2009/04/13
[ARG-370]
1998-07-11創刊 ISSN 1881-381X ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◆◇◆ ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG) ◆◇◆ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― Science, Internet, Computer and ... 2009-04-13発行 ‡No.370‡ 4621部発行 "Ask not what the net can do for you -ask what you can do for the net." ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◇ 目次 ◇ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○新着・新発見リソース −大阪府立大学学術情報センター、 中尾佐助スライドデータベースの完成を発表(2009-02-28) −次世代OPAC情報交換用メーリングリスト、開設(2009-02-16) −大阪府男女共同参画推進財団、サイトを公開(2009-02-07) など、10サイト ○イベントカレンダー ○活動報告 ○サイト更新情報 ○編集日誌 −今年は第80回目メーデー−展示会「働く人々の歴史展」に注目 −横山伊徳、石川徹也編著 『歴史知識学ことはじめ』(勉誠出版、2009年、1785円) −続・最近の気づき−お茶の水女子大学附属図書館サイトに掲げられた言葉 など、7日分 ○奥付 〜<注目の新刊>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜<注目の新刊>〜 指宿信編『法情報サービスと図書館の役割』 (勉誠出版、2009年、2100円) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4585052089/arg-22/ 〜<注目の新刊>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜<注目の新刊>〜 =================================== ◆ 新着・新発見リソース ◆ - Science, Internet, Computer and ... =================================== ◆聖学院大学総合図書館、聖学院学術情報発信システム「SERVE」を公開 (2009-02-27) ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20090406/1238952764 聖学院大学総合図書館が聖学院学術情報発信システム「SERVE」を公開した (2009-02-27)。 ・聖学院学術情報発信システム「SERVE」 http://serve.seigakuin-univ.ac.jp/ ・「聖学院学術情報発信システム「SERVE」を一般公開しました」 (聖学院大学総合図書館、2009-02-27) http://tinyurl.com/d2szy7 ※聖学院大学のサイトに移動します。 ・聖学院大学総合図書館 http://seiglib.seigakuin-univ.ac.jp/ SERVEはSeigakuin Repository for academic archiVEの略で、使用ソフトは Xoonips。公開日は2月27日というアナウンスのほかに、28日というアナウンス、 さらには3月3日というアナウンスが飛び交い、一定していないが、ここではも っとも早い2月27日とした。 ◆国立環境研究所、「環境GIS」ホームページで東アジアの広域大気汚染マップ を公開(2009-02-28) ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20090406/1239533256 国立環境研究所が「環境GIS」ホームページで東アジアの広域大気汚染マップ を公開した(2009-02-28)。 ・東アジアの広域大気汚染マップ http://www-gis5.nies.go.jp/eastasia/air_asia_top.html ・「環境GIS」ホームページ http://www-gis.nies.go.jp/ ・「「環境GIS」ホームページ「東アジアの広域大気汚染マップ」サイトの公 開について〜黄砂、酸性雨など、東アジアの広域大気汚染情報をわかりやすく 提供〜」(国立環境研究所、2009-02-26) http://www.nies.go.jp/whatsnew/2009/20090226/20090226.html ・国立環境研究所 http://www.nies.go.jp/index-j.html 東アジア全域の大気汚染状況に関して、黄砂と大気汚染物質の濃度予測、黄砂 ライダーによる観測状況、東アジア酸性雨モニタリングネットワークによる酸 性雨の観測状況、大気汚染物質インベントリーによるメッシュ別年間排出量 (推定値)等を公開している。 ◆大阪府立大学学術情報センター、中尾佐助スライドデータベースの完成を 発表(2009-02-28) ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20090405/1238939385 大阪府立大学学術情報センターが中尾佐助スライドデータベースの完成を発表 した(2009-02-28)。 ・中尾佐助スライドデータベース http://nakao-db.center.osakafu-u.ac.jp/ ・「中尾佐助スライドデータベース完成のお知らせ」 (大阪府立大学学術情報センター、2009-03-04) http://www.center.osakafu-u.ac.jp/library/2009/03/post-40.html ・大阪府立大学学術情報センター http://www.center.osakafu-u.ac.jp/ 中尾佐助(1916年〜1993年)は照葉樹林文化論で知られる植物学者。同大学術 情報センターには中尾が世界各地での調査に際して撮影したスライドが2万枚 以上あり、1999年からその一部にあたる1958年のブータン踏査で撮影された約 1300枚のスライドを公開してきた。その後もスライドのデータベース化を進め、 ついに1955年のカラコラム遠征から1984年の雲南調査にかけて撮影された約2 万2000枚の公開を完了したという。実に10年に渡る息の長い仕事をなしとげた 大阪府立大学学術情報センターの関係者諸氏には頭が下がる。 ◆九州大学附属図書館、日本古典籍画像データベースで古活字版「太平記」を 公開(2009-02-18) ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20090405/1238936672 九州大学附属図書館が日本古典籍画像データベースで古活字版「太平記」を公 開した(2009-02-18)。 ・日本古典籍画像データベース http://mars.lib.kyushu-u.ac.jp/infolib/meta_pub/G0000002rare2 ・「古活字版「太平記」画像公開」(九州大学附属図書館、2009-02-18) http://www.lib.kyushu-u.ac.jp/general/item_2831.html ・九州大学附属図書館 http://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ 古活字版「太平記」は15種が伝わっており、今回九州大学で電子化したのは寛 永元年(1624年)に刊行された版で、その来歴等は、田村隆さん(九州大学附 属図書館研究開発室)と今西祐一郎さん(九州大学附属図書館研究開発室、九 州大学人文科学研究院)が、 ・古活字版「太平記」解説 http://mars.lib.kyushu-u.ac.jp/rare/taiheiki/kaisetsu/about_taiheiki.html としてまとめている。 ◆九州大学附属図書館、サイトをリニューアル(2009-02-18) ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20090405/1238936673 九州大学附属図書館がサイトをリニューアルした(2009-02-18)。 ・九州大学附属図書館 http://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ ・九州大学附属図書館の過去のサイト http://web.archive.org/web/*/http://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ ・「ウェブサイト リニューアル」(九州大学附属図書館、2009-02-18) http://www.lib.kyushu-u.ac.jp/general/20090218_website.html デザインの大幅な変更はないが、トップページの上部に、 >> 九大図書|九大eジャーナル|九大研究者|全国図書|国内論文|海外論文| 辞書|サイト << という検索対象の選択欄が設けられ、ここをクリックした後に「とにかく検索」 を押すと選択したデータだけを検索できるようになっている。 ◆佐賀県立図書館、鍋島家文庫の目録検索を公開(2009-02-17) ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20090405/1238935477 佐賀県立図書館が鍋島家文庫の目録検索を公開した(2009-02-17)。 ・「鍋島家文庫」(古文書の複製物)の目録がWeb上で検索できます http://www.pref.saga.lg.jp/kentosyo/kyoudo/nabeshimakebunko/nabeshimakebunko-web.html ・佐賀県立図書館 - 資料の検索 http://www.pref.saga.lg.jp/kentosyo/cgi-bin/Sopcsmin.sh?p_mode=1&list_cnt=10 ・佐賀県立図書館 http://www.pref.saga.lg.jp/kentosyo/ ・鍋島報效会 http://www.nabeshima.or.jp/nabesima/ 鍋島家文庫は旧佐賀藩主・鍋島家に伝来する文書群で鍋島報效会が同図書館に 寄託している。今回は同図書館の蔵書検索(OPAC)に鍋島家文庫の複製本、マ イクロフィルムの書誌データが追加され検索できるようになった。検索対象と なっているデータ数は約4600点。鍋島家文庫を検索するには、同図書館のOPAC で「対象資料」の項目で「複製史料」を選べばよい。なお、この検索機能は 2009年1月28日に試験公開された上で、今回正式に公開された。 ◆JAXAメールマガジン、第100号に到達(2009-02-16) ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20090405/1238935478 宇宙航空研究開発機構(JAXA)のJAXAメールマガジンが第100号に到達した (2009-02-16)。 ・「JAXAメールマガジン」第100号(2009-02-16) http://www.jaxa.jp/pr/mail/archiv_j/0100.txt ・JAXAメールマガジンバックナンバー http://www.jaxa.jp/pr/mail/archiv_j/ ・JAXAメールサービス http://www.jaxa.jp/pr/mail/index_j.html ・宇宙航空研究開発機構(JAXA) http://www.jaxa.jp/ JAXAメールマガジンの創刊は2004年11月1日。月2回発行されている。 ◆次世代OPAC情報交換用メーリングリスト、開設(2009-02-16) ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20090405/1238935479 久保山健さん(大阪大学)らが、次世代OPAC情報交換用メーリングリストを開 設した(2009-02-16)。 ・「次世代OPAC情報交換用メーリングリスト」のご案内 http://dwsv.library.osaka-u.ac.jp/pitt_report/nxopac.html メーリングリスト自体はこれより前に一部有志により開設されていたが、今回 対外的にも公開されている。 ◆東洋文庫、越南本漢籍検索を公開(2009-02-12) ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20090405/1238932404 東洋文庫が越南本漢籍検索を公開した(2009-02-12)。 ・越南本漢籍検索 http://61.197.194.11/open/KansekiEtunanQueryInput.html ・東洋文庫 http://www.toyo-bunko.or.jp/ 同文庫が1999年に刊行した「東洋文庫蔵越南本書目」を検索できる。越南とは 現在のベトナムを指し、ここでいう越南本とは、 1. 越南で作られた漢籍 2. 中国で書かれた越南関係の文献 3. 日本人やフランス人による1.の復刻 を指すという。 ◆大阪府男女共同参画推進財団、サイトを公開(2009-02-07) ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20090405/1238931861 大阪府男女共同参画推進財団がサイトを公開した(2009-02-07)。 ・大阪府男女共同参画推進財団 http://www.ogef.jp/ 同財団は大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)を運営す る組織。存続をめぐる一連の問題の最中には、運営団体としてのサイトがなく、 事業者としての意見が見えづらかった。今回のサイト開設で状況が改善される だろうか。なお、これに先立って財団法人大阪府男女共同参画推進財団のブロ グも公開されていたようだ。 ・大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター) http://www.dawncenter.or.jp/ ・財団法人大阪府男女共同参画推進財団のブログ http://ameblo.jp/ogef/ Copyright (C) OKAMOTO Makoto 2009- All Rights Reserved.  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ______________ ■ 掲載希望の送り方 ■  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 連絡先:zd2m-okmt@asahi-net.or.jp きまり:自薦他薦不問。添付ファイル禁止。個人サイト・組織サイト不問。 その他:掲載可否は編集部判断。公開予定サイトの事前連絡歓迎。 =================================== ◆ イベントカレンダー ◆ - Science, Internet, Computer and ... =================================== ◆2009-04-14(Tue): 日本図書館研究会 第261回研究例会 「図書館とアーカイブズをいかに「つなぐ」か−今後の研究と実践のために」 (古賀崇) (於・大阪府/大阪市立総合生涯学習センター) http://wwwsoc.nii.ac.jp/nal/events/reikai/2008/261invit.html ◆2009-04-15(Wed): 名古屋アメリカンセンター 一般公開講演会 「インフォ・プロ:デジタル時代の情報専門家とは?」 (ジャニス・R ・ラチャンス) (於・愛知県/愛知県三の丸庁舎) http://nagoya.usconsulate.gov/wwwhnj-acnews.html ◆2009-04-18(Sat): 日本図書館研究会 情報組織化研究グループ 2009年4月月例研究会 「IFLA「国際目録原則」をめぐって」(渡邊隆弘) (於・大阪府/大阪市立浪速人権文化センター) http://www.tezuka-gu.ac.jp/public/seiken/meeting/news.html#200904 ◆2009-04-22(Wed): 研究・教育のためのデータ連携ワークショップ(第1回) (於・東京都/学術総合センター 一橋記念講堂) http://www.nii.ac.jp/workshop/2009/index-j.html ◆2009-04-25(Sat): 第2回シンポジウム「科学技術と社会の相互作用」 (於・東京都/アキバホール) http://www.prime-intl.co.jp/ristex_sth_sympo/ ◆2009-04-25(Sat): 日本図書館協会図書館学教育部会 2009年度総会・第1回研究集会 (於・東京都/日本図書館協会) http://www.jla.or.jp/kyoiku/events.html ◆2009-04-25(Sat)〜2009-04-26(Sun): 日本アーカイブズ学会 2009年度大会 (於・東京都/学習院大学) http://www.jsas.info/ ◆2009-04-27(Mon): 日本出版学会 出版経営研究部会「Amazon.co.jpと日本の出版市場」 (於・東京都/東京電機大学 神田キャンパス) http://www.shuppan.jp/event/event2008.html#090427 ◆2009-04-28(Tue): 北海道大学学術成果コレクションHUSCAP講演会 「他人の著作物を含んだ論文等はどこまでネット公開できるのか? −現代著作権法の限界と課題」田村善之) (於・北海道/北海道大学附属図書館) http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/090428HUSCAPlecture.jsp ◆2009-05-02(Sat): 平成21年度筑波大学公開講座 「図書館サービスの最新動向−大学図書館と公共図書館を中心に」 (於・茨城県/筑波大学 筑波キャンパス 春日地区) http://www.slis.tsukuba.ac.jp/~taniguch/kokaiKoza01.htm ◆2009-05-08(Thu): 日本図書館研究会 情報組織化研究グループ 勉強会 2009年度第3回 (於・大阪府/日本図書館研究会事務所) http://www.tezuka-gu.ac.jp/public/seiken/study/ ◆2009-05-16(Sat): 平成21年度筑波大学公開講座 「図書館サービスの最新動向−大学図書館と公共図書館を中心に」 (於・茨城県/筑波大学 筑波キャンパス 春日地区) http://www.slis.tsukuba.ac.jp/~taniguch/kokaiKoza01.htm ◆2009-05-16(Tue): 情報知識学会 第17回(2009年度)年次大会(研究報告会・総会) (於・東京都/東京工業大学 大岡山キャンパス) http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsik/kenkyu.html ◆2009-05-22(Fri): 電子情報通信学会「人工知能と知識処理」研究会 2009年5月研究会 「Webインテリジェンス」および一般 (於・東京都/関西学院大学 東京丸の内キャンパス) http://www.ieice.org/~ai/jpn/index.php/20090522 ◆2009-05-23(Sat): 情報処理学会 第82回人文科学とコンピュータ研究会発表会 (於・東京都/東京大学 本郷キャンパス) http://jinmoncom.jp/ ______________ ■ 掲載希望の送り方 ■  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 連絡先:zd2m-okmt@asahi-net.or.jp きまり:自薦他薦不問。添付ファイル禁止。募集者によるサイト必須。 その他:掲載可否は編集部判断。上記書式に整形した上での連絡歓迎。 :掲載するイベントは、本カレンダーから傾向をご理解ください。 =================================== ◆ 活動の予定と報告 ◆ - Science, Internet, Computer and ... =================================== [講演・講義](予定) ◆2009-06-27(Sat): 情報メディア学会 第8回研究大会「学術情報資源の活用と未来」 (於・東京都/科学技術振興機構) http://www.jsims.jp/kenkyu-taikai/08.html で「Academic Web宣言−学術資源を生かすための構想とその課題、そして可能 性」(仮題)と題して講演します。 ◆2009-07-20(Mon)/2009-08-23(Sun): 日本図書館協会 2009年度中堅職員ステップアップ研修 (於・東京都/日本図書館協会) http://www.jla.or.jp/kenshu/stepup2009-2.html で前回に引き続き、領域:情報資源管理で「図書館ポータルのデザイン」と 「図書館ポータルの評価の実際」の講師を務めます。なお、申込〆切は2009年 4月17日(金)です。 参考: http://d.hatena.ne.jp/arg/20090405/1238918533 ⇒執筆・講演のご依頼をお考えの方、お早めにお知らせください。 私の場合、1)早い者勝ち、2)地方優先だけがルールです。 [参考]執筆・講演一覧 http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/help.html ※執筆・講演等、お気軽にご相談ください。 〜<PR>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 品切れ間近!『これからホームページをつくる研究者のために −ウェブから学術情報を発信する実践ガイド』 (岡本真著、築地書館、2006年、2940円) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/480671335X/arg-22/ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜<PR>〜 =================================== ◆ サイト更新情報 ◆ - Science, Internet, Computer and ... =================================== ・ブログ版、随時更新中 http://d.hatena.ne.jp/arg/ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 配信の解除・送信先の変更は、 http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/subscribe.html でお願いします。 〜<おすすめメルマガ>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「サイエンス・メール」 http://www.moriyama.com/sciencemail/ ‐ARGが唯一有料講読するメールマガジン‐ ‐研究者のインタビューを中心とした科学コンテンツを配信‐ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜<おすすめメルマガ>〜 =================================== ◆ 編集日誌 ◆ - Science, Internet, Computer and ... =================================== ◆2009-04-06(Mon): 今年は第80回目メーデー −展示会「働く人々の歴史展」に注目 ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20090407/1239034483 働くことがいろいろな形で注目されている昨今だが、注目の催しを一つ紹介し たい。 >> 2009-04-24(Fri)〜2009-05-02(Sat): 展示会「働く人々の歴史展」 (於・大阪府/エル・おおさか) http://d.hatena.ne.jp/l-library/20090410/1237290307 << ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)で何度もふれてきているエル・ライブラリー (大阪産業労働資料館)の企画である。 ちなみに、 >> 皆様にはぜひ展示品出品のご協力をお願いします。昔の(おおむね20年以上前) 職場の様子を写した写真、工具、道具、などありましたら、お貸しください。 ・「「働く人々の歴史展」への展示品を募集しています」 http://d.hatena.ne.jp/l-library/20090410/1237290307 << とあるように、みんなでつくりあげていくというスタンスもおもしろい。そし て、早速展示会の内容が一部先行公開されている。 ・「ちょっと見せ!