から来場者動員まで、すべて自分 でやらなくてはなりません。それには、「え!」と、耳を疑ってしまいました。 コンペに通ったとはどういうことなのでしょう。なんだか、無償で使える場所 だけの抽選に当たってしまった、という程度のことなのでしょうか。Webから のリンクも、トップページからどこをどう辿って良いのやら訳が分からないと 言う状態なのです。 しかし、ライブをやると決まったからには自前で何とかしなければなりません。 結果的にはDMやチラシを作り、地元の人達に声をかけて、どうやら想定されて いた人数を上回り、椅子が足りないという状態にまで持って行きました。前日 は違うグループによるイベントがあったのですが、聞いてはならないくらい少 人数しか入らなかったので、今回もそんなものだろうと鷹を括っていた担当者 をビックリさせることができました。そして、何よりは来場して下さった方々 が終了後も感激感動して、なかなか席を立たない状態で終われたことです。本 当に、ご参加下さった皆様には感謝しています。 ●メディアアートをソフトで身近な存在として見せる「softCREAM」 それが「YCCジャックwith CREAM」でのZietzライブの実態ですが、それ同様に 国際映像祭のフリンジ企画として、赤レンガ倉庫で行われるsoftCREAMに参画 することになっている私です。というか、実行委員長として動くことになって いるのです。こちらのイベントは、見て、触って、体感する! 新世界を創る メディアアート・フェスティバル! として企画者の立場にもあります。まさ にZietzを受付けた、YCCの担当者と同じ立場です。コンペ形式で作家を集める わけではなく、作品自体を見て選択し、イベントにかけていかなくてはなりま せん。 CREAMの場合は、かなり尖った存在の海外アーティストを招いたり、シンポジ ウムを開いたりと長い期間を埋めていきますが、私たちは短期決戦で3日間を 有効に利用していきます。展示だけではなく3階にあるホールでのイベントも 仕掛けていきます。そして、チラシも多数制作し100カ所以上に配布し、来場 者の動員も企画側として行います。イベントは来場者の動員があって初めて成 立するもの、それが当たり前です。どこかの市の職員のように殿様商売ではで きないのです。 さて、softCREAMはCreativity for soft Art and soft Media.と標題にあるよ うに、メディアアートをソフトで身近な存在として見せて行くことが目的です。 メディアアートというと、なんだか難しそうなイメージがつきまとってしまう のですが、そんなことはまったくない「見て、体感し、楽しめる。そんなヒッ プな横浜赤レンガ倉庫・国際映像祭」として打ち立てています。softCREAMの メディアアートは笑いあり、驚きあり、考えさせられるという楽しさがなけれ ばいけないのです。 それを分かりやすく構成したものが、3日間・3つのプログラムを組んだ3階ホ ールイベントです。 ▼27日(金)「クリエーターズナイト」 これはWebマガジン「ボヘミアン」が主催する異業種交流会です。隔月、六本 木クラブナイトとして行ってきた交流会を、赤レンガ倉庫内に展開します。ク リエイターと放送業界人、出版業界人が交流するイベントで、自己アピールの ために巨大スクリーンに作品を投影しながら宣伝できる枠を設けます。販売物 のある人には販売テーブルも用意し、自己アピールとリンクさせます。それよ り何より、食べながら飲みながら、人と人がつながる楽しい歓談のひとときが 得られるでしょう。意欲的な自己アピールは大歓迎です。 ▼28日(土)「ギャングスターナイト」 こちらは映像と音と詩のリミックスインスタレーションです。J-waveでお馴染 みロバート・ハリスが中心になり、三代目魚武濱田成夫(詩人、芸術家)、室 矢憲治(ロック評論家)、ドクターセブン(ロックンローラー)、タケシ・ト ラバート(ビート・ジャーナリスト)、よっしー(6弦詩人)など、そうそう たるメンバーをゲストに招き、ポエトリーリーディングそしてトークイベント などをおこないます。もちろん、こちらもビールを片手に楽しもうという企画 です。 ▼29日(日)「世界のCMフェスティバル・プレ講座」 これはもう地上波でご存じの方も多いはず、世界中のCMを集めて放映するとい うフランスから出発した企画です。プレ講座として前半に、ジャンクリスチャ ン・ブーヴィエ氏がCMに短い解説を入れながら講師をつとめます。CMは最新映 像の塊です。時代時代の世相を表現する、メディアアートの最前線作品集だと 言ってもいいでしょう。後半は時間内にCMを流すだけ流し、楽しんでしまおう というおまけ付き講座です。こちらもワンドリンクが付いているので、リラッ クスムードの中での講座になります。 そして、この企画の本体であるジョイントワークスが以前から若手育成にと手 がけているワークショップも開催されます。今回は私の本領とする「デジタル 絵画教室」と「Flashアニメーション」の2本立て講座です。絵画教室はデジタ ルでできるペイントアートの世界、そして手描き風のアニメーション制作まで。 