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academic resource guide(ARG)。人文科学、社会科学、自然科学の各分野における電子メディアの学術利用を展望。

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2008/01/28

[ARG-307]

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1998-07-11創刊                     ISSN 1881-381X
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      ◆◇◆ ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG) ◆◇◆
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         Science, Internet, Computer and ...

      2008-01-28発行   ‡No.307‡   4742部発行

 "Ask not what the net can do for you
                 -ask what you can do for the net."
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
  ◇ 目次 ◇
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○新着・新発見リソース
 −海洋研究開発機構(JAMSTEC)、地球観測データ統合・解析プロダクト
  試験公開・提供サイトでサンプルデータを公開、アンケートを開始
 −日本建築学会、「建築雑誌」のサイトをリニューアル
 −総務省統計局、平成19年科学技術研究調査を公表
                            など、10サイト

○イベントカレンダー

○求人情報

○活動報告

○サイト更新情報

○編集日誌

○奥付

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 黒澤公人、畠山珠美、松山龍彦、久保誠、長野由紀、山本裕之、浅野智美著
 『図書館の再出発−ICU図書館の15年』(大学教育出版、2007年、2100円)
   http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887307969/arg-22

〜<注目の新刊>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜<注目の新刊>〜

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 ◆ 新着・新発見リソース ◆ - Science, Internet, Computer and ...
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◆海洋研究開発機構(JAMSTEC)、地球観測データ統合・解析プロダクト試験
 公開・提供サイトでサンプルデータを公開、アンケートを開始

      ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20080127/1201423156

海洋研究開発機構(JAMSTEC)が地球観測データ統合・解析プロダクト試験公
開・提供サイトでサンプルデータを公開し(2008-01-22)、アンケートを開始
した(2008-01-23)。この地球観測データ統合・解析プロダクト試験公開・提
供サイト自体は2007年10月22日に公開されている。

さて、公開されたデータは以下の通り。

1. 船舶・ブイ・衛星データ等の海洋観測データを用いた4次元変分法による全
  球海洋再解析プロダクト(海洋再解析プロダクト)

2. デジタル標高データと衛星データを用いた氷河インベントリ
  (アルタイ山域・モンゴル地域の氷河インベントリ)

3. ユーラシア寒冷圏の陸面過程に関するデータセット
  (ユーラシア大陸における水循環変動の解明)

4. アジアにおけるレーダーアメダス型雨量プロトタイプデータセット
  (レーダー・雨量計統合降水量データ(インドネシア西スマトラ))

5. アジア域の格子点降水量データ(アジア域降水量格子点データ第1版)

6. 植生指数と気象データから作成された全球陸域生態系連動マップ
  (生態系-天候連動マップ)

データのダウンロードにあたっては、サイト上での登録が必要となっている。
また、データの商用利用は禁止されている。

なお、これらのデータが公開された翌日から利用者アンケートが開始され、デ
ータ公開事業に対する意見や公開されているデータに対する意見を尋ねている。
アンケートは2008年2月20日まで行われる。

・地球観測データ統合・解析プロダクト試験公開・提供サイト
http://www.jamstec.go.jp/j/medid/dias/
・独立行政法人海洋研究開発機構データ・サンプルの取り扱いに関する基本方針
http://www.jamstec.go.jp/j/database/data_policy.html
・データ統合・解析システム(DIAS)
http://www.diasjp.org/
・海洋研究開発機構(JAMSTEC)
http://www.jamstec.go.jp/


◆産業技術総合研究所、「Synthesiology(シンセシオロジー)−構成学」を
 創刊、全文を公開

      ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20080127/1201423157

産業技術総合研究所が雑誌「Synthesiology(シンセシオロジー)−構成学」
を創刊し、全文を公開した(2008-01-21)。

・「Synthesiology(シンセシオロジー)−構成学」
http://www.aist.go.jp/synthesiology/
・産業技術総合研究所
http://www.aist.go.jp/

発刊の趣旨でこう述べている。

>>
研究成果を社会に活かすために行うべきことを知として蓄積する、すなわち当
為的知識を集積することを目的として、ここに新しい学術ジャーナルを発刊す
る。自然についての知の獲得というこれまでの科学に加えて、科学的知見や技
術を統合して社会に有益なものを構成するための学問を確立することが、持続
的発展可能な社会に科学技術が積極的に寄与するための車の両輪となろう。

・発刊の趣旨
http://www.aist.go.jp/synthesiology/intent.html
<<

なお、査読プロセスや査読者氏名を公開し、場合によっては「査読者とのやり
取り中で、論文の内容に関して重要な議論については、そのやり取りを掲載す
ることにする。さらには、論文の本文には記載できなかった著者の考えなども、
査読者とのやり取りを通して公開する」(編集方針・投稿規定・執筆要件と査
読基準)としている。

・編集方針・投稿規定・執筆要件と査読基準
http://www.aist.go.jp/synthesiology/regulation.html

実際、創刊号に掲載されたすべての論文

・不凍蛋白質の大量精製と新たな応用開拓
・高齢者に配慮したアクセシブルデザイン技術の開発と標準化
・高機能光学素子の低コスト製造へのチャレンジ
・異なる種類のリスク比較を可能にする評価戦略
・個別適合メガネフレームの設計・販売支援技術
・耳式赤外線体温計の表示温度の信頼性向上

