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ERICは、ESDファシリテーターズ・カレッジを創設し、国連提唱の「持続可能な開発のための教育の10年」のために指導者育成・社会的提言・平和的問題解決の方法を探り、みなさんとのネットワークを通してしさまざまな活動をしていきます。

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2009/07/12

ERIC NEWS  ESDツリーニュース(環境教育ニュース)第40号 2009年7月12日

ESDツリーニュース(環境教育ニュース)第40号 
発信:PLT 日本事務局 by ERIC 担当 梅村松秀 足立恵理
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 「ESDツリーニュース」はPLT(Project Learning Tree 木と学ぼう)関連のニュースを発信し、
 PLTに関心を持つ方々、各地でPLTを用いた環境教育を実践されている方々のネットワークを強化し、
持続可能な開発のための教育を目指して、毎月一回ペースで発行しております。
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PLT(Project Learning Tree:木と学ぼう)について詳しく知りたい方はこちら。
                 ⇒ http://www.k3.dion.ne.jp/~eric-net/plteric.htm
環境教育の人材育成事業を行っている団体として、環境省のHPに掲載されています。
        ⇒ http://www.env.go.jp/policy/edu/reg/index.html

  PLT日本事務局では2006年より、さまざまな方のご協力を得て、アクティビティ・ガイドの翻訳に取り
組み、モジュールとして分冊で提供してきましたが、ついにその集大成の合冊版テキストが完成しまし
た!翻訳をはじめ、情報やモジュールへのフィードバックをいただいたみなさま、本当にありがとうござ
いました。3年間をふりかえって、このメールマガジンをお読みいただいているみなさんや研修に参加し
てくださった方々との学びあいこそが合冊版完成のプロセスとして重要なことだったということ、みなさ
んとテキストをともに吟味しながら環境教育を推進するこれからのプロセスがまた重要であることを改め
て感じます。これまでの未訳アクティビティも含めた合冊版もぜひご愛用いただき、よりよいテキストに
発展させ、環境教育の推進につなげて行くために、さらなる情報追加や改善のためのフィードバックにも
ご協力お願いします。新たなテキストの完成を、環境教育の学びあいの場を広げるきっかけやチャンスに
つなげていきましょう!
 梅村さんからは合冊版の提供と活用についてのご案内が、またその新テキストを活用したERIC事務所
での研修の模様がファシリテーターをつとめた鈴木さんから届いています。わたしは研修には参加できま
せんでしたが、密度の濃い、エネルギッシュな研修であったことが伝わってきます。アクティビティの進
め方や合冊版の検討まで、PLT推進に関わる重要な検討の場となったようです。また、事務局より、その
推進に協力していただけるスタッフの募集の案内が届いています。今号は、テキスト完成、研修報告、各
地の講習会ご案内と、PLTの推進に関わる話題盛りだくさんでお届けします。(足立)

****HPもご覧ください!***
6/12更新 PLTに関するよくある質問Q&A  http://eric-net.org/plt06.html

■□ 40号の内容 □■
1. PreK-8新版テキストの 合冊版が完成しました!  梅村松秀
2. ESDファシリテーター育成研修09 PLT at ERIC 研修報告 鈴木真生
3. PLT木と学ぼう 環境教育推進プロジェクト・スタッフ募集
4. 講習会情報



1.PreK-8新版テキストの 合冊版が完成しました!   梅村松秀

ツリーニュース38号で新版テキスト合冊版の刊行についてお知らせしましたが、このたびようやく完成し
ました。内容について は、これまで分冊の形で提供してきました「Introductory Module」、
「Outdoors20〜野外活動20」のすべての部 分、「Energy&Society〜エネルギーと社会」,「Places We 
Live〜私たちの住む場所」のPreK-8部分を含む、これまで未訳アクティビティのすべてになります。

体裁は、皆さまにお届けしてある ファシリテーターハンドブックの中に、PDFの形で含まれるPreK-8の
原本に近い420ページあまりの一部カラー刷りとなっています。

