[ARG-284]2-1
1998-07-11創刊 ISSN 1881-381X
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◆◇◆ ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG) ◆◇◆
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Science, Internet, Computer and ...
2007-07-07発行 ‡No.284‡ 4553部発行
"Ask not what the net can do for you
-ask what you can do for the net."
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◇ 目次 ◇
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○Web発信再録「学術出版社とインターネット」(岡田圭介)
○新着・新発見リソース
−東京工業大学亀井宏行研究室、考古学研究支援システム「ARCADIA」を公開
−国立国語研究所、KOTONOHA「現代日本語書き言葉均衡コーパス」
検索デモンストレーションを公開
−国立公文書館、公文書にみる日本のあゆみを公開
など、15サイト
○過去の本誌から ― 既掲載記事の紹介
○イベントカレンダー
○求人情報
○活動報告
○サイト更新情報
○編集日誌
○奥付
〜<注目の新刊>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜<注目の新刊>〜
『オックスフォード・サイエンス・ガイド』
(ナイジェル・コールダー著、屋代通子訳、築地書館、2007年、25200円)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4806713198/arg-22/
〜<注目の新刊>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜<注目の新刊>〜
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◆ Web発信再録 ◆ - Science, Internet, Computer and ...
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「月刊日本古書通信」(2007/5/15号)に掲載され、後に笠間書院のブログに
掲載された岡田圭介さんの「学術出版社とインターネット」を再録します。
・「学術出版社とインターネット」(笠間書院のブログ、2007-06-29)
http://kasamashoin.jp/2007/06/post_176.html
再録を再録をご快諾くださった岡田圭介さん、並びに古書通信に御礼申し上げ
ます。
*
「学術出版社とインターネット」
岡田圭介(笠間書院)
笠間書院は昨年6月、ホームページをリニューアルしブログにした
<http://kasamashoin.jp/>。目指すところは「メディアとしてのプライドを
取り戻す」こと。大きなテーマであるが、そのために情報発信のあり方を一か
ら考え直してみた。
以前のサイトは、ほぼ新刊紹介のみで、それも更新もままならず、長期間更
新をしないままサイトを放置していることもあった。なので当然アクセス数な
ど、ほとんど無いに等しい状況であったが、ほぼ毎日更新するようになった現
在は、一日最低250人程度は訪れていただいている。
国文学系の出版社を見渡すかぎり、「情報発信」を積極的に行っているとこ
ろは少ない。この状況に立って行ったリニューアルである。ただ「情報発信」
と一言でいっても、何を発信するのか。とりあえず、自社に入ってきた情報を、
社内に対する情報開示の意味もこめ、誰でもが閲覧できるようにすることを目
ざした。そして、それ自身を笠間書院のブログのコンテンツにすることにした。
会社内部に滞留している情報を日々出していけば、笠間書院が何をしているか、
本を買っていただいている人に見えてくるのではという思いがあったのと、情
報は共有してこそ力を持つという信念に基づく。
掲載している情報の主なカテゴリーは、【いただいた本・送られてきた本】
【ホームページ紹介】【受賞図書】【学会・講演会・展覧会情報】【広告掲載
情報】【新刊案内】【書評・パブリシティ情報】【笠間書院・学会出店情報】
などである。【いただいた本】では、会社や社員に献本があった本を掲載し、
【ホームページ紹介】ではインターネット上に公開された文学・語学研究にま
つわる主なリソースを紹介、【広告掲載情報】では、広告を掲載した媒体を全
て掲載した。社内には現状編集者が4名いる。だいたい他の人間が、どんな情
報を得ているのかは分かるが、細かいところまではなんとも掴みにくかった。
が、情報を集約したおかげでそれが解消されつつある。また営業を専任で行っ
ている者がいないので、どこに広告をだしているかなども、社員全員が把握す
るのが難しかったが、そういったことも分かるようになった。社内の情報整理
という点でも、ブログは有効なツールである。
情報を発信しつづけているおかげで、逆にいままで入ってこなかったような
