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2008/02/25

[ARG-311]

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1998-07-11創刊                     ISSN 1881-381X
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      ◆◇◆ ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG) ◆◇◆
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         Science, Internet, Computer and ...

      2008-02-25発行   ‡No.311‡   4785部発行

 "Ask not what the net can do for you
                 -ask what you can do for the net."
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
  ◇ 目次 ◇
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○羅針盤「Biblioblog in Japan」(佐藤翔(min2-fly)/katz3)

○イベントカレンダー

○求人情報

○活動報告

○サイト更新情報

○編集日誌

○奥付

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     筒井淳也著『親密性の社会学−縮小する家族のゆくえ』
          (世界思想社、2008年、1995円)
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 ◆ 羅針盤 ◆ - Science, Internet, Computer and ...
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           「Biblioblog in Japan」

                          佐藤翔(min2-fly)
                    (筑波大学図書館情報専門学群)
                                 katz3

*当記事は佐藤(min2-fly)、およびkatz3氏が執筆し、ドイツの図書館系ブ
ログ“Infobib”に掲載された“Libworld-Japan”
http://infobib.de/blog/2008/01/28/libworld-japan/ > の記事をmin2-fly
が日本語に再翻訳した上で、英語にする際に削らざるを得なかった表現を大幅
に加筆・修正したものです。

 なお、英語版Libworld-JapanのIntroductionの中で、katz3氏が執筆を担当
された部分については、氏のブログ『図書館断想』に掲載された日本語版
http://d.hatena.ne.jp/katz3/20071229 > を、同氏が修正したものを載せ
ています。


________
 ◆ 序文 ◆
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
日本には非常に多くの図書館系ブログがあり、min2-fly一人でその全容を把握
するのは難しい。そこで自分のブログ上で協力者を募ったところ
http://d.hatena.ne.jp/min2-fly/20071226/1198632746 >、多くの図書館系
ブロガーの方々からコメントやトラックバックをいただいた。特に図書館系ブ
ログの歴史的経緯については、皆さんの御協力がなければ書き上げることは不
可能であった。また、ブログ『図書館断想』のkatz3氏にはIntroductionの執
筆を請け負っていただいた。この場を借りて、御協力くださった多くの方々に
改めて感謝の意を述べたい。本当にありがとうございました。

 大昔から、一般に日本人は日記を書くのを好む。日記と名のつく古典文学は
多い。インターネットは当然ながら公的なものであり、私的な日記をインター
ネットに公開するとしたら、あなた方は常識外れだと思うかもしれない。しか
し多くの日本人は、日本でブログが流行る前から自分の日記をインターネット
に公開していた。日記の書き手はただ日々の出来事を書き、読み手はそれを読
むことを当たり前のことのように受け取っている。

 ほとんどの日本人にとって、個人のウェブサイトは日常会話をする場所のよ
うなものであり、議論するためのものではない。ブログや議論などの目的に使
われることが(外国では)多いようであるが、日本では今日でも、ブログはデ
ィスカッションツールというよりは便利な日記書きツールである。もちろん時
には議論に使われもする。

 日本の初期のブロガーがブログを使い始めた頃には、既に非常に多くの、い
わゆる日記サイトが存在していた。それら日記サイトには、当然トラックバッ
クもコメント投稿機能もなかったが、手書きHTMLによるリンクと、掲示板があ
った。これもまた常識外れかもしれないが、少なからぬ日本人が、日記を書く
ためだけにわざわざHTMLを覚えていた。

 図書館員や図書館利用者、図書館学者による日記サイト(ブログがbiblioblog
なら、日記サイトはbibliodiary?)がブログが流行る以前にどれだけあった
かは定かではない。私katz3個人が覚えている限りでは、そう多くなかったと
思う。もしその印象が正しいなら、ブログは随分と日本の図書館関係者の口を
軽くしたものだ!

___________
 ◆ 歴史的経緯 ◆
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 日本で最初に図書館系ブログを開設したのは尾城孝一氏であったという。尾
城氏は『学術出版と学術コミュニケーションブロッグ』
http://home.catv.ne.jp/rr/ojiro/scomm_blog.html >と題したブログを2001
年に開設し、学術出版、学術情報流通や図書館に関するニュースを紹介してい
た(残念ながら約半年後に更新は停止している)。

 その後、2003〜2004年には、ブログツールやサービスの発展に伴い、多くの
人々が新たに図書館系ブログを立ち上げたり、それまで手書きHTMLで更新して
いたウェブサイトをブログへ移行したりした。この頃の有名なブログとしては、
2003年に開設された『Liblog JAPAN』
http://mwr.mediacom.keio.ac.jp/~mine99/blogs/ >が挙げられる。『Liblog
Japan』は図書館・情報学に関するニュースを扱うブログで、慶應義塾大学の
三根慎二氏が、友人2人のアイディアを実際に形にすることで始まった。これ
も現在は更新が停止しているが、Internet Archiveで当時の記事を見ることが
できる< http://web.archive.org/web/*/http://mwr.mediacom.keio.ac.jp/~mine99/blogs/ >。

 現在、三根氏はオープンアクセス運動の動向を紹介するブログ『Open Access
Japan』< http://www.openaccessjapan.com/ >の管理者としてブログを続けて
いる。また、『Liblog Japan』開設に関わったその他の2人についても、自身
のブログ内やコメント欄で当時を回想している
http://kamata.lib.teu.ac.jp/~tanabe/diary/20071226.html#p01 >。