提供価格については講習会テキストとして5000円、PLTファシリテーターとして日本事務局 と合意書を
交わしている方々には4000円で提供することになりました。

合冊版の完成に伴い、ファシリテーター講習会の開催コースはこれまでの、
・木と学ぼう基礎コース(Introductory + Outdoors20 )
・木と学ぼう地球温暖化防止コース(Introductory + Energy & Society)
・木と学ぼう地域社会コース(Introductory + Places We Live )
に加えて、
・PreK-8新版テキスト合冊版コース(仮称)
が加わることとなります。

PLTファシリテーターメーリングリストに登録されている方々には、ファシリテーターハンドブックCD
に同封されている開催申込書の修正版をおってお届け するようにしたいと思います。



2. ESDファシリテーター育成研修09 PLT at ERIC 研修報告   鈴木真生
 研修のコーディネーターおよびファシリテーターをつとめてくださった鈴木さんから、詳細な報告をい
ただきました。鈴木さん、ありがとうございます。新しい合冊版を活用し、PLTのアクティビティのテー
マの広がりを実感し、ガイドのアクティビティの進め方や推進についても検討する密度の濃い2日間だっ
たようです。

***研修報告***
実施日:2009年6月20-21日
参加者:10名(内、ERICスタッフ4名)(21日は、8名(内、ERICスタッフ2名)
ねらい 1. PLTを実践できるようになる
    2. PLTファシリテーターとして、指導者としての力量アップ
    3. PLT合冊版テキストをモディファイする

1日目(2009.6.20)
■セッション1 共通基盤づくり 11:00-1300
1. PLT合冊版についてのレクチャー
2. アイスブレイク:ストレッチ-腕と首
3. #76ツリークッキー(S/P Tree Rings)で自己紹介
  作成5分→ペアで発表5分→他己紹介で全体共有
4. 2日間の流れと目的共有 
 →PLTを実践できるようになる
 →PLTファシリテーターとして、指導者としての力量アップ
5. ルールづくり
  「どんなことを気をつけたら良いか」
  ブレスト個人ワーク→ペア2分→全体共有
6. アイスブレイク:ストレッチ_アキレス腱
7. 事務所設備の説明
8. アクティビティ体験
  #4まわりの音
  「どんな音が、どこから聞こえた?好き、嫌い?」
  音の地図づくり3分→全体共有→ふりかえり

■セッション2 流れのあるアクティビティ体験 14:00-16:30
1. PLTのストーリーライン、トピックとアクティビティの対応についての説明
2. #44水の不思議
3. #48野原、森、小川(野外活動)
4. #49熱帯の木の家

■セッション3 PLT体験のふりかえり 16:30-18:10
1. これまでのセッションの簡単な説明
2. アクティビティ実践評価表の作成10分
3. 技術的省察、実践的省察からふりかえり
 技術的省察
  ・水の不思議のゲームのルールを明確に
  ・「雲に行ってるひと?」ばかりを確認していた
  ・#48→土地の状況→傾斜地がなかった
  ・流れの必然は?
  ・それぞれのアクティビティの目的は?
  ・#44ゲームの共有がなかった
  ・小さい頃の「公園」での思い出?
  ・「水の循環」を尋ねるのではない導入
  ・#48→3つの違いから広げていく
  ・テキストに沿いすぎた展開だったのか?
  ・「水の分子」を最後に言った。最初から意識化した方がよかった
  ・集中して、発見がある
  ・具体とイメージの組み合わせがつかみにくい
 実践的省察
  ・プリントを見て、1人で動いたのが良かった
   →動きやすい、スピードアップにも繋がる
  ・何を焦点にするのか?
  ・調査をして何を伝えたかったのか?
  ・別の展開、かみくだきがあったのではないだろうか?
  ・なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?
4. アクティビティの理想の展開を考える
  3グループになり、15分
5. 見通し的省察からふりかえる
  それはなぜ?何を伝えたいのか?
  教育者としての見通し→「なぜ」という価値をもつ→考え方を教える
6. 共有