情報、たとえば研究会に関するものなども得られるようになってきた。日頃お
付き合いのある著者から、ブログに載せてくれと頼まれることも増えてきたし、
いままで全く付き合いのなかった方からも情報をいただけるようになってきた。
著者から献本していただくことも増えた。これらはすべて社員の財産にもなる。
研究の現状の輪郭が掴め、企画のネタにもなるのだ。これは嬉しいことだし、
また結果として、ブログが著者と読者と出版社を結ぶ「場」として形成されつ
つあることを実感している。こういった「場」は、以前には考えにくかったの
で、インターネットの恩恵をうけているなと思う。
出版社の活動はもちろん、自らが刊行する本の内容、著者の選択をも含めて、
それ自体がメディアとしての機能であるが、学術出版社の場合、それだけでは
成り立たなくなってきたのではないか。研究が細分化されてしまっている(よ
うに見える)今日、ただ本を出版しただけでは、著者の考えや仕事を世に広く
流布させることが難しくなってきている(ような気がする)。そこで最近刊行
した小松英雄氏の新刊『古典再入門』では刊行直後に、氏の考えを多くの人に
知ってもらうため、いままで出した本を簡単に紹介してもらった『自著解説』
というものをつくり、インターネットで配布した(のちに印刷物も作成)。か
なりのアクセス数になったが、これがただちに購買に結びついたかは不明であ
る。だが、こういった積み重ねが必要だと思うし、このような自社本に付随す
る情報発信については、今後とも積極的に取り組んでいきたいと思っている。
先に掲げたテーマ「メディアとしてのプライドを取り戻す」とは、つまり情
報発信者としての役割をきちんと自覚し、自らの専門領域にたいして責任を果
たしたいということである。国文学の危機・衰退が叫ばれて久しい。あまり大
きな枠組みでこの問題を考えてみても意味が無いので、研究者側の問題はさて
おき、出版社の立場から私が反省しているのは、いままであまりにも何もして
こなかったのではないか、ということだ。個人的な実感でいえば、もう十年以
上もまえから「研究書」は、余程内容の優れたものでなければ、学術振興会や
大学の出版助成なしで採算をとるのが困難になっている。そのことに胡座をか
きすぎた部分はなかっただろうか。つまり、助成金をもらえれば後は本にする
だけで良い…といった意識である。「研究書」といえども、商業出版であり、
原稿の中に面白さを発見して、多くの人々に知ってもらう努力をし、その考え
や仕事を世に広く流通させることを目指さなければ、売れる筈はない。そこを
真剣に考えずに、「売れない、売れない」と呟きすぎていなかっただろうか。
流れ作業的に作り続けていなかったであろうか。もちろん「研究書」を出版す
ることは、それだけで実に大変である。が、それはどの商売も同じなわけで、
学術出版だけを神聖視することはできないであろう。まずは、本が売れる努力
をしなければならない。これからの「研究書」の編集者に科せられる仕事は大
きく、重くなるはずだ。きちんと売ることは、学問を活性化させる一番の近道
であると思う。
私は、そのための端緒としての、ブログ、インターネットと考えている。イ
ンターネットはしかし、相変わらずニッチな世界である。とてもリアルな世界
の影響力には遠くおよんでいない。新刊案内は相変わらずダイレクト・メール
の方が効果はあるし、笠間書院のサイトより、リアル書店のほうがよっぽど本
を売っている。今のところブログは、現状はメディアとしてのトレーニングを
積む場なのかもしれない。いずれこの成果を携えて、リアルな世界へ向かって
いかなければならない。
笠間書院のブログの現状は情報の羅列にすぎないが、集積されつづければ、
そこには必ず意味が発生してくるはずである。だから当座、自らの専門領域に
関する情報は出来る範囲で発信しつづけようと思っている。今もそうだがブロ
グには、もちろん他社本の情報も掲載している。学界全体に益する情報発信に
努めたいからである。そしていつか、国文学の情報を扱うメディアとして認め
られたいと思う。メディアとしての力をつければ、国文学の状況を少しずつ変
えていけるのではないか。どんな情報を仕入れ、それをどのように伝えていけ
ばよいのか。出版する原稿だけでなく、日々入ってくる情報に耳をかたむけて、
それを効果的かつ広く伝播させる方法を、もっと考え抜きたいと思っている。
インターネットは格好の練習場である。そして、いまよりもっと、メディアと
して賢く怜悧に振る舞えるようになることを、夢想している。
[筆者の横顔]
岡田圭介(おかだ・けいすけ)。有限会社笠間書院 編集部/営業部・兼任。
1971年生まれ。法政大学文学部哲学科入学、日本文学科卒。1996年笠間書院入
社。2001年からスタジオ・ポット/ポット出版に勤務、2004年に笠間書院に再
入社、現在に至る。
笠間書院は日本文学と日本語学の研究書を刊行する出版社で、創業以来40年あ
まり、このジャンルにこだわって出版を続け、刊行点数は1300点を超える。
・ブログ
http://kasamashoin.jp/
・メールマガジン
http://blog.mag2.com/m/log/0000222327/
・twitter
http://twitter.com/kasamashoin
Copyright (C) OKADA Keisuke 2007- All Rights Reserved.