 同じく2003年に始まった、こちらは現在まで続いている、有名な図書館系ブ
ログとして『Copy & Copyright Diary』がある(著者は末廣恒夫氏。「はてな」
ユーザにとってはid:copyrightの方がなじみがあるかもしれない)。その名の
通り、主に複写と著作権の問題について扱うブログであるが、その関係で図書
館と著作権の関係などについて言及することも多い。最近も、“大きく変わっ
た「図書館無料の原則」の意義”と題した記事がウェブ上で多くの注目を集め
た(http://d.hatena.ne.jp/copyright/20080211/p1)

 id:copyrightといえば、著作権分野で図書館系ブログをリードする人物であ
り、ブログ本編だけでなく、随所に寄せられるコメントやウェブ上で実施され
るアンケート等も、図書館系ブログ(に限らずはてなダイアリーはじめ著作権
関係のブログ全般)に対し大きな影響力を持つ。

 初期の図書館系ブログの多くは図書館(・)情報学自体や学術・大学図書館に
関するものであり、著者・読者ともに研究者や大学図書館員が多い。しかし
2004年以降には、幾人かの図書館員(公共図書館・学校図書館員含む)が日記
的なブログを開設するようになり、その中で図書館に関する話題についても
(個人的な日記とあわせて)触れられるようになっていった。

 日記的な図書館系ブログが増加するに伴い、それまでの図書館系ブログの中
では実名でブログを開設する者が多かったのに対して、匿名で(ハンドルネー
ムを用いて)ブログを公開するものが増えていった。この傾向は現在まで続き、
日本の図書館系ブログ界における特徴の一つとなっている(例えばkatz3氏も
匿名である。min2-flyは、Libworld-Japan公開時に本名で記事を書いたので、
実は既に厳密な意味では匿名ブロガーでなくなっているのだが、今のところ誰
からも指摘がないのでそのままにしている)。

 また、2003年には横芝光町立図書館< http://blog.goo.ne.jp/hikari_library >
が、2004年には山中湖情報創造館< http://yamanakako.exblog.jp >が、公式
ブログを開設している。これらは図書館員間のコミュニケーションではなく、
利用者への情報発信を目的とするブログであり、同様の公式ブログは昨今増え
つつある。

 もう一つの近年の特徴としては、ニュースの紹介や日記公開を主目的としな
い個人ブログ(図書館に関する話題についての議論を目的とする個人ブログ)
の存在感が増してきていることも挙げられる。世界的に見ればブログとはそう
いうものだ、とも考えられるが、日本では先に紹介した『Copy & Copyright
Diary』などの一部の例外を除いて、議論を目的とするようなブログは少数派
であったと思われる。

________________
 ◆ 特徴的なブログの紹介 ◆
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
*利用者向けブログ
<公共図書館>
・マロニエの花咲く 横芝光町立図書館blog
 < http://blog.goo.ne.jp/hikari_library >
 公共図書館の公式ブログとしてはおそらく日本で最も有名なブログ。
 同図書館はインターネットを介した優れたサービスが評価され、「Library
of the Year 2007」< http://iriweb.fc2web.com/forum/loy07.html >にノミ
ネートされている。
 新聞の書評欄に掲載された図書の書誌事項を提供するほか、パスファイン
ダーの提供など公共図書館としては珍しい取り組みを行っている点が特徴的
である。

<大学図書館>
・fromKYOTO< http://johokan.kyoto-seika.ac.jp/index.php?fromkyoto >
 京都精華大学情報館のスタッフによって運営される、主に学生向けのブログ。
 本や音楽、映画やイベントの紹介にとどまらず、京都市内の居酒屋の情報ま
で提供するなど、学生に有益な情報の提供に意欲的な点に特徴がある(もちろ
ん「お酒は二十歳になってから」の注記もある)。

*図書館員、研究者および大学生向けブログ
<図書館、図書館情報学関連のニュースブログ>
・ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG) - ブログ版< http://d.hatena.ne.jp/arg >
・SENTOKYOブログ< http://blog.goo.ne.jp/sentokyo >
・Current Awareness Portal< http://www.dap.ndl.go.jp/ca/ >
 いずれも図書館や図書館情報学に関するニュースを提供しているブログ。
 特にARGとCurrent Awareness Portalについては最新ニュースを提供するば
かりでなく、図書館や図書館情報学に関するエッセイ・論文も掲載されること
から、日本の図書館員や図書館情報学を学んでいる学生にとっては重要な情報
源となっている。

<個人ブログ>
 ここまで様々なブログを紹介してきたが、筆者は今、日本で一番アツい図書
館系ブログは、個人開設のブログであると考えている。

 『図書館退屈男』< http://toshokan.weblogs.jp/blog/ >は農林水産研究情
報センター< http://ss.cc.affrc.go.jp/ric/home.html >の職員であるtzh氏
によるブログである。tzh氏は国内の「Library 2.0」を牽引する人物の一人で
あり、ブログ中では図書館システムに関するレビューなどを行っている。特に
国立国会図書館の新ポータルサービス『PORTA』に搭載されたソーシャルブッ
クマーク機能にいち早く気付き、レビューを書いたことで、図書館系に限らず
多くの国内ブロガーがPORTAに注目するきっかけを作った。

 『Myrmecoleon in Paradoxical Library. はてな新館』
http://d.hatena.ne.jp/myrmecoleon/ >のmyrmecoleon氏はWeb 2.0的なサー
ビスを提供することで有名な図書館系ブロガーの一人である。ISBNを入力する
とその本を所蔵している図書館が地図上に表示される「所蔵図書館マップ」や、
URLを入力するとそのサイトの「はてなブックマーク」上での注目度(「はて
ブ指数」;詳細は< http://d.hatena.ne.jp/myrmecoleon/20070718/1184775133 >
参照)を出力する「はてブ指数チェッカー」などのサービスは多くの注目を集
めた。もっとも、最近はもっぱらニコニコ動画< http://www.nicovideo.jp >
とTwitter< http://twitter.com/ >にはまってしまわれていて、図書館関連の
記事はあまりアップされなくなってしまっている。