Flashアニメーションでは、Flashの基本からちょっとしたテクニックまで。ど ちらの講座も作り方だけではなく、発想方法までをお話しますから楽しめる講 座になります。老若男女、年齢には関係なく“若い心と発想を持った人達”に 参加していただければと思います。 もちろん、体感できるメディアアートは1階2階の展示スペースに目白押しです。 デジタルピンポンは、卓球しながら新感覚映像体験ができます。そして、風に 吹かれて揺らめく映像体験。じっと水のしたたりを眺めていると体感できる作 品。あなた自身が自然に曼荼羅絵として参加できる作品。微生物の動きひとつ ひとつに音が付いて、アンサンブルのように聞こえてくる作品。学生によるPC ゲーム作品等々、一日では体感しきれない様々な作品が展示されます。 是非、11月27日(金)28日(土)29日(日)は、横浜赤レンガ倉庫softCREAM でお過ごし下さい。 <http://www.jointworks.net/softcream/> ─────────────────────────────────── ◇本日のお薦めYouTube Music ジャコ・パストリアス (Jaco Pastorius、1951年12月1日─1987年9月21日) ジャズとフュージョンのエレクトリックベース・プレーヤー及び作編曲家。 なんと言っても、Weather Reportのベーシストとしての実力は優れたものだっ た。どちらかというとベースという楽器は、裏に回ってリズムを正確に刻み続 けるという印象が強かった。そんなベースが表舞台に立つようになったのは、 ベーシストとしての彼の大きな貢献だと言える。 当時、彼がどのようにしてベースを弾いているのかレコードを聴いている限り では何も分からなかった。いまやYouTubeの中でそのテクニックを見ることが できると思ったものの、その神業のような指の動きはいくら目を凝らして見て も分からなかった。そんなベース奏法を、子供がまねをして弾いている姿まで YouTubeで見て、あっけにとられた私だった。指使いはThird Stone from the Sunの後半以降を見て頂きたい。 Jaco Pastorius "Portrait Of Tracy" <http://www.youtube.com/watch?v=nBBG_2tPiOU> Jaco Pastorius - Jam in E <http://www.youtube.com/watch?v=3M2yib3ecjo> Weather Report - Third Stone from the Sun <http://www.youtube.com/watch?v=gtHbxsdExlE> Weather Report - Black Market <http://www.youtube.com/watch?v=AuAMSE_xck4> Weather Report - Birdland <http://www.youtube.com/watch?v=i8q6sR6yZCE> Jaco Pastorius - A Portrait Of Tracy <http://www.youtube.com/watch?v=JXOnhzoC-i8> ─────────────────────────────────── ◎甘く美味しい冬野菜 寒い冬に入ると野菜のおいしさが凝縮されてきて、それだけでも美味しく頂け ます。今回、一つ目の素材白菜は、冬の鍋には欠かせない定番野菜ですが、鍋 に入れるだけではもったいない。白菜そのものを、そのままの形で調理してみ ましょう。ふたつめは大根料理。こちらも冬の野菜の代表格、なににしても美 味しいですね。今回は、和風でありながらベーコンを使い、濃厚な味に仕立て てみました。 1)白菜の焼き物 白菜を縦割りにしてオリーブオイルをひいたフライパンを使い、弱火でじっく り焼きます。これで余分な水分が抜け甘さがぐんと引き出されます。シンプル に塩とブラックペッパーの味付けだけ。これがまた美味しいのです。お天気の 良い日には白菜はザルにのせ、半日ベランダなどで日差しをあてれば、さらに 甘さが増します。 <http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/2009/11/16/03.jpg> 2)大根の煮物 大根は一口大の乱切りか輪切りにします。米のとぎ汁または米大さじ1を加え 下茹でした後、水できれいに洗っておきます。サラダオイルをひいた鍋にショ ウガの千切りを入れ、香りが出て来たらベーコンを加え、余分な水分を切った 大根を入れて炒めます。そこに出汁1カップくらいを入れ、日本酒大さじ3、み りん大さじ3、醤油大さじ3、砂糖大さじ1で煮込みます。 今回の緑野菜は、軽く茹でたグリーンアスパラを加えてみました。好みにより ブラックペッパーや七味を振っても良いかと思います。ショウガ風味の大根の 煮物は、寒い時期には体を温めてくれますよ。 <http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/2009/11/16/04.jpg> 【HAL_】横浜在住アーティスト hal_i@mac.com Web < http://homepage.mac.com/HAL_i/ > Web < http://lohasfood.exblog.jp/ > Web < http://Web.mac.com/hal_i/ > ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■編集後記(11/16) ・日米首脳会談はいちおう“成功”に終り、共同記者会見でオバマ大統領が 「日米の作業部会を設置した。日本政府の米軍再編への合意実施に関する作業 を迅速に終わらせたい」と明言したのが13日夜。「バクラ、ユキオという呼び 方が定着してきた」と喜ぶ(失笑)鳩サンだが、14日夜になったらシンガポー ルでとんでもないことを言い出した。「オバマ米大統領の気持ちとすれば、日 米合意が前提と思いたいだろうが、もし日米合意が前提ということなら、作業 部会を作る必要がない」と述べ、日米が合意した現行の移設計画にこだわらず、 白紙から移設先を検討する場とする考えを表明。さらに、移設先の結論を出す 時期について、「年末までにあげなければならないと(米側に)約束したわけ ではない」と強調した。ゲゲゲの鬼太郎! 会談で鳩サンは年内決着にこだわ らない従来の姿勢を修正し「迅速な解決」を大統領に直接明言したことで、早 期決着は首脳レベルの公約となったはずなのに、これはなんとしたことだ。ア メリカ大統領との合意をあっさりひっくり返す。アメリカも舐められたものだ。 この背信のツケは高くつくだろう。なんて評論家やってる場合じゃないよな。 日米関係は戦後最大の危機に陥った。日本崩壊の始まりだ。 (柴田) ・大浦みずきさんの訃報に涙。/やっとカーテンがついた。それまではマンシ ョン側が日焼け防止のためにつけていた茶色のビニールカーテン。近くで食材 や日用品を買うぐらいで、なかなかカーテンまで手がまわらず。だんだんとビ ニールカーテンに慣れてしまい、緊急性を感じなくなってきて……。変わった サイズの窓があって、めんどくさかったり。カーテン屋さんに行って相談をし、 物を決めて、採寸してもらって、取り付け工事。一番大きなFIX窓には、ハン ターダグラスのシルエット・シェード、3インチタイプ。隣の駅にショールー ムがあるということで、なんとなく覗いてみたら欲しくなったのだ。FIX窓な ので風の揺らぎや、出入りもないのでぴったり。風通しは考えなくていいから 二重レースも気にならない。つけてみると、光が柔らかくなり、西日も問題な し。あとは真冬と真夏だとどうなるか、だけだな。 (hammer.mule) <http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2009/11/16/01.html> 訃報 <http://ja.wikipedia.org/wiki/大浦みずき> <http://www.youtube.com/watch?v=dsQ-O-AntLk> 黒燕尾 <http://wf.hunterdouglas.asia/jp/jp/products/horizontal/silhouette/> シルエット・シェード <http://www.dtp-booster.com/vol09/> 制作者のための「出力できるPDF」。 <http://www.dhw.co.jp/ef/gs/event/> クリエイターのための法務対談スペシャル ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 発行 デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/> 編集長 柴田忠男 <mailto:shibata@dgcr.com> デスク 濱村和恵 <mailto:zacke@days-i.com> アソシエーツ 神田敏晶 <mailto:kanda@knn.com> 情報提供・投稿・プレスリリース・記事・コラムはこちらまで <mailto:info@dgcr.com> 登録・解除・変更・FAQはこちら <http://www.dgcr.com/regist/index.html> 広告の御相談はこちらまで <mailto:info@dgcr.com> ★等幅フォントでご覧ください。 ★【日刊デジタルクリエイターズ】は無料です。 お友達にも是非お奨め下さい (^_^)/ ★日刊デジクリは、まぐまぐ<http://mag2.com/>、 E-Magazine<http://emaga.com/>、カプライト<http://kapu.biglobe.ne.jp/>、 melma!<http://melma.com/>、めろんぱん<http://www.melonpan.net/>、 のシステムを利用して配信しています。 配信システムの都合上、お届け時刻が遅くなることがあります。ご了承下さい。 ★姉妹誌「写真を楽しむ生活」もよろしく! 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