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◆ 新着・新発見リソース ◆ - Science, Internet, Computer and ...
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◆東京工業大学亀井宏行研究室、考古学研究支援システム「ARCADIA」を公開
東京工業大学亀井宏行研究室が考古学研究支援システム「ARCADIA」を公開し
た(2007-06-01)。ARCADIAは、Arcaheological Resource Collection for
ADvanced Information Analysisを略したもの。現在は千葉県の古墳時代中期
関連の資料を中心にデータを収録しており、データは、
+遺跡抄録遺跡抄録情報
+文献文献情報
+遺構遺構情報
+遺物遺物情報
+研究・分析研究・科学分析情報
に分けられている。なお、このシステムは東京工業大学21世紀COEプログラム
「大規模知識資源の体系化と活用基盤構築」の一環として構築されている。ま
た、システムの企画・構築にあたったスタッフが以下のように明記されている。
>>
亀井宏行、Pasompohone Hemtavy、阿児雄之、四谷優介、西大輔、相澤洋太、
小林大地、榛葉健太、真鍋和寛、片岡伸彰、渡辺太一、橋本泰一、川口牧子
(東京工業大学)、加藤修司、白井久美子、神野信、渡邊高弘(千葉県教育振
興財団)、原京子、逆井洋美、佐藤智子
・ARCADIAとは
http://arcadia.archaeo.cs.titech.ac.jp/info/about.html
<<
試用してみると実感できるが、このサイトは他のデータベースとは使用感で一
線を画している。たとえば、検索結果を地図で表示する機能やいまみている遺
跡と関連性が高い遺跡を表示する機能など、GISの技術やWeb2.0を象徴するマ
ッシュアップの技法を巧みに取り入れている。まだ構築途上にあるようだが、
今後の進化を楽しみにしたい。
・考古学研究支援システム「ARCADIA」
http://arcadia.archaeo.cs.titech.ac.jp/
・東京工業大学21世紀COEプログラム「大規模知識資源の体系化と活用基盤構築」
http://www.coe21-lkr.titech.ac.jp/j/
・「RCADIA解禁!」(情報歴史学研究室、2007-06-04)
http://ihistory.blogspot.com/2007/06/arcadia.html
◆Apple、iTunes Storeで「iTunes U」を公開
AppleがiTunes Storeで「iTunes U」を公開した(2007-05-31)。スタンフォ
ード大学、カリフォルニア大学バークレー校、デューク大学、マサチューセッ
ツ工科大学(MIT)等の講義のポッドキャスティングを無料で配信している。
コンテンツは英語のみで提供されているが、日本のiTunes Storeからも利用で
きる。
・iTunes U
http://www.apple.com/itunesu/
・「アップル、iTunes Storeに「iTunes U」を開設」(2007-05-30)
http://www.apple.com/jp/news/2007/may/30itunesu.html
・「米国大学の講義や授業を無料配信する「iTunes U」。日本でも利用可能」
(Broadband Watch、2007-05-31)
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/18286.html
・「アップル、米国著名大学の講義を無料配信する「iTunes U」を発表」
(RBB Today、2007-05-31)
http://www.rbbtoday.com/news/20070531/42281.html
◆国立国語研究所、KOTONOHA「現代日本語書き言葉均衡コーパス」検索デモン
ストレーションを公開
国立国語研究所がKOTONOHA「現代日本語書き言葉均衡コーパス」検索デモンス
トレーションを公開した(2007-05-28)。これは国立国語研究所による言語コ
ーパス整備計画KOTONOHAと、特定領域研究「代表性を有する大規模日本語書き
言葉コーパスの構築:21世紀の日本語研究の基盤整備」(「日本語コーパス」)
が共同で開発している「現代日本語書き言葉均衡コーパス」のデモンストレー
ション版で、政府刊行白書とYahoo! JAPANが提供する知識検索サービス
「Yahoo!知恵袋」から無作為抽出されたそれぞれ500万語、合計1000万語を検
索できる。
・KOTONOHA「現代日本語書き言葉均衡コーパス」検索デモンストレーション
http://www.kotonoha.gr.jp/demo/
・「「大規模書き言葉コーパスのオンライン試験公開〜KOTONOHA
「現代日本語書き言葉均衡コーパス」〜」(国立国語研究所、2007-05-28)
http://www.kokken.go.jp/syokai/press/07_01/
・国立国語研究所
http://www.kokken.go.jp/
・言語コーパス整備計画KOTONOHA