の末尾に「査読者との議論」が設けられ、論文の執筆者と査読者の間で交わさ
れたやりとりが公開されている。

産学連携やサイエンスコミュニケーションの一環として、産業技術総合研究所
自らが媒体を持つ試みといえるだろうか。雑誌自体の位置づけや査読の体制は、
従来なかったものであり、まずは今後に期待したい。ただ、一点考えてしまう
のは、この雑誌の発行形態である。全文がPDF形式で公開されているものの、
紙媒体でも発行していくようだ。まだまだ、紙媒体が有効なケースもあるだろ
うが、新たな雑誌という位置づけを考えれば、全面的にウェブで発行するとい
う位置づけでスタートしてもよかったのではないだろうか。


◆日本建築学会、「建築雑誌」のサイトをリニューアル

      ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20080127/1201423158

日本建築学会が「建築雑誌」のサイトをリニューアルした(2008-01-21)。

・建築雑誌
http://secure1.gakkai-web.net/gakkai/aij_zassi/
・日本建築学会
http://www.aij.or.jp/aijhomej.htm

これまでのサイトと異なり、トップページの最新号の目次を表示し、かつ記事
ごとの満足度アンケートを始めている。

・建築雑誌の過去のサイト
http://web.archive.org/web/*/http://news-sv.aij.or.jp/jabs/s1/

サイトで記事ごとの満足度を測定するは、まだ珍しく、

・『建築雑誌』2008年−2009年編集方針
http://news-sv.aij.or.jp/jabs/s1/sub1.htm

で編集委員会委員長の五十嵐太郎さんが語っている意気込みがサイトに反映さ
れていることがうかがえる。ただし、読者アンケートの全般的な課題ではある
が、この種のアンケートは積極的な回答者の意見しか見えてこない。あえて、
サイトに来てまでアンケートに回答しない読者の評価をどのように集めるか、
気になるところだ。寄せられた回答結果をバイアスの存在を前提に読み込んだ
り、サイトを訪れ回答する動機づけを強めるといった工夫が必要だろう。

なお、サイトの上部に

>>
編集方針|編集委員|検索|広告募集|購入
<<

というリンクが置かれているが、このうちの「検索」「広告募集」「購入」に
ついては、リンク先を見直したほうがよいだろう。現状では、それぞれリンク
をクリックすると、

・データベース・検索サービス
http://www.aij.or.jp/Jpn/search.htm
・建築雑誌・論文集等の広告募集
http://www.aij.or.jp/Jpn/keisai/
・出版案内
http://www.aij.or.jp/Jpn/publish/publish-menu.htm

に移動する。しかし、どのページも全体的な案内であり、「建築雑誌」個別の
検索、広告募集、購入ではない。「検索」と「広告募集」のリンク先は、それ
ぞれ

・「建築雑誌」、「作品選集」、「総合論文誌」目次
http://www.aij.or.jp/scripts/jabs/jabs.htm
・建築雑誌 広告資料
http://www.aij.or.jp/Jpn/keisai/zassi.htm

と変更し、「購入」は対応するページを個別に設けたほうが使い勝手も売り上
げも上がるのではないだろうか。

・「日本建築学会、日本建築学会建築博物館デジタルアーカイブスを公開」
(新着・新発見リソース、2007-07-08)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20070708/1183835251
・「日本建築学会、日本建築学会図書館デジタルアーカイブスを公開」
(新着・新発見リソース、2007-07-08)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20070708/1183835255


◆メールマガジン労働情報、第400号に到達

      ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20080127/1201423159

労働政策研究・研修機構(JILPT)が発行する「メールマガジン労働情報」が
第400号に到達した(2008-01-09)。

・「メールマガジン労働情報」400号(2008-01-09)
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/bn/mm400.htm

これまでの達成ペースは以下の通り。

・「メールマガジン労働情報」400号(2008-01-09)
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/bn/mm400.htm
・「メールマガジン労働情報」300号(2006-12-20)
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/bn/mm300.htm
・「メールマガジン労働情報」200号(2005-12-07)
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/bn/mm200.htm
・「メールマガジン労働情報」100号(2004-11-10)
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/bn/mm100.htm
・「メールマガジン労働情報」創刊号(2003-10-03)
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/bn/mm1.html

独立行政法人によるメールマガジンとしては歴代最長の記録だろう。ちなみに、
前身の「JIL労働情報」(2000-04-19創刊)は335号まで発行しており、合計す
ると700回以上の発行となる。

・「JIL労働情報」創刊号(2000-04-19)
http://www.jil.go.jp/mm/bn/jmm1.html
・「メールマガジン労働情報」
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/
・「メールマガジン労働情報」バックナンバー
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/bn/
・労働政策研究・研修機構(JIL)
http://www.jil.go.jp/
・「労働政策研究・研修機構(JIL)の「メールマガジン労働情報」、第300号
に到達」(新着・新発見リソース、2007-01-05)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20070105/1167953134
・「「メールマガジン労働情報」が200号発行を達成」
(新着・新発見リソース、2005-12-18)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20051218/1134832743


◆日本内部統制研究学会、サイトを公開

      ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20080127/1201423094

2007年12月に設立された日本内部統制研究学会がサイトを公開している
(公開日不明)。

・日本内部統制研究学会
http://www.jica-net.org/

正確な公開日は不明だが、学会が設立された2007年12月から年明けの間に公開
されたようだ。

・「日本内部統制研究学会のウェブページ」
(まるちゃんの情報セキュリティ気まぐれ日記、2008-01-09)
http://maruyama-mitsuhiko.cocolog-nifty.com/security/2008/01/post_e8e6.html

サイトはまだ開設されたばかりでコンテンツはほとんどないが、会長に就任し
た川北博さんが設立総会の所信表明で述べているように、上場企業に対する内
部統制報告制度の適用が2008年4月1日に控えている。