一日目ファシリテーターふりかえりmtg 18:20-19:10
1. ふりかえり方をペアで考え、以下の2つの方法で実施
1). 今日の組み立て方についてインタビューをする
 梅村〈担当:S.1 共通基盤づくり〉
 ・PLT新旧の違いを探りたかったけれども、できなかった
 ・環境教育でなく、五感、PLT≠森
  →耳を澄ます→まわりの音→街の音、森の音→アイディアとして、Enrichment
 鈴木(担当:S.2 流れのあるアクティビティ)
 ・整理、精査、体験
 ・テキストを忠実に行う
 ・「水」を扱いたかった
 ・省いたステップが指摘された
 ・「小さい頃」フィールドでの楽しい想い出を出したのは、フィールドへ入りやすく、楽しく活動に入
   れるようにするために行った
 角田(担当:S.3 PLT体験ふりかえり)
 ・Constructivism 主体的学習の促進
  体験→ふりかえる→経験知則をつむぐ→応用する
 ・ヴァン・マーネン
  技術、実践、批判的_見通し Critical
2). ファシリテーションの経験に沿って、共通点・異質点
 PLT vs Others
 ・PW,Wet内容は共通(重要だから)
 ・Water Wonder流れをつなげるための応用力
  →他の環境教育プログラムへ応用がしやすい(How to thinkだから!)
 ・温度計を使うような、教科と五感の往復運動が行われ、定量的違い、生きものとのつながりを扱って
  いる→「全体言語主義」
 ・Project Learning Tree、木じゃなかった
 ・時間を短めに!個人ワークで3分は長い
 ・時間を区切るのは、集中や時間、何より自分の自由度を図るために行う→砂時計を使うこともある

2日目(2009.6.21)
■セッション4 アダプトアクティビティ 9:00-14:10(12:00-13:00昼食)
1. アクティビティ実践を準備する【40】
2. アクティビティ実践と各ふりかえり
           「気づいたこと、感じたこと、学んだこと」
#18 太陽の物語【30】
#20 環境交流箱【45】
#25 鳥と虫【30】
#40 昔と今【25】
#54 わたしたちがたずねたい場所【35】
#59 ペンの力【25】

■セッション5 環境教育推進の課題 14:20-14:40
1. ジレンマカード
  ちょっとでも良い方の価値観に基づいて選択する
2. トビリシ宣言12の原則をダイヤモンドランキングする
  「大事_less」で行う。2グループ5分
3. これまでの活動で印象に残っている活動は?
  3枚/人のドットシールを成果物に貼っていく。

■セッション6 行動計画づくり 14:45-16:10
1. 「教育」とは?
  辞書や、環境教育指導者育成マニュアルより説明
2. ガイデド・ファンタジー
  全体で読み聞かせをし、瞑想する→ペアで傾聴2分→ポストイットへキーワードを書き込む→模造紙
  へ貼りながら、未来の共通項を探る
3. 身の回りの環境で具体的に目標・理想をたてる。
4. 力の分析
  方法の共有→3でたてた目標に向かっての分析を行う→ペアで共有→全体でふりかえり
5. やれる、できる、がんばる


二日目ファシリテーターふりかえりmtg 17:00-17:20
1. 一番気になったことから
 ・ドットシールを貼ったのはどこに?
2. 良かったことポジティブなことでふりかえろう
  →「できたこと」?「改善」、「ネクストステップ」
 ・アクティビティ実践は長くなる
 ・「アクティビティ実践」よりも「指導案作成」
 ・20分でも要点をつかんで実践ができて良かった
 ・プログラム案をファシリテーター仲間とプレでやってみると良い
  →動きや連想の仕方がみえる
 ・定量化のツールもPLTにはあると知った
 ・いろいろなファシリテーションが体験でき、ふりかえりもそれぞれでできて良かった
 ・楽しかった 体験(アダプトアクティビティ)できて良かった
 ・定量化するのが良い
 ・Project Learning Treeだけど、あまり木はなかった
  →木がメインだけど、そこから関連したアクティビティの体験が今回は多かった
 ・準備が結構必要だ
 ・観察だけより、向き合えるような工夫が必要
 ・今朝が雨で野外活動ができず、残念
 ・楽しかったのですが、資源の過剰な使い方をやめて、「さすが、PLT!」となればいいなぁ
  →成果物を、以前の成果物の裏紙でつくると、資料の管理が難しくなる→何か工夫を考えよう!



