ERIC国際理解教育センター:持続可能な未来をめざして!  RSSを登録する

ERICは、ESDファシリテーターズ・カレッジを創設し、国連提唱の「持続可能な開発のための教育の10年」のために指導者育成・社会的提言・平和的問題解決の方法を探り、みなさんとのネットワークを通してしさまざまな活動をしていきます。

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2009/01/09

ERIC NEWS with ERIC 090109

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  ESDファシリテーターズ・カレッジ 〜with ERIC 〜2009/1/7
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新年、あけましておめでとうございます。

              .・゜◇◎◇ ゜・。
                   gasho
                gashogasho
                gashogasho
         〇〇-〇〇〇〇〇-〇〇
         gashogashogashogasho
            gashogashogashogasho
           [本年もよろしく]
               [ * ( ^ . ^ )* ]
 
いただいた賀状に「生きるって手応えがありますね」や
「よりよくなることを信じています」など、力強いものを感じました。

変化のときほど、ビジョンをしっかり持って、自らの進む道を照らしていきたいと思っています。今年もよろしくお願いいたします。

◇ ゜・。WHAT’S IN? ◇ ゜・。

1.	近況および新年にあたって New Years Resolutions
2.	PLTの推進
3.	ERIC20年の持続性
4.	1月の主催研修


                          .・゜◇ 1. 近況および新年にあたって ◇ ゜・。


久々に、金光さんからの近況を聞くことができました。トップバッターはいやだ
と、言われましたが、うれしい便りですので、いちばんに。

「昨年ゆとりをもって生活したことによって毎日の暮らしの中で新たな楽しみが
増えました。自分たちが育てた低農薬野菜を地元の直売所(横浜市港北区)で
売っている20代の姉妹・私と同年代くらいのお兄さんと仲良くなり、食べたこと
のない野菜(例:白雪タア菜)の保存方法・美味しい&健康にいい食べ方、省エネ
調理法、生活の知恵などを教えてもらったり、おまけしてもらったりしています。
生協仲間を呼んでやった『地元野菜を食べるホームパーティー』でも直売所の
野菜は大好評。
今日は、ひょんなことから「○○病院の腹が立ったエピソード」について
盛り上がり、病をもっていても健やかに暮らす方法に共感しました。医者と
話すよりよっぽど健やかだ…(苦笑)。
神奈川県では環境政策への提言もやってきたけれど、こういう毎日の暮らしが
原点だなぁとしみじみ感じます。」

2009年からはライフワークとして「15年間の病と共に生きる生活」をふりかえって、
「自分に起こったことを客観的にふりかえり、分析して書き、当事者の声を
特に医療関係者・人権を考える人たち・当事者仲間に届けたいと願っています。
生きている間にできればいいや…くらいのぼちぼちペースでやりたいです」
とのこと。
昨年は、看護学校でのお仕事だけに専念されたようですが、体調をおして、
いつも何かとERICにご協力いただいてきました。
今年は、単発のファシリテーターをお引き受けいただけるようになりそうです。
ありがとうございます。

体調不良と言えば、梅村さんも、昨年末、大変でした。ご自愛ください。
とはいえ、以下のような今年の抱負をいただきました。
1月17日のツリーニュースも楽しみです。足立さんともども、今年も、
ツリーニュース、よろしくお願いいたします。

「1. ESDを地理教育の鍵となる概念として具体化しているイギリスの地理教育の
動向、関連してのその現状に関してのOfsted報告から、ESDの課題と展望を
私たちの国の地理教育関係者に資料提示と問題提起をしていくこと。
http://www.ofsted.gov.uk/

2. 地元、荒川河川ボランティア活動メンバーの一員として、小中学校など
への働きかけのもと河川敷をフィールドとした保全と環境教育プランの提起です。

3. ERICとのかかわりでは、PLT関連の事務作業を主に、できる限りとどこお
りなくお手伝いを続けることにあります。
PLTというオルタナティブな環境教育の啓蒙活動に関わることができることを
うれしく思っています。
昨年末作成したメーリングリストの活用についてなど、いろいろ課題が山積
していますが、皆様のご意見などをもとに発展させていきたいと願っています」