 “Libworld-Japan”の共同執筆者でもあるkatz3氏(『図書館断想』
http://d.hatena.ne.jp/katz3/ >)は図書館系ブログ界隈の中でも特に切れ
味のある議論を展開する人物であり、最近でも一時図書館系ブログの間で流行
った図書館有料化議論について、“「どっちが」という話は学術的にしか意味
がない。どうせ感情論でしかないので、まともに相手して論破しようとしても
無意味でありますよ。個別的な施策の良し悪しを論じたって、自分が腑に落ち
るだけだよ。真なる正しさなんて大した問題じゃないんですよ。”
(< http://d.hatena.ne.jp/katz3/20071226 >)とばっさり切り捨てている。
彼の記事はいつも刺激的でいながら論理的な上に説得力があるので、図書館系
ブログ界隈で議論を巻き起こすこともあれば、起こった議論を一気に収束させ
ることもある。

 『Tohru's diary』< http://sakuraya.or.tp/blog_t/index.cgi >のTohru氏
も議論に長けたブロガーであるが、こちらでは主に公共図書館に関する記事が
書かれている。また、図書館のほかに文書館についての記事もよく書かれてお
り、公文書館の悲惨な状況についての記事は図書館系ブロガーの注目を集めた。

 その他に昨今では図書館情報学を学ぶ学生(大学院生および学部生)のブロ
グが多く開設されている。筆者自身、『かたつむりは電子図書館の夢をみるか』
http://d.hatena.ne.jp/min2-fly >と題したブログを運営しており、ここを
通じて同じ図書館情報学系の学生や、図書館員、他のブロガーと意見を交わし
あっている。

 ブログが流行る以前は、図書館情報系の学生が図書館の現場にいる人とコミ
ュニケーションすることは意外に難しかったが、現在ではブログ(そして後述
するソーシャルブックマークサービス)を通じて、学生も現場の図書館員と積
極的なコメントのやりとりや議論を行うことができるようになったと言える。

___________________
 ◆ 図書館系ブログの最近の動向 ◆
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 近年では図書館系個人ブログの中に議論を目的とするものが増えてきた、と
いうのは前述の通りである。多くのブロガーが寄贈による蔵書構築の可能性や、
「図書館は有料化できるか?」、「なんで国立国会図書館には成人向けコミッ
クがちゃんと納本されていないんだ!」といったトピックについて意見を交わ
しあっている。そしてこれらの議論は、時に図書館関係者の間にとどまらず、
国内のブログ全体を巻き込んだ大規模なものに発展することがある。例えば
2006年末、「公共図書館は本当に必要か?」という論争が、2人のブロガー
(うち1人は図書館関係者、もう1人は特に図書館に関係ない人物である)のや
りとりを契機に巻き起こった。この論争には最終的に30人のブロガーが参加し
(うち1名はおそらく国内で最も有名なブロガーの1人、小飼弾氏であった)、
勃発から3週間で60もの関連記事がアップされた
(< http://list.g.hatena.ne.jp/Hebi/20070104/p1 >)。

 このような事態が起こった理由の一因は、ソーシャルブックマークサービス
である「はてなブックマーク」< http://b.hatena.ne.jp/ >にある。はてなブ
ックマークの説明についてはWikipediaの記述がよくまとまっているので、以
下に引用する。

  “(はてなブックマークとは)ユーザーが任意のURLをブックマーク
  として保存することができ、それにタグを付けることができる。タグ
  を通して他のユーザーのブックマークと横断的に行き来することがで
  きる。ユーザーは全角100文字までのコメントを残すことができるの
  で、任意のURLに対するコメント欄的機能も果たしている。また、対
  象URLをブックマークしているユーザー総数が表示されるため、ブッ
  クマーク数の多い記事は、はてなダイアリーユーザーからの注目性・
  話題性が高いと判断する指標にもなっている。”
  (Wikipedia, 2008-02-16)

 日本のブロガー、とりわけ図書館系ブロガーにははてなブックマークを使っ
ている者が多い。はてなブックマークでは、多くのブックマークを集めた記事
を「注目の記事」や「人気の記事」として紹介する機能があり、ひとたび「人
気の記事」となった記事はより多くの注目を集めることになる。そのため、時
おり図書館系ブログが「人気の記事」として上がり、その記事を読んだ(図書
館系以外の)ブロガーも記事に触発されて自分のブログで新たに記事を書くた
めに、さらに議論が発展していく。はてなブックマークでは、ブックマークさ
れた記事に言及している別の記事へのリンクを表示する機能もあるため、読者
はあるトピックに言及した多くの記事を容易にまとめ読みすることができる。
ブックマーク時にコメントを残すことができるため、自ら記事を書かない者も
コメントを介して議論に参加することができ、それがさらに議論の拡大を招く
……というようなことが日常的に起きている。

 また、はてなブックマーク(に限らずソーシャルブックマークサービス一般)
ではブックマーク時に記事の内容を端的に表す「タグ」を付与することもでき
るため、日本の図書館系ブロガーは「図書館」タグを使って互いに興味をひか
れた記事を紹介しあい、コメント欄で意見を交わしあっている。ある意味では、
ブログそれ自体と同じかそれ以上にソーシャルブックマークがコミュニケーシ
ョンツールとして重要な役割を果たしている、と言うことができるかもしれな
い。

________________
 ◆ 図書館系ブログの今後 ◆
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 今日では日本のブログ数の伸びは落ち着きを見せていると言われるが、先に
述べたように大学/公共図書館の公式ブログ等は現在も増加し続けている。先
進的な図書館系ブロガーの中にはTwitter等の新たなコミュニケーションツー
ルを使った図書館サービスの可能性について言及している人もおり、そう遠く
ない将来、日本の図書館系ブログがすっかり様変わりしている可能性もあるだ
ろう。

