【広告屋のネタ帳2 復刊8号 「靴に目覚める」 】
======================================================================
★広告屋のネタ帳2 復刊8号 (Mallorca Days 4) 2007-07-15
======================================================================
自分を変えたいと思ったことはありませんか?
今回のネタ★----------------------------------------------------------
「靴に目覚める」
----------------------------------------------------------★今回のネタ
突然ですが、みなさん、自分を変える気がありますか、本気で。たいていの
人は、ありますと言うんですが、実際そんなに簡単に本当に変わる人を見た
ことはありません。それだけ自我というのは強固なものなんです。ぼくも変
わりたいと思うひとりです。けれど、突然パーティーが好きになったり、ス
イカが食べられるようになったりはしないもんです。両方ともとても苦手で
す。それは自分が望んでいないからかもしれません。望んでいることですら
人間はなかなか変わることはできないんです。
けれど、ぼくは普通の人より変わる可能性は高いと思っています。高いとこ
ろに自分を置いているつもりでいます。それはどういうことかというと、こ
こからはいろんな人に説明をしてもなかなかわかってもらえない所なので慎
重に説明をすると、ぼくは世の中で当たり前のことに簡単には従わないよう
にしています。自分なりの理屈が通らないのに、世の中ではまかり通ってい
ることに対して強い「?」マークを常に持つようにしています。
たとえば、どうしてネクタイをしなければならないのか?どうして朝のラッ
シュをわかっていて、その時間に会社に行くのか?お盆休みも同じ。会社の
昼休みも同じ。どうして仕事がないのに会社に行くのか?どうしてディズニ
ーランドが好きなのか?どうして結婚したいのか?しなければならないのか?
どうして夫婦は同じふとんで眠るのか?どうして鯨を捕ってはいけないのか?
どうしてタバコをやめなければならないのか?
世の中は、不思議、不条理でいっぱいです。けれど、みんな、みんながそれ
に従っているから、という理由だけで従っているふしがあります。ぼくはそ
れが許せません。あくまで自分としてね。みんなを敵にまわして戦う気はあ
りません。ただ自分の中では断固として意味のわからないものはわからない
という姿勢を持っています。
逆に言うと、年齢やら経験やらを通じて、はじめて意味がわかることがいく
つかあるのです。去年、ぼくはどうして犬はかわいいのか、について答を見
つけました。いまでは大の犬好きです。けれど去年までは猫のかわいらしさ
はわかっても犬についてはまったくわかっていませんでした。何がわかった
かについては、説明が難しいのでここでは書きませんが、ぼくの心の中で完
全にスイッチが入った、感じがしたのです。ゴルフなんておやじのスポーツ
だと敬遠していた人がいざやってみるとはまるのと似ているかもしれません。
ただ、いまだにどうしても子どもは好きになれません。
ここまで読んで、ぼくはひどく頑な人間に見えるかもしれません。ある意味
そうですが、ぼくの言い訳としては、ぼくのいまの志向というのは一時的な
ものなんだと信じています。だから、その志向に影響を与えるようなこと、
その志向を変えうることは、すすんで実験的にやってみます。今回の海外に
出たこともそのひとつです。変わるなら本当に変わりたいからこそ、適当には
従いたくないんです。
また、どうして人を殺してはいけないのか、どうして勉強しなければならな
いのか、働かなければならないのか、どうして女の子が好きなのか、といっ
た多くの人が当たり前じゃん!以上考えないことにも自分なりの答を持つよ
うにしています。オリジナルの答を。
だいぶ前ふりが長くなりましたが、ぼくは今回の旅でひとつ変わりました。
それは靴に興味が出てきたんです。これまで正直、ぼくは靴なんてまったく
どうでもよかったんです。ぼくは靴について、ひと言で言えば、消耗品だと
思っていました。壊れるまで履いて、壊れたら交換する。クルマのタイヤや
シャープペンの芯や、ホッチキスの玉みたいなもんだと。周りに靴好きの女
の子とかいても、意味がまったくわかりませんでした。もちろんデザインが
かわいいとかそういうことはわかっていたけど、それをたくさん持ちたいと
いう気にはなりませんでした。
ここマヨルカにはCAMPERという靴のブランドがあります。日本にも出店
していますが、あの靴はマヨルカ生まれなのです。そのCAMPERで、いろ
んな靴を見たり、実際何足か買いました。海外に行くときに何足も靴を持っ
ていく人は少ないでしょう。ぼくも履いてきた一足しかなかったので、その
一足でも十分だと思っていたのですが、ま、何足かあってもいいかなと軽い
気持ちで買いました。それがきっかけとなったんです。
気分にあわせて靴を変える楽しさや、毎日違う靴を履いていると、そんなに
痛まない(当たり前だけど)ということや、今日の予定に合わせて靴を選ん
だりすることがとても楽しくなったのです。靴に対してはじめて感情が湧い
たんです。靴にも個性や、作った人の気持ちが入っているのだと。
ブランド論、というマーケティングの考え方があります。ただのモノではな
く、ブランドというのは人が愛着など感情を持ってつきあうモノ、それはモ
ノ以上の付加価値を生むというような考え方です。ぼくはこのブランド論を
大学の専攻にしていたのですが、こんなところでそのブランドにぼく自身が
変えられるとは思ってもみませんでした。
人生という長いスパンで考えると、変化というのは刺激だと思います。何か
が自分の中で変わるというドラマチックな体験が死ぬ間際まであるってこと
が人生が楽しくなる秘訣なんじゃないかと思います。年をとるほど、人は自
分のスタイル、好きな生き方というのを見つけて、そこから出ようとはしま
せん。ぼくもそうです。だけど、それを重々承知したうえで、だからこそ、
変わる準備を常にしておく。そんなことがぼくなりの人生を楽しむ秘訣だと
考えています。
そして、変化の源泉は疑問だと思います。いまの日本は疑問だらけです。何
か間違った、意味のない、意味のわからない頑さに支配されている気がして
なりません。
======================================================================
作者:ふく <t-fuku@t3.rim.or.jp>
======================================================================
「広告屋のネタ帳」<http://blog.mag2.com/m/log/0000004795/>
※全バックナンバー見れます!
『まぐまぐ(http://www.mag2.com/)』のみでの発行になります。
(IDは0000004795)
Copyright(C)2007 ふく All rights reserved (2192)


![転職なら[en]社会人の転職情報!転職成功者続出 転職なら[en]社会人の転職情報!転職成功者続出](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/sya.gif)
![派遣のお仕事探しなら[en]派遣のお仕事情報 派遣のお仕事探しなら[en]派遣のお仕事情報](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/haken.gif)
![アルバイト探しは[en]本気のアルバイト アルバイト探しは[en]本気のアルバイト](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/baito.gif)
![就職サイトは[en]学生の就職情報 就職サイトは[en]学生の就職情報](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/gakusei.gif)
![転職なら[en]転職コンサルタントキャリアを活かした転職に! 転職なら[en]転職コンサルタントキャリアを活かした転職に!](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/consul.gif)