「男社会伝統中心経済優先力の格差の感覚最大地域」に生きる足立さんの近況です
。
「安心院で地域振興を行っている人が、「私たちの合い言葉は、“足を引っ張り
あうのではなく手を引っ張りあおう”です」とおっしゃっていて思わず吹き出し 
てしまいましたが、足を引っ張りあうのが当然という体質と風土の中で、皆疲れ
きっています。協働の中で学びあう関係を作るなんてまともなやり方でできるわ 
けないと。
教員不正採用etc、学校という「密室」で起こった生徒への暴 力など、
ビジョンに向かう以前に越えなければならないことが山積みです。

でも、3年やると確かな手応えも感じます。
3年間文科省の事業でご一緒した市町村のご担当は、コーディネータとしての自
分の役割に自信を深め、推進体制を一緒に築けた手応えをわたしももらいまし 
た。コミュニティ全体に推進していけるよう、ネクストステップをともに考えて
行きたいです。

多文化共生地域づくりのネットワーク、これも大分に戻った当初は雲をつかむよ
うな話に思えていました。でも、校長による生徒への暴力で混乱していた学校区
で、翌年にベトナムとの交流事業が実現し、その中でわずかでしたが
「対立の扱い方」をさせてもらえました。 
前年の混乱ぶりからは予想もできなかったことでした。

PTAが中心となり学びあいのネットワークを広げています。

この地域での課題とモラハラの学びが、 子どもの人権ネットワークにつながりました。

課題はあっても一緒に乗り越えられるという信頼と自信から、いつも次に向かう
勇気を得ています。
それはERICに出会えたから学べたことです。」

ERICや他の先進地域、団体が積み上げてきたことを、ここでは一からやらなけれ
ばならないのだと、足立さんは言います。
オトコばかりの新年会に一つでただけで、くらくらしてしまう硬弱なかくたは、
地域社会で生き延びている、そして未来を切り拓いている姿に触れるだけで、い
のちに感謝です。

あなたはどう生きたいですか、あなたのいのちを? 
知っていますか、自分の望みを?
その先にある未来はどんな未来ですか? 

そんなことを問いながら、基本をしっかりと実践していきたいと思います。

最後の近況は、おめでたいところで、熊本で活躍するファシリテーター、
加藤千尋さんのご結婚です! お相手はアパレル関係の方とか。愛犬と三人の
生活が始まっているそうです。昨年の活動と、今年の抱負をいただきました。

「仕事面で新しくやってみたのは、郵便局が出したカーボンオフセットはがきの
裏面にデザインして、企業に購入いただいた上で(企業のロゴが入れ)、小学校に
寄付してもらい、その小学校で地球温暖化防止の環境教育をさせてもらい、
その授業の最後に企業から寄付してもらった葉書を地域の高齢者にメッセージを贈る
という取り組みをしました。(カーボンオフセットデザイン葉書事業)
 
 2009年は 自分の団体で自律と自立を実現する運営を目指してがんばろうと思っています。
ファシリテーターとしては、ボランティア育成や行政職員対象の
ファシリテーター養成講座、また熊本YMCAでの総合演習などを年間通して行っています。
 しぜん あそ・まな・くらぶは、自然体験と環境教育、それに県からの委託で
行っている木育などを継続していくことになるでしょう。
いくつかこれまでの取り組みをまとめて、提供していくことにもなるでしょう。

また私の関わる熊本子どもの人権テーブルが20周年、フリースクールが13年、
そしてERICも20周年ということで変化しながら続けるということが
どういうことなのかを見極めていこうと考えています。
 
 ということで今年もよろしくお願いいたします。
 
加藤」

改めまして、おめでとうございます! 
そういえば、昨年は、大阪でファシリテーターとして活躍する栗本敦子さんの
ところにも新しいいのちが加わりました! 