_____________
 ◆ 執筆者・協力者 ◆
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
◇執筆者
・佐藤翔(min2-fly):http://d.hatena.ne.jp/min2-fly/
・katz3(序文):http://d.hatena.ne.jp/katz3/

◇協力者(敬称略)
・110kA:http://blog.livedoor.jp/lib110ka/
・aliliput:http://d.hatena.ne.jp/aliliput/
・copyright:http://d.hatena.ne.jp/copyright/
・DIEtrich:http://d.hatena.ne.jp/DIEtrich/
・G.C.W:http://jurosodoh.cocolog-nifty.com/memorandum/
・garugon:http://d.hatena.ne.jp/garugon/
・葦岸堂:http://igandou.txt-nifty.com/
・kmizusawa:http://d.hatena.ne.jp/kmizusawa/
・田辺浩介:http://kamata.lib.teu.ac.jp/~tanabe/diary/
・岡本真:http://d.hatena.ne.jp/arg/
・MIZUKI:http://hibiki.cocolog-nifty.com/blogger/
・shomotsubugyo:http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo
・sinngetu:http://d.hatena.ne.jp/sinngetu/
・丸山高弘:http://maru3.exblog.jp/
・長谷川豊祐:http://www2d.biglobe.ne.jp/~st886ngw/index.htm
・tzh:http://toshokan.weblogs.jp/blog/
・tan-taka-tan
・逸村裕(英語版校正)

◆日本の図書館系ブログリンク
・英語版:http://www.slis.tsukuba.ac.jp/hitslab/bloglink.html
・日本語版:http://d.hatena.ne.jp/min2-fly/20071228


[筆者の横顔]

佐藤翔(さとう・しょう)。1985年生まれ。筑波大学 図書館情報専門学群所
属(4月より同・図書館情報メディア研究科進学)。3/29開催の日本図書館情
報学会春季研究集会にて、「大学図書館のアウトソーシング」の題目で発表予
定(逸村裕教授との共同研究)。

Copyright (C) SATO Sho & katz3 2008- All Rights Reserved.
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

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 ◆ イベントカレンダー ◆ - Science, Internet, Computer and ...
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◆2008-02-25(Mon):
第17回セマンティックウェブとオントロジー研究会
(於・東京都/国立情報学研究所)
http://sigswo.org/

◆2008-02-26(Tue):
国立国会図書館講演会「南アフリカ国立図書館の概要と電子図書館事業」
(於・東京都/国立国会図書館東京本館)
http://www.ndl.go.jp/jp/information/news.html#080129_01

◆2008-02-26(Tue):
第51回知的コミュニティ基盤研究センター研究談話会
「未解読文書の解読可能性の判定:世界で最も謎に満ちた写本を例に」
(於・茨城県/筑波大学春日キャンパス情報メディアユニオン)
http://www.kc.tsukuba.ac.jp/colloqium/colloquium51.html

◆2008-02-27(Wed):
第1回京都大学・大阪大学・神戸大学連携シンポジウム
「ソフトウェア技術者教育:期待と国際的な潮流」
(於・大阪府/大阪国際会議場)
http://www.3univ.jp/

◆2008-02-27(Wed):
国立国会図書館講演会
「米国議会図書館における書誌コントロールの現状と将来」
(於・東京都/国立国会図書館東京本館)
http://www.ndl.go.jp/jp/information/news.html#080121_01

◆2008-02-27(Wed):
LibQUAL+Rワークショップ(東京会場)
「図書館利用者を知る:LibQUAL+Rによるサービス評価」
(於・東京都/慶應義塾大学三田キャンパス)
http://project.lib.keio.ac.jp/assess-wg/LQ_workshop.html

◆2008-02-28(Thu):
トークセッション「千代田図書館が目指すもの−『ず・ぼん』へ徹底反論!!」
(於・東京都/ジュンク堂書店池袋本店)
http://www.pot.co.jp/diary/archives/2008/01/21/995/

◆2008-02-28(Thu):
大学図書館問題研究会神奈川支部2008年2月例会
「ACADEMIC RESOURCE GUIDE編集長が図書館の魅力に迫る!」
(於・神奈川県/鶴見大学図書館)
http://book.geocities.jp/dtkkng/

◆2008-02-28(Thu):
日本電子出版協会平成20年度総会イベント(クロスメディア講演会)
「出版社へのクロスメディアソリューション提案
−負の連鎖の中で、クロスメディアができること」
(於・東京都/日本教育会館)
http://www.jepa.or.jp/seminar/seminar.php?id=117

◆2008-02-29(Fri):
LibQUAL+Rシンポジウム(大阪会場)
「図書館利用者を知る:LibQUAL+Rによるサービス評価」
(於・大阪府/大阪大学豊中キャンパス)
http://www.library.osaka-u.ac.jp/sympo/sympo_LibQUAL.html

◆2008-02-28(Thu)〜2007-02-29(Fri):
第6回人工知能学会データマイニングと統計数理研究会(SIG-DMSM)
(於・大阪府/大阪大学中ノ島センター)
http://www.med.shimane-u.ac.jp/med_info/sig-dmsm/

◆2008-03-01(Sat):
日本教育工学会研究会研究会「日本語教育と教育工学/一般」
(於・愛知県/名古屋大学)
http://www.jset.gr.jp/study-group/files/20080301.html

◆2008-03-01(Sat)
図書館講座「目からウロコの《超簡単》情報活用講座
−人に伝える・人と繋がる・人と学ぶ」
(於・静岡県/三島市民生涯学習センター)
http://tosyokan.city.mishima.shizuoka.jp/toshokankoza.html

◆2008-03-01(Sat):
日本アーカイブズ学会研究集会
「記録アーカイブズ法制の一層の整備に向けて」
(於・東京都/学習院大学)
http://www.jsas.info/modules/news/article.php?storyid=13

