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2007/10/14

だな通信ミステリー文庫_07/10/14

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 だな通信ミステリー文庫_07/10/14
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◆読んだ本◆
・書 名:追伸
・著 者:真保裕一
・出版社:文芸春秋
・定 価:1,429円
・発行日:2007/9/15
・表 紙: http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31949501

◆評価◆
・世代を超える女性の因果度:★★★
・恋文度:★★★★★
・良い人度:★★★

◆ひとこと◆
ギリシャに単身赴任中の夫に、妻から手紙がくる。そこには悩んだ末、離婚の
決意をした妻の心情が吐露されていた…

妻と夫の間で交わされた、手紙の文面だけで物語が展開するという構成。始め
は「こんなに筆まめな夫婦なんて、明治時代じゃあるまいし、いないよなぁ」
と感じながら読み進む。なんだか手紙の内容も陳腐だし。
でも中盤の、妻の祖父母の物語り(これも手紙文で構成)に繋げるには、これ
しかないのかと、やや納得。

メインは、この妻の祖父母の物語り。
殺人の容疑で逮捕されながら、頑に口を噤んでいる祖母春子と、彼女の無実を
信じ懸命に真相を探ろうとする祖父誠治の姿が、互いの手紙文で語られる。

しだいに明らかになる事実と、それに伴って現われる二人の思い。
この辺が本書のキモとなる所だ。

春子の、美しく夫や子供のことを想う気持ちと、それに相反する刹那的行動。
不幸な過去がその背景とはなっているが、手紙の文面から伺える春子の性格と
は相容れないものが。

でもしかし、春子と誠治の、互いに思いやる気持ちはヒシヒシと伝わり、気持
ちを揺さぶられるシーンも。
こんだけのハートを持っていてなお、ささいな悪戯心が最悪の事態を招くよう
なことになるのは、とても悲劇的だ。

なんか納得できない。
誰かをもっと悪いやつにしてくれ。


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◆読んだ本◆
・書 名:約束の地で
・著 者:馳星周
・出版社:集英社
・定 価:1,400円
・発行日:2007/9/30
・表 紙: http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31953062
     
◆評価◆
・ダークパワー爆縮度:★★
・悲しく寂しい主人公達度:★★
・わやだ度:★★★

◆ひとこと◆
北海道を舞台にした、悲しく寂しい登場人物たちの物語。
それぞれに鬱屈や悲しみを抱えながらも辛抱して生きていくが、どこかでその
箍が外れてしまい…

今までの著者の小説であれば、ここからダークパワーが炸裂しまくっていたの
に、この小説は暗さがドヨ〜ンとよどんでいる。

暗いぞ馳星周! 読んでるこっちも凹んでくるぜ!!

生きる希望とか夢とか、大金持ちになるとか、美女をはべらして焼肉を食べる
とか(ちょっと違うか)、そういった前向きモリモリ人生とは真反対の内容で、
寒い冬に独り四畳半のアパートで読み始めたら、田舎に帰りたくなること請け
合いだ。
(暗〜く沈み込みたい気分の時に読むのにも請け合いだ。)

読み時を間違えないようにしないといけない。

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◆おまけ◆
「ツンデレ」がとうとう(やっぱり/エエッ!/???)テレビにも内臓され
るように!!

世界初の「ツンデレ ナビゲーションモード」を備えた、ポータブル・ワンセ
グテレビが発売されるという。
世の中にはいろんなことを考えて、苦心惨憺商品化している働くおじさんがい
るんだなあ。
感心する。
 http://www.takaratomy.co.jp/ir/release/press/pdf/p070920.pdf


でも自分は「いえそば」の方が欲しい。

かあちゃん! 俺も家で蕎麦を打ってみたいっっ(足バタバタ)
 http://www.takaratomy.co.jp/products/iesoba/


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