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2004/01/15

快適通信 No.00002 04.01.15

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                快 適 通 信
          No.00002          04.01.15
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Contents====================================================================
■◇■心地よい場はなにで生まれるのか No.2
■□■2004年バリ島ニュピツアー
■□■ヒーリング・ライティング パーティー「夢を言葉に」
■□■ヒーリング・ライティング〜未来への鍵 無料公開講座
■□■ヒーリング・ライティング〜未来への鍵
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 あけまして おめでとうございます
 本年もよろしくお願いします。
      
■◇■心地よい場はなにで生まれるのか No.2

 「相手といることによって生まれる愛情」その1

 1996年5月、僕はベルギーにいました。国際イルカクジラ会議を取材していたので
す。会議の中で産婦人科医のポネット博士が水中出産についてのビデオを見せてくれ
ました。そのビデオがとても素晴らしかったので、僕は水中出産のことがもっと知り
たくてポネット博士の務める病院を訪ねてオステンドという港町に向かって列車に乗
っていました。

 対面式の座席のひとつに座るとそこには同年代か、少し年上に見える男性がひとり
で窓の外を眺めていました。席についてしばらくすると男は話しかけてきました。

「どこから来た?」
「日本から」
「遠くから来たな。何しに来た」
「ブリュッセルに国際イルカクジラ会議に取材に来たら水中出産の施設がオステンド
にあると聞いたのでそこに行くつもり」
「そうか。僕はただの旅行だ」
「どこから来たの」
「フランス」
「飛行機で?」
「いや、列車で」
「あ、そうか、日本はまわりをすべて海に囲まれているので、外国に行くのはつい飛
行機でと考えてしまう」
「ハハハ、なるほど。ヨーロッパはみんな陸続きだから簡単に隣の国に行けるよ。ブ
リュッセルはどうだった?」
「実はこの列車に乗る前に鞄をひとつ盗まれた」
「どうして?」
「切符を買っている最中に足下に置いたら盗まれた」
「おお、なんてことだ。警察には行ったか?」
「この列車の時間が迫っていたので行かなかった」
「駅に着いたらすぐに行った方がいいぞ」
「そうだね」

 男は明らかに僕より動揺していた「この目の前にいる遠くの国から来た男に何を言
ってあげればいいんだろう?」と落ち着かない雰囲気で窓の外を眺めていた。こんな
に心配をかけることになるなら言わなければよかったと僕は思った。その後、話す言
葉が見つからないままオステンドについた。降りる際に男は言った。

「旅行を続ければいいこともあるさ」

 人は見知らぬ他人でもきっかけがあれば感情移入する。でも、もっと深く心を見つ
めていくと、きっかけなどなくても感情移入するもののようだ。それが人間の性質な
のか、教育によってそうなるのか、そのあたりが微妙だが、僕はそれが人間の本質だ
と思う。

 ヒーリング・ライティングに参加した人たちが入っているMLでこんなお話しが流さ
れた。

***
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11月某日 ペコ 「おばちゃん、地球を救う。」
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昨日ちょっと困ったことが起きました。
朝、会社に来てみると夏からず〜っと止めっぱなしだった
愛車チャオ(モペッド)が大転倒しているではないの!!
そういえば前日は風が強かった。何がどーなったのか、くくりつけておいた
柵にからまって挟まっている。アイヤー。とりあえず、引っ張り出してみました。
びくともしない。みぞれ降る中、ミニスカ&ロングブーツのお姉さんがバイクを
起こそうと奮闘する姿はかなりみっともない。

なんせチャオは40キロの鉄バイク。歩道を半分占拠した車体を
なんとか動かそうとしても、なかなかどーして。
こんな日にかぎって会社には誰もいない。
何人か人は通るんだけど(見るからに変な光景なのに)、
だれも声をかけてくれません。
何分もうだうだしていると、「大丈夫?」との声。振り返ると
おばちゃんが心配そうに話しかけてきてくれました。
「鍵をはずしたほうがいいわよね」など、アドバイスもしてくれました。
ワタシより華奢なおばちゃんの手を借りるわけにもいかないので、
大丈夫です!ありがとうございます!と答えたけれど、
ものすごくホッとしたことは確か。男の人(サラリーマン風)なんて
ぜーんぜん無視なんだから!