http://www2.kokken.go.jp/kotonoha/
・特定領域研究「代表性を有する大規模日本語書き言葉コーパスの構築:
21世紀の日本語研究の基盤整備」(「日本語コーパス」)
http://www.tokuteicorpus.jp/
・「国立国語研究所、1,000万語分の日本語コーパスを試験公開」
(INTERNET Watch、2007-05-28)
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/05/28/15852.html
・「「風景」と「光景」の違いは? 国立国語研が大量の日本語データ公開」
(ITpro、2007-05-28)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070528/272720/
・「国立国語研究所が大規模コーパスを試験公開 コトバのインフラ整備、
著作権処理で法外なコスト」(@IT、2007-05-28)
http://www.atmarkit.co.jp/news/200705/28/kotonoha.html
・「国立国語研、ブログの表記収集へ−日本語書き言葉のDB化」
(日刊工業新聞、2007-05-29)
http://www.asahi.com/digital/nikkanko/NKK200705290015.html
◆紀伊國屋書店、書評ブログ「書評空間 Kinokuniya Booklog」を
リニューアル
紀伊國屋書店が書評ブログ「書評空間 Kinokuniya Booklog」をリニューアル
した(2007-05-18)。新たに15名の書評者が加わっている(敬称略)。
+勝田有子
+阿部公彦
+川口有美子
+石井政之
+大竹昭子
+四釜裕子
+近代ナリコ
+石村清則
+平井玄
+杉本良夫
+秦隆司・宮家あゆみ
+斎藤 環
+中島岳志
+練木繁夫
+平沢剛
ところで、「書評空間 Kinokuniya Booklog」はこれまでも書評者の交代が行
われているが、担当をはずれた書評者の書評はサイト上には表示しない方針な
のだろうか。たとえば、
・紅野謙介の書評ブログ
http://booklog.kinokuniya.co.jp/kono/
・金沢創の書評ブログ
http://booklog.kinokuniya.co.jp/kanazawa/
は、サイト上からはアクセスできなくなっている。ブログという仕組みを使い
トラックバックを受け付けている以上、過去に掲載された書評はすべてアーカ
イブし、アクセスしやすい状態を維持してほしい。
・書評空間 Kinokuniya Booklog
http://booklog.kinokuniya.co.jp/
・書評空間 Kinokuniya Booklogの過去のサイト
http://web.archive.org/web/*/http://booklog.kinokuniya.co.jp/
・紀伊國屋書店
http://www.kinokuniya.co.jp/
・「紀伊國屋書店、ブログ形式の書評サイト「KINOKUNIYABookLog」を公開」
(新着・新発見リソース、2005-08-02)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20050802/1134802376
◆国立情報学研究所(NII)、科学研究費補助金データベース(KAKEN)の機能
を改善
国立情報学研究所(NII)が運営する科学研究費補助金データベース(KAKEN)
で以下の機能改善が行われた(2007-04-23)。
+成果概要の英語版の表示
+簡略URLの表示
+実績報告内容からのWebcat Plus検索
簡略URLの表示は、
・岡本真「「Web2.0」時代に対応する学術情報発信へ−真のユーザー参加拡大
のためのデータ開放の提案」(「情報管理」49-11、2007-02-01)
http://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/49/11/49_632/_article/-char/ja
で具体的に指名して要望していたことだけに、今回の改善を喜びたい。ただ、
簡易URLのリンク先にはさらなる改善の余地がある。現在はたとえば、
http://seika.nii.ac.jp/search_pjno.html?PJNO=00F00001
をクリックすると、検索結果である簡略表示の画面
http://seika.nii.ac.jp/cgi/lgn/SearchCore
につながるが、これでは1クリック分、余計な手間がかかってしまう。必要な
のは、詳細画面である
http://seika.nii.ac.jp/cgi/lgn/SearchCoreDetail
を表示できるURLなのだ。もう一段の改善を望みたい。
・科学研究費補助金データベース(KAKEN)
http://seika.nii.ac.jp/
・国立情報学研究所(NII)
http://www.nii.ac.jp/
・「国立情報学研究所(NII)、科学研究費補助金データベースを試験公開」
(新着・新発見リソース、2004-10-17)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20041017/1136271886