◆2008-03-02(Mon):
知識科学研究科10周年記念シンポジウム
「知識科学の成果と展望−最初の10年から次の10年へ」
(於・東京都/ 学術総合センター一橋記念講堂)
http://www.jaist.ac.jp/kss2008/

◆2008-03-02(Sun):
日本学術振興会アジア・アフリカ学術基盤形成事業公開フォーラム
「アフリカにおける文化遺産の危機と継承−記憶の保存と歴史の創出」
(於・大阪府/国立民族学博物館)
http://www.minpaku.ac.jp/research/sr/080302.html

 ______________
  ■ 掲載希望の送り方 ■
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 連絡先:zd2m-okmt@asahi-net.or.jp
 きまり:自薦他薦不問。添付ファイル禁止。主宰者によるサイト必須。
 その他:掲載可否は編集部判断。上記書式に整形した上での連絡歓迎。


===================================
 ◆ 求人情報 ◆ - Science, Internet, Computer and ...
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今回は情報はありません。

______________
  ■ 掲載希望の送り方 ■
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 連絡先:zd2m-okmt@asahi-net.or.jp
 きまり:自薦他薦不問。添付ファイル禁止。募集者によるサイト必須。
 その他:掲載可否は編集部判断。上記書式に整形した上での連絡歓迎。

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 ◆ 活動の予定と報告 ◆ - Science, Internet, Computer and ...
===================================

[講演・講義](予定)

2008-02-28(Thu):
大学図書館問題研究会神奈川支部2008年2月例会
「ACADEMIC RESOURCE GUIDE編集長が図書館の魅力に迫る!」
(於・神奈川県/鶴見大学図書館)
http://book.geocities.jp/dtkkng/


[講演・講義](報告)

2008-02-20(Wed):
神奈川県立図書館アドバイザー・レクチャーで講演。
・「Web2.0時代に求められる県立図書館の役割−次世代KL-NETに向けて」
【PPT】
http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/doc/kpl_advisor(20080220).ppt

2008-02-22(Fri):
第4回レファレンス協同データベース事業参加館フォーラムで講演
・「レファレンス協同データベースに期待すること
  −Web標準、API公開、レファレンス再定義」【PPT】
http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/doc/4th_crd_forum(20080222).ppt


[参考]執筆・講演一覧
http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/help.html

※執筆・講演等、お気軽にご相談ください。


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 ・ブログ版、随時更新中 http://d.hatena.ne.jp/arg/

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◆2008-02-18(Mon): 「WWWを対象にした日本語研究」を特集する雑誌
          『日本語学』2008年2月号

      ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20080221/1203520969

・『日本語学』2008年2月号(明治書院、2008年、940円)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012Q3C2O/arg-22/

記事は以下の通り。

>>
・荻野綱男「WWWをコーパスとして利用する研究−文系と理系の観点から」
・石川慎一郎「言語コーパスとしてのWWW−広がる可能性」
・黒田航・李在鎬「WWWを丸ごとデータにすると何が分かるか?−格フレーム
         辞書を言語研究に利用する」
・新納浩幸「WWWの記事をその内容によって自動的に分類する」
・乾健太郎・鳥澤健太郎「WWWからの知識獲得−自然言語処理における新展開」
・平村昇子・山下達雄「WWWの検索技術の現状と将来」
<<

この雑誌をAmazonでみていたときに、「この商品を買った人はこんな商品も買
っています」に表示された本が興味深い。

・『意見分析エンジン−計算言語学と社会学の接点』
(大塚裕子、乾孝司、奥村学著、コロナ社、2007年、2730円)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4339024236/arg-22/


◆2008-02-19(Tue): 「ウェブアーカイビングの現在と展望
                 −国際連携に向けて」講演スライド公開

      ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20080221/1203520968

・「「ウェブアーカイビングの現在と展望−国際連携に向けて」のレポート」
(編集日誌、2008-02-08)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080211/1202657433

などでふれた

>>
2008-01-23(Wed):
国立国会図書館 講演とディスカッション
「ウェブアーカイビングの現在と展望−国際連携に向けて」
(於・東京都/国立国会図書館東京本館)
http://www.ndl.go.jp/jp/webarch/
<<

で用いられたスライドが公開されている。これはうれしい。

・講演とディスカッション「ウェブアーカイビングの現在と展望−国際連携に
向けて」講演スライド
http://www.ndl.go.jp/jp/publication/proceedings/web_arch08/
・国立国会図書館
http://www.ndl.go.jp/


◆2008-02-20(Wed): 神奈川県立図書館アドバイザー・レクチャーで講演

      ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20080221/1203520967

神奈川県立川崎図書館で開催された神奈川県立図書館アドバイザー・レクチャ
ーで「Web2.0時代に求められる県立図書館の役割−次世代KL-NETに向けて」と
題して講演。

・「Web2.0時代に求められる県立図書館の役割−次世代KL-NETに向けて」【PPT】
http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/doc/kpl_advisor(20080220).ppt
・神奈川県立図書館・神奈川県立川崎図書館
http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/

県立図書館の館長や部課長といった職位の方々に聞いていただく。なお、講演
名の副題にある「KL-NET」については、

・神奈川県立図書館・神奈川県立川崎図書館 - 図書館ネットワーク
http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/network/kpl_network.htm

を参照。

さて、明日以降は関西方面へ。

・「最終案内:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)オフ会@京都
−2008年2月21日(木)」(編集日誌、2008-02-16)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080217/1203253443

などで何度か記しているが、オフ会が楽しみ。事前にご連絡いただいた方が20
名ほど。楽しい会になりそうだ。


◆2008-02-21(Thu): ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)オフ会@京都を開催

      ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20080224/1203815541

しつこく何度もふれていたACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)オフ会@京都を無
事開催できた。