結局、たまたま通りかかった知り合い男性が、偶然に困ってるワタシを発見。
どれどれと助けてくれたのでした。良かった〜。

前にもワンピースの裾が自転車のチェーンに挟まって身動きとれなく
なったとき(しかも大通公園の真ん中で!)、何人ものスーツ男性は素通り、
助けてくれたのはおばちゃんでした。

だからねー、あたしゃ思ったよ。もしも何か大変なことが起こったときに
役に立ってくれるのは「おせっかいなおばちゃん」だと。
アラアラ!って、思った瞬間にもう動いてるおばちゃんの行動力はものすごいよ。

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11月某日 男性友人 「サラリーマンを擁護する」
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peco氏は「スーツ姿のjの人は肝心な時に助けてくれない!ムフー!!」と憤慨してお
られますが、世のサラリーマン族の心弱い味方、わたしの解釈ではこうなります。

ケース1・チャオ大転倒篇 ポイントは「ミニスカ&ロングブーツのお姉さん」。こ
のケースはスルーだな、オレでも。危険すぎる。なぜなら、へたに親切心を見せて近
寄って行こうものなら、「それがさあ、うっすらハゲちゃってるぐずぐずの会社員が
さあ、にやにやしながらイヤラシイ目で近づいてくるわけ。で、もごもご言いながら、
手伝おうとするんだけど、目線がほら、スカートの方向ばっかりに来ちゃってるの。
えっ、なに狙いってことでしょ? とにかくキモイの! 放って置いてくれればいいの
にねえ」とBBSに書き込まれること請け合いだからです。へたをすると、公然わいせ
つ罪で警察に突き出されかねない。ホントに親切で手伝おうとしただけなのに。サラ
リーマンは日ごろから、こうした軽いH系冤罪に数多く遭っており、ゆえにこのよう
な危険なシーンはできるだけ避けるようにしています。地下鉄で両手をホールドアッ
プしているお父さんの心理がわかりましたか。触らぬ神にたたりなし。ヒエラルキー
の最底辺を生きるサラリーマンの、ささやかな処世術。悲しいですね。

ケース2・ワンピースの裾が自転車のチェーンに挟まって身動きとれない篇 もう言
わなくてもわかると思いますが、当然のように、こちらはもっとデンジャラスです。
「この機に乗じてナンパしようとしてる」「ワンピースをじろじろ見てきた」「パン
ツを覗こうとした」「ハンドルをつかむふりをして手に触ろうとした」「ハゲちゃっ
てるくせに」「キモイんだよ!」「誰かこいつをつかまえて!!」などなど、明らかに
ぬれぎぬの前兆が。全開でスルーすべきです。サラリーマンにとっては、大通公園を
普通に歩くことすら、いまや危険でいっぱい。もう決死の冒険行なのですね。悲しい
ですが。

また別の解釈で言いますと、いわゆる「転び&突っ込み」の事例にも当てはまります。
道で転倒した場合、友達と一緒だと「なにやっちゃってんだよ!」と笑いながら突っ
込んでくれるため、恥ずかしさも半減しますが、独りの時は非常にばつの悪い状況に
追い込まれますよね。苦笑しながら素早く立ち上がる、ぐらいしか打開策はないわけ
です。で、ワンピースのケースでも、サラリーマンはこれと同じと判断し、逆に「ナ
イーブな優しさ」で見て見ぬふりをしてあげます。これはある種、社会人としての奥
ゆかしいマナーでもあると思うのですが。

マナーの意味がわからないおばちゃんは、一見、救っているように見えるかもしれま
せんが、気がつくと生命保険の契約書に印鑑を押させられていたり、むりやりお見合
いさせられたりと、人生に深いダメージを与えて、意気揚々と去っていきます。わた
しの見解では、地球を滅ぼすのはおばちゃんですね、間違いなく。

***

 男性友人は明らかに何の疑いももたれないのなら助けてあげたいということを書い
ている。ところが誤解が怖くてそれができない。人は何の制約も受けていなかったら
周りの人に気遣うものでしょう。ところがいろんな偏見がそれをさせない。特に現代
都会に住んでいる人は。