・「国立情報学研究所(NII)、KAKEN:科学研究費補助金データベースを公開」
(新着・新発見リソース、2005-10-27)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20051027/1134887578
・「国立情報学研究所(NII)、科学研究費補助金データベース(KAKEN)に
2006年度採択研究課題の二次決定分を追加」
(新着・新発見リソース、2006-10-08)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20061008/1160246583
◆東京外国語大学多言語・多文化教育研究センター、在日ブラジル人児童のた
めの教材を公開
東京外国語大学多言語・多文化教育研究センターが在日ブラジル人児童のため
の教材を公開した(2007-04-01)。算数、理科、漢字の3種類の教材の公開が
予定されているようで、現時点では漢字と算数の一部が公開されている。同セ
ンターでは今後はフィリピン語版の作成にも取りかかるという。
・在日ブラジル人児童のための教材
http://www.tufs.ac.jp/common/mlmc/kyouzai/brazil/
・在日外国人児童のための教材開発プロジェクト
http://www.tufs.ac.jp/blog/ts/g/cemmer/social_02.html
・東京外国語大学多言語・多文化教育研究センター
http://www.tufs.ac.jp/blog/ts/g/cemmer/
・「「在日ブラジル人児童むけ教材」いよいよ4月1日から一般公開!!」
(東京外国語大学多言語・多文化教育研究センター、2007-03-26)
http://www.tufs.ac.jp/blog/ts/g/cemmer/2007/03/post_4.html
◆黒田記念館、サイトをリニューアル
黒田記念館がサイトをリニューアルした(2007-03-09)。翌月に控えていた独
立行政法人文化財研究所と独立行政法人国立博物館の統合と、この統合に伴う
黒田記念館の東京国立博物館への移管に備えたリニューアルだったようだ。サ
イトには大きな変更は加えられていないものの、黒田記念館の紹介がトップペ
ージに掲載されるようになっている。
・黒田記念館
http://www.tobunken.go.jp/kuroda/
・黒田記念館の過去のサイト
http://web.archive.org/web/*/http://www.tobunken.go.jp/kuroda/
◆小山真人さん、富士山の歴史噴火総解説(第2版)を公開
地質学、火山学を専門とする小山真人さんが富士山の歴史噴火総解説(第2版)
を公開した(2007-03)。小山さんが把握している富士山に関する天変地異の
記録を年代順に検証し、歴史上の富士山の噴火状況をまとめている。
・富士山の歴史噴火総解説(第2版)
http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/Fuji/fujid/0index.html
・小山真人研究室
http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/Welcome.html
◆東京外国語大学多言語・多文化教育研究センター、サイトをリニューアル
東京外国語大学多言語・多文化教育研究センターがサイトをリニューアルした
(2007-01-31)。
・東京外国語大学多言語・多文化教育研究センター
http://www.tufs.ac.jp/blog/ts/g/cemmer/
・東京外国語大学多言語・多文化教育研究センターの過去のサイト
http://web.archive.org/web/*/http://www.tufs.ac.jp/common/mlmc/
・「ウェブサイトをリニューアルしました」
(東京外国語大学多言語・多文化教育研究センター、2007-01-31)
http://www.tufs.ac.jp/blog/ts/g/cemmer/2007/01/post.html
◆国立歴史民俗博物館、メールマガジン「れきはくニューズレター」を創刊
国立歴史民俗博物館がメールマガジン「れきはくニューズレター」を創刊した
(創刊日不明)。すでに第3号まで発行されているが、比較的最近創刊された
ようだ。内容は同館での催しの案内が中心。メールマガジンの発行には「まぐ
まぐ」を用いており、無料で配信登録できる。バックナンバーは最新号しか公
開されていないが、特別の事情がないのであれば、すべてのバックナンバーを
公開してほしい。
・れきはくニューズレター
http://www.rekihaku.ac.jp/mailmagazine.html
・国立歴史民俗博物館
http://www.rekihaku.ac.jp/
◆国立公文書館、公文書にみる日本のあゆみを公開
国立公文書館が公文書にみる日本のあゆみを公開した(公開日不明)。Flash
を使った年表形式で近代史上の重要な公文書資料を紹介している。年表、時間、
出来事という3つの使い方が用意されているが、とにかく使い勝手がよくでき
ている。特にFlashを非常に効果的に使った年表の機能やいまを基点に何年前
と指定して過去に遡る時間の機能は利用者の視点に立ち、利用者が直感的に理
