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2009/05/28

CRJ-tokyo Weekly Mail-Magazine 特別インタビュー号 vol.28

━━CRJ-tokyo ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Weekly Mail-Magazine 特別インタビュー号 vol.28(後編) 09/5/28
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■Special Artist Interview vol.28 '蓮沼執太'
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2009/4/30 渋谷 某所
interviewer:ふくちゃん、ガッキー

4月からホームページ上で「9つの音楽をダウンロードする」という月1曲の
フリーダウンロード企画を開始した蓮沼執太。耳になじむメロディーラインに
どこか愛嬌のある電子音がちりばめられた、とてもかわいらしい
エレクトロニカ作品です。ところが"蓮沼執太チーム"がライブで放つのは、
音源からは想像のつかないエネルギーのあるサウンド!
作品のこと、ライブのこと、フリーダウンロードや、自主企画について、
お話を伺ってきました。

今回の特別インタビュー号は、前編/後編に渡ってお送りします。
本日発行の後編では、月1曲のフリーダウンロード
「9つの音楽をダウンロードする」について、更に7月に行われる自主企画
「音楽からとんでみる」についてのお話をお届けします。(ふくちゃん)

前編はこちらからご覧いただけます。→
http://archive.mag2.com/0000002108/index.html?start=0



●月1曲のフリーダウンロードは、特定のクオリティーコントロール(販売促進の
 ための宣伝工作など)をしてしまう人だけではなくて、出会った人全てに
 伝えたい、という趣旨のようですが、いつ頃からお考えでしたか?

H:「9つの音楽をダウンロードする」という作品、企画を4月から
 始めました。
 具体的には今年の3月ぐらいから実際にやろうと決心しました。これは前から
 やりたいとは思っていて。音楽活動をやらせていただいてる上で、
 やりたいことのアイデアは他にもいくつかあるんです。その中の1つだったって
 いうのは間違いありません。
 どういった形で発表しようかなっていうのは考えていて、タイミングもいまが
 いいんじゃないかなと思って始めました。
 ぼくは楽曲をアルバム単位で大きくしっかりとしたコンセプトを設けて
 作るので、シングルのように1曲ごとに強いコンセプトをこめて
 いないんですね。
 ダウンロードは、最終的には9曲が出来るんです。だけどそれらを寄せ集めて
 アルバムにする、というわけじゃありません。
 1曲1曲はセパレートしてます。シングルのような意識で作ってます。
 さらにアルバム作品では出来なかったことをここで試すみたいな
 意味もあります。
 たまたまサイトを見てくれた人が、「お、聴けるじゃーんっ」と言って、
 落として、聴いてくれる。このように、シンプルで窓口が大きく、
 入りやすいことをぼくの音楽を通してしたかったんです。
 個人的な意見なんですけど、ダウンロード配信は全部無料、フリーでもいいと
 思ってるんです。やっぱりCD/レコードのほうが良いんですよ。そのあたりの
 価値の差をはっきりしないと。お金の価値以上に存在としての価値を
 問い正せるチャンスだとも思っています。
 とはいえ、現実的に流通にかけるスタッフの活動や想いを考えても、
 デジタル配信もしっかりと金銭のやり取りをしないといけないんですが、
 作り手としては、無料、フリーでもいいと思います。
 「9つの音楽をダウンロードする」が、「毎月毎月楽しみだなー。」という
 リスナーの"楽しみだな"、の気持ちがどんどん大きくなって広がって
 いければいいなって思ってます。


●7月12日(日)に渋谷 O-nestで、行われる「音楽からとんでみる」という
 自主企画についてお話をお伺いしたいと思います。
 構想はいつ頃からお考えでしたか?

H:2月ぐらいです。出演してくれる木下美紗都さん、Rocket or Chiritori、
 d.v.d.とすべてのアーティストはぼくが素晴らしいなと思うアーティストです。
 しかも、こんなにオリジナリティーのある方たちって本当にいないんですよ。
 せっかく自分が行うのイベントなので、好きなアーティストを
 呼びたかったんです。