 よく「人間はよいものか、悪いものか」という話、つまり性善説に立つか性悪説に
立つかという議論を聞きますが、僕はその人が立たされている立場によるだろうと考
えます。もし自分が飢えて死にそうならまずは自分のことを優先させようとするでし
ょう。しかし自分が満足しているなら他人を優先させてあげてもいいだろうと考える
だろうし、精神的修行を積んだ人はたとえ自分が飢えていても他人を優先させてあげ
るでしょう。また、食べ物を争う相手が自分の愛している人となら相手を優先させる
でしょう。つまりその人の立場によって判断も変わるし、態度も変わる。人間はよい
ものとか、悪いものと簡単に結論づけられるものではありません。しかし、人間が人
とのつながりのなかで生かされていることを知り、普段自由に使っているこの言葉が
他人との関わりの中からしかつかめないことを思い出し、過不足なく暮らしていける
状況に感謝できる人は、みんな本質的に他人への感情移入を自然とおこなうものだと
考えています。もし本質的に他人への感情移入ができない人がいたとしても、その人
にはきっとそうなってしまった理由があるのでしょう。

 日本は他国と比べ非常に満たされた国だと思います。この満たされた国で、もし私
たち国民が生きることを肯定的に思えないのだとしたら、いったいなにがいけないの
でしょう。

 まずひとつは「満たされない思いを持つのが人間だから」です。なぜそのように言
えるのか。人は満たされない思いを抱えることで果てしない改善を繰り返してきまし
た。だからいまの文化があるのです。「遠いところにいる人と話せたら・・」との思
いから電話を発明し、「相手がどこにいても、自分がどこにいても電話がしたい」と
の思いから携帯電話を発明し、いまでは携帯電話で動画まで送れるようになりました。
この変化への欲求は人間の本質の一つだと思います。

 たとえば、多くの動物が音でコミュニケーションを取ります。猿も犬も象も鳴き声
で仲間にある概念を伝えます、しかし、それらはすべて生存に関わる非常に大切なこ
とばかりで、それ以外のことは音ではほとんど何も伝えません。一方人間は、それが
生存に関わることだろうと、些細なつまらないことであろうと、言葉で表現できるよ
うに工夫を加え続けます。何かを認識して、言葉にしないものはほとんどないと言っ
て良いでしょう。そのくらいあらゆる物事に執着を持ち、表現していくのです。そし
て、これこそが人間の特徴であり、言葉を持った存在の特徴なのではないかと考えま
す。

 言葉によってあらゆることに興味を持ちながら、満たされない思いも抱える。

 多くの人は「何かがわかった」という状態を、自分が言葉で表現できるかどうかに
基準を置いているのではないでしょうか。僕は多くの場合それが基準です。だから、
「わかっている」と考えることは徹底的に言語化していきます。もし言語化できない
としたら、それは「わかってないからだ」と考えるでしょう。

 しかし、ベルギーの列車で出会った人は、僕に対して感情移入していたことを「わ
かっていた」でしょうか? おそらくわかっていない。目の前にいる誰かに感情移入
するのは言葉で表現できる理由とは違うところにあるのではないでしょうか。

 もちろん、「目の前の遠い国から来た男が困っているから」とか、「誰でも人を助
けたいと思うものだよ」とか、言葉で表現できます。しかし、その表現は、感情移入
が起きた後に作られる言葉ではないでしょうか? 私たちは感情のあとで作られた言
葉に左右されるのです。感情の後に作られた言葉によって定義されると言っても良い。

 人は、目の前に安全そうな雰囲気を持った人がいると、自然と感情移入します。し
かし多くの場合、「下手に感情移入してはいけない」とか「だまされないようにしよ
う」とか、疑いの言葉が自分の目を曇らせてしまいます。

 もし自分の過去から生まれたそのような疑いをきちんと把握し、区別していたら、
目の曇りは起きるかもしれませんが、その曇りを差し引いて考えることができます。
もっと言えば、その曇りがいままでの人生を支えてきたのだからそのままにしておこ
うと考えることもできます。

 言語的に考えると「理由」が先に来る。しかし、感情と一緒だと別のことが先に来
る。はじめて出会った人が安全そうな雰囲気を持っていれば、たいていの場合好意を
持つ。(しかし、自分が過去に満たされない思いを持ち、相手がその思いを想起させ
るような場合はこの限りではない)そして、生まれる好意は非常に微妙なものである
ことが多い。その微妙さに自分が開かれているかどうかが、それに気づく鍵となるの
です。