参加者は以下の通り20名(敬称略)。参加者のみなさんのご了解を得てここに
掲載しておく。

 1. 林賢紀(農林水産研究情報センター)
 2. 大場利康(国立国会図書館)
 3. 當山日出夫(立命館大学)
 4. 吉川直樹(京都府立総合資料館)
 5. 村上浩介(国立国会図書館)
 6. 上山卓也(国立国会図書館)
 7. 堤恵(国立国会図書館)
 8. 呑海沙織(京都大学附属図書館)
 9. 喜多千草(関西大学)
10. 筑木一郎(京都大学附属図書館)
11. 師茂樹(花園大学)
12. 赤澤久弥(京都大学附属図書館)
13. 兼松芳之(国立国会図書館)
14. 福林靖博(国立国会図書館)
15. 井上真琴(同志社大学図書館)
16. 夏井高人(明治大学)
17. 嵯峨園子(ソシオメディア)
18. 小峯敦(龍谷大学)
19. 渡辺靖彦(龍谷大学)
20. 岡本真(ACADEMIC RESOURCE GUIDE)

私自身も初めてお目にかかる方もいらっしゃったのだが、これまでウェブでや
りとりしていたこともあり、すぐにう打ち解けることができた。しかし、驚き
感心したのは、参加した方々のコミュニケーション力の高さだ。参加者自体が
多かった国立国会図書館や京都大学附属図書館の方々であっても、他の参加者
の半数は初対面であったと思う。人によっては、私以外とはまったくの初対面
という方もいたことだろう。それにも関わらず、乾杯からものの30分ですっか
り盛況になっていた。真面目な話、自分は結構シャイなほうなので、つくづく
感心した次第。

オフ会と銘打っての集まりは初めてのこと。呼びかけた当初は参加してくださ
る方がいないのではないか?と不安な気持ちが強かった。そこで反則と思いつ
つも、手元の名刺データベースから京都近辺に在住・在勤の方々を洗い出し…
…。来ていただけそうな方々に強制的なお誘いメールを出しておいたのだ。お
誘いに応えてくださった方々のご厚情に感謝。そして、率先して参加表明して
くださった方々に感謝。

今回のオフ会の開催にあたって、次のような一文を書いている。

>>
ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)を通して、様々な方々と知り合うことができ
た。その方々のバックグラウンドは実に多様だ。京都方面に限って考えてみて
も、国立国会図書館関西館がある関係上、図書館関係者が多いのは当然として、
研究者であれば神学、遺伝学、仏教学、言語学、心理学、文学、歴史学、法学、
社会学、コンピュータサイエンス、図書館学、医学、サイエンスコミュニケー
ションと様々な分野に広がっている。図書館員や研究者以外にも、印刷会社や
出版社にお勤めの方もいれば、主婦の方やリタイア世代の方もいる。

これらの分野や領域には何のツナガリもないようにみえるが、私とつながって
いるということ、つまりACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)のような媒体に関心
をお持ちであるということを通して、実はそこにはツナガリがある。ただ、ま
だそのツナガリが見えていないのだ。オフ会はそのツナガリの存在を互いに合
い知る機会になればいい。有用な情報を掲載するメディアとしてACADEMIC
RESOURCE GUIDE(ARG)が評価されることもうれしいが、それ以上にうれしい
のは、まだ見ぬ誰かと誰かが出会っていく媒介としてACADEMIC RESOURCE GUIDE
(ARG)が重宝されることだ。

あなたが読んでいるメルマガ/ブログはこんな人も読んでいます。当日はこん
な感慨を持てる機会になればと願っている。

・「オフ会をめぐる妄想−あなたが読んでいるメルマガ/ブログはこんな人も
読んでいます」(編集日誌、2008-02-03)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080204/1202054732
<<

今回のオフ会は参加してくださった方々の間に、きっと新たなツナガリを生み
出しただろう。その新たなツナガリがどのように発展していくのか、いまはそ
れが非常に楽しみだ。

さて、今回の盛会に気をよくして、次はぜひ創刊10周年を記念して関東圏でオ
フ会をやろうと思う。ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)の創刊は1998年7月12
日。前日に創刊準備号を発行しているので、厳密には誕生が1998年7月11日で
創刊が1998年7月12日となる。今年2008年の7月中旬には、必ずオフ会を開催す
るので参加してみようという方々は、夏休みの予定を立てる際に念頭において
いただけると幸い。


◆2008-02-22(Fri): 第4回レファレンス協同データベース事業参加館
                           フォーラムで講演

      ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20080224/1203815540

国立国会図書館関西館で開催された第4回レファレンス協同データベース事業
参加館フォーラムで、「レファレンス協同データベースに期待すること
−Web標準、API公開、レファレンス再定義」と題して講演。

・「レファレンス協同データベースに期待すること
  −Web標準、API公開、レファレンス再定義」【PPT】
http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/doc/4th_crd_forum(20080222).ppt
・第4回レファレンス協同データベース事業参加館フォーラム
http://crd.ndl.go.jp/jp/library/forum_4.html
・国立図書館関西館
http://www.ndl.go.jp/jp/service/kansai/

フォーラムの全体構成は以下の通り。

・開会挨拶
 和中幹雄(国立国会図書館関西館長)
・事業報告
 鈴木智之(国立国会図書館関西館図書館協力課課長補佐)
 「レファレンス協同データベース事業平成19年度事業報告」
・基調講演
 大串夏身(昭和女子大学)
 「レファレンスサービスの評価と、レファレンス協同データベースの役割」
・報告
 宮川陽子(福井県立図書館)
 「活用と登録の相乗効果を狙って
  −福井県立図書館 レファレンス協同データベースの使い方」
 熊谷慎一郎(宮城県図書館)
 「レファレンス協同データベースの歩き方−個人活動と組織活動の相互関係」
・講演
 岡本真
 「レファレンス協同データベースに期待すること
  −Web標準、API公開、レファレンス再定義」
・パネルディスカッション
 「レファレンス協同データベースの役割を問い直す
  −レファレンスサービスが、もっと評価されるために」
 山崎博樹(秋田県立図書館)
 牛澤典子(東邦大学医学メディアセンター)
 小田光宏(青山学院大学)
 寺尾隆(近畿大学中央図書館)
 宮川陽子(福井県立図書館)
 岡本真
・本吉理彦(国立国会図書館関西館図書館協力課長)
 「閉会挨拶」