解しやすい使い方が実現されている。たとえば、年表から筆者の生年1973年の
100年前である1873年をクリックすると、この年は徴兵令やキリスト教の解禁、
地租改正があったことがわかるのと同時に、
-徴兵令並近衛兵編成兵額等伺
-布告三十日間掲示及従来ノ高札面除却
-地租改正方法伺
といった史料名が表示され、さらにここをクリックすると、電子化された史料
にアクセスできる。Flashをこれほど効果的に使っているケースはそう多くは
ないだろう。企画担当者の熟慮と制作担当者の苦労の跡がうかがえる。
惜しむらくは、現時点ではまだ史料の公開範囲が1867年(慶應3年)から1889
年(明治22年)に限られていることだろう。だが、7月には1890年(明治23年)
〜1926年(大正15年)の史料が、11月には1926年(昭和元年)〜1972年(昭和
47年)の史料が順次公開されるという。年末には楽しみながら近代日本の史料
に親しむことができるようになるだろう。
なお、一つだけ欲をいえば、これほどクオリティの高いサービスをつくったス
タッフの方々のお名前は広く知られていい。ぜひクレジットを記載してほしい。
・公文書にみる日本のあゆみ
http://www.archives.go.jp/ayumi/
・国立公文書館
http://www.archives.go.jp/
◆龍谷大学図書館、新法・改正法解説記事書誌情報検索データベース(R-LINE)
を公開
龍谷大学図書館が新法・改正法解説記事書誌情報検索データベース(R-LINE:
Ryukoku Legislative Information and NEws)を公開した(2007-04-02)。第
64回国会と第165回国会で新規に制定されたり改正された法律に関する解説記
事の書誌情報を検索できる。たとえば、「インターネット」で検索すると、
>>
貸金業の規制等に関する法律等の一部を改正する法律
法律番号:平成18年第115号
公布日:平成18年12月20日
掲載誌名:ジュリスト
執筆者名:高橋洋明/巻号:1329号/頁:59
掲載誌名:旬刊金融法務事情
執筆者名:高橋洋明/巻号:1796号/頁:6
<<
と、法律名、法律番号、公布日といった制定・改正された法律そのものの情報
と、雑誌名、著者名といった解説記事の書誌情報が表示される(検索結果の上
部のみ抜粋)。ここですばらしいのは、雑誌名から蔵書検索(OPAC)の検索結
果にリンクしていること、そして制定・改正された法律の条文がある衆議院の
サイトにリンクしていることだ。書誌データベースというと、書誌情報だけを
収めたものも少なくないが、R-LINEは次に利用者が必要とするものはなにかを
考えた配慮の行き届いたデータベースとなっている。
なお、R-LINEに書誌情報が収められている雑誌は以下の19媒体。
+「NBL」
+「金融・商事判例」
+「ジュリスト」
+「旬刊金融法務事情」
+「月刊民事法情報」
+「旬刊商事法務」
+「地方自治」
+「登記インターネット」
+「時の法令」
+「法律のひろば」
+「法令解説資料総論」
+「労働法令通信」
+「自由と正義」
+「家庭裁判所月報」
+「警察学論集」
+「法学教室」
+「法学セミナー」
+「法律時報」
+「法曹時報」
現時点で入力されている書誌情報は、第164回国会(2006-01-20〜2006-06-18)
と第165回国会(2006-09-26〜2006-12-19)で制定・改正せれた法律に限られ
ているが、今後順次過去に遡ってデータを入力し公開していくという。このデ
ータベースを企画・公開したねらいは、
・「「新法・改正法解説記事書誌情報検索(R-LINE)」データベースについて」
http://opac.lib.ryukoku.ac.jp/web/html/kaisetu.html
に詳しいが、特に「どの改正法に対応した記事なのかが分かりにくかったり、
さまざまな種類の情報が混じっているために、初学者はどれを選べばよいのか
迷ってしまうといった問題」に対処するデータベースとして設計されていると
ころに価値があるだろう。書誌データベースの価値は、必ずしも収録件数の多
さや収録対象期間の長さではなく、企画意図の良し悪しにあることを痛感させ
られる。龍谷大学法科大学院のロー・ライブラリアンをはじめ、龍谷大学の図
書館スタッフのレベルの高さを感じさせる作品である。また、同じ文書の中に、
>>
なお、当データベースの構想案作成に際しては、北星学園大学齊藤正彰先生に
もご協力いただきました。
<<
という一節があるのもいい。構想段階での貢献に対して、このようにきちんと
謝辞を述べているサイトは初めて見たように思う。
・新法・改正法解説記事書誌情報検索データベース(R-LINE)
http://opac.lib.ryukoku.ac.jp/db/db.cgi
・「「新法・改正法解説記事書誌情報検索(R-LINE)」データベースについて」
http://opac.lib.ryukoku.ac.jp/web/html/kaisetu.html
・「新法・改正法解説記事書誌情報検索データベース(R-LINE)公開について」
(龍谷大学図書館、2007-04-02)
http://www.ryukoku.ac.jp/apps/opac.lib.ryukoku.ac.jp/blog/?p=10
・龍谷大学図書館