(1)メーデー記念展示会」 (エル・ライブラリー 大阪産業労働資料館、2009-04-06) http://d.hatena.ne.jp/l-library/20090406/1238999906 なお、会期中の4月29日(水)には、この10年ほど特に精力的に労働の問題に ついて発言している熊沢誠さんの講演も予定されている。 ・「熊沢誠氏講演会「ワークシェアリングとは何か」」 (エル・ライブラリー 大阪産業労働資料館、2009-03-26) http://d.hatena.ne.jp/l-library/20090326/1238029410 ・『格差社会ニッポンで働くということ−雇用と労働のゆくえをみつめて』 (岩波書店、2007年、1995円) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000224786/arg-22/ ・『若者が働くとき−「使い捨てられ」も「燃えつき」もせず』 (ミネルヴァ書房、2006年、2100円) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4623045935/arg-22/ ・『リストラとワークシェアリング』(岩波書店、2003年、777円) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004308348/arg-22/ ・『女性労働と企業社会』(岩波書店、2000年、777円) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004306949/arg-22/ ・『能力主義と企業社会』(岩波書店、1997年、819円) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004304865/arg-22/ メーデーというと、なにやらいかめしいイメージがあると思うが、この催しは 働くことをあらてめて考えるいいきっかけになると思う。残念ながら自分はこ の期間中に関西に行けないが、盛況を祈りたい。 そういえば、先日、楽しかったシカゴ訪問といった趣きの記事を書いたが、 ・「大舞台を前にシカゴ周遊−シカゴの姉妹都市広報、シカゴ建築財団とシカ ゴ美術館のグッズ、ミレニアムパークでのインタラクション、ICUプチ同窓会 のことなど」(編集日誌、2009-03-25) http://d.hatena.ne.jp/arg/20090327/1238108164 ・「apanese Company Histories Interest Group MeetingとNCC Open Meeting への参加メモ+シカゴ散策少々」(編集日誌、2009-03-27) http://d.hatena.ne.jp/arg/20090329/1238310252 ・「ハロルド・ワシントン図書館の訪問記」(編集日誌、2009-03-28) http://d.hatena.ne.jp/arg/20090330/1238368206 シカゴはメーデーの原点という。1月末から2月の初めにかけて、日本から現地 を訪れたシカゴ労働運動史調査団の報告書が公開されているので、こちらもあ わせて紹介しておきたい。力作である。 ・メーデーの原点・シカゴの労働運動史歴訪の旅 2009.1.26-2.1 http://shaunkyo.jp/chicago.html ・「シカゴ労働運動史調査団報告をアップしました」 (エル・ライブラリー 大阪産業労働資料館、2009-04-03) http://d.hatena.ne.jp/l-library/20090403/1238721907 ◆2009-04-07(Tue): 新着・新発見未満のサイト群 ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20090412/1239530415 紹介する時機を逸してしまったり、公開年月の検討がつかず、置き去りになっ ていたサイトをまとめて紹介しておこう。 ・サンパウロ人文科学研究所 http://www.cenb.org.br/cenb/ ブラジルにおける日本人移民史、日系人や日系社会に関する調査研究を行う公 益団体。伝記風の読み物「ブラジル物故先駆者列伝」や白黒写真集「移民の風 景」がある。 ・「小松左京全集 完全版」プロジェクト http://www.jiu.ac.jp/sakyo/ 城西国際大学出版会による企画。詳細は不明だが、 ・BookPark - オンデマンド版・小松左京全集 http://www.bookpark.ne.jp/sakyo/ の不足を補うものということだろうか。 ・小松左京ホームページ http://www.nacos.com/komatsu/ ・株式会社イオ・小松左京事務所 http://www.iocorp.co.jp/ ・立正大学情報メディアセンター(図書館) - 田中啓爾文庫 http://www.ris.ac.jp/library/book/ 日本における地理学研究の先駆者の一人である故・田中啓爾(1885年〜1975年) の旧蔵書。絵図等の貴重資料約140点が電子化されている。 ・三宅雪嶺記念資料館 http://www.rku.ac.jp/seturei/ 明治・大正・昭和にかけて活躍した三宅雪嶺(1860年〜1945年)の記念館。流 通経済大学に設置されている。流通経済大学に資料館があるのは、三宅雪嶺の 孫にあたる地理学者の三宅立雄さんが同大学に長く勤めたという縁によるとの こと。この由来から派生的に考えたのだが、終生在野で通した人々の資料とい うのは散逸しやすいのではないか。当然と言えば当然のことかもしれないが、 たとえば同時代の人物である哲学者の井上円了の場合、創立した東洋大学に、 ・井上円了記念学術センター http://www.toyo.ac.jp/enryo/ が置かれているのとは好対照。 ・高度言語情報融合フォーラム http://www.alagin.jp/ 主にウェブにおける「言語の壁」「情報の量の壁」「情報の質の壁」を克服し ようとする産官学の連携。情報通信研究機構(NICT)がバックアップしている。 ・情報処理学会 情報セキュリティ心理学とトラスト(SPT)研究グループWEB http://lab.iisec.ac.jp/~uchida_lab/spt/ 1. セキュリティ(ヒューマンファクタ関連する部分) 2. ヒューマンインタフェース(セキュリティ技術との関連する部分) 3. CSCW、協調支援(セキュリティ技術との関連する部分) 4. トラスト(セキュリティやネットワークに関連する部分) が研究対象。情報の信頼性と信憑性を考える機会が多い自分としては非常に気 になる。 ・科学技術の智プロジェクト(Science Literacy for all Japanese) http://www.science-for-all.jp/ >> 2009-01-17(Sat): 第9回 生命科学と社会のコミュニケーション研究会 「科学コミュニケーションを捉え直す−生命科学とマス・メディア」 (於・京都府/京都大学北部構内) http://www.lif.kyoto-u.ac.jp/labs/biosoc/04information/info_08.html#023 << の際に教わったもの。存在を知らなかった不明を恥じつつ、サイエンスコミュ ニケーションの情報伝播力についても考えさせられた。 ・静岡県立大学図書館 - 岡村文庫資料 http://www.u-shizuoka-ken.ac.jp/library/okamura_bunko/ 『南ヴェトナム戦争従軍記』(1965年)で有名な報道写真家の故・岡村昭彦さ ん(1929年〜1985年)の旧蔵書約1万6000冊を収めているという。岡村さんは 晩年静岡に住まい、ホスピスやバイオエシックスの問題に取り組んだという。 その縁で静岡県立大学に文庫が置かれたのだろう。『南ヴェトナム戦争従軍記』 といえば、報道写真家にあこがれていた高校生の頃に読んだ記憶がある。岡村 さんといえば報道写真家の印象が強かっただけに、後年の活動内容はやや意外 だった。 ・AKIHIKOの会 http://akihiko.kazekusa.jp/ ・長野県デジタルアーカイブ推進事業 http://www.pref.nagano.jp/kikaku/josei/da/ ・信州デジくら http://www.digikura.jp/ 長野県が進める地域でのデジタルアーカイブ事業。 ◆2009-04-08(Wed): 自分の基盤を考える−図書館論 ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20090412/1239530414 ここしばらく考えていること。 