・所信表明
http://www.jica-net.org/contents/message.html

このタイミングで設立された同学会に期待されるところは大きく、サイトを通
した情報発信の充実を期待したい。

・「日本内部統制研究学会が設立。。。」
(まるちゃんの情報セキュリティ気まぐれ日記、2007-12-10)
http://maruyama-mitsuhiko.cocolog-nifty.com/security/2007/12/post_2add.html
・「日本内部統制研究学会創立総会」(ビジネス法務の部屋、2007-12-09)
http://yamaguchi-law-office.way-nifty.com/weblog/2007/12/post_eaae.html
・「理論と実務の両面から議論 「日本内部統制研究学会」設立へ、八田進二
氏も発起人に」(@IT、2007-12-04)
http://www.atmarkit.co.jp/news/200712/04/ic.html


◆大阪大学古代中世文学研究会、大阪大学古代中世文学研究会ブログを公開

      ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20080127/1201423037

大阪大学古代中世文学研究会が大阪大学古代中世文学研究会ブログを公開した
(2007-12-31)。同会のイベント情報を発信している。

・大阪大学古代中世文学研究会ブログ
http://kodaichusei.blog31.fc2.com/
・大阪大学古代中世文学研究会
http://www.let.osaka-u.ac.jp/jealit/nihonbungaku/kodaichusei/index.files/top.htm
・「大阪大学古代中世文学研究会のブログ」(柳風子ブログ、2008-01-04)
http://hiroark.blog.bai.ne.jp/?eid=116249


◆沖縄県公文書館、沖縄県公報画像データベースを試験公開

      ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20080127/1201423038

沖縄県公文書館が沖縄県公報画像データベースを試験公開した(2007-12-21)。

・沖縄県公報画像データベース
http://www.archives.pref.okinawa.jp/Scripts/kenkouhou/namazu.cgi.exe
・沖縄県公文書館
http://www.archives.pref.okinawa.jp/

沖縄県公報は同県による公式報告で条例や規則、告示や訓令を掲載している。
このデータベースでは、1972年5月15日から1979年12月末までの沖縄県公報を
検索・閲覧できる。ただし、1975年の公報が一部含まれていない。1972年5月
15日の沖縄復帰以前の「琉球政府公報」や2003年4月1日以降の沖縄県公報はそ
れぞれ、

・琉球政府公報画像データベース
http://www.archives.pref.okinawa.jp/scripts/kouhou/namazu.cgi.exe
・沖縄県公報
http://www.pref.okinawa.jp/kenkouhou/

として公開されている。

都道府県による公報のインターネット公開はすでに相当進められているが、公
開範囲が過去数年にとどまっている都道府県もある。その中にあって、戦後の
公報の大部分を公開している沖縄県の例は特筆に価するだろう。なお、他の都
道府県の状況については、別途調査したい。


◆総務省統計局、平成19年科学技術研究調査を公表

      ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20080127/1201423039

総務省統計局が平成19年科学技術研究調査を公表した(2007-12-11)。

・平成19年科学技術研究調査
http://www.stat.go.jp/data/kagaku/2007/
・総務省統計局
http://www.stat.go.jp/

・「研究者人口は81万9900人」(編集日誌、2006-12-12)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20061214/1166032779

で書いているように、私自身が関心を持っている研究者数については、

研究者数の実態については、以下のような数字が出ている。2006年3月末時点
での研究者数は82万6600人とされ、その内訳が以下のようにさらに詳しく述べ
られている。

・全体的な研究関係従業者数
 ・105万2100人
・全体的な男女別研究者数
 ・男性76万6100人
 ・女性10万8500人
・企業等の研究関係従業者数
 ・61万9200人
・企業等の研究関係従業者数(職種別)
 ・研究者48万3300人
 ・研究補助者5万4600人
 ・技能者4万8000人
 ・研究事務その他の関係者3万3300人
・非営利団体・公的機関の研究関係従業者数
 ・7万7200人
・非営利団体・公的機関の研究関係従業者数(職種別)
 ・研究者4万2000人
 ・研究事務その他の関係者1万8000人
 ・研究補助者8900人
 ・技能者8200人
・非営利団体・公的機関の研究者数
 ・4万2000人
・非営利団体・公的機関の研究者数(組織別)
 ・公的機関3万3600人
 ・非営利団体8400人
・非営利団体・公的機関の研究者数(公的機関別)
 ・特殊法人・独立行政法人1万7000人
 ・公営1万3100人
 ・国営3400人
・非営利団体・公的機関の研究者数(学問別)
 ・自然科学部門3万9400人
 ・人文・社会科学部門1700人
・大学等の研究関係従業者数
 ・35万5700人
・大学等の研究関係従業者数(職種別)
 ・研究者が30万1200人
 ・研究事務その他の関係者3万1900人
 ・技能者1万2200人
 ・研究補助者1万400人
・大学等の研究関係従業者数(本務・兼務別)
 ・本務者27万6400人
 ・兼務者2万4800人
・大学等の研究本務者数
 ・27万6400人
・大学等の研究本務者数(組織別)
 ・国立13万900人
 ・私立12万6100人
 ・公立1万9300人
・大学等の研究本務者数(学問別)
 ・自然科学部門17万8400人
 ・人文・社会科学部門6万7300人


◆東洋文庫、東洋文庫梅原考古資料画像データベースに約2000点のデータを
 追加

      ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20080127/1201423040

東洋文庫が東洋文庫梅原考古資料画像データベースに約2000点のデータを追加
したと発表している(2007-12-05)。

・東洋文庫梅原考古資料画像データベース
http://61.197.194.11/umehara2007/ume_query.html
・東洋文庫
http://www.toyo-bunko.or.jp/