3.PLT木と学ぼう 環境教育推進プロジェクト・スタッフ募集
事務局からのスタッフ募集のご案内です。PLTや環境教育の推進にご関心のある方、ファシリテーターと
しても事務局としてもプロジェクトに参加してみたい方、ご協力をお願いいたします。また、ご関心のあ
る方がいらっしゃいましたら、ぜひお知らせください。

***募集案内***
ERIC国際理解教育センターは、米国の環境教育教材である『PLT Project Learning Tree 木と学ぼう』の
日本事務局です。PLTは森林環境について学ぶのではなく、木を通して学ぶ包括的な環境教育プログラム
としてとても優れたものです。PLT PreK-8ガイドを初め、たくさんの教材が出版されています。これらの
ガイドは参加型「アクティビティ」を収録したものであり、ガイドを使って指導者育成を行うことができ
るようになっています。
現在、26名の人材育成ファシリテーターが日本全国で活動しており、年間20回ほどの研修によって、400
名近くのファシリテーターが育っています。しかし、米国では年間3万人ほどの人材育成実績があり、そ
の3割は「教員養成課程」段階でPLTを受講しています。

そのため、PLT日本事務局では、PLT推進のためのスタッフを募集したいと思います。業務内容は以下の
通りです。

1. PLT講習会の開催申込受付業務
2. PLT講習会の年次報告作成
3. PLT教材の翻訳・編集・改訂
4. PLT講習会の広報
5. 大学やネットワーク団体との連携

【必要な能力】
○英語能力  [1. PLT講習会の開催申込受付業務レベルであれば不要]
○Word, Excell、編集ソフトを使いこなす力

【勤務条件】
プロジェクト・スタッフとして「1. PLT講習会の開催申込受付業務」レベルであれば、週1日、月4回ほ
どの業務内容である。時間給で対応。
それ以上の業務が可能な能力がある場合は、仕事内容によって判断する。

ERICは人材育成の研修を行っている団体であるので、自らも「ファシリテーター」になりたいという希
望を持っている方・ファシリテーターとしての実績のある方を優先。



4.講習会情報
事務局に開催予定として連絡のあるものは次のとおりです。お近くの方、ご関心のある方にもぜひお知ら
せください。詳細については、主催者に直接お問い合わせください。

■名称:プロジェクト・ラーニングツリーファシリテーター養成講習会
 主催者:木曽川三川公園管理センター
 日時:7月18日(土)
 講師:菊地岳信
 対象:青少年団体指導者等30名
 連絡先:国営木曽川三川公園アクアワールド水郷パークセンター 0584-53-7200


■名称:PLT(プロジェクト・ラーニング・ツリー)指導者養成 セミナー
 主催および共催:三重県環境学習情報センター 三重県環境森林部自然環境室
 日時:7月26日
 講師:木村京子
 対象:一般
 連絡先:三重県環境学習情報センター 059-329-2000



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     (特定非営利活動法人)国際理解教育センター
ERIC:International Education  Resource & Innovation Center 

〒 114-0023 東京都北区滝野川1-93-5 コスモ西巣鴨105
   tel: 03-5907-6054(研修系) 03-5907-6064(テキスト系)
   fax: 03-5907-6095
   ホームページ http://www.k3.dion.ne.jp/~eric-net/
   Eメール      eric-net@r5.dion.ne.jp
   blog 「 ESD
ファシリテーター学び舎ニュース http://ericweblog.exblog.jp/
  blog 「ERIC NEW Archives http://ericnews.exblog.jp/                  

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