図書館の専門家でも実務家でもないにも関わらず、ここ数年は図書館業界で活 動することが多いのだが、自分の図書館論の基盤は何なのだろうか。以下、メ モとして。 大学に入るまでは横浜市内で育ったが、確か小学生になる頃までは住んでいた 区内には公共図書館がなかった。小学校の低学年の頃だったか、母親の友人た ちが設置運動を展開し、横浜市図書館の分館が設置されたことを覚えている。 幼少期の図書館体験として、もう一つ重要なのは、 ・神奈川県立金沢文庫 http://www.planet.pref.kanagawa.jp/city/kanazawa.htm の存在。 いまではすっかりと立派な建物になったが、当時はずいぶんと老朽化した戦前 の建物が現役で使われていた。神奈川県立金沢文庫は鎌倉幕府の執権を出した 金沢氏の菩提寺である称名寺に隣接しており、小学生の頃は日がな一日お寺の 池でザリガニ釣りに興じていたものだ。 ライブラリアンでは経験者も多いであろう図書委員だが、中学校のときに一度 やったような記憶はあるが、高校ではやっていない。一浪して国際基督教大学 (ICU)に入学し、ここで学生証による入退館ゲートやOPACの衝撃を味わう。 いずれも自分が入学したちょうどその頃に導入されたばかりのシステムだった はずだ。 在学中は、 ・国際基督教大学図書館(ICU図書館) http://www-lib.icu.ac.jp/ にずいぶんとお世話になった。なにせ貸出冊数に制限のない図書館である。我 ながら非常によく勉強し出した大学3年生の頃は常時100冊近くを借りていた。 また、ライブラリアンの方々に非常にお世話になったことも確かだ。前館長の 長野由紀さんをはじめ、以前書評させていただいた『図書館の再出発−ICU図 書館の15年』の著者はどなたもお顔が思い浮かぶ。 ・「黒澤公人、畠山珠美、松山龍彦、久保誠、長野由紀、山本裕之、浅野智美 著『図書館の再出発−ICU図書館の15年』(大学教育出版、2007年、2100円)」 (編集日誌、2007-12-09) http://d.hatena.ne.jp/arg/20071210/1197214980 ・書評「図書館の再出発−ICU図書館の15年」 (「情報の科学と技術」58-3、情報科学技術協会、2008-03-01) http://ci.nii.ac.jp/naid/110006646613/ ICU図書館絡みでいえば、在学中の1995年に、 ・多摩アカデミックコンソーシアム図書館サービス http://www-lib.icu.ac.jp/TAC/ が始まったことも印象的だった。もの珍しさもあって、東京経済大学図書館に 自転車で何度か行ったことを覚えている。 さて、ここまではあくまで経験の話なのだが、自分として一つ画期的な出来事 だったのは、大学3年生の折に立川明教授の授業「日本教育史」で"Education in Japan"(1946年2月発表)と『アメリカ教育使節団報告書』(1946年4月発表) を読んだことだ。 ・『アメリカ教育使節団報告書』(村井実訳、講談社学術文庫、1979年、672円) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061582534/arg-22/ は比較的よく知られているだろうが、"Education in Japan"はこの時代に関心 のある方でなければまず知らない資料だろう。"Education in Japan"は、GHQ/ SCAPに置かれた民間情報教育局(Civil Information & Education Division) によって教育使節団受け入れのためにまとめられており、『アメリカ教育使節 団報告書』の源流ともいえるものだ。この2つの報告書を読んだ衝撃は大きか った。おりにふれて図書館は民主主義の砦といわれるが、この2つの報告書に はその考えが色濃く出ている。ライブラリアンで、特に公共図書館のライブラ リアンで、「図書館は民主主義の砦」論に依って立つ方がいるなら、最低限 『アメリカ教育使節団報告書』は読んだほうがいい。 なお、これらの資料の位置づけについては、根本彰さん(東京大学)らによる ・占領期図書館史プロジェクト http://plng.p.u-tokyo.ac.jp/text/senryoki/ ・「占領期における図書館政策の推移−CIE関係文書による」 http://plng.p.u-tokyo.ac.jp/text/senryoki/gakkai99p.html に詳しいのでご参照いただきたい。 そうこうしているうちに、1995年のWindows95ブーム、それに引き続くインタ ーネットブームが到来し、大学を卒業する頃には、Webcatが登場してきたわけ だ。大学卒業後は図書館から徐々に遠ざかっていくわけだが、インターネット の普及とともにインターネットで再び図書館に出会うようになったということ だろう。 しかし、こうやって振り返ってみると、なにが自分の図書館論の核になったの だろう。まだ答えは見つからない。 ◆2009-04-09(Thu): 横山伊徳、石川徹也編著『歴史知識学ことはじめ』 (勉誠出版、2009年、1785円) ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20090412/1239530413 ・「買おうかどうか迷う本−『歴史知識学ことはじめ』と『社会科学情報の オントロジ−社会科学の知識』」(編集日誌、2009-03-18) http://d.hatena.ne.jp/arg/20090322/1237692876 ・「いただいた本−『歴史知識学ことはじめ』『レファレンスサービスのため の主題・主題分析・統制語彙』『法情報サービスと図書館の役割』」 (編集日誌、2009-04-04) http://d.hatena.ne.jp/arg/20090405/1238918528 と紹介してきた ・横山伊徳、石川徹也編著『歴史知識学ことはじめ』 (勉誠出版、2009年、1785円) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4585003061/arg-22/ を読み終えたので簡単な感想を。目次は以下の通り。 >> ・歴史知識学のめざすもの(横山伊徳) ・序章 「歴史知識学の創成」研究(石川徹也) ・第1部 歴史知識化システム研究−情報学の立場から ・1章 史料のデジタル化(前沢克俊、伊藤直之) ・2章 史料検索システム(伊藤直之) ・3章 編纂史料からの人物情報の抽出(北内啓、城塚音也) ・4章 人物史データベースの構築(赤石美奈) ・5章 翻刻支援システム(山田太造) ・第2部 編纂研究の共有化プロジェクト−歴史学の立場から ・6章 鎌倉遺文を対象とするVirtual Laboratory構築プロジェクト (遠藤基郎) ・7章 21万通の古文書を集める(近藤成一) ・第3部 歴史知識学への期待 ・8章 歴史知識学の意義(松岡資明) ・9章 文理融合研究への期待(堀浩一) ・10章 討論−歴史知識学の可能性 ・おわりに−「歴史知識学の創成」ことはじめ(石川徹也) http://www.bensey.co.jp/book/2091.html を基に著者等を追加。 << さて、本書は、 >> 2008-11-22(Sat): 東京大学史料編纂所 前近代日本史情報国際センター 公開研究会「歴史知識学の創成」 (於・東京都/東京大学 山上会館) http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/index-j.html << の内容を一部再構成したもので、この研究会は以下のプラグラムで実施されて いる。発表題目の右に矢印で附したのは該当すると思われる本書の章。 ・研究報告 ・石川徹也(東京大学史料編纂所) 「研究活動報告」→序章 ・大日本印刷 「史料・画像検索システムの研究」→1章、2章 ・NTTデータ 「情報抽出による人物DBの構築研究」→3章 ・赤石美奈(東京大学史料編纂所、東京大学大学院工学系研究科) 「人物史DB構築研究」→4章 ・コメント ・中川裕志(東京大学情報基盤センター) ・堀浩一(東京大学大学院工学系研究科)→9章 ・基調講演 ・松岡資明(日本経済新聞社)「知識化研究の意義」→8章 ・研究報告 ・遠藤基郎(東京大学史料編纂所) 「鎌倉遺文を対象とするVirtual Laboratory構築プロジェクト」→6章 ・山田太造(東京大学史料編纂所) 「翻刻支援エディター」→5章 ・近藤成一(東京大学史料編纂所) 「日本古文書ユニオンカタログプロジェクト」→7章 ・討論−歴史知識学の可能性:何をなすべきか?