ただし、同文庫のトップページにある「What's New」には、

>>
2007.12.5 梅原考古資料約2000件を追加公開いたしました。
<<

と記されているものの、

・「東洋文庫、梅原考古資料画像データベースをリニューアル」
(新着・新発見リソース、2007-05-04)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20070504/1178204803

で伝えているように、2007年3月7日にこのデータベースがリニューアルされた
際に6287点のデータが追加され合計12808点の画像が検索対象となっていた。
いま調べてみると、このデータベースの検索対象は13514点であり、2007年3月
のリニューアル時点と今回の2007年12月のデータ追加発表時点とでは、706点
の増加にとどまっている。同文庫にはわかりやすい説明を求めたい。

なお、実際に追加された点数が何点であるにせよ、同文庫の発表方法には見直
すべき点があるのではないか。トップページの「What's New」には、他にも

>>
2007.11.5 岩崎文庫善本『十誦律』ほか2000ページを追加公開いたしました。
<<

という記述があるが、このような簡略な発表では具体的にどのようなデータが
新たに公開されたのかがわからない。過去にも国立国会図書館や国立公文書館
に対して同様の問題を指摘したが、国立国会図書館の近代デジタルライブラリ
ーの場合、2004年8月以降は追加公開資料のリストをcsv形式のファイルで公開
するようになっている。

・「国立国会図書館、近代デジタルライブラリーで大正期図書を追加」
(新着・新発見リソース、2007-07-11)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20070711/1184086828

優れた先行例として、

・「東京学芸大学附属図書館、貴重資料約130点の画像を追加」
(新着・新発見リソース、2006-05-01)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20060501/1146493951

で紹介した東京学芸大学附属図書館の発表方法があり、東洋文庫にはこれらの
先行例に学び発表形式を改善してほしい。

・「東洋文庫、所蔵画像データベースを公開」
(新着・新発見リソース、2005-12-18)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20051218/1134894717
・「東洋文庫、画像データベースに岩崎文庫善本画像データベースを追加」
(新着・新発見リソース、2006-04-02)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20060402/1143942867


◆沖縄県公文書館、オンデマンド講演会を公開

      ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20080127/1201423041

沖縄県公文書館がオンデマンド講演会を公開した(2007-11-09)。同館が開催
した講演会や講座の模様を収録した映像を自由に視聴できる。現在公開されて
いるのは、

1. 深沢秋人「中国・薩摩は琉球をどう見たか」
2. マイケル・J・カーツ「米国における政府公文書へのアクセスの保証
            −米国国立公文書館・記録管理庁(NARA)の役割」

の2本。

なお、視聴にはWindowsMediaPlayerのVer9以上が必要となる。

・オンデマンド講演会
http://www.archives.pref.okinawa.jp/streaming/kouza/main.html
・沖縄県公文書館
http://www.archives.pref.okinawa.jp/
・「沖縄県公文書館の動画ストリーミング配信」
(Daily Searchivist、2008-01-14)
http://d.hatena.ne.jp/searchivist/20080114#p1


Copyright (C) OKAMOTO Makoto 2008- All Rights Reserved.
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ______________
  ■ 掲載希望の送り方 ■
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 連絡先:zd2m-okmt@asahi-net.or.jp
 きまり:自薦他薦不問。添付ファイル禁止。個人サイト・組織サイト不問。
 その他:掲載可否は編集部判断。公開予定サイトの事前連絡歓迎。


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 ◆ イベントカレンダー ◆ - Science, Internet, Computer and ...
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◆2008-01-29(Tue):
ソフトウェアジャパン2008「仮想世界は何をもたらすか」
(於・東京都/東京ステーションコンファレンス)
http://www.ipsj.or.jp/10jigyo/forum/software-j2008/

◆2008-01-29(Tue):
2007年度資料保存研究セミナー
「アーカイブを未来に−デジタルアーカイブの光と影」
(於・東京都/東京学芸大学)
http://www.jsai.jp/keiji/index.html#20071231

◆2008-01-30(Wed):
総合科学技術会議 科学技術連携施策群
「情報の巨大集積化と利活用基盤技術開発連携群の活動」
情報爆発時代に果たす日本の役割と連携強化シンポジウム
(於・東京都/東京ステーションコンファレンス)
http://www.renkei.jst.go.jp/sympo/information/

◆2008-01-30(Wed)〜2008-01-31(Thu):
デジタルリポジトリ連合国際会議2008(DRFIC2008)
(於・大阪府/大阪大学吹田キャンパス銀杏会館)
https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/DRFIC2008/index_ja.php

◆2008-01-31(Thu):
文部科学省委託事業教員のICT活用指導力向上フォーラム
−すべての教員がICTでわかる授業
(於・東京都/東京国際交流館)
http://www.nime.ac.jp/it-gaku/2007/

◆2008-02-01(Fri):
SINET3利用説明会/グリッド・UPKI活用のためのCSI講演会
(於・北海道/北海道大学学術交流会館)
http://www.nii.ac.jp/csi/event/grid2007/sapporo.html

◆2008-02-02(Sat):
三田図書館・情報学会第134回月例会
「新しい県立図書館像を求めて:奈良県立図書情報館」
(於・東京都/慶應義塾大学三田キャンパス)
http://www.slis.keio.ac.jp/~ueda/mslis/monthly.html

◆2008-02-02(Sat):
大学図書館問題研究会近畿4支部新春合同例会
「「猫の司書さん」を創った!−高校生が語る図書館システム」
(於・京都府/キャンパスプラザ京都)
http://www009.upp.so-net.ne.jp/dtkk/event/20080202.htm

◆2008-02-03(Sun):
中国研究データベース・ワークショップ
「国際シンポジウム・デジタル化時代の中国研究―台湾と北米の経験から」
(於・東京都/東洋文庫)
http://www.tbcas.jp/ja/