なお、パネルディスカッションの冒頭で次の報告が行われた。

・牛澤典子
 「レファレンス協同データベースの有効利用
  −東邦大学医学メディアセンターの場合」
・寺尾隆
 「レファレンス協同データベースの役割を問い直す
  −レファレンスサービスが、もっと評価されるために」
・小田光宏
 「研修プログラムの開発と実験的試行
  −レファ協版秋田レファレンス探検隊」

以下、メモを元に印象的だったことを記しておこう。

冒頭の開会挨拶では、和中幹雄さん(国立国会図書館関西館長)が4回目を迎
えたレファレンス協同データベース事業参加館フォーラムの特徴として、

1. レファレンス協同データベース事業への未参加館からの参加があること。
2. 図書館の世界の外からの参加があること

を挙げていた。自分自身が図書館外の人間なので手前味噌ではあるが、確かに
「もっと評価されるために」という大きなテーマを掲げた今回の場合、この2
つは重要だったと思う。事業にすでに参加している図書館の間での議論も必要
だ。だが、それだけではインナーサークルでの議論に終始してしまう。事業へ
の参加を見送っている図書館がどのように考えているのか、図書館には直接関
係を持たない立場に事業がどのように見えているか。今回の企画はこういった
点が強く意識されていたように思う。その背景にはレファレンス協同データベ
ースが決して現状に満足していないという認識や、一歩先へと進もうとする強
い意思があるのだろう。

また、パネルディスカッションの進行が非常にすばらしかったと思う。これは
ランチの時間帯にそれまでに聴衆からあがった質問に目を通し、パネルの全体
進行をまとめてくださった山崎博樹さんのお力あればこそだろう。ディスカッ
ションのテーマを

1. 事例の収集と質の向上
2. 登録された事例の活用
3. レファ協の位置付け

に絞りつつ、それぞれのテーマが孤立せず、関わり合いながら話題になった。
パネルディスカッションは往々に中途半端で消化不良に終わりがちだが、コー
ディネーターの手腕によって、これほど素晴らしいパネルディスカッションが
実現するということに、深い感動を覚えた。とにかく山崎さんに感謝したい。

なお、レファレンス協同データベース事業については、『国立国会図書館月報』
563号(2008年2月)に、国立国会図書館関西館図書館協力課による「レファレ
ンス協同データベース事業のこれから−システム提供開始から5年目を迎える
にあたって」、山崎博樹さんによる「レファ協の子どもたち」、愛知県勤労会
館労働図書資料室による「専門図書館としてレファレンス協同データベースに
期待すること−労働図書資料室の現状と課題」が掲載されている。まだウェブ
では公開されていないが、近日中に公開されるだろう。こちらもぜひお読みい
ただきたい。

・国立国会図書館月報
http://www.ndl.go.jp/jp/publication/geppo/

その他、様々なことを考える機会となったが、個々の論点については追って話
題にしていきたい。フォーラムの参加者がおおよそ100名、その後に開催され
た茶話会の参加者がおおよそ50名と、終始盛況であったことが印象的だ。これ
ほど規模の催しをつつがなく企画・運営してくださった国立国会図書館の方々、
特に実務を担っていた関西館図書館協力課の鈴木智之さん、藤河正憲さん、小
篠景子さんに感謝したい。


◆2008-02-23(Sat): 国立国会図書館関西館がシンボルマークを制定

      ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20080225/1203873704

京都でのオフ会の際と、その翌日に第4回レファレンス協同データベース事業
参加館フォーラムの際に教えていただいたのだが、国立国会図書館関西館が独
自のシンボルマークを制定している。

まだシンボルマーク自体はサイトで公開されていないが、館員の名刺に刷り込
まれ出しているようだ。ちなみに『国立国会図書館月報』561号にシンボルマ
ーク制定を伝えるお知らせが掲載されている。それによると、このシンボルマ
ークは

>>
デジタルアーカイブ、図書館協力、遠隔利用サービス、アジア情報発信といっ
た関西館の多様な事業の広がりを表す地球と、図書館資料の代表としての本を
リボンで結んだ姿をデザインしており、利用者と関西館を結ぶ意味も込められ
ています。ロゴマークは、関西館の英語名称の頭文字をデザインしたものです。

・『国立国会図書館月報』561号(日本図書館協会、2007-12)【PDF】
http://www.ndl.go.jp/jp/publication/geppo/pdf/geppo0712.pdf
<<

とのこと。まずは

・国立図書館関西館
http://www.ndl.go.jp/jp/service/kansai/

を手始めに、関西館が手がけるコンテンツや事業にこのシンボルマークを貼り
付けていくといいのではないかと思う。サイトや冊子でシンボルマークを見か
けるたびに、なるほどこのコンテンツは関西館の仕事かとわかるようになれば、
関西館の存在意義を主張する良い素材になるだろう。

・「ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)オフ会@京都を開催」
(編集日誌、2008-02-21)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080224/1203815541
・「第4回レファレンス協同データベース事業参加館フォーラムで講演」
(編集日誌、2008-02-22)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080224/1203815540