続けていれば、新しい人も育つ、いのちもつながるのですねぇ。

生きるって、すごいことですね。

一つひとつを大切に、慈しみつつ、新しい年を大切に、作っていきたいと願います。


     .・゜◇2. 今年も、PLT推進にご協力をお願いいたします! ◇ ゜・。



今年は、PLT木と学ぼうのモジュール全6冊が完成する予定です。
これで、PreK-8ガイドはすべてのアクティビティ、ほとんどのアペンディックス
の翻訳を終えることになります。
後は、合冊の出版のための資金探しが今年の抱負です。

くわえて、日本の情報、特にReading Connectionsと学校カリキュラムへの対応
情報などの追加と、全体の翻訳改善などの作業を続けていく必要があります。

◯Introductory 2006年
◯Energy & Society
◯Outdoors 20
◯Places We Live

現在、以下の二冊を順次編集作業中。岩岡さん、大西さん、新堀さん、翻訳お手伝い、ありがとうございました。

□ Forest Ecology  
□ Forest Diversity  

大学での授業に、英語版をぜひご活用ください。今年も、2009年版を3000円でご提供していきたいと思います。ご相談ください。

PLTも、PLTの内容だけでなく、その社会的応用、社会変革への飛び板としての
役割を探るべき時に来ていると思います。
PLTを実践したから、森林に関心を持つ人が増えた、森林に関わる活動をする
人が増えた、フオレスターや山主さんたちの意識が変わった、そう言われるような
カリキュラムです。そう言われるように、実施してまいりましょう。

昨年、米国ではNo Child Left Inside法も成立しました。また、世界的には5月に
ブラジルで、第六回国際成人教育会議が開かれます。

つのださんからは、PLA note*の最新の報告書が「地球温暖化と地域への影響
とそれへの適応」というような、グローバルに起こっている問題に、
地域資源やノウハウの掘り起こしで、対応している事例を取り上げたい
というような情報が寄せられました。

* ERICが学んだPRA主体的参加地域評価法の推進母体としてParticipatory Learning Approaches 
となり、さらに現在のParticipatory Learning and Actionになったものです。
 http://www.planotes.org/

もはや地球温暖化への対応は、社会教育、学校教育を含む、すべての教育機会を活かして行われるべき課題になってきているのです。

教育の目的そのものが変わる。教育が変わる。
教育の目的はエリートの養成でも、選抜でもない。
わたしたちの、そして地球の生き残りなのです。


       .・゜◇3. ERIC 持続可能性の実験 20年◇ ゜・。



明確な、寝込むような病気なのではなく、
無気力、だるいなどの症状が主な病気を
身の回りで、よく聞きます。

「やりたい、やらねばならないのに、できない。
できないことで、自分を責める。・・・疲れる。」

責任感が強い方ほど、NPOの仕事を続けていく時、疲れやすくなるのですね。ご本人はつらいばかりですが、ありがたいことです。

でも、がんばりすぎない、欲張りすぎない。

ERICの目指す教育改革は、時間のかかるプロセスです。わたしたち自身が持続的に
活動を続けられることが、いちばん大切なことだと思います。そのベースは、一人ひとりの健やかさ。

ERICが20年続けてこれた、続けてきた、その基盤をこれからも大切にしていきたいと思います。

学校教育に参加型学習を、と、なかなか変わらない学校を前に、気持ちは空回り。
そんな時、わたしが思うのは、「キリストが愛の宗教を唱えてから2000年。
ERICの100倍の時間かかっている。」なんてね、壮大なことを思うのです。
努力しつづけるために。方向を妥協しないために。

ERICを信頼し、支持してくださる方々に、本当に感謝です。

変化。
成長。
成熟。

発展や発達という言葉に使われている「発」の字は、developの語感と同じく、内から現れ出て来る、内発(ないほつ)ものの意味です。

あらためて、持続可能な発展とは何か、考えてみたいですね。


    .・゜◇4. 未来を学ぼう わたしと地球を結ぶ価値観とビジョン◇ ゜・。



さて、粛々と、主催研修のお知らせです。今年は、粛々と実施するので、参加者が一人でもいれば、実施するのですが。お申し込みください。

Values and Visions

『未来を学ぼう-わたしと地球を結ぶ価値観とビジョン』
原著のタイトルは「Values and Visions -A handbook for spiritual development and global awareness- 」
直訳すれば、価値観とビジョン 精神的な発達と地球意識