◆2008-02-06(Wed)〜2008-02-08(Fri):
PAGE2008「シナジー:タテ割からヨコ串に」
(於・東京都/サンシャインシティコンベンションセンターTOKYO)
http://www.jagat.or.jp/PAGE/2008/

◆2008-02-07(Thu):
DRF地域ワークショップ(北陸地区)
(於・石川県/金沢大学附属図書館)
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/index.php?DRF-Kanazawa

◆2008-02-07(Thu)〜2008-02-08(Fri):
「主観表現処理の最前線」シンポジウム
(於・新潟県/湯沢カルチャーセンター)
http://nlp.nagaokaut.ac.jp/NLC2008/

◆2008-02-08(Fri)〜2008-02-09(Sat):
第74回音楽情報科学研究会
(於・静岡県/伊東温泉ホテル暖香園)
http://www.ipsj.or.jp/sigmus/SIG/sig200802cfp.html

 ______________
  ■ 掲載希望の送り方 ■
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 連絡先:zd2m-okmt@asahi-net.or.jp
 きまり:自薦他薦不問。添付ファイル禁止。主宰者によるサイト必須。
 その他:掲載可否は編集部判断。上記書式に整形した上での連絡歓迎。


===================================
 ◆ 求人情報 ◆ - Science, Internet, Computer and ...
===================================

・国立情報学研究所(NII)、特任専門員(広報担当)を募集
 http://d.hatena.ne.jp/arg/20071223/1198375868
 応募締切:2008年1月31日

・静岡大学、図書系職員を募集
 http://d.hatena.ne.jp/arg/20080107/1199637379
 応募締切:2008年1月31日

・国立情報学研究所(NII)、SINET利用を推進する特任専門員を募集
 http://d.hatena.ne.jp/arg/20080120/1200835145
 応募締切:2008年2月15日

______________
  ■ 掲載希望の送り方 ■
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 連絡先:zd2m-okmt@asahi-net.or.jp
 きまり:自薦他薦不問。添付ファイル禁止。募集者によるサイト必須。
 その他:掲載可否は編集部判断。上記書式に整形した上での連絡歓迎。

===================================
 ◆ 活動の予定と報告 ◆ - Science, Internet, Computer and ...
===================================

[講演・講義](予定)

2008-02-22(Fri):
第4回レファレンス協同データベース事業参加館フォーラム
(於・京都府/国立国会図書館関西館)
http://crd.ndl.go.jp/jp/library/forum_4.html

2008-02-28(Thu):
大学図書館問題研究会神奈川支部2008年2月例会
「ACADEMIC RESOURCE GUIDE編集長が図書館の魅力に迫る!」
(於・神奈川県/鶴見大学図書館)
http://book.geocities.jp/dtkkng/


[講演・講義](終了)

2008-01-17(Thu):
静岡県市立図書館協議会職員研修会
(於・静岡県/沼津市立図書館)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080118/1200610012


[参考]執筆・講演一覧
http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/help.html

※執筆・講演等、お気軽にご相談ください。


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 ◆ サイト更新情報 ◆ - Science, Internet, Computer and ...
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 ・ブログ版、随時更新中 http://d.hatena.ne.jp/arg/

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 ◆ 編集日誌 ◆ - Science, Internet, Computer and ...
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◆2008-01-20(Sun): 資料の組織化や書誌コントロールに関するはじめの一冊

      ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20080126/1201311749

資料の組織化や書誌コントロールについて、初学者が最初に手にするべき一冊
を教えてください。類書に比べての良さを含めてアドバイスいただけないでし
ょうか。


◆2008-01-21(Mon): 図書館のビジョン、ミッションをサイト上に示すこと(2)

      ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20080126/1201311748

以前に、

・「図書館のビジョン、ミッションをサイト上に示すこと」
(編集日誌、2007-08-05)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20070806/1186356514

を書いたが、国立国会図書館が「国立国会図書館60周年を迎えるに当たっての
ビジョン(長尾ビジョン)」を発表している。

>>
国立国会図書館は、「知識はわれらを豊かにする」という標語のもとに、次の
7つの項目に取り組みます。
・国会に対するサービスをより高度なものとし、立法補佐機能をさらに強化し
 ます。
・日本の知的活動の所産を網羅的に収集し、国民の共有資源として保存します。
・利用者が求める情報への迅速で的確なアクセスまたは案内をできるようにし
 ます。
・利用者がどこにいても、来館者と同様のサービスが受けられるように努めま
 す。
・社会に多様で魅力的なサービスを提供し、国立国会図書館の認知度を高めま
 す。
・公共図書館をはじめとする国内の各種図書館とより密接な連携・協力を進め
 ます。
・海外の図書館との密接な連携を行い、情報の共有・交換に努めます。
<<

・国立国会図書館60周年を迎えるに当たってのビジョン(長尾ビジョン)
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/vision_60th.html
・知識は我らを豊かにする(館長挨拶)
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/greetings.html

「長尾ビジョン」と館長名を附しており、館長のリーダーシップが感じられる。
今後がますます楽しみ。


◆2008-01-22(Tue): アカデミックリソースとしての最終講義

      ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20080126/1201311747

本日2008年1月22日に東京大学本郷キャンパスで「知的財産法研究の回顧と将
来への課題」と題した中山信弘さんの最終講義が行われた。

・「中山信弘教授最終講義のお知らせ」(LPnewsletter、2008-01)
http://www.j.u-tokyo.ac.jp/about/news/list/52.html

ITproが講義内容を伝えている。

・「知財法の権威、東大の中山信弘教授が最終講義」(ITpro、2008-01-22)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080122/291767/