http://opac.lib.ryukoku.ac.jp/
・齊藤正彰@北星学園大学
http://www.ipc.hokusei.ac.jp/~z00199/
◆北陸先端科学技術大学院大学附属図書館、JAIST学術研究成果リポジトリを
公開
北陸先端科学技術大学院大学附属図書館がJAIST学術研究成果リポジトリを公
開した(2007-05-30)。使用ソフトはDSpace。現時点で約3000点の研究成果を
収めている。
・JAIST学術研究成果リポジトリ
https://dspace.jaist.ac.jp/
・北陸先端科学技術大学院大学附属図書館
http://www.jaist.ac.jp/library/
◆筑波大学附属図書館、機関リポジトリ横断検索を公開
筑波大学附属図書館が機関リポジトリ横断検索を公開した(2007-05-29)。26
機関が提供している28の機関リポジトリに収められている研究成果を一括して
検索できる。検索対象になっている機関リポジトリは以下の通り。
+HUSCAP(北海道大学)
+帯広畜産大学学術情報リポジトリ(帯広畜産大学)
+AMCoR(旭川医科大学)
+つくばリポジトリTulips-R(筑波大学)
+UT Repository(東京大学)
+東京学芸大学リポジトリ(東京学芸大学)
+CURATOR(千葉大学)
+Nagoya Repository(名古屋大学)
+AKF(名古屋大学学術ナレッジ・ファクトリー)
+三重大学学術機関リポジトリ研究教育成果コレクションMIUSE(三重大学)
+京都大学学術情報リポジトリ(京都大学)
+NEAR(奈良教育大学: 奈良教育大学学術リポジトリNEAR)
+eScholarship@OU-DIR(岡山大学)
+Eprints@OUDIR(岡山大学)
+広島大学学術情報リポジトリ(広島大学)
+九州大学学術情報リポジトリ(九州大学)
+長崎大学 学術研究成果リポジトリ(NAOSITE)(長崎大学)
+熊本大学 学術リポジトリ(熊本大学)
+琉球大学学術リポジトリ(琉球大学)
+KeiO Academic Resource Archive (KOARA)(慶應義塾大学)
+DSpace at Waseda University(早稲田大学)
+DSpace@APU(立命館アジア太平洋大学)
+学術成果リポジトリ(沖縄国際大学)
+日本貿易振興機構アジア経済研究所学術研究リポジトリ
(日本貿易振興機構アジア経済研究所)
+弘前大学学術情報リポジトリ(弘前大学)
+埼玉大学学術情報発信システム SUCRA(埼玉大学)
+KIT学術成果コレクション(京都工芸繊維大学)
+金沢大学学術情報リポジトリKURA(金沢大学)
検索エンジンにはリコー製のLIMEDIO関連リソース検索を使用しているという。
検索機能には類似文検索を採用しており、入力した言葉をそのまま検索するわ
けではない。この仕組みには様々な意見があるだろう。だが、論文の要旨から
類似した論文を探すといった使い方には有効だ。たとえば、
・岡本真「「Web2.0」時代に対応する学術情報発信へ−真のユーザー参加拡大
のためのデータ開放の提案」(「情報管理」49-11、2007-02-01)
http://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/49/11/49_632/_article/-char/ja
の要旨である
>>
「Web2.0」時代における学術情報発信のあり方について展望と課題を示す。ま
ず「Web2.0」の理解の仕方を説き,続いてブログにおける学術情報発信の実例
に基づいて「Web2.0」が学術情報発信にもたらす価値を説く。特にユーザー参
加の拡大と参加拡大のためのデータ開放の意義を強調する。同時にユーザー参
加による学術情報発信の活性化を阻む要因の存在を指摘し,現時点におけるブ
ログを中心としたWebでの学術情報発信におけるコミュニケーションモデルの
限界を示唆する。最後に課題を解決するための方策として,学術情報発信組織
が有する大規模データの開放を提案する。
<<
で検索してみると、最初の20件の中に
-Web2.0と科学技術コミュニケーション
-学術情報流通とメタデータ
-社会科学とコンピューター・ネットワーク利用
などがみつかる。私にとっては一部は未見の文献であり、大いに関心をそそら
れるタイトルだ。検索結果の並び順についてはまだ改善の余地はあるが、実用
に耐えるレベルであるといえる。実際は、機関リポジトリ横断検索システムに
アクセスして検索をするというよりは、文献の要旨を持っている機関リポジト
リやJ-STAGEのようなデータベース間で類似文献を探す類似検索機能という使
い方が考えられるだろう。あくまで推測ではあるが、機関リポジトリ横断検索
システムの検索キーワードの入力ボックスは文章を入れられるサイズになって
いることを考えると、開発した筑波大学附属図書館研究開発室のスタッフは上
記のような使い方を想定したのではないだろうか。
なお、現時点での難点を一つ挙げるなら、上記のような検索結果に直接リンク
する方法がないことだ。この点は改善してほしい。
・機関リポジトリ横断検索システム
http://rfs.tulips.tsukuba.ac.jp/openlink/start.do
・「機関リポジトリ横断検索システムを試験公開しました」