 なぜそのようになるのか。それは人間が言葉を持つ前の感覚をいまでも保持してい
るからだと思います。多くの動物は自分と同じ種の動物に「えさ」や「性的パートナ
ー」を確保しようと争うとき以外、ほとんど危害を加えることはありません。群れと
して集まっています。その感覚が残っているのです。では、なぜ言葉を使うと群れで
寄り添う感覚ではなくなるのかについてはまた次回。
     
■■■■■■■■■■■■■■■■イベント告知■■■■■■■■■■■■■■■■
      
■□■2004年バリ島ニュピツアー

 バリ島には門がある。 
 常に外界に向かって開かれているその門が、年に一度ぴたりと閉ざされる日、
 それがニュピである。
 日常のあらゆる営みを停止し、
 大宇宙(マクロコスモス)の波動と内なる宇宙(ミクロコスモス)の鼓動に耳を傾ける。
 禁欲と静寂、瞑想と白昼夢のなかで、一切のものが浄化されてゆく。
 それはバリの神々への捧げ物であり、人々の再生の時である。
 大宇宙を航行するバリの小宇宙。
 過剰なる生命を乗せ、果てしない無の世界へと潜行する。
 再び門が開かれるとき、ひとは命のまばゆいばかりの光を見つける。
    
  期間  コース1 2004年3月17日(水) 〜 3月25日(木)
      コース2 2004年3月18日(木) 〜 3月24日(水)
  費用  コース1  \198,000-
      (往復の航空費、五回の朝食と期間内の宿泊費、
      バスでの島内移動費、ホームステイの費用を含む)
      コース2  \188,000-
      (往復の航空費、三回の朝食と期間内の宿泊費、
      バスでの島内移動費、ホームステイの費用を含む)
  詳細URL http://www.t3.rim.or.jp/〜yoji-t/Bali/2004nyupitour.html
  お問い合わせ・お申し込み HealingWriting@tsunabuchi.com
  お申し込み締め切り 2004年2月16日(月)

■□■ヒーリング・ライティング パーティー「夢を言葉に」

    あなたの夢はなんですか?
    それは実現に向けて、一歩を踏み出していますか?
    ヒーリング・ライティングに参加したことがなくても、
    興味のあるかたなら大歓迎
    お友達を誘って、ぜひいらしてください。

 日時    2004年1月22日(木) 午後7時より
 会場    カフェダイニング ヌースフィア
        港区芝5-20-20 春日ビル2F・3F   電話:03-5730-0881
        JR田町駅から徒歩3分 都営浅草線三田駅から徒歩2分
        地図は以下のURLの「ACCESS」にございます。
        URL : http://www.noosphere.co.jp/index.html
 参加費   6000円
 お問い合わせ・お申し込み   HealingWriting@tsunabuchi.com
 詳細URL  http://www.tsunabuchi.com/HW/HWparty040122.html

■□■ヒーリング・ライティング〜未来への鍵 無料公開講座

 日時   :  2004年1月26日(月)
          午後7時から午後9時30分
 会場   :  東京芸術劇場 会議室
          東京都豊島区西池袋1-8-1
 講師   :  つなぶちようじ
 主催   :  オフィスタラーク
 受講費  :  無料
 お問合、お申し込み: オフィスタラーク
          email: HealingWriting@tsunabuchi.com

■□■ヒーリング・ライティング〜未来への鍵

 日時   :  2004年2月2日(月)、2月16日(月)、3月1日(月)、
         3月15日(月)、3月29日(月)
          各日とも午後7時から午後9時30分
 会場   :  東京芸術劇場 会議室
          東京都豊島区西池袋1-8-1
           ほか、池袋近辺の会場
 講師   :  つなぶちようじ
 主催   :  オフィスタラーク
 受講費  :  18,000円 (初回講座のため特別料金)
 お問合、お申し込み: オフィスタラーク
          email: HealingWriting@tsunabuchi.com
 URL    :   http://www.tsunabuchi.com/HealingWriting.html
       
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      ホームページURL :  http://www.tsunabuchi.com
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