>>
1969年に助手として東京大学に就職。学生時代に師事した教授の下で著作権法
の書籍の編集作業を手伝ったことがきっかけで、知財法に興味を持ったという。
以来、一貫して知財法を専門としてきた。「当時は、知財法がドイツ語の直訳
で『無形財産権法』と呼ばれていた時代。独占禁止法などと共に『諸法』と位
置付けられていた。1973年に無形財産権法の専任の助教授となった際も、小さ
な教室で学生も20人に満たなかった。
<<

>>
今の大学は実務者教育に舵を切っている。それもいいが、時流を超越した研究
も必要だろう。学生教育も同様。賞味期限の短い即戦力より、賞味期限の長い
未完成の人材の方が重要になるだろう
<<

40年の教員生活を経た中山さんならではの言葉に圧倒される。ブログでも様々
な記事が書かれている。

・「中山先生の最終講義」(benli、2008-01-23)
http://benli.cocolog-nifty.com/benli/2008/01/post_f0d7.html
・「中山信弘先生最終講義」(実験農場。、2008-01-24)
http://d.hatena.ne.jp/he_knows_my_name/20080124/1201114695
・「知的財産法中山信弘教授最終講義」(ここから。、2008-01-24)
http://blog.goo.ne.jp/shiningoto510/e/33d499103105d2ff42f440dc6fbf98f8
・「最終講義等」
(NEGLIGEEE MEMO−若手弁護士&若手会計士の日常、2008-01-24)
http://blog.livedoor.jp/negligeee/archives/51334047.html
・「大阪行き決定/中山教授の最終講義とか」
(It's at your feet. The flower is blooming.、2008-01-24)
http://blog.goo.ne.jp/yuuki_614/e/bc088d3b50ecb06dd4859ced8c2ce7e9

ところで、この最終講義は、

・UT OpenCourseWare(東京大学) - 最終講義
http://ocw.u-tokyo.ac.jp/course-list/final-lectures/

に収められるのだろうか。UT OpenCourseWareでは最終講義を次のように位置
づけている。

>>
最終講義について
最終講義は、その先生が行なってこられた研究の足跡の重要な記録であると同
時に、その専門分野の進展を俯瞰して学生や社会に伝えるための貴重な機会で
もあります。
<<

まったくその通りであることは中山さんの事例で明らかだろう。ぜひ公開して
ほしい。

ところで、各大学で最終講義が行われる時期となった。しかし、ほとんどの大
学でまとまった情報を公開していない。

・神戸大学 - 最終講義
http://www.kobe-u.ac.jp/info/farewell-lecture.htm
・福島大学 - 最終講義
http://www.fukushima-u.ac.jp/event/info/kougi.html
・岐阜大学 - 最終講義
http://www.gifu-u.ac.jp/view.rbz?cd=624

最終講義は卒業生にとっても久しぶりに母校を訪問する機会になるだろう。ぜ
ひ、大学全体での情報発信に取り組んでほしい。


◆2008-01-23(Wed): 最近のブログから−三重大学長ブログの由来、批判の
                  あり方、ネットと匿名性、引用の喜び

      ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20080126/1201312041

三重大学学長の豊田長康さんが学長ブログを始めた経緯にふれている。

>>
私がブログを始めようと思いたったのは、7月15日付けでブログを永久に凍結
するという廣岡先生の悲しいメッセージを見てからです。彼の遺志を継ぎたい
という気持ちで、もし、ブログを書くなら“つぼやき”を名前につけさせてい
ただきたいな、と思っていました。そして、ブロガーの児玉克哉教授から、
「学長も書いてみたらどうですか。」と背中を押されて、最終的にブログを書
くことに踏み切りました。

・「"つぼやき"の由来」(ある地方大学長のつぼやき、2008-01-09)
http://www.mie-u.ac.jp/blog/2008/01/post-27.html
<<

豊田さんお一人だけではなく、様々な人の思いが詰まっていることがよくわか
る。

・「三重大学、学長ブログ「ある地方大学長のつぼやき」を公開」
(新着・新発見リソース、2007-12-02)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20071202/1196603226
・「廣岡秀一さん逝去(50歳」(編集日誌、2007-08-10)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20070813/1186932853

「blogする教育学者」を掲げる中原淳さんが、批判のあり方を考えている。

>>
研究発表するということは、自分を「ヴァルネラブルな立場(脆弱な立場)」
におく行為である。
(中略)
「批判」には、その人の「知性」が如実に反映されている。
(中略)
研究者にとって本当に辛いことは「反応がないこと=無視されること」である。

・「「批判すること、されること」考」
http://www.nakahara-lab.net/blog/2008/01/post_1127.html
<<

どの言葉も重い。

「ヴァルネラブルな立場(脆弱な立場)」は、

ISBN:4004302358:image

・『ボランティア もうひとつの情報社会』
(金子郁容著、岩波書店、1992年、819円)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004302358/arg-22/

に依っているのだと思うが、サイトやブログをやる研究者には、特に知ってお
いてほしい考え方だ。同じ言語を有する研究者の世界での発言と異なり、ウェ
ブでの発言は、様々な人々に自らをさらけだしていることになる。誰もがアク
セスできるウェブで発言するということは、研究者自身にその意思がなくても、
見知らぬ誰かから批判を受ける立場に身を置くということだ。そもそもは、ウ
ェブでの発信のあるとなしとを問わず、研究自体がいつどこでだれにどのよう
に言及されようと、当然のことであるのだが……。

・「それで学術研究が成り立つのだろうか」(編集日誌、2007-02-26)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20070228/1172616083

