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2008/04/20

だな通信ミステリー文庫_08/4/20

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 だな通信ミステリー文庫_08/4/20
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◆読んだ本◆
・書 名:アイスマン。ゆれる
・著 者:梶尾真治
・出版社:光文社
・定 価:1,600円
・発行日:2008/3/25

◆評価◆
・少女向け恋愛ファンタジー度:★★
・相思相愛の月下氷人(キュービッドの苦悩)度:★★★
・恋人や友達や親っていいなあ!度:★★★★

◆ひとこと◆
祖母の形見の文箱にあったまじないの古文書。高校生だった知乃は面白半分に
友人二人とまじないの儀式を行う。そのまじないは、特定の男女を相思相愛に
させるというものだった…

カジシンワールド炸裂のファンタジック恋愛小説。
主な登場人物は、まじないで恋愛を成就させることができる知乃と、彼女の親
友二人。知乃の呪力は自分にはかけられない、というところがミソだ。

物語の内容は30代の独身女性となった3人の、仕事や恋愛や親のことについ
てのあれやこれが描写されるが、焦点は3人の恋愛模様と知乃の呪力。

別にこれっていうインパクトのある物語じゃないのに(30代の女性の割に高
校生みたいな感じだし)、カジシンにかかるとこれがとっても抒情的でメラン
コリック少女みたいな雰囲気になってしまうから不思議だ。

展開は予想通りなのに、ほろっときたり微笑んだりと、著者のファンは見逃せ
ない一冊。
純真な女子高生と、メランコリックなオヤジにもおすすめだ!


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◆読んだ本◆
・書 名:狐火の家
・著 者:貴志祐介
・出版社:角川書店
・定 価:1,500円
・発行日:2008/3/31
     
◆評価◆
・密室ミステリー度:★★
・ユニークな登場人物度:★★
・微妙なユーモア度:★★

◆ひとこと◆
谷間の道を走って家にたどり着いた西野は、部屋に入ろうとした時強烈な違和
感に襲われる。そして奥座敷の襖を開け放った西野が目にしたのは、娘が死ん
でいる姿だった…

「硝子のハンマー」で登場した、美人弁護士の青砥純子と防犯ショップ店長に
して元ドロボーの榎本径を主役とした密室ものミステリー。
なかなか凝った密室を考えだしているが、ピンとこない。
著者の思惑が空回り気味だ。
シリーズ前作の「硝子のハンマー」は面白かった印象があるんだが…

強気で自称美人の青砥純子も、冷静沈着な榎本径も、もうちょっとハチャメチャ
な性格でも良かったかも。
そこはかとないユーモラスな表現や展開が、二人の性格と相まって盛り上げる
展開だったら嬉しい。

最後の一編は楽屋落ちというか投げやりというか。
でもこの「犬のみぞ知る」が一番著者の気持ちがわかって面白かった!

それはさておき、ウヘッと思ったのは「黒い牙」のワンシーン。
この短編はクモ(昆虫というか脚が8本あるやつね)が重要なポイントとなっ
ているんだが、女弁護士も主人公の一人である夫を殺された未亡人も、クモが
大の嫌いという設定。
それがあんなことをっっ!!

自慢する訳じゃないが自分はゴキブリが大嫌いで、二人の女性のクモ嫌いはと
ってもよく理解できるんだが、あんなことをするとはとても考えられないっっ!
ゾゾーッ!!
このシーンだけは、ホラーだ。


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◆おまけ◆
自分が尊敬する人物は、爆笑問題の太田光とダウンタウンの松本人志。
その爆笑問題がやってるNHKのTV番組で「爆笑問題のニッポンの教養」とい
のがある。

先日放送された「我働くゆえに幸あり?」というのが面白かったなぁ。
相手は教育社会学の女性准教授。しきりに若者たちの労働環境(非正規雇用や
各社社会)の改善を訴えるのだが、これを太田光がばっさり!
女性准教授の意見に対し、その切り返しがスバラシイ!

これ以上やると女性准教授自身が、自分の生き方を見失ってしまうんじゃない
かと心配するほどだ。
見た後ちょっとこの女性准教授がかわいそうになってしまった。

 http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20080318.html


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