なかなか、名訳である。と、10年たってもなお、この本以上の出会いはない。

Change! わたしたちが変わる。ということは、価値観が変わらなければならない。価値観が変わらなければ、本当の意味で、行動は変わらないからだ。
では、どう変わるのか。そこにビジョンが必要だ。そのことを、とてもシンプルに、タイトルが現している。

第一部は「経験の広がり」Key Areas of Experience 経験の主要な分野。
わたし、コミュニティ、地球。という同心円的な面的広がりを感じさせる三分野に加えて、
「苦しみと喜びに心を開く」Developing openness to SUFFERING and JOYの9アクティビティが異色だ。
予定調和的に、ものごとがすべてうまくいくと考えるのではなく、苦しみも喜びもあるのが、
人生なのだよと、学校で、家庭で、教えてくれるのは、どの教科、どのような働きかけだろう。

第二部は「ふりかえりの鍵」Key Ways of Reflection省察の方法。
Encounter, listening, story, stillness and contemplation, sensory awareness, celebration and grieving, visioning
翻訳のことばと合わせて、噛み締めてみる。

第三部が目的意識と行動、Purpose and Action. 7アクティビティ。

そして、第四部は、多文化国家らしく、宗教的な違いを超えて、価値観とビジョンを共有する学びの意義が、
仏教徒、キリスト教徒、ヒンズー教徒、ユダヤ教徒、イスラム教徒、無神論者、シーク教徒、
それぞれから並ぶ。最後は学校全体の視点から、価値観とビジョンを学ぶことの意義についても、
書かれている。

「わたしたちは、どうすれば、自分と他者、そして地球を尊重する学校を作り出せるだろうか?」
「どうすれば、学校の中核の部分にあるべき価値観とビジョンを見つけ出すことができるだろうか?」
「どうすれば、学校の日々のあれやこれやの中で、世界を希望ある場所として見ることができるようになる実践的な方法を見つけることができるだろうか?」

裏表紙の図書案内はこううたう。価値観の教育と言われるESDのためのお手本となるテキストである。

今年の主催研修では、ESDとの関わりと省察に力を入れて、考えてみたい。

       第一日 2009年1月17日(土) 11:00-18:00
          セッション1 共通基盤づくり
                 ○ 自己紹介
                   ○ なぜ、価値観とビジョンの教育が必要なのか
                     ○ 学校でできていること、求められること
            ○ アダプト・アクティビティ アクティビティ実践の準備

         セッション2 鍵となる経験の分野
                ○ 自己の感覚を育む
                ○ コミュニティ意識を高める
                ○ 価値ある地球と出会う

         セッション3 苦しみと喜びに心を開く
                ○ アクティビティ実践のふりかえり
             ○ 「経験の広がり」と「苦しみと喜び」をつなぐ。
                ○ ふりかえり

       第二日 2009年1月18日(日) 9:00-16:00
         セッション4 ふりかえりの鍵1
                ○ 響き合う出会い
                ○ 聴く力
                ○ 物語から学ぶ

         セッション5 ふりかえりの鍵2
                ○ 静けさと深まり
                ○ 諸感覚を研ぎすます
                ○ お祝いと嘆きを共有する
                ○ ビジョニングを活用する

         セッション6 目的意識と行動
                ○ ここから一緒に始めよう
                ○ 集めよう・伝えよう
                ○ 未来を築くインタビュー
                ○ 未来からの手紙


ていねいに、テキストと向き合い、学びを汲みあげ、実践する力につなげていきたいと思います。

テキスト 未来を学ぼう (\4,000)
参加費 未来を学ぼう 2009年1月17-18日 <参加費2万円>

開催場所: ERIC事務局
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 (特活) 国際理解教育センター(ERIC)
 〒 114-0023 東京都北区滝野川1-93-5 コスモ西巣鴨
 tel: 03-5907-6054(研修系) 03-5907-6064(テキスト系) fax: 03-5907-6095
 ホームページ  http://www.eric-net.org/  Eメール eric@eric-net.org
「 ESD ファシリテーター学び舎ニュース http://ericweblog.exblog.jp/
「ERIC NEW Archives http://ericnews.exblog.jp/                    
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