◆2008-02-24(Sun): 平等院と平等院ミュージアム鳳翔館
                −国宝検索システムとミュージアムグッズ

      ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20080225/1203873703

第4回レファレンス協同データベース事業参加館フォーラムのために関西に行
った際、空き時間に宇治市の平等院を訪れた。

・平等院
http://www.byodoin.or.jp/

平等院を訪れたのは22年ぶりだろうか。当時に比べると、庭園の復元工事を行
い、宗教法人による初の登録博物館である平等院ミュージアム鳳翔館が完成し
ており、まったく印象が変わっていた。

・平等院ミュージアム鳳翔館
http://www.byodoin.or.jp/va/kan.html

にはレファレンスコーナーがあり、そこで「超高精細画像による国宝検索シス
テム」を公開しているのを発見。ほとんどが国宝に指定されている阿弥陀如来
坐像と雲中供養菩薩像52体を超高精細画像で鑑賞できる。システムのレベルの
高さに感心していたが、資料をみると「先導的コンテンツ市場環境整備事業」
によって実現したとある。

帰京後、あらためて調べてみると、当時の通産省が進めていた

・平成10年先導的コンテンツ市場環境整備事業
http://www.dcaj.org/d-con/lib/archives/
・先導的コンテンツ市場環境整備事業
http://www.ipa.go.jp/NBP/sendou10.html

において、「超高精細画像ブラウジングシステムのコンテンツ制作−平等院の
国宝仏像」として採択されたもののようだ。すでに

・影山幸一「3億5,000万画素の平安美を未来に伝える「平等院」」
http://www.dnp.co.jp/artscape/knowledge/it/0212/kageyama.html

で詳しくレポートされている。

さて、平等院でシステムをみたときは瞬間的にウェブで公開してほしいと思っ
たが、すでに公開されていた。

・平等院 - 国宝仏像紹介
http://www.byodoin.or.jp/pfutest/va/v-3.html
・平等院 -  鳳凰堂のご仏像が高精細な画像でご覧いただけるようになりました
http://www.byodoin.or.jp/oshirase/gazou_0630.html

ただし、ウェブで公開されているのは、現地で公開しているコンテンツの一部
である。ちなみに、このシステムは、

・平等院DVD(平等院の国宝仏像)
http://www.pfu.fujitsu.com/butsuzocd/05_byodoin-dvd.html
・「平等院「国宝仏像」コンテンツの発売開始」(株式会社PFU、2000-05-25)
http://www.pfu.fujitsu.com/topics/new000525.html
http://www.pfu.fujitsu.com/topics/new0005252.html
・株式会社PFU
http://www.pfu.fujitsu.com/

として市販されている。だが、希望小売価格が52,290円、標準価格が49,800円
と個人には手の出ない値段となっている。その意味では、限定的な形とはいえ
ウェブでシステムが公開されているのはありがたい。ただ、欲をいえば、全面
公開してほしいものだ。

ところで、

・平成10年先導的コンテンツ市場環境整備事業
http://www.dcaj.org/d-con/lib/archives/

では、他に以下の19のコンテンツがつくられている。

 1. 21世紀に伝えたい日本の美術「狩野派」400年の歴史
  (PHP研究所)
 2. 加賀前田家の工芸遺産−百工比照
  (北陸スタッフ)
 3. 電子セット「幻の江戸城」
  (NHKエンタープライズ21)
 4. 日光東照宮−美の構造
  (バスプラスワン)
 5. 「国宝源氏物語絵巻」高精細ディジタルアーカイブの試作
  (日立製作所)
 6. 甦る日本の美−掛軸の修復
  (電通テック)
 7. 西芳寺庭園 築庭当初の再現と現状 名勝庭園デジタルアーカイブ
  (電通)
 8. 20世紀の遺産−デジタル映像で見る昭和史
  (ナトコ)
 9. 映画美術監督のスケッチによる戦後日本のまちなみアーカイブ
  (黒澤プロダクション)
10. 歴史・民俗資料に基づく時代観察−江戸時代の北国紀行
  (日本ビクター)
11. ニュース映像アーカイブの構築
  (読売映画社)
12. 東京国立博物館法隆寺献納宝物ディジタルアーカイブ
  (NHKエンジニアリングサービス)
13. 唐招提寺−鑑真と東山魁夷芸術
  (凸版印刷)
14. 萬狂言の世界 七世野村万蔵の秘曲
  (ベンチャーユニオン)
15. バイオイメージング(生命への探索)アーカイブ
  (桜映画社)
16. デジタルアーカイブ「西表の動物達」
  (沖縄映像センター)
17. 衰退滅亡の危機にある日本古来の人形芸術の収録保存
  (光映)
18. 市民が撮った震災映像アーカイブ
  (阪神・淡路大震災記念協会)
19. 浮世絵等版木からのデジタル復刻の試み
  (日立製作所)

これはのコンテンツはいまどうなっているのだろうか。

もう一つ話題を。自分の場合、展示品以上にミュージアムショップの商品が気
になるのだが、鳳翔館のグッズに秀逸な何点かをみつけた。紹介しよう。

・雲中ポストカードジャバラ
http://www.byodoin.or.jp/museumshop/goods12.html
・クリアファイル
http://www.byodoin.or.jp/museumshop/goods15.html
・雲中トランプ
http://www.byodoin.or.jp/museumshop/goods28.html

特に52体の雲中供養菩薩像を52枚のカードで構成されるトランプにしたアイデ
アは秀逸。ちなみにジョーカーには鳳凰を割り当てている。


             岡本真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集長


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ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG) [ARG-311] 2008年02月25日(週刊)
【発行者】岡本 真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集部
【編集者】岡本 真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集部
【発行地】日本/神奈川県/横浜市
【 ISSN 】1881-381X
【E-Mail】zd2m-okmt@asahi-net.or.jp
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【ブログ】http://d.hatena.ne.jp/arg/
【今号のウェブ版】http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/311.html
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