●どのようなコンセプトをお持ちなんでしょうか。

H:まず、開演時間が早いんです。昼間の3時から。ぼくはなんでライブって
 夜なんだろうっていつも思うんですよ。会場の渋谷 O-nestは5階と6階です。
 6階のラウンジはガラス張りで。サウンドチェックとかで早く入ると、光が
 全部入ってすごいいい雰囲気なんですよ。なんでこんないい雰囲気なのに、
 ライブは夜なんだろうって。
 単に気持ちがいいからなんですが、日曜日の昼間、ぼく好きなんですよ。
 太陽でてるし。
 チケット自体が前売りチケットなんですね。いまあるほとんどのイベントでは、
 そういうチケットの売り方はしてないと思うんですよ。チケットも1つ1つ
 デザインして頂いた特製チケットです。
 オンラインでは、HEADZの"ヘッドホン"での通販、100枚限定。店頭では、
 恵比寿にあるNADiff a/p/a/r/t、onsa、warzsawa、O-nestの4カ所で
 計50枚限定のチケットです。
 前売りチケットには、クーポンが付いてくるんです。そのクーポンに特別な
 URLアドレスと、暗証番号が記載されています。そこにアクセスすると、
 楽曲とビデオ映像作品をダウンロードできるんです。その楽曲は、
 Sun Raっていうアーティストの「Door of the Cosmos」っていう曲の
 カバーです。マスタリングを南波一海さんがしてくれました。
 それをイベント当日にみんなで歌って、録音しようっていう企画です。
 録音は宇波拓さんがしてくださいます。
 ビデオ映像作品では、あらかじめ出演者の方全員に出演していただいています。
 それをweb上で発表します。お客さんにはそこで観たり聴いたりして練習して
 もらうんです。練習してもらってから、イベント当日会場に足を運んで
 いただいて、雰囲気のいいnestのラウンジでみんなで歌って録音します。
 音楽イベントとしても、木下さん、Rocket or Chiritori、d.v.d 、そして
 ぼくのチームのライブも楽しんでいただけたらと。
W:お客さん参加型のイベントですね。
H:美術アートのイベントではこういった感じのワークショップは多く
 行われていると思います。ただこれは音楽であって、音楽を通じて人々みんなが
 集まったりするのはとても健康的でいいことだと思っています。こういうことは
 これからも続けていきたいですね。


●ではその場で録音したものは、CDとして発表するんですか?

H:はい。CDとして出せたらいいなって。  
 ライブレコーディング自体は常にしているんですけど、それらをパッケージ
 できたらいいなとは思ってます。


●ヒアホンの特典CDへのコメントで佐々木敦さんもライブレコーディングに
 触れていましたが、ライブレコーディングにこだわりをお持ちなのでしょうか?

H:ライブレコーディングは、いままでのアルバムのように目で見て編集して
 作曲するような制作方法はしないぞ!って思ってます。耳で捉えた感覚のみで、
 作品を作る実験をしようと考えています。ライブ盤をHEADZから発表されて
 いる大友良英さん+竹村延和さん、FENNESZさん、豊田道倫さん、
 秋山徹次さんの作品は、本当に素晴らしいものばかり。
 そんな中で、ぼくなりの音楽の楽しさの歓びやイベントの雰囲気だったりを
 音に入れられたらいいなって思ってます。


●それでは最後に「音楽からとんでみる」に対するお気持ちや意気込みなど
 ございましたらお願いします。

H:オーディエンスの方たちも一緒になってパフォーマンスを楽しんでもらえたら、
 さらに良い時間、体験になると思います。
 ぼくらチームはそれに応えるべく良いプレーをするっていう心構えです。


●ありがとうございました!!





[RELEASE INFORMATION]
Shuta Hasunuma Double LP『POP OOGA PLUS』
WEST058 (WEATHER034/HEADZ121) / $22
2009/6/9 US/Canada/EURO/Japan Release

Side One
1. United Tee
2. Soul Osci
3. Vol Struggle
4. Field Trip

Side Two
5. Triooo
6. Power Osci
7. the PLAY
8. the PLAY pt 2

Side Three
9. New Attitude
10. 2 Become 1
11. Barr Barr

Side Four
12. flying LOVE
13. Go Pacific (vinyl only bonus track)



「9つの音楽をダウンロードする」
http://www.shutahasunuma.com/download/2009/2009.html    



[LIVE INFORMATION]

●7/12(日) 「音楽からとんでみる」 @ 渋谷 O-nest
<前売/当日 2500/3000、開場/開演 15:00/16:00>
<LIVE> 蓮沼執太チーム / d.v.d / Rocket or Chiritori / 木下美紗都
<WEB> http://www.faderbyheadz.com
前売りチケット取り扱い (6/1(月)から発売)
オンライン:ヘッドホン (http://head-phone.in/)  限定100枚
店頭:NADiff a/p/a/r/t、warszawa、onsa、渋谷 O-nest  限定50枚


詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

[official site]
http://www.shutahasunuma.com/site/top.html

[MySpace]
http://www.myspace.com/shutahasunuma



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