→10章 ・安永尚志(国文学研究資料館) ・柴山守(京都大学 東南アジア研究所) ・保立道久(東京大学史料編纂所) ・司会:石川徹也(東京大学史料編纂所) ・東京大学史料編纂所 前近代日本史情報国際センター 公開研究会 「歴史知識学の創成」【PDF】 http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/news/2008/cdps_workshop_2008.pdf 本書は、伝統的な学問である歴史学に情報学という比較的新しい学問の手法を 取り入れてきたこの四半世紀の現状報告といったところだろうか。図書館学と 情報学がもっと接近するべきである、つまり両者は離れすぎていると主張する ことが多い自分としては、歴史学、特に東京大学史料編纂所における取り組み は、こういった分野間融合の可能性を示してくれる内容であり、その点では十 分に満足感のある内容だ。だが、同時に本書の書名にも掲げられている歴史知 識学の現時点での限界も感じさせられた。 第3章「編纂史料からの人物情報の抽出」(北内啓、城塚音也)にこういう記 述がある。 >> 「人物情報抽出システム」の開発プロジェクトの中心的な取り組みは人物デー タベースの構築ですが、最終的にはそれを活用するための検索・閲覧システム も必要になります。 (43〜44頁) << 以降、それでは使いやすい検索・閲覧システムを実現するためには何が必要か が論じられるのだが、この中心的な取り組みとしてのデータベースの構築と、 最終的な活用形としての検索・閲覧システムの開発の対比は、本書を語る上で 非常に象徴的だ。 大学や企業に籍を置く歴史学や情報学の研究者によって語られるデータベース 構築の実際は、多くの人が抱いている歴史学のイメージを鮮やかに打ち砕いて くれるだろう。ともすれば、埃をかぶった古書を紐解いていくという「いかに もな」歴史学はここにはない。史料のデータベース化がもたらしうる可能性に は、大きな期待を抱きもするだろう。史料群の中に眠る未知の可能性を具体的 な手法も含めて提示している点は、本書に限らず、歴史知識学の醍醐味をよく 伝えている。 だが、一歩引いて、活用するための検索・閲覧システムとなると、本書では決 して多くは語られていない。検索・閲覧のためにどのような配慮がなされてい るのか、どのような活用を考慮しているのか、そして、そもそも誰が活用する と想定しているのか等々。デジタルアーカイブの分野でも語られていることだ が、どのような利用・活用の実現をイメージしてデータベースが構築されてい るのか、データベース構築と検索・閲覧システムの開発をつなぐべき一本の線 がはっきりとは見えてこない。この点は本書の課題であり、この課題に答えら れない限り、歴史知識学の創成はごく限られた領域でしか実現しないのではな いかと危惧してしまう。 少し本書から離れれば、東京大学史料編纂所のウェブ発信のあり方に対して、 私は数年前から批判を続けている。 >> 利用にあたってはまず「東京大学史料編纂所データベース」のページに入り、 利用するデータベースとして「鎌倉遺文フルテキストDB」を選択しなくてはい けない。せっかく優れたデータベースが多数あるにも関わらず、この構造のた めデータベースに直接リンクして紹介できないことが多い。東京大学史料編纂 所にはこの構造の見直しをお願いしたい。いち早くデータベースの開発に取り 組んできた東京大学史料編纂所だが、ウェブでの発信における利便性や操作性 の改善については無頓着すぎると思う。 ・「東京大学史料編纂所、鎌倉遺文フルテキストデータベースを公開」 (新着・新発見リソース、2006-10-17) http://d.hatena.ne.jp/arg/20061017/1161018857 << 今回東京大学史料編纂所のスタッフが中心となって編まれた本書を読むと、な るほど、これでは史料編纂所のサイト構築が一向に改善されないわけだと妙に 納得するところがあった。データベースの構築は重要ではあるが、そこに傾斜 するあまり、フロントエンドのインターフェースが置き去りにされているので はないだろうか。ウェブの仕事を10年続けてきた知識と経験に基づいていえば、 最終的にどのように利用・活用してもらうのか、その絵を描かない限り、この 先何十年にも渡って有効なデータベースの設計・構築はできないと思うのだが、 史料編纂所の方々はどのように考えているのだろうか。 ここで連想するのが、図書館システムのことだ。図書館システムも実に様々な 課題を抱えている。図書館システムの問題を見るにつけ、先駆的であったがゆ えにかえって問題に直面しているというアイロニーを感じなくもない。ほとん どの人がウェブのこれほどの隆盛を想像しえなかった時代にシステム開発が進 められたため、かえってウェブ時代に対応できなくなっているのが、いまの図 書館システムだと思っている。「歴史情報研究に取り組みはじめて四半世紀が 経とうとしている」(序章)という東京大学史料編纂所も、実はこれと同じ課 題を抱えているのではないだろうか。 このことは研究会での基調講演に基づくと思われる第8章「歴史知識学の意義」 (松岡資明)でも指摘されている。 >> 冒頭で紹介したデータベースにはおおいに問題があります。特に大型コンピュ ーターの時代に作られたデータベースをはじめとして死屍累々と言われていま す。せっかくの研究成果がほとんど社会に生かされていない。データベースは 日常的に多くの人の目にさらされ、内容が修正改善されていかないと、なかな かすぐれたものにならないと言います。人間文化研究機構のような大組織がつ くった巨大なデータベース群は別としても、小さなデータベースをどう保全、 維持してゆくのかも大きな問題となるでしょう。 (139頁) << この指摘をしているのが、歴史学者ではない松岡資明さんという点もまた象徴 的だ。 課題の指摘が多いように思われるだろうが、これは可能性に期待すればのこと と思ってほしい。歴史知識学が切り拓くのは、歴史学の未来だけでない。歴史 との関係を抜きには語れないほとんどの学問が、歴史知識学の創成に恩恵に預 かることだろう。だが、現状のようにデータベースや大規模システム開発に偏 った体制では、せっかくの可能性が半減してしまう。本書で示された可能性が どのように実現し、課題がどのように解決されていくのか、 ・前近代日本史情報国際センター http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/cdps/cdpsindex.html をはじめとする東京大学史料編纂所の今後に注目したい。 以上、いろいろと書いたが、要するに歴史学に関心がなくても情報のこれから に関心がある方にはおススメの一冊であることは、誤解のないように申し添え ておきたい。 ◆2009-04-10(Fri): 続・最近の気づき −お茶の水女子大学附属図書館サイトに掲げられた言葉 ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20090412/1239530447 少し前に、 ・「最近の気づき−茨城大学図書館サイトに掲げられた言葉」 (編集日誌、2009-02-23) http://d.hatena.ne.jp/arg/20090227/1235691064 の中でお茶の水女子大学附属図書館のサイトにせっかくの理念が掲げられてい ないのはもったいないと記したのだが、早速同図書館の茂出木理子さんからコ メントをいただき、以下のようなやりとりがあった。 >> 茂出木理子@お茶大茂出木理子@お茶大 2009/02/27 22:29 お茶の水女子大学附属図書館のことを取り上げていただきありがとうございま す。 HPのメニューからひとつクリックしていただく必要はあるのですが、理念は、 「図書館の理念と活動報告(http://www.lib.ocha.ac.jp/rinen.html)」に示 しています。 arg 2009/03/16 15:40 遅くなりました。コメントありがとうございます。>茂出木理子@お茶大さん あ、すみません、そうですね。 オフラインでは図書館の玄関にあるのがすごくいいので、オンラインでも玄関 口に置くのはどうでしょうか? http://www.lib.ocha.ac.jp/images/top/top-pic_blog_off.jpg この画像のところとか。 http://d.hatena.ne.jp/arg/20090227/1235691064#c << このやりとりがきっかけではなく、もともとお茶の水女子大学附属図書館の内 部でそういう動きがあったのだろうと思うが、今日お茶の水女子大学附属図書 館のサイトのトップページに、同館の理念である >> お茶の水女子大学附属図書館は、時間と空間を超える知的交流の場であり、 次世代の知を創造し発信する学術情報基盤として機能する。 << が掲げられた。 ・お茶の水女子大学附属図書館 http://www.lib.ocha.ac.jp/ これは心から拍手したい。 ちなみに、画像は次のように変わっている。 ・以前の画像 http://www.lib.ocha.ac.jp/images/top/top-pic_blog_off.jpg ・現在の画像 http://www.lib.ocha.ac.jp/images/top/top-pic_rinen1_off.jpg なお、この件について、お茶の水女子大学附属図書館LiSA活動日誌に茂出木さ んによる記事がある。 ・「「理念」は上品かつ自信を持って」 (お茶の水女子大学附属図書館LiSA活動日誌、2009-04-10) http://ochadailisa.blog32.fc2.com/blog-entry-212.html この記事の中で特にうなずいたのが、 >> 「理念」の下にこのLiSAブログリンクが出てる組み合わせを、不思議に思われ る方もいるかもしれません。 でも、理念とLiSAブログに記している日々の活動は離れがたい表裏一体のもの だと、私たちは確信してます。 ショートケーキにはイチゴが不可欠のように、あんパンには桜の塩漬けが欠か せないように。 理念には日々の活動がセットにならなきゃいけないんです。 ・「「理念」は上品かつ自信を持って」 (お茶の水女子大学附属図書館LiSA活動日誌、2009-04-10) http://ochadailisa.blog32.fc2.com/blog-entry-212.html << という箇所。 おそらく、この考えがあればこそ、 ・図書館の理念と活動報告 http://www.lib.ocha.ac.jp/rinen.html このページも理念と活動報告がセットになっているのだろう。 さて、傍からの勝手な繰り言で申し訳ないのだが、もう一つ、二つ欲をいえば、 トップページに掲げた理念の箇所をクリックすると、 ・図書館の理念と活動報告 http://www.lib.ocha.ac.jp/rinen.html に移動するようなリンクがあると、よりよいのではないだろうか。そして、 ・図書館の理念と活動報告 http://www.lib.ocha.ac.jp/rinen.html には、お茶の水女子大学附属図書館の活動が最も躍動的に伝えられている ・お茶の水女子大学附属図書館LiSA活動日誌 http://ochadailisa.blog32.fc2.com/ へのリンクがあると、なおいっそうよいのではないだろうか。 ・「附属図書館の理念を玄関に掲額しました。」 (お茶の水女子大学附属図書館、2009-03-26) http://www.lib.ocha.ac.jp/topics/2008/rinen_080326.html ところで、 ・「平成20年度の図書・情報チーム研修会を計15回実施しました。」 (お茶の水女子大学附属図書館、2009-03-30) http://www.lib.ocha.ac.jp/topics/2009/kenshuH20.html が目にとまったのであわせて紹介しておきたい。 大学図書館に限らず、図書館業界は非常に研修熱心という印象を強く持つ。実 際、イベントカレンダーを更新していても思うのだが、対外的に情報が公開さ れている研修事業の数だけでも相当なものだ。だが、開催の事実はあまり積極 的に広報されていない。ここで言っているのは、集客のための広報ということ ではなく、まさに活動報告としての広報ということだ。 お茶の水女子大学附属図書館のように利用者にもわかるように広報することで、 図書館やライブラリアンが日々のサービス提供のためにどのような努力をして いるかが伝わっていく。そして、研修を行っているという事実を公にすればす るほど、自分たちのサービスに対して言い訳しにくくなる。いわば自らに高い ハードルを課すことになるわけだが、そうすることでよりいっそうスキルアッ プが図られていくというサイクルにつながっていく。緊張感は高まるだろうが、 それを乗り越えてこそのプロフェッショナルというもの。なるほど、お茶の水 女子大学附属図書館のレベルは高いわけだと納得する。 ちなみに、この種の研修の講師にお招きいただくことが多い身としては、こう やって内部研修の情報をウェブで出していただくとは非常にありがたい。対外 的に公開されている情報があれば、自分の実績としてアピールできるようにな るからだ。逆にウェブに情報が出ていないと、講師の側としてはいささか残念。 研修会を企画する方には、ぜひ意識してほしい。 ◆2009-04-11(Sat): 気になる催し −検索ワークショップ「Search'n Search(仮)」 ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20090412/1239530446 かねてからその活動が気になっている ・山口情報芸術センター(YCAM) http://www.ycam.jp/ が、検索ワークショップ「Search'n Search(仮)」というのを企画している らしい。開催はまだずいぶん先で2010年の1月、2月とのこと。 >> 「検索」から見えてくる「社会とメディアとのつながり」を探る インターネットの普及により、私たちが用いている技術「検索」について、そ の仕組みと役割について理解するワークショップ。どのようにインターネット 検索をしたら、効率よく検索できるか、といったHow toの講座ではなく、イン ターネットの検索エンジンにおいて私たちの目には見えない裏側の仕組みにつ いて、カードゲームを用いて遊びながら学ぶことで、社会とメディアとのつな がりを探っていくワークショップです。 http://www.ycam.jp/education/2009/04/searchn-search.html << という内容案内に惹かれる。講師は石橋素さんと真鍋大度さん、そしてYCAM教 育普及スタッフ。 ・石橋素さん http://www.motoi.ws/ ・真鍋大度さん http://www.daito.ws/ ちなみに、お二人のブログに2005年5月に川口市メディアセブンで開催した同 内容と思われるワークショップの記事がある。 >> 2007-05-05(Sat): こども検索ワークショップ「ポットポット」 (於・埼玉県/川口市メディアセブン) http://tinyurl.com/ckdgeq ※川口市メディアセブンのサイトに移動します。 << ・「Searching Workshop」(Motoi Ishibashi) http://www.motoi.ws/lang/ja/2007/05/searching-workshop ・「検索ワークショップ」(Daito Manabe、2007-05-03) http://www.daito.ws/weblog/2007/05/post_1.html ・「川口workshop終了」(Daito Manabe、2007-05-07) http://www.daito.ws/weblog/2007/05/workshop.html 今年も6月と11月に同志社大学図書館講習会「ウェブ情報の効果的利用法−検 索エンジンからウェブを理解する」と題した講義を行うので、他の方々の取り 組みもきちんと勉強しておきたい。しかし、このお二人のお仕事を拝見してい ると、才能の豊かさに驚嘆することしきりだ。 ・「同志社大学図書館講習会で「ウェブ情報の効果的利用法−検索エンジン からウェブを理解する」と題して講義」(編集日誌、2007-11-16) http://d.hatena.ne.jp/arg/20071120/1195490785 ・「同志社大学図書館講習会で「ウェブ情報の効果的利用法−検索エンジン からウェブを理解する」と題して講義(2008年度)」(編集日誌、2008-06-10) http://d.hatena.ne.jp/arg/20080613/1213287103 ・「同志社大学図書館講習会で「ウェブ情報の効果的利用法−検索エンジン からウェブを理解する」と題して講義(2008年度後期) /第3回ARGオフ会@京都を開催」(編集日誌、2008-11-11) http://d.hatena.ne.jp/arg/20081114/1226590056 ◆2009-04-12(Sun): 読書記録−指宿信編『法情報サービスと図書館の役割』 (勉誠出版、2009年、2100円) ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20090413/1239555115 勉誠出版からいただいた3冊の本を引き続き読んでいる。 ・「いただいた本−『歴史知識学ことはじめ』『レファレンスサービスのため の主題・主題分析・統制語彙』『法情報サービスと図書館の役割』」 (編集日誌、2009-04-04) http://d.hatena.ne.jp/arg/20090405/1238918528 ・「読書記録−横山伊徳、石川徹也編著『歴史知識学ことはじめ』 (勉誠出版、2009年、1785円)」(編集日誌、2009-04-09) http://d.hatena.ne.jp/arg/20090412/1239530413 今回は『法情報サービスと図書館の役割』の感想メモ。 ・指宿信編『法情報サービスと図書館の役割』(勉誠出版、2009年、2100円) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4585052089/arg-22/e 本書の位置づけは、編者である指宿信さんが「はしがき」で語っている。 >> 本書は、法律に関する情報、すなわち法情報について、これを利用者に提供す ることの意味と、そのサービスの有り様について描くと共に、それら法情報に 対するアクセスの確保という観点から、図書館やライブラリアンが果たしうる 役割について考察を加えたものである。 (1頁) << また、「本書執筆の背景と出発点となる問題状況」を次の3点に整理している。 1. 司法制度改革での市民に対する法情報サービス提供の不十分さ 2. 法情報に関する専門職としてのロー・ライブラリアンの未確立 3. 法学教育における法情報の調査方法のカリキュラムへの未反映 この問題意識から、 >> ・はしがき(指宿信) ・第1章 法情報と図書館(指宿信) ・第2章 司法へのアクセスと図書館(早野貴文) ・第3章 わが国におけるリーガル・リサーチとライブラリアンの役割 (門昇) ・第4章 アメリカにおける法律図書館の歴史とロー・ライブラリアン (山本順一) ・第5章 米国におけるリーガル・リサーチ教育と、ライブラリアンおよび図書 館の役割(中網栄美子) ・第6章 地域法サービスにおけるロー・ライブラリアンの役割(岩隈道洋) ・第7章 リサーチ・ツール:法情報データベースの現状と課題(齊藤正彰) ・第8章 デジタル・コンテンツと紙媒体(いしかわまりこ) ・付録 法情報学関連文献および関連サイト目録 http://www.bensey.co.jp/book/2055.html を基に著者等を追加。 << という構成をとっているわけだが、考えうる最高の書き手たちによって個別・ 全体いずれの観点でもよくまとまった論考が集まっている。特に全編にいえる ことだが、「こうした問題点ならびに現状の理解への批判的視点と、改革のた めの考察」(4頁)がバランスよくまとまっている。 ・blog of Dr. Makoto Ibusuki(指宿信さん) http://imak.exblog.jp/ 一つだけ難点を挙げれば、執筆陣に本書の中でもその役割が再々言及されてい る民間出版社の人間がいないことだろうか。また、実現は相当困難と思われる が、立法・行政・司法のいずれかの分野で公職にある方から、本書の趣旨に沿 う寄稿があれば、よりいっそう充実したものと思う。とはいえ、これらの点は 別に本書の欠点ではない。むしろ、もっと知りたいという好奇心を喚起させる だけの魅力を本書が持っているということの証だろう。 以下は、特に関心を持った章についての個別のメモ。 門昇さんによる第3章「わが国におけるリーガル・リサーチとライブラリアン の役割」は、ぜひライブラリアンに読んでほしい。公共図書館や大学図書館と いった館種の違いに関わらず、現在、日本のライブラリアンが置かれている状 況と課題がよく示されていると思う。 >> ロー・ライブラリーに勤務しているライブラリアンであるということだけでロ ー・ライブラリアンとなるわけではない。 (70頁) << という言葉をはじめ、門さんが投げかける数々の指摘を日本のライブラリアン はわが身に引き寄せて考えられるだろうか。 ・法情報の世界(門昇さん) http://www.law.osaka-u.ac.jp/~kado/ 山本順一さんの第4章「アメリカにおける法律図書館の歴史とロー・ライブラ リアン」からは、非常に大きな示唆を得た。ここで詳しく書くことは避けるが、 とにかく山本さんに感謝。 岩隈道洋さんによる第6章「地域法サービスにおけるロー・ライブラリアンの 役割」にある >> 裁判を受ける権利の中には、「法を知る」権利も含まれるはずであると考える べきなのであろう。 (133頁) << という指摘には強い衝撃を受けた。「知る」権利ということをもっと考えてい かなくてはいけない、と強く自戒させられる。 齊藤正彰さんの第7章「リサーチ・ツール:法情報データベースの現状と課題」 と、いしかわまりこさんの第8章「デジタル・コンテンツと紙媒体」は、さす がにこのお二人と思わせる内容。紙媒体の情報とウェブ媒体の情報の双方を知 り尽くしていればこそ、説得力を持ってウェブで発信される法情報の限界を示 している。 ・齊藤正彰@北星学園大学(齊藤正彰さん) http://www.ipc.hokusei.ac.jp/~z00199/ ・法情報 資料室 ☆やさしい法律の調べ方☆(いしかわまりこさん) http://www007.upp.so-net.ne.jp/shirabekata/ 齊藤さんのブログによれば、 >> 最初に原稿を提出したのは、2005年4月15日でした。 もちろん、刊行までに何度か改訂しています。 ・「法情報サービスと図書館の役割」(お知らせ、2009-03-30) http://sait-hokusei.blogspot.com/2009/03/blog-post_30.html << とのこと。刊行までに少なくとも4年の歳月を要したわけだ。この間の編者と 著者、そして出版社の尽力に驚嘆する。編集期間が長くなること決しては良い ことではないが、本書の品質を考えれば、それもまたやむを得なかったのだろ う。 さて、反対意見も根強いが、もう1ヶ月後の5月21日には裁判員制度がスタート する。我々一人ひとりが否応なく人を裁く立場に置かれるようになるいまこの ときこそ、誰もが手にすべき一冊だろう。 ・裁判所 - 裁判員制度 http://www.saibanin.courts.go.jp/ ・法務省 - よろしく裁判員 http://www.moj.go.jp/SAIBANIN/ ・日本弁護士連合会 - はじまります。裁判員制度 http://www.nichibenren.or.jp/ja/citizen_judge/ 岡本真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集長 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG) [ARG-370] 2009年04月13日(週刊) 【発行者】岡本 真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集部 【編集者】岡本 真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集部 【発行地】日本/神奈川県/横浜市 【 ISSN 】1881-381X 【E-Mail】zd2m-okmt@asahi-net.or.jp 【サイト】http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/ 【ブログ】http://d.hatena.ne.jp/arg/ 【今号のウェブ版】http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/370.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 本誌掲載記事の取り扱いは、著作権法に則って行ってください。本誌の許可を 得ていない記事の転載は違法です。引用は著作権法の範囲内で。記事を情報源 として二次的に利用する際には、情報源としての本誌の存在を明記してくださ るようお願いします。悪質な例に対しては、法的手段を含め相応の対応をしま す。なおメーリングリストなど、複数による閲覧が可能なアドレスでの登録は ご遠慮下さい。 Copyright (C) "ACADEMIC RESOURCE GUIDE"編集部1998- All Rights Reserved.  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