さて、中原さんは「よい批判者」であるためのチェックポイントも挙げている。

1. あなたの批判には「誰もが納得できる根拠や理由」があるかどうか。
2. あなたの批判している対象が明確かどうか。
3. あなたの批判には「代替案」が含まれているかどうか。

参考にしたい。

昨年末に博士号を取得した折田明子さんが、長年の研究テーマの一つである
「インターネットと匿名性」について連載を始めている。

>>
匿名vs実名、という議論は現実に即さないのではないか、というのが私の問題
意識です。個人が特定されることへ抵抗感は、必ずしも発言の無責任さとは結
びつかないでしょうし、時には実名の人間関係に対する配慮が理由のこともあ
るでしょう。一方で、ころころと名前を変えられては、同一人物だとわからな
いという見方もあるでしょう。
インターネットがもたらす匿名性について、これからしばらく書いて行こうと
思います。
・「No.0 これからインターネットと匿名性の話をします」
(Empowerment blog、2008-01-21)
http://blogs.itmedia.co.jp/ako/2008/01/no0-b671.html
<<

これは楽しみな企画。実名・匿名という二項対立で語られることが多い話題だ
が、感情論に陥らず、実証的な研究に基づく討論が必要とされてきている。ま
ずは折田さんの考えにじっくりと耳を傾けるところから始めたい。

米澤誠さんが「引用される喜び」を語っている。

>>
最近、立て続けに自分の文献が活用されていることを知り、少しは社会に貢献
できてきたなあと喜んでいます。

・「引用される喜び」
(ヨネザアドの学びの杜・遊びの海(米澤誠の公式ブログ)、2008-01-18)
http://blogs.yahoo.co.jp/bpxdx655/29448648.html
<<

この喜びには非常に共感する。自分は大学に籍を置く研究者ではないので、い
まのところ業績のようなものはいまのところ気にならない。それでも引用され
るとうれしいのは、米澤さんが語っているように「少しは社会に貢献できてき
た」という実感があるからだろう。

ちなみに、米澤さんには次の論考を書いていただいている。

・米澤誠「図書館で研究成果の発信を:東北大学研究者作成データベースの公
開事業」(本誌第171号、2003-09-28)
http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/171.html


◆2008-01-24(Thu): 高崎市の印象

      ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20080126/1201312040

>>
2008-01-24(Thu)〜2008-01-25(Fri):
第144回データベースシステム研究会
(於・群馬県/伊香保温泉ホテル天坊)
http://www.jaist.ac.jp/~hideaki/dgb200801/
<<

に参加するため、群馬県の伊香保温泉へ。高崎で新幹線を降りバスに乗り換え
るのだが、1時間ほど空き時間があったので、昼食がてらに散策。

高崎駅でまず驚いたのだが、駅構内に図書館が出張している。

・高崎駅市民サービスセンター図書コーナー
http://lib.city.takasaki.gunma.jp/riyou/riyou.HTM#eki

これはいい。実は駅に併設された図書館というのはそこそこあるようだ。

・図書館駅訪問記 図書館が併設された駅を訪ねて
http://munozy.ld.infoseek.co.jp/lib-eki.htm

を参照。

さて、歩いていて出くわしたのが、

・高崎哲学堂
http://www.tg.rim.or.jp/~kanai/philosophy/
・高崎哲学堂 / ウェグナーに座ろう ブログ
http://blog.wegner.jp/tetsugakudo/

残念ながら休館で内部はみれなかったが、一度訪れてみたいところであっただ
けに表札をみただけで感動した。

伊香保に向かうバスの中でつらつらと考えたのだが、高崎といえば、ほかに

・高崎観音(高崎白衣大観音)
http://www.takasakikannon.or.jp/
・高崎経済大学
http://www.tcue.ac.jp/
・群馬交響楽団
http://www.gunkyo.com/

と、この地にユニークな文化が息づいている。そして、「広報たかさき」に掲
載された「たかさき100年」をみると、こうやってふと思いついた高崎の文化
がすべて取り上げられている。

・「教育会の寄付で発足した市立図書館」(「たかさき100年」第12回)
http://www.city.takasaki.gunma.jp/gaiyou/taka100/taka12.htm
・「白衣大観音と観光高崎」(「たかさき100年」第46回)
http://www.city.takasaki.gunma.jp/gaiyou/taka100/taka46.htm
・「高崎市民オーケストラと「ここに泉あり」」(「たかさき100年」第61回)
http://www.city.takasaki.gunma.jp/gaiyou/taka100/taka61.htm
・「高崎経済大学の設立」(「たかさき100年」第65回)
http://www.city.takasaki.gunma.jp/gaiyou/taka100/taka65.htm
・「高崎哲学堂の設立運動」(「たかさき100年」第79回)
http://www.city.takasaki.gunma.jp/gaiyou/taka100/taka79.htm

しかし、高崎の近代史・現代史において、なぜこのような文化の隆盛が起きた
のだろうか。非常に気になっている。


◆2008-01-25(Fri): 第9回図書館総合展での大串夏身さんの講演記録
             −図書館員は検索エンジンをどう捉えられるのか

      ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20080127/1201430807

日外アソシエーツが2007年11月8日に第9回図書館総合展で行ったセミナー「イ
ンターネット時代のレファレンス−書誌・索引とインターネットの活用」の講
演記録を公開している。講演者は大串夏身さん(昭和女子大学)。

・日外アソシエーツ主催セミナー「インターネット時代のレファレンス−書誌
・索引とインターネットの活用」(大串夏身教授)
http://www.nichigai.co.jp/sales/oogushi_seminar2007.html