(筑波大学附属図書館、2007-05-29)
https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/portal/news-common.php#20070529
・筑波大学附属図書館
https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/
・筑波大学附属図書館研究開発室
https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/portal/rd.php
・J-STAGE
http://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja
◆関西大学図書館、サイトをリニューアル
関西大学図書館がサイトをリニューアルした(2007-05-28)。
>>
ウェブ・アクセシビリティ(使いやすさ)指針を踏まえ、ユーザーフレンドリ
ーなインターフェイスを備えています
・「図書館ホームページをリニューアルしました!」
(関西大学図書館、2007-05-28)
http://www.kansai-u.ac.jp/library/news/info/2007s_134.html
<<
ということだが、他方すべてのURLが変更されている。旧URLから新URLへと自
動的に転送するリダイレクトも設定されていない。それでいて「アクセシビリ
ティ」や「ユーザーフレンドリー」を語ることができるだろうか。最近、サイ
トのリニューアルをよく目にするが、極力URLの変更を生じないようにするこ
と、やむをえない場合はリダイレクトを設定することが標準となってほしい。
・関西大学図書館
http://www.kansai-u.ac.jp/library/
・関西大学図書館の過去のサイト
http://web.archive.org/web/*/http://www.kansai-u.ac.jp/Library/
・「図書館ホームページをリニューアルしました!」
(関西大学図書館、2007-05-28)
http://www.kansai-u.ac.jp/library/news/info/2007s_134.html
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■ 掲載希望の送り方 ■
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連絡先:zd2m-okmt@asahi-net.or.jp
きまり:自薦他薦不問。添付ファイル禁止。個人サイト・組織サイト不問。
その他:掲載可否は編集部判断。公開予定サイトの事前連絡歓迎。
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◆ 過去の本誌から ◆ - Science, Internet, Computer and ...
===================================
2006-07-06:新着・新発見リソース
(第248号) −科学技術振興機構(JST)、Science Portal
(サイエンスポータル)を公開
−国立情報学研究所、音声資源コンソーシアム(NII-SRC)
を公開
−大阪府立中之島図書館、人魚洞文庫データベースを公開
「『これからホームページをつくる研究者のために』の刊行に向けて」
(第10回)
http://blog.mag2.com/m/log/0000005669/107456966.html
2005-07-03:森山和道「「サイエンス・メール」の創刊にあたって
(第218号) ―身の回りの不思議と、その向こう側の面白さとを。」
http://blog.mag2.com/m/log/0000005669/106166167.html
2002-07-06:「インターネットの学術利用 2002年上半期の動向」
(第135号) http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/135.html
2001-07-08:石井由香・定松文・池田緑「学術情報の在り方と「知」の構築に
(第104号) おける社会性 ─EMSJにおける電子ネットワーク利用から─」
http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/104.html
2000-07-09:「インターネットの学術利用 2000年上半期の動向」
(第069号) http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/069.html
1999-07-05:「『ACADEMIC RESOURSE GUIDE』創刊一周年を迎えて」
(第034号) http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/034.html
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[ARG-284]2-2 へつづく


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