基本的には紹介としてここに書いておくつもりなのだが、一点だけコメントし
ておきたい。大串さんとしては本論ではないと思うが、「はじめに−変わるレ
ファレンスサービスを取り巻く環境」の「1)Googleなどの総合的な検索エン
ジンの新しいサービス」に、こういう箇所がある。

>>
会社から請け負って検索結果の上位に表示するというサービスがありまして、
いろいろとやって一番上の方に表示させる。要するにインターネットは今まで
情報操作がないという幻想が広まっていますが、これは明らかな幻想です。
<<

これは何を指しているのだろうか。おそらくは検索連動型広告を念頭において
いるのだと思うが、この言い方は慎重さに欠くように思う。一般に検索エンジ
ンは、入力されたキーワードに関連するテキスト広告を検索結果画面に表示す
るが、その広告と通常のキーワード検索の結果はあくまで別の位置に表示され
る。または背景色をつけるといった差別化が図られている。情報操作とまで言
い切るのであれば、検索エンジンのどの部分を問題視しているのか、具体例を
挙げながら語るべきではないか。この種の論説は、けっして大串さんに限らず、
図書館関係者からときおり発せられるが、いずれの論説も対象を十分に理解し
たうえでなされているだろうか。

不確かな情報に基づいて方向を誤ることを、ただただ懸念してしまう。

ところで、上で引用した箇所の少し前で、大串さんが

>>
それから、Googleなどのロボット型の検索エンジンがこの間やってきたのは、
カテゴリーやディレクトリを作ること。やはり一覧の形式で示すといろいろと
問題が多いということで、カテゴリーで確実に分かるものは分類(カテゴリー)
で探していただく、こういうサービスも始めた。それを充実させているという
ことですね。
<<

と、述べているが、ここは何を指しているのだろう? 見当がつかないので、
当日聴講された方がいればご教示を。


◆2008-01-26(Sat): 2月の予定(2/21〜2/23@関西)

      ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20080127/1201430806

メールマガジンの「活動の予定と報告」欄では案内していますが、

>>
2008-02-22(Fri):
第4回レファレンス協同データベース事業参加館フォーラム
(於・京都府/国立国会図書館関西館)
http://crd.ndl.go.jp/jp/library/forum_4.html
<<

に参加するため、2月21日(木)から2月23日(土)まで2泊3日で関西方面に参
ります。いまのところ比較的余裕をもった日程にしているので、関西方面でお
目にかかれる方がいらっしゃれば、ご連絡ください。いつも直前の連絡過ぎる
というお叱りを一部からいただきましたので、反省して今回は早めにご案内し
ます。もちろん、私と直接面識のない方からのお誘いも歓迎です。

ちなみにタイトルから誤解されがちですが、上記の第4回レファレンス協同デ
ータベース事業参加館フォーラムは、レファレンス協同データベース事業参加
館の図書館員でなくても参加可能です。参加資格は、

>>
レファレンス協同データベース事業参加館職員。
※参加を検討している図書館、また図書館情報学研究者等、当事業に関心のあ
る方の参加も可能です。ただし、定員に達した場合は参加館職員を優先します。
<<

とされていますので、図書館にお勤めではない方々でも申し込み可能です。
申し込みの締め切りが1月31日に迫っていますので、参加をお考えの方は
ご注意を。


◆2008-01-27(Sun): つづきはウェブで−研究者×新聞の場合

      ⇒ 元記事:http://d.hatena.ne.jp/arg/20080127/1201430805

今日の日本経済新聞の連載コラム「健康情報読み解く」が気になった。毎週日
曜日に掲載のコラムだが、今回は「新成分うたう食品」と題して、食品の新商
品で謳われることが多い新成分の多くは、まだ「研究段階」にとどまることを
指摘している。その上で

>>
むしろ、複数の大規模なヒト研究で確認されたような「実践段階」の情報を、
もっと積極的に活用すべきではないか。
<<

と述べて、有用な情報源として世界保健機関(WHO)と世界がん研究基金が出
している2つの報告書を紹介している。

さて、このコラムは分量も限られているからだろう。筆者である坪野吉孝さん
(東北大学)はコラムをこう結んでいる。

>>
二つの報告書のより詳しい解説を、筆者のブログ
http://blog.livedoor.jp/ytsubono/)に掲載しておいた。
ご覧いただきたい。
<<

紙面からウェブへ、誰もが望むであろうこの連携は、まだまだ実践例に乏しい
のが現状だが、媒体側に依存するのではなく、このように筆者自身のサイトで
フォローアップしていくと、読者は実にありがたい。そして、このコラムを通
して健康情報の正しい読み解き方を訴えたい坪野さんにとっても本意だろう。
このようなケースにはどんどんと増えてきてほしい。

・「食生活と疾病予防に関する国際機関の報告書」
(医学ジャーナルで世界を読む、2008-01-27)
http://blog.livedoor.jp/ytsubono/archives/51258416.html
・医学ジャーナルで世界を読む(坪野吉孝さん)
http://blog.livedoor.jp/ytsubono/
・Tsubono Report(坪野吉孝さん)
http://www.metamedica.com/


             岡本真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集長


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG) [ARG-307] 2008年01月28日(週刊)
【発行者】岡本 真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集部
【編集者】岡本 真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集部
【発行地】日本/神奈川県/横浜市
【 ISSN 】1881-381X
【E-Mail】zd2m-okmt@asahi-net.or.jp
【サイト】http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/
【ブログ】http://d.hatena.ne.jp/arg/
【今号のウェブ版】http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/307.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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得ていない記事の転載は違法です。引用は著作権法の範囲内で。記事を情報源
として二次的に利用する際には、情報源としての本誌の存在を明記してくださ
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